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高嶺の女王コマクサと巡り会える!
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左の3つのとんがりの山が赤岳、右が中岳 標高 2899.2m 行者小屋より撮影 2002.7.28 5:30AM |
大同心・小同心・横岳 (行者小屋より) |
赤岳山頂:標高 2899.2m標高 |
♪頭を雲の上に出す”富士山 (赤岳頂上小屋より) | 雲海に浮かぶ日本アルプス(赤岳山頂より) |
高嶺の女王:コマクサ | (赤岳より中岳への途中) |
登山口へのアクセス: | 新宿駅西口よりツアーのマイクロバスで中央道経由・美濃戸口へ |
登山口へのアプローチ: | バスを美濃戸口で下りて、林道を美濃戸山荘まで歩き、 その左手先が登山口 |
登山ルート: | 1日目:美濃戸口→赤岳山荘→赤岳鉱泉 2日目:赤岳鉱泉→行者小屋→赤岳天望荘→赤岳頂上小屋 →赤岳山頂→中岳→中岳コル→行者小屋→赤岳鉱泉 →赤岳山荘→太陽館 |
[1日目] 7/27(土) | ||||
7:30集合 | 新宿駅西口・都庁地下駐車場 | (マイクロバスで) | 7:35発 | |
[中央道] | ||||
9:30着 | 談合坂SA | 9:50発 | ||
[諏訪南IC]出る | ||||
11:30 | 太陽館 | |||
11:35着 | 美濃戸口 | 冷やしトマト・きゅうり @100円 WC(有料50円) |
11:45発 | |
[登山開始] | 3時間半 | |||
13:00着 | 赤岳山荘 | (弁当) 冷やしトマト @100円 WC(有料50円) |
13:30発 | |
14:20着 | 堰堤広場 | (休憩10分) | 14:30発 | |
(休憩10分) | ||||
[登山終了] | ||||
15:30着 | 赤岳鉱泉 | (宿泊・入浴) | ||
[2日目] 7/28(日) | ||||
3:39 | 起床 | |||
4:20集合 | 赤岳鉱泉 | 4:25発 | ||
[登山再開] | 5時間 | |||
5:00着 | 行者小屋 | (朝食・パン弁当) 水 WC(有料) |
5:35発 | |
6:00着 | (地蔵尾根) | (休憩10分) | 6:10発 | |
6:50着 | 天望荘 | WC(有料100円) | 7:00発 | |
7:35着 | 赤岳頂上小屋 | WC(有料) | ||
赤岳山頂 | (休憩20分) | 8:00発 | ||
8:50 | (休憩10分) | 9:00 | ||
中岳山頂 | ||||
10:10着 | 行者小屋 | 10:20発 | ||
[登山中断] | ||||
11:00着 | 赤岳鉱泉 | (昼食・カレーライス) | 11:45発 | |
[登山再開] | 2時間 | |||
12:35着 | 堰堤広場 | (休憩10分) | 12:45発 | |
赤岳山荘 | 冷やしトマト @100円 | |||
[登山終了] | ||||
14:20着 | 太陽館 | (入浴1時間) | 15:20発 | |
(マイクロバスで) | 渋滞 | |||
諏訪・峠の釜飯おぎの屋 | (休憩30分) | |||
諏訪IC [中央道] | ||||
境川PA | (休憩15分) | |||
談合坂SA | (休憩15分) | |||
新宿駅西口 | 21:00着 | |||
鹿だー! | 「鹿がいるー!」 そろそろ、太陽館かな?って辺りで、山の中に数頭の鹿 がいた。マイクロバスからなので、あっという間に通り過ぎてしまった。 |
み の と くち 美濃戸口 |
太陽館でガイドさん(赤岳鉱泉のチーフ)が乗り込んで、美濃戸口の八ヶ岳 山荘前でバスを降りる。いよいよ登山開始。北沢のコースを取る。南沢を行く と、行者小屋だ。途中、ガイドさんの案内でショートコースの山道に何度か入り ながら、緩やかな林道を登る。ちょっと飽きる。ガイドさんが居ない時は、キノコ 取りの山道などがあって道に迷い易いので、林道で行った方が良いとのこと。 山道の途中に、あのギンリョウソウ(きのこ?)が咲いている。デジカメで撮り たいが、ツアーの団体行動のため諦める。シャッターチャンスの時間的ゆとり がないのが、ツアーの泣きどころ。またも、出会いながら撮影出来なかった。 途中の山道には、ミヤマオダマキ・ホタルブクロなど、花が多い。オダマキは、 よくある紫ではなく生成色。逆にホタルブクロは紫が強い。花は、梅雨のシーズ ンが一番多いらしい。 |
赤岳山荘 | ランチタイムのために、休憩する。冷たい水に浸かった真っ赤なトマトがお いしい。これはお薦め。 |
えんてい 堰堤広場 |
やっと林道とオサラバし、山道で木立の中を進む。ダムをちょっと過ぎて 休憩する。、幾つか橋を渡りながら、沢沿いを歩くので涼しい。マイナスイオ ンを浴びながら、ホントに気持ちいい。 |
赤岳鉱泉 | 宿泊する小屋に到着。夕食が山小屋のディナーとは思えないほど、とても 豪華。ここは温泉が有る小屋として、有名らしい。山小屋のため、石鹸は使 えないけど、汗が流せるだけでも幸せー。それに、生ビールを去年から始め た。中ジョッキ1杯800円、おいしいー! 感激! 9時消灯とは言え、明日は4時20分集合なので、7時頃にはみんな布団の 中。250人定員の所へ300人宿泊のため、一枚の布団に二人で寝る。 |
いよいよ登山 | 4時半出発のはずが、みんなやる気満々で、5分前に出発。 |
行者小屋 | 中山尾根を越えて行者小屋へ。ここで赤岳鉱泉のパン弁当の朝食を取 る。赤岳鉱泉の鉄分混じりの水と違っておいしい水なので、ペットボトルに水 を詰め、スポーツドリンクの粉末を溶く。目指す赤岳や地蔵尾根の登山道 が見える。道は垂直に立っているように見える。這いつくばって登るのか な? |
地蔵尾根 | 下から見上げた程には、急な道では無かった。立って登れる。しかし、所々、 両手が必要だ。先発隊の「ヤッホー!」の声が聞こえる。尾根に出たら、もう、 こっちのもの。平坦な尾根道が続く。 |
天望荘 | 程なくして天望荘に辿り着いた。ここからまた上りで、夕べ、明かりが見えた 頂上小屋だ。もう、一踏ん張り。 |
赤岳頂上小屋 | 頂上小屋の周りには、高嶺の花、”こまくさ”が咲き乱れている。地元の子ども 達が増やしているとのこと。しかし、囲いがあって、接写不可能。3倍ズームに しても、小さくしか写らない。赤岳山頂まであと一息。左手に富士山が歌の通り、 頭を雲の上に出している。富士山はホント、遠くで見るほどカッコいいー! |
赤岳山頂 | とうとう、山頂! 祠と一等三角点がある。ぐるっと360度の大パノラマ。山頂 でこれほど、くっきりと見渡せたのは、数える程しかない。お天気にも恵まれ、 雲海の上に、槍ヶ岳などの日本アルプスや蓼科山が肉眼ではっきりと見え る。3000m近くまで苦労して登って来た甲斐があった。 |
中岳 | 赤岳山頂から中岳方面へ下り、中岳山頂へと登る。本日の最難関。赤岳か らの下りは、両手を空けておく必要がある。大きな岩場を両手を使いながら下 る。ちょっとスリルがあって面白いが、風が吹いたら危険だろうなー。それに、 縦走で重いザックを背負っていたら、荷物に振られそうで怖い。幸い今回は、 不必要な荷物は鉱泉に預けているので、最低限の荷物だけで行動している から楽だけど・・・。途中、中岳の付近で、左手の岩場でコマクサを接写。この 地点をガイドさん(今回のガイドさんは、行者小屋の方)に教えて貰って良か った。濃い青色のイワギキョウも沢山咲いていたが、今回の登山の目的が、 高嶺の女王コマクサに出会うことだったので、コマクサばかりを追った。中岳 山頂からは、周りの山々がとても良く見える。ここもビューポイントだ。 |
中岳コル | 中岳を下ると、阿弥陀岳との分岐、コルに出る。ここでザックを置いて、阿弥 陀岳に登る人もいる。鉄の網で出来たザック置き場がある。中岳への上りの 3倍、あと1時間半ほどかかるらしい。このツアーは、阿弥陀岳はパスして、 中岳道で下山する。行者小屋を経由して、赤岳鉱泉に戻る。 |
カレーだー! | 山小屋の食事の定番、カレーライスの昼食を赤岳鉱泉で頂く。辛いカレーが 旨い。熱いお茶もおいしい! |
いよいよ帰路 | 元来た道を太陽館まで下る。沢の底は赤茶色い。特に、上流ほど色が赤い。 水に鉄分が混じっているらしい。この赤が、赤岳の由来らしい。だから、赤岳 鉱泉の水はおいしくない。沢の白い水しぶきが目に清々しい。奥入瀬渓谷を 歩いているような錯覚に陥る。山道が終わると、美濃戸山荘に到着。その先 の赤岳山荘で、”冷やしトマト”を丸かじりして、一休み。後は林道を下って、 太陽館を目指す。 |
太陽館 | 温泉で汗を流す。ビールがウマイ! |
《みっふぃーのひとり言》 | <コマクサへの想い> 高嶺の女王コマクサと巡り会いたい。これがこのツアーに参 加したみっふぃーの目的。モノホン(天然)のコマクサには、 3000m級に登らないとお目に掛かれない。高一の時、山渓の 「山の花」でコマクサを見て以来の念願がやっと叶った。長か ったー。前に一度、草津の西の河原で売られているコマクサと 会ったのが、初めての出会い。実物は随分と小さいんだと言 うのが、その時の感想。(しかし、高山植物を取って売っても いいのかな?)それ以来、山に咲くほんまもんのコマクサに会 いたかった。憧れを裏切らない可憐さ。数十年に渡る想いが 、今、成就した。 今回もまたまたとある山ツアーに参加。参加者は男15名、 女15名の計30名。3分の1位が夫婦連れ。30名全員が赤岳 登頂に成功。やはり、中級ともなると、日頃からトレーニング をしている登山歴のある方々ばかり。全員が登頂成功と言う ことは添乗員さんにとっても珍しいらしい。これだけでも、快適 な気分だ。添乗員さん1名、ガイドさん2名、運転手さん1名。 今回は、赤岳鉱泉からは15人ずつの2つのパーティーに分け たので、途中での上りと下りのすれ違いも楽だったし、グル ープのまとまりも良かった。 |
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