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      あま ぎ さん
 10. 天城山
万二郎岳 万三郎岳
左端の高い山: 標高 1320m 右端の一番高い山: 標高 1406m

日本百名山:: 初級者向き、標高差366m 

   天城高原ゴルフ場から入り、左回りに万三郎岳、
 万二郎岳を登る。例年より開花が早いが、何とか
 山頂付近でシャクナゲと出会えた。
                      2002.5.26登頂

登山口へのアクセス: 厚木・小田原道路から、伊豆スカイラインパ
ークウェイを経て、天城高原ゴルフ場駐車場へ
登山口へのアプローチ: 天城高原ゴルフ場駐車場前に登山口あり。
初めは下る。
登山ルート: 天城高原より左回りに万三郎岳を経て
万二郎岳へ

 1. 登山口:天城高原ゴルフ場駐車場前  2. 万二郎岳登山口・分岐
         登山口なのに、何故か下る。     万三郎岳へは、ここを右に行く。(今回はこちら)
    万二郎岳へは、ここを左に行く。
 3. 万三郎岳頂上付近のシャクナゲ 4. 万三郎岳山頂
 5. 万二郎岳山頂  6. 万二郎岳登山口付近のツツジ

7:00発 新宿駅西口都庁駐車場 (マイクロバスで)
厚木 厚木・小田原道路
9:00着 十石峠 ケーブルカー・レストハウス(トイレ) 9:15発
9:17 熱海峠 伊豆スカイラインパークウェイ
10:15着 天城高原ゴルフ場駐車場 準備運動(駐車場にトイレあり)
10:50発 [登山開始]   標高1040m 登山口:天城高原ゴルフ場駐車場前
11:07 万二郎登山口・分岐 ここを右へ
12:00着 涸沢分岐 (休憩) 12:16発
12:50着 万三郎岳山頂: 標高1406m (弁当) 13:30発
14:05 万二郎岳山頂: 標高1320m
15:25 万二郎登山口・分岐
15:50 登山口  [登山終了] 天城高原ゴルフ場駐車場
整理運動
16:08発 天城高原ゴルフ場駐車場
16:30着 万天の湯 国民宿舎・中伊豆荘・癒豆の宿併設 17:30発
18:45 三島IC 東名高速へ
19:25着 中井PA (休憩) 19:40発
21:10着 港北PA (休憩) 21:17発
22:00着 新宿駅西口

登山口  登山口は、天城高原ゴルフ場駐車場前にあるので、見付け易い。
登山口なのに下りなので、あれーっという感じ。
万二郎岳
   登山口
 15〜16分ほどで、万二郎岳登山口の分岐に出る。右に進んで万三郎岳を目
指す。ここで左に進むと万二郎岳に行く。
涸沢分岐  木肌が薄茶色でツルツルの木、”姫沙羅”が沢山ある。夏に白い椿の様な花
が咲くという。50分強で石柱、水場を抜けて、涸沢分岐に出る。なだらかな尾
根道で歩き易い。ここで一休み。水分補給。
万三郎岳  やっと登りになって来た。辺りに”シャクナゲ”が咲いている。平地より木が大
きい。上に登るほど、咲いたばかりのシャクナゲに出会う。薄いピンクや白い大
きな花が、疲れを癒してくれる。35分程で山頂。
アセビの
   トンネル
 「トトロ」に出て来る森の道のような馬酔木のトンネル。トトロの世界に突然、
迷い込んだよう。♪♪タンタタタタンタンと口ずさみたい気分。
万二郎岳  尾根道を70〜80分歩くと、あれーっという感じで万二郎岳に出てしまった。
逆から登ると山頂に着いた気分になれるのでしょうが、このルートでは尾根道
を歩いていたら、万二郎岳山頂だったの?って感じ。
万二郎岳
   登山口
 腐葉土の柔らかい道が足に心地よい。大瑠璃の綺麗な鳴き声を聞きなが
ら、どんどん下って、1時間ほどで振り出しの分岐に戻った。帰りの道は、登り
の方を進むこと。うっかりすると、万三郎岳への道が下りなので、そちらへ行き
そうになる。もう一回わりするなんてゴメンだよ。要注意!

《みっふぃーのひとり言》
 今年の百名山登山いよいよ開始。ツアーも25人が集客
出来て、決行となった。集客できるまで心配なんだよね。 
 今回はシャクナゲを楽しみにしていたのに、行きのバス
の中でガイドさんが「今年は開花が早くてもう終わってい
る。」とかおっしゃったのでがっかりしていたが、山頂付近
では美しく咲き誇るシャクナゲに出会えた。
 万三郎岳への山道で”ギンリョウソウ”(ユウレイタケ)と
いう色素の無いホワイトイエローのキノコに出会った。ちょ
っとムーミンのニョロニョロみたい。不思議な植物。デジカメ
で撮りたい。シャッターを切る時間がない。これがツアーの
辛いトコ。しっかりと記憶に残しておこう。
 天気は上々。ところが、万三郎岳山頂に着いたら、急に
寒くなって来た。万二郎岳への途中で万三郎岳を振り返っ
たら、万三郎岳の山頂に雲が掛かっていた。「これから雨
が降りそうだ。」と、ガイドさん。下山には間に合ったが、予
想通り、帰りのバスは途中雨になった。
 万三郎岳・万二郎岳共に、見晴らしは効かない。せっかく
の晴天なんだから、もっと高いお山に登るべきだったかな?
でも、腐葉土の優しさがみっふぃーは好きだから、今回の山
登りはとても楽チンだった。それに、姫沙羅やリョウブ、小紫
陽花を覚えたし、トトロのトンネル?もくぐり抜けたし、満足。
 日曜の東名はやはり混んでいる。予定より1時間遅れて
新宿に到着した。

《みっふぃーの豆知識》  (ガイドさんの助言より)
腹式呼吸:      今回もまたまたいつものツアーに参加。ガイドさんは瑞牆
山の時と同じ。この方は、腹式呼吸にうるさい。思いっきり
息を吐ききれと、言われる。そうすれば、自然と息は吸える
と。そうしないと肺が全部使えないから、登りでハーハーし
ちゃうんだって。
靴ひもの結び方:  下山の時は、一度靴を脱ぎ、靴をひっくり返して中のゴミを
落とす。ヒモはフックから外して、靴を履き直し、2本のヒモを
思い切り引っ張ってからフックに掛けていく。足の甲が締ま
っていれば良い。両神山の時のガイドさんとおっしゃることが
違う。どっちがいいの?
熱中症:  登山の途中で十分に水分を補給しないと、体温があがり、
熱中症になってしまう。危険・要注意!
広葉樹と針葉樹:  ブナなどの広葉樹の下は、下草が生え、緑に息づいてい
る。それに引き替え、杉の針葉樹の下は、草が枯れ死んだよ
う。山道の上下で、はっきりと分かれていた。ニコルさんがブ
ナ林を大切にされる理由が理解できた。
ブナの水の道:  ブナの木は、枝を大きく広げて沢山の雨を集めるそうだ。集
まった雨は、木の幹を伝って根元へ。その道が濡れて木の幹
に1本の黒い線となっている。これを”水の道”というそうだ。
 ブナの木は水をいっぱい貯めるから、その下に草木が生え
て森が生きる。ブナ林を大切に育てなくちゃね。

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