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    お ぜ    あやめ   だいら
57. 尾瀬アヤメ平
    (スノーシュー・ハイク)

今シーズン最後の雪山歩き!
GWでも積雪が2m!
スキーだって、スノーシューだってOKね!
燧ケ岳&尾瀬ヶ原@尾瀬アヤメ平
2006.4.30撮影

1. 鳩待峠駐車場 2. 燧ケ岳@鳩待峠 (ハイキング方向)
3. 熊の足跡 4. ハイキングルート
5. 笠ケ岳      ↓ 6. 平ケ岳@アヤメ平
7. 至仏山@アヤメ平 8. 燧ケ岳@アヤメ平
9. 木屑が・・・ 10. キツツキの仕業

アクセス: 往路:  東京駅→大崎駅→(JR湘南新宿ライン・快速)→高崎駅→(JR上越線・普通)
→沼田駅→(鳩待峠行きバス)→戸倉BS→(送迎マイクロバス)→ロッジ長蔵
復路:  ロッジ長蔵→(送迎マイクロバス)→戸倉BS→(沼田行きバス)→沼田駅
→(JR上越線・普通)→高崎駅→(上越新幹線)→東京駅
アプローチ: ロッジ長蔵→(ガイドさんの車)→鳩待峠駐車場→鳩待山荘のWC脇
ルート: 鳩待山荘→横田代→アヤメ平→横田代→鳩待山荘

着時間 場所 備考 発時間 経過時間 距離
1日目 2006.4.29(土)
東京駅
大崎駅 8:35
10:46 高崎駅 達磨弁当960円 11:03
11:49 沼田駅 路線バス・鳩待峠行き2100円 12:00
13:30 戸倉BS ロッジ長蔵送迎バス 13:45
13:50 ロッジ長蔵 宿泊9100円(1泊2食弁当付き) 16:00
おぜかもしか村 ふろ屋500円(日帰り入浴)
ロッジ長蔵 ビール350ml 300円
夕食(尾瀬ワイン) 18:00〜
2日目 2006.4.30(日)
7:45 ロッジ長蔵 ワゴンタクシー@900 8:10
8:45 鳩待峠P [スノーシューハイク開始] 9:00 6時間
10km
11:20 横田代 途中5分休憩数回 11:40
12:35 アヤメ平 12:55
13:45 横田代 途中5分休憩数回 14:00
15:00 鳩待峠     [スノーシューハイク終了]
土産購入・路線バス
15:25
16:00 ロッジ長蔵 入浴  ロッジ長蔵送迎バス 16:45
16:50 戸倉BS 路線バス2100円 17:05
18:30 沼田駅 赤飯まんじゅう@160 18:53
19:39 高崎駅 新幹線・浅間582号 19:56
20:52 東京駅

1日目  2006.4.29(土)
高崎へ
 JR湘南新宿ラインで高崎へ、みんな最寄駅から乗り込む計画。大崎のホームで14号車で待ていると、アナウンスが・・・。「高崎までは10号車までが行きます。」駅員さんに聞くと、「エレベーターの向うまで。」と。重いザック背負って駆けた。大崎から乗り込んで池袋のホームを探す。一人発見。車両が違って合流できない。ウトウトしてたら、「みっふぃーさん!」の声に起こされた。大宮でオケイさんと合流。面子6人が集合。ほっ!
高崎駅
お昼はどうするの? 沼田行きの電車にザックを置き、ちょっとの時間で弁当屋さんを探す。キオスクに入ったら、「達磨弁当はもうちょっと先と。」名物達磨弁当とお茶をゲット!沼田行きに乗り込んで、さ、オベントオベントうれしいなー♪
沼田駅
 沼田駅って何にもないの〜? 繁華街とは離れてるらしい。鳩待峠行きのバスに乗り込んで、戸倉を目指す。街道沿いは桜が満開! ルンルンじゃー! 芝桜、こぶし、花見じゃ、花見ー。ジャージ姿の高校生が乗り込んで来た。いい所に住んでるなーと、ちと羨ましい。
戸倉バス停
 「大清水まで行けば、水芭蕉が見られるって。」でも、帰りのバスはあるのかな? 「戸倉で降りるたら、バス案内所に行って!」と運転手さんに言われた。どういう意味? 意味不明! 案内所の人がロッジ長蔵にテルしてくれて、送迎車が来てくださった。案内所って、そういう意味だったんだ。
ロッジ長蔵
 マイクロで迎えに来てくれた女将さんも優しそう。素敵な山小屋。女部屋と男部屋に別れて、荷物を置く。さ、戸倉温泉に入りたいね。歩いて15分の”かもしか村”のふろ屋さんを紹介された。電話で聞いて下さったら、入浴可と。
 ロッジ前のスキー場を散策。かなりの急斜面で、初心者じゃ滑れないよね。Mr.Katsuが始めて見るフキノトウ収穫に夢中。お家に帰って蕗味噌を作るって、張り切って地面を探してる。帰宅後に頂いたメールに依ると、焦がしてダメにしちゃったらしい。気の毒に・・・。Mr.ナビが帰りはアスファルト道ではなくて山の中を歩こうと、どんどん分け入ってしまう。付いて行くが、どうも道がどんどん逸れてる感じ。斜面の雪の上を歩いて元の道に戻っていたら、Mr.Kawaが「ヒェー!」って悲鳴を上げた。片足が雪の解けた穴に落っこちちゃった模様。片足びしょ濡れー? 可哀想ー! 怒らないところが、やっぱ大人だねー。無事ロッジに戻って、お風呂屋さんに行こうって話になった。やれやれ。
尾瀬かもしか村
 ロッジ前の道を真っ直ぐ下って、三叉路で右の道をショートパス。突き当りがバス通り。右折すると、道の右側にあるはず。「シャーレおぜとくら、あったー!」
 階段登ってガラス戸を明けると、女性が立っていた。「お風呂は?」「500円です。玄関の左手奥がお風呂。」洗い場が5個。石鹸だけ置いてある。小さなお風呂だけど、でも、温泉だ。お風呂に浸かって、手足を伸ばす。あー、気持ちいいなー! ザック背負った肩こりも、消えて行くー。じわ〜。
 玄関には、男性陣が待っていた。若者たちがベンチに座ってる。至仏でスキーして帰るとこかな? ビールの自販機が目に入る。「ロッジに帰ってから、ゆっくり飲もうよ!」と。
ロッジでビール
 ロッジの食堂前に張り紙が・・・。「ビールはケースに移しました。」と。食堂を探すと、ガラスケースにビールがありました。300円を受付で払って、好みのビールをゲット。お部屋に帰って飲も飲も。日帰り温泉用に持参したツマミで乾杯!
尾瀬ワインで乾杯!
 夕食は明日のスノーシューハイクの前夜祭で、尾瀬ワインで乾杯! 小さなザルに入った尾瀬豆腐が大豆の味がして、実に美味しい。鱒の串焼きをガブリ。豚肉・舞茸・水菜のしゃぶしゃぶ。オレンジ色の鱒キノコが何かに載ってたような。レンコンや蕗の白和え? 酔いが回ったのかな? 今回は他のメニューが思い出せません。(デコちゃまから、「フキノトウの酢の物、あのほろ苦さがおいしかった。」とメールを頂きました。そうそう、あの苦味良かったよねー。)夕食後、ガイドさんから、明日のスノーシューハイクについて、説明があった。今回のガイドさんは男性で、見るからに優しそうな方。地図を頂き、地図の使い方の説明。地図の角度調整は、地図に書いてある度数で、北の方向を今回は7度傾けると。そして、4cm間隔で2万5千分の1の地図に線を引くと、1kmになると。方位磁石を線に合わせ、方向の矢印を目的地に合わせると、進む方向が分かると。それをチェックしながら進むと、道に迷わず目的地に着くと。「夏のルートではなく、雪の上を歩けるから、木の少ない明るいルートを行きます。」「積雪は2m。」
2日目  2006.4.30(日)
ロッジの
ブレックファースト
 6時起床、朝食後、7時45分出発! 食堂に行くと、ご飯と味噌汁はセルフで後は定番の和食のおかずがテーブルに並んでる。焼き鮭に厚焼き玉子etc.。味噌には若布と蕪と蕗と具沢山。ハイク前は食欲出ちゃうんだよね。これから、お山を歩くぞーって、気合が入っちゃう。w
いよいよ出発ー!
 依頼しておいたワゴンタクシーがお迎えに来て、鳩待峠まで。戸倉には僅かしか残っていなかったのに、段々と周りが雪で白くなって来た。峠に近づいたら、車が先に進めない。細い道路に違法駐車がずらりー。方向転換して違法駐車しようとする車がいて、動きが取れない。「毎年、GWはこれで困る。規制してと言っているのに。」と、運転手さん。係りの女性が来て、タクシーを優先でリードしてくれて、ほっ。まだ駐車場が空いているのに、料金をケチって違法駐車。良い気分が台無しじゃー!
鳩待峠
 おおー、真っ白、雪山じゃー! 鳩待峠は、至仏への山スキーヤーでごった返してる。鳩待山荘WC横で、スノーシュー履いて、いよいよハイク! アヤメ平へ行くのは、僅か。静かなスノーシューハイクが堪能できる。歩いていたら、大きな足跡が・・・。こんなの今まで見たこと無い。「熊。」とガイドさんが。左から右方向へ向かってる。「20cm位だから、大人の熊。ここは、ゆっくりしないで、もう少し先で休みましょう!」熊にはお会いしたくないよー! カモシカやウサギ、リスならいいけど、熊はちょっとね。
雪があればこそ
 「夏のルートは木々の陰で、暗い。」と。「雪があるから、別ルートの明るい所を歩きましょう。」って。雪の下は笹。夏は歩けない。これって、特典。もう直ぐ5月と言うのに、雪山歩きが楽しめるなんて、最高!
小さなのが・・・
 「リス!」との声に、先を見ると、雪をトトトトって走って木に登って行った。木のテッペンまで行って、何か食べては、また、別の木を経て行ってしまった。でも、足跡でなくて、本物と出会えて、ご機嫌。鳥の声も聞こえるけれど、鶯以外は判らない。鳥博士のタンポポちゃまが不参加になっちゃったので、残念。
横田代
小さな雪原に。「アヤメ平?」「アヤメ平は、もっと広い。横田代。」ちょこっと弁当休憩。ロッジ長蔵で作ってもらったオニギリが美味しいよー。フナの甘露煮かな? 味が浸みててマイウー! 全部、1個ずつ包んでくれていて、優しい気遣いを感じる。ゆで卵は殻を剥いてくれてるし、塩がアルミホイルに包んで付いてるし。至れり付くせりで感謝感激雨アラレ。今回は時間的にコッフェルは無理だったけど、またまた最高の雪上ランチを味わった。「仲間とのこのランチほど最高のものは無い。」と言い切れる。
アヤメ平
おおー、デッカイ燧ケ岳! 広い雪原! とうとう、アヤメ平にご到着ー! 「先まで行くと、尾瀬ヶ原が見えます。」と。「夏では、木の葉で見えない尾瀬ヶ原が。」ザックを雪の上に放り投げて、アヤメ平の先っぽへと新雪を踏み締める。見えましたー! 燧ケ岳の裾野に、尾瀬ヶ原が見えるー! トップの写真が正にその映像。「次は燧だぞーっ!」て、心に固く誓いました。 
さ、
元来たルートを
戻ろう!
スキーヤーの一団が先に陣取っていた。どうも、ツアーらしい。スノーシューなら、登りも簡単だけど、スキーヤーはシールを取って、別ルートを下って行った。
今回は、方位磁石の見方をガイドさんに教えて頂いたので、人間ナビさんが進む方向を修正しながら、鳩待山荘を目指した。手前で例の熊の足跡と出会った。足跡は一方方向だけで、まだ、戻って来てないらしい。ほっ。
鳩待山荘
帰りは路線バスで帰ることに。その時間まで、お土産を物色。なんせ、ザックが嵩張るので、小さくて沢山持てるお菓子を探した。
ロッジ長蔵
ロッジ長蔵のお風呂に入れてもらうことを交渉。一汗流して、気分上々。戸倉までロッジ長蔵の車で送って頂き、路線バスで沼田駅へ。戸倉バス停の前に、酒屋が・・・。自販機でビールをゲット。帰りの電車で乾杯ね。
沼田駅
電車の発車時刻まで、土産物屋さんを物色。小腹が空いたよー! ありました。美味しそうなお饅頭が。赤飯饅頭。「暖かいのもありますよ。」と、店員さんが奥に引っ込んだ。6個入りで1箱960円はちょっとお高い気もするけれど、みんなで分ければということに。暖かいって言うのに誘われた。ホームで列車を待つ間に摘んだら、お赤飯の周りに蒸しパンが囲んでる感じで、湯気が立ってる。薄塩味でお薦め。
列車に乗り込み、ビールで乾杯! 山仲間との楽しい酒盛り。止められないのー! ヤマンバはー!
高崎駅
仲間と別れ、新幹線で東京へ。新幹線にザックを担いで乗り込むと、なんか、ジローって見られてる感じ。他の乗客とスタイルが違うみたいなー。ヤマンバは新幹線なんか、乗るなってかー? 気にせず座席に着いてザックを棚にあげ、お弁当の残りのオニギリとゆで卵、野菜の煮物で夕食。さ、東京まで一眠り。他のメンツは、無事に埼京線に乗り継いだかな?

《みっふぃーのひとり言》
今回も、奥日光刈り込み湖スノーシューハイクでお世話になったSのガイドさんを、個人的にお願いした。渉外関係を、全部オケイさんがやって下さった。私たちヤマンバだけでは人数が足りないので、オケイさん所属のハイキングクラブの方々にもお声を掛けて下さっての実現だ。参加8名の予定が、負傷者続きで5名になるところ、何とか男女3名ずつの計6名にして下さったご尽力に感謝。今回のガイドさんは男性。山男にしては、優し過ぎる感じの方だった。パンフを見ながら、次のハイクを期待しちゃう。そうだ、方位磁石を新調しようっと。
「山歩きにシーズンオフを作りたくない。GWに尾瀬アヤメ平の雪山を歩きたいー!」って言うみっふぃ〜の我がままを快く聞き入れて、一緒に今シーズン最後の雪遊びをして下さった仲間に感謝です。これからも、一緒に遊んでね! 体調の関係で、今回一緒に遊べなかった方々、次回は一緒に遊ぼうね! 2006.5.26記


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