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                                  だいふくざん ・ うめがせ けいこく
                          18. 大福山・梅ヶ瀬渓谷  ハイキング

市原市最高地点に立とう!
今回は、誰でも気軽に歩けるハイキングコースをご紹介しましょう。
                            2002.10.5

日本一遅い紅葉!
台風で倒れた木々も除去され、閉鎖されていた渓谷の道は開通しました。
                             2002.11.30

紅葉にはまだ早いけれど、またまた歩いてみました。雨降る日でもOKです。
                             2003.10.13
やっと見られましたー! 日高邸跡の紅葉
                             2003.11.22

今年も紅葉を愛でました。
                            2004.11.28
     
1. 梅ヶ瀬渓谷駐車場    2002.11.30 2. 大福山山頂・白鳥神社   296m
  市原市最高地点    2002.10.5
3. 展望台からの眺め 4. 日高誠実顕彰碑(四阿)
5. 尾根から渓谷へ   2002.11.30 6. 梅ヶ瀬渓谷・沢出合い付近
7-1. 日高邸跡    2002.10.5 8. 土砂崩れ現場(もみじ谷付近)
                7-2. 紅葉@日高邸跡   2003.11.22
 9. 小滝?@渓谷   2002.11.30 10. 紅葉@渓谷   2004.11.28
11. 飛び石@梅ヶ瀬渓谷 12. 洞窟@梅ヶ瀬渓谷
13. 紅葉始まる? 梅ヶ瀬渓谷   2003.10.13 14. 大福山へ(林道女ケ倉線)
(日付の無い写真は、全て2002.10.5撮影


《梅ヶ瀬渓谷の生き物》
   沢蟹@梅ヶ瀬渓谷      2002.10.5 ガマガエル?@梅ヶ瀬渓谷   2003.10.13
沢蟹@梅ヶ瀬渓谷     2003.10.13 沢蟹@梅ヶ瀬渓谷     2003.10.13

《梅ヶ瀬渓谷の植物》
キノコ@沢出合い〜日高邸跡    2003.10.13
☆写真をclickすると拡大します!


大福山・梅ヶ瀬渓谷への
        アクセス:
R279を上総牛久(米沢の交差点:左角にGS)で
右折し、R81へ。
R81で小湊線養老渓谷駅を目指す。
→梅が瀬の茶屋→梅ヶ瀬渓谷P
大福山・梅ヶ瀬渓谷への
     アプローチ:
梅ヶ瀬渓谷Pから林道を進むと、右手に「展望
台」。更に進むと、左手に「日高誠実顕彰碑」
(四阿)。この左手からが、梅ヶ瀬渓谷への入り
口。
 逆コースは、梅が瀬の茶屋を少し過ぎた「女
ケ倉の分岐」が入り口。
 碑を更に進むと、右手に「大福山・白鳥神社へ」
の案内板があり、車道の脇から細い坂道が見え
る。登山口?だ。


[コースタイム]  2002.10.5
11:21着 梅ヶ瀬渓谷P(無料) WC
日高誠実顕彰碑・四阿屋
11:35着 大福山・白鳥神社 296m
12:07着 展望台   (お弁当) WC 12:47発
日高誠実顕彰碑 四阿屋 1.1km 下り35分
13:23 沢出合い 0.3km  7分
13:30着 日高邸跡 13:37発 0.3km  6分
13:43 沢出合い 1.9km 54分
14:37着 女ケ倉分岐
女ケ倉橋 3km 登り 40分
林道女ケ倉線
15:17着 梅ヶ瀬渓谷P WC (総計8km弱の歩き)


[コースタイム] 2002.11.30
梅ヶ瀬渓谷P 9:35発 下り
 35分
日高誠実顕彰碑・四阿屋 1.1km
沢出合い 0.3km
10:10着 日高邸跡 休憩 10:20発 0.3km  60分
沢出合い 1.9km
弱の2倍
11:20着 女ケ倉分岐への登山道終わり 弁当 11:50発  35分
12:25 沢出合い 1.1km 登り
 30分
12:55着 日高誠実顕彰碑・尾根
梅ヶ瀬渓谷P (総計7km位の歩き)


到着時刻 [コースタイム] 2003.10.13 出発時刻 区間
距離
総距離 区間
時間
10:25 梅ヶ瀬渓谷P WC 10:40発 5分・緩い登り・林道
10:45着 日高誠実顕彰碑 四阿屋 1.1km 6.6km 30分・下り・山道
11:15 沢出合い 1.9km弱 50分・渓谷沿い
12:05着 女ケ倉分岐付近の河原 弁当(20分休憩) 12:25発 1.9km弱 45分・渓谷沿い
13:10 沢出合い 0.3km 5分・渓谷沿い
13:15着 日高邸跡 休憩5分 13:20発 0.3km 5分・渓谷沿い
13:30 沢出合い 1.1km 20分・登り・山道(急いだ)
13:50 日高誠実顕彰碑 休憩10分 14:00 5分・緩い下り・林道
14:05着 梅ヶ瀬渓谷P WC  (総計7km位の歩き)

到着時刻   [コースタイム] 2003.11.22 出発時刻 区間
距離
総時間 区間
距離
総距離
7:35着 梅ヶ瀬渓谷P wc 8:00発 40分 4時間
 5分
(含休憩)
日高誠実顕彰碑 1.1km 6.6km
8:40 沢出合い 10分 0.3km
8:50着 日高邸跡 (15分・休憩) 9:05発 5分 0.3km
9:10 沢出合い 50分 1.9km弱
10:00着 女ケ倉分岐付近の河原 (35分・弁当休憩) 10:35発 45分 1.9km弱
11:10着 沢出合い ベンチ(20分・休憩) 11:30発 35分 1.1km
日高誠実顕彰碑
12:05着 梅ヶ瀬渓谷P wc


三度目の正直  一度目は、ドライブで展望台までは来てみたけれど、遅いのでPを確認
して帰宅。二度目は、カーナビの設定を間違えて、どういう訳か鴨川海岸
へ。これで、やっと、梅ヶ瀬渓谷を歩けるー! 梅が瀬の茶屋で駐車料金
(500円)を払おうと、おじさんに声を掛けると、「土砂崩れで通行止め」と。
「そこまで行って引き返したら?」
梅ヶ瀬渓谷Pから
大福山を目指そう!
 諦めてそのまま車で梅ヶ瀬渓谷Pまで行って、駐車。今日は、せめて大
福山山頂に行ってみよう。Pから先へ進むと、右手に「展望台」。そのまま
進むと、左手に「日高誠実顕彰碑(四阿)」が現れた。四阿のベンチで森
林の作業をしていると思しきおじさまが一人お昼寝をしている。
 碑の脇が渓谷への入り口らしい。ここにも、「通行不能」の看板が・・・。
しかし、犬を連れた男性が虎ロープを跨いでやって来た。「渓谷は通れる
んですか?」「木が倒れているけど、通れたよ。」よーし、後で渓谷を歩こ
おっと。
大福山・白鳥神社  碑の先へと林道を進むと直ぐに、右手に「大福山・白鳥神社へ」の案内
板を発見。細い坂道が見える。登山口らしい。コンクリートの坂道を上が
ると、神社の石段が続いている。上り詰めると、白鳥神社だ。お宮の後ろ
が一番高そうなので、そこまで行ってみる。市原市最高地点だ。境内に
は、倒木が転がっている。小屋に御神輿が鎮座している。11月23日のお
祭りに担がれるのだろう。
展望台  12時を廻ったので、展望台でお弁当にした。ベンチには野良犬がいた
ので、展望台の上で市原の山々を見渡しながら、栗御飯のランチを頂く。
コーヒーも美味しいなー! 2〜3組のカップルがお弁当を食べている。
いよいよ、梅ヶ瀬渓谷へ  碑まで引き返し、虎ロープを跨いで山道を下る。丸太階段を下ると、突
然、せせらぎの音を耳にする。渓谷らしい。犬を連れた夫婦と思しき二人
連れが登って来た。「土砂崩れはどうですかー?」「木の根元を歩けば、
通れますよ。分岐から5分位の所ですよ。」と、またも情報をゲット。安心
して、先へ進める。
沢出合い  沢が現れた。丸太橋を渡ると、その少し先が「沢出合い」。ここから、右
へ「日高邸跡」へと向かう。左手に下ると「女ケ倉の分岐」の方向だ。
日高邸跡  沢の飛び石を歩きながら、沢を右に左に渡りながら上流へと進むと、木
が鬱蒼と茂っている中に草原が出現した。「日高邸跡」だ。明治の教育
者、日向国高鍋藩士日高誠実(ひだかのぶざね)が、理想郷として住居を構
えたという。大和国の月ヶ瀬のような梅ヶ瀬を作ろうと、梅や橙を植樹した
と説明板には書いてある。理想郷とは、随分と寂しい所なんだなー。
土砂崩れ現場  沢出合いまで引き返し、沢を下る。直ぐに、木が数本根こそぎ倒れてい
るのを目にする。言われた通り、根元を歩いて先に進むことが出来た。。
もみじ谷  この辺りが「もみじ谷」らしい。が、市原の紅葉は遅い。葉が青々として
いる。
氷柱の崖?  ブルーガイドの本によると、氷柱が出来る崖があるらしい。高い崖の上
から、滴がぽたぽた落ちている所に出た。たぶん、ここが冬になると氷柱
の名所なのだろう
沢ガニ  落ち葉の下から、沢蟹が這い出して来た。生き物が生息して居るんだ。
沢には、魚1匹見あたらないので、詰まらないなーと思っていたところ、カ
ニさんが1匹歩いてた。うれしいなー、生き物に出会えて。
洞窟  沢に被さるように洞窟が・・・。沢は、2本に別れて流れていた。しばらく
行くと、左手に高い薄茶色の崖が現れた。ここは、本やパンフレットに載
ってるトコだ。 沢とサヨナラして進むと、林業のおじさま達と出会う。「分
岐はあとどの位ですか?」「もうすぐだよ。」
女ケ倉・分岐(めがくら)  とうとう、梅ヶ瀬渓谷終点の分岐に出てしまった。
林道女ケ倉線  林道は、アスファルトの味気ない上り道。Pに戻るには、ここを歩くしか
ない。渓谷を引き返したら、日が暮れてしまうから、嫌いな道でも仕方が
ないや。
梅ヶ瀬渓谷P  駐車場に戻ると、案の定、内の車が1台ポツンと取り残されていた。寂
しかったねー。君ひとりぼっちで。
                                                     2002.10.5記

参考文献:
パンフ・駅からハイキング
養老渓谷 女ケ倉・大福山コース
市原市観光協会
(地図付きのパンフレットは、小湊線養老渓谷駅
 で貰える。)
「里山・低山ハイキング」 ブルーガイド ハイカー25  32 大福山と梅ヶ瀬渓谷

《みっふぃーのひとり言》
 やっと念願の梅ヶ瀬渓谷を歩くことが出来ました。「通行不能」って聞いた時には、縁が
ないんだなーって思ったけれど、虎ロープを跨いで歩いてしまいました。でも、皆さんはみ
っふぃーの真似はしないでね。11/23の白鳥神社のお祭りまでには、復旧するらしいから。
 ま、市原の渓谷はこんなもんでしょう。養老渓谷から想像してもこんなもんだと思ってた。
足に自信のない一般のハイカーにもお薦めです。ここなら、どなただって歩けるよ。11月末
が紅葉は見頃らしい。
 一般のコースは、小湊線養老渓谷駅から歩くか、マイカーを梅が瀬の茶屋(有料500円)
に駐車し、林道女ケ倉線を歩いて大福山を登り、梅ヶ瀬渓谷を下るらしい。今回は、怪我
の功名、ちょっと周り方が違うけれど、無料駐車場を利用出来た。
 本やパンフレットによると、大福山は285mとなっているが、現地の案内板によると296m
だ。どっちが正しいの?                              2002.10.5
新聞やTVが「日本一遅い紅葉」とのキャッチフレーズで梅ヶ瀬渓谷や旧日高邸跡の写真を
映し出していた。辺り一面、黄色に色付いて素晴らしい! 是非、紅葉の渓谷も見たいと・・
・。しかし、旧日高邸跡は落葉した後で、地面に敷き詰められたモミジは既に茶色になって
いた。2週間くらい前が紅葉の見頃だったのかな? しかし、渓谷の出会いから少し上がっ
た尾根への山道辺りは、モミジの赤や他の木々の黄で、みごとな紅葉であった。射した日の
光に映えて、モミジが赤く透けていた。
 渓谷の流れは、前回訪れた時よりも水量が多いらしい。川には小さな滝?が3段も出来て
いたし、崖が滝に成っている所もあったりした。
 沢沿いの道は、人々でごった返していた。この季節、静かに紅葉を愛でるのは、どこでも
ちと無理らしい。今年の紅葉は、どこもホントに美しいのに・・・。それに、早めに到着しない
と、駐車場の確保は難しい。路上駐車がやたらに多く、帰路は難儀だった。
 次回は、氷柱の季節に訪れたいな。                      2002.11.30
 体育の日が月曜になったので三連休。どこか歩きたいけれど近場でというので、紅葉
にはまだ早いけれど、梅ヶ瀬渓谷を歩こうということになった。曇りという天気予報で家を出た
が、現地に着くと雨が降っている。レインコートを着込んで、歩くことにする。駐車場に車は数
台。こんな天気の悪い日に歩く人は、余程の物好きだよね。展望台だけ行って来たような若
者5〜6人ずれが、戻って来るのとすれ違う。
 日高誠実顕彰碑の四阿屋に、林業組合らしき男性が2人、休憩していた。「この季節は、山
はダニが出るよ。」と声を掛けられたので、みっふぃーは、パンツの裾を厚手の靴下の中に
突っ込んだ。シューズはゴアテックスだし、木の下を歩くのであまり雨は気にならない。雲取の
時を考えたら、こんなのは目じゃないもんね。
 沢沿いを歩いていたら、ハイカー3〜4組くらいとは出会った。こんな日でも、お仲間が居る
んだと、何故かホットする。今日は、やたらとカニと出会う。甲羅が青いのや、赤いのと。雨で
カニさんも浮かれてるみたい。相棒が沢沿いで大ガエルを発見。きもいー! 河原の石と間
違えそう。あー、踏まないで良かったー。
 葉っぱが茶色く色付いている木もあるにはあるが、殆どの木は緑で紅葉はこれから。あと、
5週間くらい先かな? キノコがいっぱい入ったビニール袋を下げて、長靴を履いた2人ずれと
すれ違った。椎茸みたいなキノコが、河原の木の根っ子に群生していた。食べられるのかな
ー? 河原にはピンク色のアザミが彩りを添えていた。今年こそ、日高邸跡のモミジの赤い紅
葉が見たいなー。
 帰りは、フロントグラスが良く見えない程の土砂降りだった。前線の通過かな? 鹿島では
強風で大型クレーンが倒れたというし、こんな日に歩くのは、やっぱちょっと変? 2003.10.13
日本一遅い紅葉で有名な”日高邸跡の紅葉”が見たい。それが去年からの願いだった。
去年の日高邸跡は、モミジがすっかり落葉して、地面は千代紙のようだった。今日、とうとう
ミッフィーの念願は叶いました。3本のモミジの大木が、枝を大きく広げ天に向かって、日高邸
跡を覆っている。日陰なので真っ赤ではなく、上方の日に当たっている所だけオレンジ色で、
殆どが黄色だった。見上げた崖は、紅葉はこれからといったところ。モミジ谷も、まだまだ。紅葉
がずれるので、日高邸跡かモミジ谷か、どちらかに照準を合わせるしかない。
 去年、駐車スペースを得るのに苦労したので、今日は家を早朝に出発した。梅ヶ瀬渓谷Pは、
到着した7時半頃は、車は数台だった。しかし、10時頃には渓谷沿いは人々のオンパレード。
11時頃の沢出合いの休憩場も、人々でいっぱいだった。ここで、これだけ大勢の人々を見たこと
はなかった。日高誠実顕彰碑に向かって山道を登っていると、数珠繋ぎで集団が降りて来た。
市原市や東金市がワンデーマーチをしているのだ。大福山山頂の白鳥神社に向かおうとしたが、
諦めた。ここも、人々で溢れ返っていた。道は細いし路上駐車が多いので、車のすれ違いが難し
くなるだろう。帰りの渋滞に巻き込まれたら、それこそ大変だ。展望台にも立ち寄らず、さっさと
梅ヶ瀬渓谷Pを立ち去った。早めに来たので、静かな日高邸跡を味わう事が出来て、正解だった。
                                                 2003.11.22
沢沿いの崖の紅葉が、色鮮やかでした。CWA(千葉歩こう会)や市原市のウォーキング・イ
ベントと重なって、帰りの道は人、人、人の波。駐車場が無くなると思って、かなり早く出掛けたの
に、あっという間に、無料駐車場は埋まってしまった。5:45に起きたのに、来年は、もっと早く起き
なくっちゃ。                                          2004.11.28


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