Miffy Site > RooT−1 > 御前山
早春のカタクリ咲く(1)御前山では無いけれど、 カラマツが紅葉する秋、黄金色に染まる山頂(2)の 御前山も見物です! 宮ケ谷戸BSから湯久保尾根を経て山頂へ登り、 栃寄の境橋BSへと下るルート 登山中級: 標高1405m 標高差: 1065m (登山口より直登・南面で最も長大な尾根(3)) 2003.11.8 登山 |
《ハイライト》 |
りんどう 竜胆@湯久保尾根 2003.11.8 |
1. 御前山 標高1405m ↓ |
2. 紅葉@湯久保尾根 | 3. 御前山山頂 |
アクセス: | 往路:東京駅→(中央線)→立川駅→武蔵五日市駅→(西東京バス) →宮ケ谷戸BS 復路:境橋BS→(西東京バス)→奥多摩駅→(JR)→青梅駅→立川駅 →東京駅 |
アプローチ: | 往路:宮ケ谷戸BSから少し戻って橋を渡り、直ぐに右折する。進むと、道 にぶつかった所に「←御前山」の道標があるので、その通りに左折。 その先で、太い林道が右に向かっているが、真っ直ぐの細道が登山口。 この角には、左手の電信柱の影に示道標があるが、見え難いので 注意すべし。 復路:細い山道から、いきなり太い林道(コンクリートやアスファルト道)に出る ので、そのまま下る。最後に、T字路となって、交通量の多い歩道のある 車道にぶつかる。そこで左折して、トンネル前の横断歩道を渡ると、 奥多摩駅方面への境橋BSがある。 (この道の前後はトンネルで、車の運転手から歩行者が見え難い。 交通量も多いので、渡る時には十分に注意する必要がある。) |
ルート | 宮ケ谷戸BS(小沢)→(車道)→御前山登山口→神戸との分岐→仏岩の頭? →御前山山頂→御前山避難小屋→栃寄ノ大滝→境橋BS(栃寄) |
着時間 | ポイント | 備考: | 発時間 | 区間時間 | 区間 距離 |
総距離 |
東京駅 | 中央特快 | 7:38発 | ||||
8:17着 | 立川駅 | 各停・武蔵五日市行き | 8:32発 | |||
9:07着 | 武蔵五日市駅 | 西東京バス・藤倉行き・580円、wc | 9:24発 | |||
9:58着 | 宮ケ谷戸BS | (川に沿って歩き、道を間違えた) | 10:00 | |||
10:20 | 車道 | (ペイント工場で聞き、引き返す。) | ||||
御前山登山口 | [登山開始] 直登の登り・キツイ | 10:37発 | 10分 | 0.6km | 6.8km | |
10:48 | 尾根 | (休憩5分) 尾根道と緩やかな登りの繰り返し |
10.53発 | 4.2km | ||
11:25着 | 神戸(かのと)との分岐 | 杉の大木 | 11:27発 | |||
11:40 | 大きな岩々(仏岩ノ頭?) | どんぐり | ||||
12:00 | 湯久保との分岐 | 写真(竜胆・紅葉・御前山) |
||||
12:30 | ピーク | 小さな広場(弁当休憩20分) 「山火事注意」のリスの立て札 |
12:55発 | |||
13:00 | 道しるべ | 宮ケ谷戸BSより4.8km 山頂まで2km |
2km | |||
13:45 | 境橋や大岳山との分岐 | 丸太階段の登り | ||||
14:00着 | 御前山山頂 | 見晴らしはあまり良くない。 | 14:15発 | |||
境橋や大岳山との分岐 | 境橋へ。ここから下り。 | 0.1km | ||||
避難小屋 | 水場・wc・布団(無人・宿泊可) 唐松・イタヤ楓 |
|||||
15:15 | 栃寄の大滝 | 四阿・ベンチ | ||||
Parking | 途中、栃寄森の家を過ぎた辺りに、 道の左側に無料Pあり。 |
|||||
16:05着 | 境橋BS | 西東京バス・奥多摩駅行き・230円 | 16:10発 | |||
16:18着 | 奥多摩駅・観光協会 | |||||
16:30着 | もえぎの湯 | 18:30発 | ||||
18:42着 | 奥多摩駅 | 青梅行き | 18:55発 | |||
19:33着 | 青梅駅 | 同じホームの反対側に乗り換え | 19:34発 | |||
20:05着 | 立川駅 | 中央快速・東京行き | 20:09発 | |||
20:59着 | 東京駅 |
やっと見付けた 登山口 |
昭文社の地図に入っているパンフを頼りに、宮ケ谷戸バス停から歩き出す。 道を戻って橋を渡り、直ぐに右折した。突き当たった所に白い道標「←御前山」 を発見し、それに沿って左折した。その先を進むと住宅の中を細い坂道が真っ 直ぐ延び、右に太い林道が続いていた。この細い道が登山口であったと後から 気付いた。左脇の電柱の影に、真新しい茶色い道標があった。しかし、行きは それに気付かずに、林道を川に沿って進んでしまい、太い車道に出てから、道 が違うと気付いた。近くのペイント工場で道を尋ねると、「登り口は小沢、初め のバス停まで戻って。」と。さっき悩んだ分岐の角に戻り、よく見ると、道標があ った。40分のロス。気を取り直して、細道を登る。気が萎えて、足が重い。 |
うっ、何の音? | 相棒は軽快にくねくねの山道を登って行ってしまい、姿は見えず足音のみ。 それ以外に、もう少し大きな生き物の音がする。何?熊?ヤダよー! 突然、 マウントバイクが現れたー。「こんにちわー!」って言われても、「あー、驚いた ー!」としか声が出ないよ。杉林の中を登り詰めると尾根道で、やっと相棒を見 付けた。ここで一休み。直登で、珍しく息が上がる。おいおい、初級のお山じゃ なかったかい? 初めの40分のロスで、急ぎ足したのが祟った。 |
繰り返し | ここからは、尾根道と緩やかな登りの繰り返し。のんびり、お山を楽しめる。 「ゆっくりしていると、日が暮れちゃうぞ!」と相棒が急かす。 |
岩だー! 仏岩の頭? 標高1019.2m |
大きな岩々が現れた。落ち葉と岩は相性がいい。ドングリが落ちていると言う ことは、椎の木があるんだ。岩場を登るのではなく、岩の間を進むので、全然 危なくない。ちょっと山の景色が変わったので、気分は上々。 仏岩の頭でお弁当にしようと計画していたが、それがどこだか分からない。 「仏岩ノ頭」という表示が無いのだ。時間的には早過ぎるので、先へと足を進め る。しかし、ここなのかな? |
湯久保との分岐 | 杉林の中の日陰を歩いて来たが、初めて日が射す所に出た。左下に小さな 畑が作られている。こんなに上まで耕しに来るのは、大変だろうねー。その先 には、非常に細い登りの山道。その道端に小さな青い花が咲いている。竜胆 (りんどう)かな? 《ハイライト》写真のシャッターを押す。 御前山(photo1)が見え出した。「あそこまで登るんだ。」と自分に言い聞か す。山頂は、まだまだ高いのだ。前方の紅葉(photo2)が美しい。御前山は黄 色い紅葉と言われているが、この辺りにはモミジもあって、赤い紅葉も見られ る。少し行くと、道標「湯久保→」を見付けた。そちらには行かずに、御前山を 目指す。 |
ピーク |
お腹も空いたし、山を登り詰めた小ピークに小さな広場があるから、お弁当 休憩にする。パンフの時間によると、仏岩ノ頭には、とっくに着いているはず なのだが・・・。仏岩ノ頭は、やはり、あの岩場だったのかな? |
山頂まで2km | 道標「宮ケ谷戸BSより4.8km、御前山まで2km」がある。あと、2kmだー! |
境橋や大岳山との分岐 | 分岐に出た。道標「御前山→」と「避難小屋・境橋→」、「大岳山・御岳山→」と ある。御前山に登ったら、ここまで引き返して境橋に出るのだ。 |
御前山山頂 | 広い丸太階段を登り切ると、山頂だ。途中の山道では、余りハイカーに出会わ なかったが、山頂には結構ハイカーがいる。色々な別ルートがあるからか? 山頂の辺りには柵がしてあって、「立ち入らないように」との表示がある。植物、 カタクリ保護の為なのだろうが、柵越しの花見では興ざめか? 午後2時を回っているというのに、のんびりとお弁当を食べている女性ハイカー 達がいる。大岳山からは御岳山ロープウェイで登れるので、女性ハイカーはそち らから来る人が多いのか? 色々とルートがあるので、小河内ダムの方からも来 ているらしい。小河内へと下山するハイカーも多い。まだまだ、下山には時間がか かる。日が暮れちゃうので早々に山頂を後にし、先ほどの分岐へと戻る。 マウンテンバイクを担いだ一団が登って来るのと、すれ違う。「重さは?」と聞く と、「10kgくらい。」との返事。「お米くらいかな?」そんな重い物をリュック以外に 担いで、こんな山に良く登れるものねー! 若者ってすごいんだね! |
避難小屋 | 先ほどの分岐から岩の道を下ると、小屋は直ぐだ。水場があって、おじさま方が コッフェルでラーメンらしき物を煮ている。「管理人はいないけど、布団があるから 泊まれるよー! 泊まるんだったら、布団片づけるよ。布団、今日干したから。」と 声がかかる。「今日中に降りるから。」と足早に立ち去る。女性が1人、私が立ち 去るのを待っていたようだ。ここには、トイレがあるから。 |
栃寄の大滝 | 山頂からの下りで黄金色の林が見えたが、来てみるとそれはカラマツ林だっ た。黄色い葉っぱが落ちていたが、イタヤカエデであると、表示で判明した。 急ピッチで山道を下る。蛇行した細い山道は、突然、太い林道へと出食わした。 林道の脇に、下る細い山道も見えたが、急ぐので”いろは坂”のような林道を駆け 足で下る。出会った養護学校の生徒達と、一緒に駆け下りる。お互いに、バスの 時間に間に合うかが問題だ。水音がゴーゴーとする。滝に出たようだ。大滝? ちゃうちゃう、小っちゃな滝だ。滝見用に四阿やベンチがあるが、時間がないの で、足早に通り過ぎる。 |
境橋BS | 林道の左脇には蕎麦屋があり、土曜日はお休みのはずなのに、人で賑わって いる。特別に営業しているのかな? 更に下ると、栃寄森の家が右手にある。 更に下ると、左手に駐車場がある。無料らしい。マイカーならここに停めよう。こ こに駐車して御前山に登るハイカーが多いようだ。でも、この林道を登るのは、 みっふぃーは気が進まないな。単調で飽きちゃいそう。 林道は交通量の多い道にぶつかった。青梅街道らしい。左折して歩道を歩き、 横断歩道を渡った所に、帰りの境橋バス停がある。道の前後にトンネルがある し、車はビュンビュン飛ばしているので、渡るのが怖い。手を挙げて、先ほどの養 護学校の生徒達と一丸となって道を渡った。数人で渡る時には、完全に車を停め て(これがかなり難しそう)、十分に安全を確認する必要がある。 バスは、予定時刻より早く来た。遅れたバスが来たのかな? 兎に角、乗り込 んだ。行楽客で満員御礼。足の踏み場もないほど混んでいる。おまけに、吊り皮 無しと来ている。重い大きなリュックを背負っているのに、いったい何処を掴んで、 バスの揺れに耐えたらいいのー? |
奥多摩駅 | 10分弱で駅に着いたので、ホットした。早速、駅前の観光協会に出向き、「巨 樹と清流 おくたま 湯めぐり割引券スタンプカード」のピンク色の用紙をゲット。 これでもえぎの湯が100円引きになるのだ。以前に雲取山の時に、相棒が見 付けたのだ。 |
もえぎの湯 | 奥多摩駅から歩いて約10分。もえぎの湯に到着すると、「ただ今、入場制限を しております。整理券を受け取って下さい。」と。このまま帰るわけには行かない よ。汗を流して飲む、最高のビール1パイのために、1日中歩いて来たのじゃー! みんな口々に、「入場制限なんて、初めてだー!」と叫んでる。待つこと30分で 番号が呼ばれ、入場出来たー! 5〜6人ずつ入場を許可していた。 相棒と仲良く、中ビンと生黒ビールを分け合う。周りの女性客達が、ピンク色の 包みを食べている。お菓子らしい。奥多摩苺とうふ(豆乳入り)だった。そう言え ば、ビールを注文した時に、一つだけ、ピンクの包みがカウンターにあったっけ。 なにー、1つしか残ってないのー? 善は急げ、慌ててカウンターに急ぎ、みっふ ぃーも注文したら、冷蔵庫から出して来た。冷蔵庫には、まだいっぱい入ってい た。騙されたー! 少し固めのフワフワ蒸しパンが、苺の羊羹をサンドした”シベ リア(カステラが羊羹をサンド)”風のお菓子だった。ほんのりとした甘さが程良か った。売店で黒ごまきな粉げんこつ飴をゲットしたから、帰りの青梅線で食べよ う! 雲取山の時、駅では270円だったのが、ここでは、350円もした。でも、ま、 いいか。駅に出店がないかもしれないから。 電車の本数が少ないから、先に駅 で調べておいた電車の時刻に合わせて、温泉を出発する。 |
さ、帰ろー! | やっぱり、駅におみやげ屋さんは出ていなかった。げんこつ飴を買ってて正解。 帰りの電車の乗り継ぎをi-modeで検索した。世の中、便利になったもんだ。 |
参考資料:(1)(2)(3) | |
山と高原地図 23 奥多摩 1:50,000 | 昭文社 |
《みっふぃーのひとり言》 |
前日の夜に突然、相棒が「明日、御前山に行こう!」と言い出した。 本人は前々から考えていても、口に出すのがいつも唐突なんだからー。 夕飯の後、御飯を炊いてオニギリを握る。ネットの駅探で検索して、 明日は早出となった。カタクリ咲く御前山という以外、何の事前知識も ないままに。 みっふぃーは先週、お友達と奥日光の紅葉を堪能して来たけれど、 相棒は今年の紅葉はまだ。去年は、大菩薩嶺への途中で、真っ黄色 の紅葉と出会えたっけ。 御前山の資料は、雲取山に登った時に購入した地図とパンフだけが 頼り。今回は余りに唐突なので、ネットでゆっくりサーフィンする時間も なかった。その所為か、登山口で道を間違えた。登るのに結構時間の 掛かるルートだったから、この40分のロスは痛手だった。しかし、最後 はラッキーにも、早めに来たバスに、わずか5分差で境橋で乗れたの だから、良しとしよう。美味しい生黒ビールも味わえたし。 ”終わり良ければ、全て良し。” 2003.11.14 |
《みっふぃーのお願い》 |
いったい誰にお願いしたら良いんでしょうか? 交通安全協会の方にで しょうか? 歩道橋が欲しい所ですが、せめて、境橋の青梅街道にある横 断歩道は、トンネルとトンネルの中間地点に移動して下さい。カーブしたト ンネル直前では、ドライバーだって、歩行者に気付いてブレーキを踏んで も、間に合わないかも知れない。渡る時に、本当に怖い思いをしました。 事故が起こる前に、改善して下さいね! |
Cooyright (C) 2003 Miffy All Rights Reserved