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RooT-1 30. 箱根・塔ノ峰・阿弥陀寺
             
ガイドブックの「ほかの箱根ハイキングとはひと味違うウォーキング気分のショートコース (1)」?
とのキャッチフレーズに惹かれて歩いてみました。      2003.6.8

《ハイライト》
祠:お稲荷様; @登山口への林道
   ☆写真をclickしてね!
     祠の中にお狐様がー
      ときわつゆくさ
     常磐露草?;   @登山口への林道

  どうそじん
1. 道祖神
2. 塔ノ峰山頂   566m
   だいこくさま
3. 大黒様   ☆写真をclickしてね!
          後ろ姿になるよ。
  ふくろくじゅ
4. 福禄寿
5. 阿弥陀寺

登山口へのアクセス:
 @、Aの二方法がある。
往路
  @東京駅→(東海道本線・普通伊東行き)→小田原駅
   →(小田急線・箱根登山鉄道・急行箱根湯本行き)→風祭駅下車
  A新宿駅→(小田急線・急行箱根湯本行き)→風祭駅下車
復路
  @ベゴニア園→(ベゴニア園の無料送迎バス)→箱根湯本駅
   →(小田急線・箱根登山鉄道)→小田原駅
   →(東海道本線・普通東京行き)→横浜駅→?
  Aベゴニア園→(ベゴニア園の無料送迎バス)→箱根湯本駅
   →(小田急線・箱根登山鉄道・・急行新宿行き)→新宿駅
登山口へのアプローチ: 1)箱根登山鉄道・風祭駅を下車し、線路を右手に渡って進むとT字路。
  ここで右折して進む。
2)道の左手に妙覚寺がある。その直ぐ先で、左に折れる坂道を登る。
 左手に”みかん畑”を見ながら登る。
3)T字路に出たら、右手に”リゾート施設”があるから、左手へと少し下る
 感じに進む。
4)道を真っ直ぐにそのまま進み、送電線をくぐる。
 しばらくすると、左手に上水の尾用水溜め池がある。
5)車両通行止めゲートの左脇を回り込んで進むと、800m先が登山口。
 アスファルト道の右手には、”塔の峰登山口”の指導標があるから、
 左側の細い山道へと登る。
登山ルート: 塔の峰登山口→塔の峰山頂→阿弥陀寺→ベゴニア園・ひめしゃらの湯
     送電線・大木と祠・溜め池の位置については、少し記憶がはっきりしない。お喋りに夢中になり過ぎ
て、時々メモって無かった。左右の位置関係は合っているが、出会う順番が違うかもしれない。m(~~)m

小田急線・箱根登山鉄道・小田原駅 wc 9:03発
9:10着 小田急線・箱根登山鉄道・風祭駅 wc 9:25発 30分の上り
9:55 リゾート施設の脇 休憩5分 10:00発 1時間15分
尾根歩き
10:17 道祖神
送電線
大木と祠:お稲荷様
10:45 上水之尾用水溜池
10:47 ”塔ノ峰ハイキングコース”の指導標 道の右側 800m
車両通行止めゲート
11:15 塔ノ峰登山口 1時間10分
上り
12:00 山道 弁当休憩 12:20発
12:30 塔ノ峰山頂・566m 三角点 12:55発 45分の下り
13:40着 阿弥陀寺 wc(水洗) 14:30発 30分の下り
15:00着 ベゴニア園・ひめしゃらの湯
16:00 ベゴニア園・お食事処”茶の花” 17:15発 2〜3分
小田急線・箱根登山鉄道・箱根湯本駅 17:26発
18:50着 小田急線・箱根登山鉄道・横浜駅

かざまつり
風祭駅
 メンバ−5人が、東海道線と小田急線との2つのルートで集合した。小田原駅の
小田急線・箱根登山鉄道車内で落ち合った。風祭駅はホームが短く、最初の1両目
しか、ホームに掛からない。その上、ドアは手動で開ける。これを事前に知って置か
ないと、降りられないことになる。
 この駅で下車し、トイレに寄っておこう。山道にWCはないから。上述の登山口への
アプローチにあるように、「線路の山側へと向かい、小田原方面に戻る方向に歩く。
(2)
」                                      
みょうかくじ
妙覚寺
 寺に気づかずに通り過ぎてしまい、小田原厚木道路の下まで来てしまった。近くの
民家で庭仕事をしていた方にお聞きして、道を引き返し寺まで戻る。妙覚寺の山門
は、道から奥まった所にあるので、つい見落としてしまったらしい。寺の数メートル先
に、左手に曲がる道を発見。左折して、このアスファルトの坂道を上る。
みかん畑  だらだらとした坂道の左手に、蜜柑の木があった。どうやら道は合っているらしい。
道端に白い露草が群生している。青い露草ならよく見かけるが、白とは珍しい。メンバ
ーに動植物に堪能な方がいらして、実りあるウォーキングになった。帰宅して、ネットで
探したら、”常磐露草”と言うらしい。
分岐  T字路に出てしまった。どっち行ったら良いの? 右手にリゾート施設があったので、
メンバーが聞きに行くと、「左手の道を真っ直ぐ行くと、塔の峰に行ける。ここは、毘沙
門天。」とのこと。このリゾート施設の名前は失念してしまった。
 この分岐の道端で小休止。水分補給は大切だ。ここからは尾根道だから、楽が出来る。
道祖神  道の左手に、道祖神がひっそりと鎮座している。その右側は、視界が開けていて、
小田原の海が見える。崖が蜜柑畑に成っていて、蜜柑の積み出し用のレールがある。
しかし、この急斜面で蜜柑を収穫するのは大変だろう。道端に怪しげな草が生えている。
茎に沢山の虫がぶら下がっているの? 「これ、コバンソウ。」と元ワンゲルにいたメン
バーの説明。「実(穂)が小判のように見えるから。」とか。「でも、虫がいっぱい付いて
るように見えるから、私は嫌い。」ミッフィーも大っ嫌い!キモイー!だから、写真は撮ら
なかった。
1本道
じゃないの?
 道には、時々分岐がある。しかし、リゾート施設のおじさんが教えてくれた通り、脇目も
振らずに、真っ直ぐの道を選んで進む。
送電線  地図にある「送電線をくぐる(3)の所まで来た。右手には、まだ所々、蜜柑畑が続い
ている。
大木と祠  道の右側に、大木に白い短冊の付いたしめ縄が張ってある。その木の根本に、苔むし
た小さな祠が・・・。中を覗くと、白い陶器の狐の置物がある。どうも、お稲荷様らしい。
この木はご神木なのかな? 
上水之尾用溜池  「溜池は知らない内に、通り過ぎちゃったのかな?」って考えていた時に、道の左手
に溜池がありました。立て札があり、渡殿まである随分と立派なもので、見過ごすはず
は御座いませんでした。みかん畑の灌漑用に古くから作られたものでした。
車両通行止め  林道の脇には、ドドメ(桑の実)や、赤やオレンジ色の木イチゴが生っている。「桑の実
は、黒っぽくなったのが熟していて甘いよ。」「赤い種類より、オレンジの木イチゴが甘い
よ。」と言うので、一つ摘んで口に入れると、「甘ーい!」。 我が家のラズベリーはオレン
ジから赤になって、赤黒く熟すと甘い。赤いのとオレンジのと2種類あるとは、知らなかっ
た。今日は、素晴らしいガイドさん?が一緒で良かった。
 「林道の終点は、まだなのー?」と叫んでいると、「800m先が登山口」という指導標と
ゲートが見えました。この車両通行止めゲートの左脇を回り込んで進むと、右手に「塔の
峰登山口」の指導標がありました。指し示す方向(道の左手)に、藪に覆われた中、細い
山道が続いている。
山道  いよいよ、登山っぽくなって来た。でも、人が余り通っていないらしい。草が覆い茂って
いて、木イチゴの棘が当たると痛い。草を掻き分けながら、進む。今回は色々なメンバ
ーが参加しているので、スローペースで休み休み進む。
澄んだ鳥の声が  綺麗に澄んだ鳥の声が響き渡る。見上げて探すが、声の主は見えない。いったいどん
な鳥なんだろう? 「この林は、杉じゃなくて檜だよ。」と件のガイドさん?が言う。「杉の
葉っぱは尖ってるけど、檜はお手てのように広がってるの。」みっふぃーは、檜の葉っぱ
を初めて理解したよ。うーん、空気が美味しーい! 途中所々で道端に座り込んで休憩
したり、お弁当を食べたりしながら、ガイドブックの1.5倍位の時間を掛けて進む。だって、
お喋りが楽しいんだもん。
塔ノ峰山頂  指導標があるから分岐かな?と思っていたら、「着いちゃったみたい。」の先頭の声。
塔ノ峰山頂だった。一休みしていると、ハーハーと息荒く、ハイカーが1人通り過ぎて行
った。明神ケ岳から縦走しているのだろう。余り人通りの無い道だけど、逆走してくる数
人のハイカー達と出会った。
阿弥陀寺へ  塔ノ峰山頂から、阿弥陀寺を目指して下る。下りの山道は落差が大きく、急勾配だ。
逆走は大変だろうな。木の根っこが、まるで階段のようだ。膝に来ないように、ゆっくり
と下ろう。
阿弥陀寺  木の根っこに注意しながら、土の山道を下っていると、孟宗竹の竹藪に出た。石段の
上に、笹の葉っぱが積み重なっていて、滑るので下りるのが怖い。道の左右に小さな
石像が現れた。大黒様、福禄寿、etc。可愛らしいが、真新しいのが玉に瑕。苔むしてい
たら、どんなに良かっただろう。そこで一句。「青竹や 石仏たちの かくれんぼ
by みっふぃー」。だけど、青竹は果たして季語になるのだろうか? 今回は、ハ!イ!
ク!の会・第一回例会だから、ハイキングをしながら俳句を作るのだ。
 阿弥陀寺は、HPで見たのとは違い、茅葺きではなく銅板葺きだった。塔の峰を背にし
て、色づき始めた紫陽花の庭に、よくマッチする。寺の中から、和尚様の弾く琵琶の音
が流れている。この寺は、皇女和宮様の香華院(お位牌をお祭りする寺)(4)だそうだ。
お寺の中を拝観したりして、気づいたら、小一時間が経っていた。
 塔ノ沢駅へと石段を下ると、赤い涎掛けを掛けた6体のお地蔵様が立っている。更に
その先へ下ると、「山王育阿」(右から読んで、アショカおうざん)の扁額を掲げた山門が
ある。そう言えば、お寺にアショカ王が祀ってあった。その脇にも石碑があるが、ミッフィ
ーには読めなかった。天気予報が外れ、晴れで良かった。雨だったら、この石段は滑り
そうで怖い。
ベゴニア園  舗装道路に出たら、ベゴニア園の案内板が「右手へ」と指している。右折して坂道を下
ると、道の左手にビニールハウスの屋根が見える。ベコニア園に到着だ。
ひめしゃらの湯  ベゴニア園のHP(5)によると、ベゴニア園・ひめしゃらの湯窓口でセット券を売っている
と言う。まず、ベゴニア園窓口に行き、満喫セット「ベゴニア園の入場料・ひめしゃらの湯
の入湯料・茶の花(竹の香旬彩膳)」3250円を購入した。セットメニューは、販売中止?
の気配であったが、我が会長さんの「そこをなんとかー」の一言で、美味しい料理をゲット
出来た。みっふぃー達は諦めモードになっていたけれど、流石、我が会長さんだね。
 先に”茶の花”に寄って、食事時間の予約をする。4:30PMまでに席に着いて欲しいと
のこと。それから、1時間ゆっくり温泉を楽しむ。温泉については、MIffysiteの日帰り温泉
を見てね!
お食事処
   ”茶の花”
 上述の竹の香旬彩膳とレディース旬彩あじさい膳のどちらかを選べるという。全員、
和菓子の付いているレディース膳の方を希望。黒生ビールで乾杯して、またまた、みっ
ふぃーはご機嫌。このお料理には、全員大満足。
 帰りにベゴニア園に寄って、お花を見るつもりで居たのに、数分の差で閉館してしまっ
た。入場料も払ってあったのに、残念無念。ちょっとお喋りに夢中になり過ぎちゃった。
箱根湯本駅  ベゴニア園の無料送迎バスで、箱根湯本駅まで送って頂いた。ここからは、また、
小田急線組と東海道線組の2グループに別れて家路に向かった。

《みっふぃーのひとり言》
 今回は、高校時代の友人達で結成したハ!イ!ク!の会(命名者:おけいさん)第1回例会として、
箱根を歩きました。メンバーは山歩きの経験が随分と違うので、全員が楽しめるコースを会長さんが
考えて下さいました。流石、会長さんは元部長だけのことはある。ミッフィーは、只、「お山歩いて、帰
りに日帰り温泉に入りたい。」と希望を述べるだけの超ご気楽メンバーでした。会長さん、ありがと
う! メンバーは、おけいさん(会長さん)・H子さん・たんぽぽさん(ガイドさん?)・ココの飼い主さん
とみっふぃーの5人。?十年ぶりというメンバーも居たりして、お喋りに花が咲いた。
 5人の念力が通じたのか、曇り時々雨の天気予報も外れて、晴天に恵まれました。みんなの日頃
の行いが良いから。ラズベリーやドドメも味わったし、鳥の声も聞けたし、美味しい空気もいっぱい吸
ったし、日帰り温泉とビールというみっふぃーの我が儘も聞いてくれたし、みんな、ありがとねー!
これに懲りずに、また、ご一緒してね!
 こんなに楽しいハイクは、滅多に無い。気心は知れてるし。ホント、友達って良いね! 次回は、
どこを歩こうか? 次の例会が楽しみね。

引用文献: (1)
(2)(3)
 「日帰りハイキング&温泉 首都県版」 るるぶ(JTB 出版部)
      P51  (27箱根、塔ノ峰 塔ノ沢温泉
(4) 阿弥陀寺のHP  http://homepage2.nifty.com/amida/index.html  の Home
(5) ベゴニア園のHP http://www.d-cue.com/leisure/begonia/index.html の INFO & ACCESS


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