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RooT-1 23. 花嫁街道・烏場山 ハイキング
楠の山村から漁村へお嫁入りするのに、花嫁さんが通ったと言う道。
花嫁街道を登って烏場山へ、そして、対になる花婿街道を下ってみました。
初めの第一展望台までの登り20分がちょっとキツイだけで、後は殆ど尾根歩き。
全長13.5kmの楽しいハイキングコースです!
《ハイライト》 | ||
桜&菜の花@抱湖園 2008.2.23 |
花嫁街道入口 2003.1.26 | カラスアゲハ@カヤ場 2007.5.3撮影 |
花嫁街道&花婿街道@花の広場公園 2007.5.3 ↓花嫁街道入り口 ↓黒滝 |
桜@抱湖園 2008.2.23 |
1. 花の広場公園 2003.10.5 | 2. 花嫁街道入り口 2003.1.26 |
3. 第二展望台よりの眺め | 4. 経文石 |
5. 見晴台(カヤ場)よりの眺め | 6. 第三展望台 2003.10.5 |
7. 烏場山山頂・花嫁の石像 | 8. 烏場山山頂 265m 新日本百名山に! 2007.5.3撮影 |
9. 烏場山山頂よりの眺め 2003.10.5 | |
大日山・宝キョウ印塔・鷹取山・御殿山 伊予が岳 愛宕山 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ |
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10. 烏場山山頂よりの眺め 2003.1.26 ↓伊予ケ岳 ↓愛宕山 |
11. 黒滝 2007.5.3撮影 |
伊予ケ岳 愛宕山 |
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12. 黒滝・木の階段 (上から見下ろすと・・・) 2003.10.5 |
13. 黒滝・木の階段 (下から見上げると・・・) |
14. 滝不動 2003.10.5 | 15. 向西坊入定窟 2003.10.5 |
16. 浜千鳥海岸見晴台からの眺め 2003.10.5 | 17. ソテツと曼珠沙華 2003.10.5 |
18. 瑞廣温泉 | 19. 和田浦・お花畑(菜の花とソテツ) |
2004.2.8 | |
@カヤ場 | @第3展望台 |
満開の彼岸桜@抱湖園 from 見晴台 | 紅梅@はなその広場〜浜千鳥海岸見晴台 |
彼岸桜 under 見晴台 | 菜の花畑&浜千鳥海岸 |
2004.10.2 | ||
ホトトギス@自我井水 | ツリガネニンジンorソバナ@花婿街道 | |
ワレモコウ@カヤ場 | @カヤ場 2007.5.3 | |
2008.2.23撮影 | ||
うな陣(うなぎ屋) | 藁の竜@うな陣隣の橋 | |
藁の竜@うな陣隣の橋 | 桜@抱湖園 | |
紅梅・白梅@はなその広場 | JR外房線&菜の花 | |
2013.5.18撮影 | ||
ミヤマガマズミ@じがい水 | ナルコユリ@じがい水 | |
アクセス: | R128で鴨川より南下、和田浦の「花の広場公園」駐車場へ。 ☆町営無料駐車場が高層の白いリゾートマンション(オレンジ色の 屋根)の手前にある。 |
アプローチ: | ”花の広場公園”を左に出てR128に沿って歩き、一つ目の角を左 折する。T字路に出たら右折し、花園第一踏切を渡り進むと”花嫁 街道入り口”の案内板を発見。 |
ハイキング・ルート: 2003.1.26 |
花の広場公園→第一花園踏切→花嫁街道入り口→第一展望台 →第二展望台→マテバシイ林→経文石→じがい水→駒返し →見晴台(カヤ場)→第三展望台→烏場山山頂→旧烏場山展望台 →見晴台→金比羅山→黒滝→はなその広場→浜千鳥海岸見晴台 →瑞廣温泉→第二花園踏切→お花畑→町営無料駐車場 →花の広場公園 |
ハイキング・ルート: 2003.10.5 |
花の広場公園→(途中省略・同上)→浜千鳥海岸見晴台 →第一花園踏切→花の広場公園 |
ハイキング・ルート: 2013..5.18 |
花の広場公園→(途中省略・同上)→はなその広場→(5分) →花嫁街道入口→第一花園踏切→花の広場公園 |
2003.1.26 | 2003.10.5 | ||||||||||
到着 時間 |
ポイント | 出発 時間 |
区間 距離 |
距離 | ポイント | 到着 時間 |
出発 時間 |
区間 時間 |
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(JR外房線・和田浦駅) | 0.5km | 1.9km | 2003.1.26と 同じコース |
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花の広場公園 | 和田町直売所 水洗WC |
8:55発 | 1.4km | 9:15発 | 30分 | ||||||
第一花園踏切 | |||||||||||
9:30 | 花嫁街道入り口 | 花婿コース分岐 WC | 1km | 4.6km | 9:42 | 20分 | |||||
9:52 | 第一展望台 | 0.5km | 10:03 | 15分 | |||||||
10:07 | 第二展望台 | 202m | 0.4km | 10:16 | 10:25発 | 15分 | |||||
マテバシイ林 | |||||||||||
10:22 | 経文石 | 0.6km | 10:40 | 15分 | |||||||
10:35 | 自我井水 | 0.8km | 10:55 | 20分 | |||||||
10:55 | 駒返し | 0.7km | 11:15 | 15分 | |||||||
11:05着 | 見晴台・カヤ場 | お弁当 WC | 11:45発 | 0.3km | 11:30 | 12:05発 | 5分 | ||||
11:46 | 第三展望台 | 0.3km | 12:10 | 6分 | |||||||
11:55 | 烏場山山頂 | 265m | 1.1km | 3.5km | 12:16 | 25分 | |||||
12:25 | 旧烏場山展望台 | 236m | 1.3km | 12:42 | 25分 | ||||||
12:47 | 見晴台 | 171m | 0.7km | 13:06 | 15分 | ||||||
13:05 | 金比羅山 | 121m | 0.3km | 13:23 | 10分 | ||||||
花婿コース入り口 | 0.1km | 13:33 | 2分 | ||||||||
滝不動・向西坊入定窟 | (pass) [木の階段] |
13:35 | |||||||||
13:15 | 黒滝 | 0.4km | 1.9km | 15:40発 | 5分 | ||||||
13:20 | はなその広場 | 花嫁街道入り口と抱湖園との分岐WC | 13:43 | 25分 | |||||||
13:55 | 浜千鳥海岸見晴台 | 14:10 | 43分 |
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14:10 | 瑞廣温泉 | (不明) | 外房線沿い の道 |
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(右の距離) 1km |
花嫁街道 との分岐 |
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第二花園踏切 | 第一花園踏切 | ||||||||||
お花畑 | 駅とR128へ との分岐 |
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14:20 | 町営無料駐車場 | 水洗WC | |||||||||
14:37着 | 花の広場公園 | 和田町直売所・水洗WC | 0.5km |
14:53着 | |||||||
(JR外房線・和田浦駅) |
花の広場公園 | 町営無料駐車場を探していたのに、うっかり通り過ぎ、”花の広場公園”ま で来てしまった。時間が早く、駐車場がまだ空いていたので、ここに車を停め た。 花壇に突っ込んだ鯨のしっぽ??? そんなとこで何やってるの? 写 真を撮ろうとしたが、大勢の人が・・・。なんで、こんなに人がいるの?和田町 主催で、ツアーがあるらしい。この人混みに付いて行って、難なく”花嫁街道 入り口”を発見。 |
花嫁街道入り口 | ここは分岐で、左に進むと花嫁街道、右に進むと花婿コースへと行ける。今 回は一般的なルートの花嫁街道で烏場山へ登り、花婿コースで下ることにし た。花嫁街道入り口からが山道となっている。ここにはトイレがあると、ツアー の人達が説明を受けている間に、先へと進む。 登山口は、笹で出来た丸いトンネルだ。この穴の中へ入り込んで行くのは、 冒険心をくすぐられ、ワクワクする。。「花嫁街道入り口」の案内板が立ってい るから、分かり易い。 |
第一展望台 | 山道を登ること20分、右手に展望台があった。ここまでが、ちょっとシンドイ。 展望台は木が視界を塞ぎ、、あまり見晴らしは良くない。ツアーの先陣がやっ て来たので、早々と後にする。 |
第二展望台 | 尾根道を歩くこと15分、左上に登ると展望台があり、山の向こうに海が見え、 見晴らしが良い。木のベンチに腰掛けて一休みし、海を眺めながらオヤツを食 べるのも良いでしょう。 第二展望台をパスして、そのままマテバシイ林へと進む巻き道もあるが、 是非立ち寄りたい場所だ。ベンチの前を通り越して、その先を下ると、巻き道と 合流する。 |
マテバシイ林 | 先を進むと直ぐに、木の幹がツルツルで上の先っぽだけに葉の付いた木が 林立していいる。”マテバシイ”と札が付いている。「和田町歩こう会」の案内 標示や木の名前の表示などが多くて有り難い。 |
経文石 | 木の根元が大きな石を抱き抱えている。この石にお経が書いてあったとい う。にじり上がって下を覗くと、木の向こう側は崖だった。 |
じ が い すい 自我井水(自害水) |
”じがい水”は「和田浦歩こう会」のマップによると、二説あり。山中の隠し田の 水利、水源に使われたとか?(1) でも、水場はどこなんだろう? 辺りを見回し 、見あたらない。山渓の「千葉県の山」によると、落人伝説にまつわる(2) とある。 |
駒返し | 昔、山間の村から暖かい海辺の村に嫁ぐ花嫁が歩いた道。(2)お嫁入りする のに、ここまで馬で来て、ここから馬を返したという。今来た山道を下ったので あろう。昔のお嫁さんは健脚だったのかな? |
見晴台・カヤ場 | 山道が切れて、草原の広場に出た。木のベンチに若者が3人、お弁当を食べ ている。「”駅からハイキング”のマップには、ここにトイレがあるんだけど。」と、 相棒が言うのを聞きつけた1人が、「檜で作ったのが、あそこの木の陰にある よ。」「僕たちが運んで来たんだから。」と。彼らのジャンパーの背には「WAD A」とある。背負子で今日のイベントのお弁当を運んで来たらしい。 私達もベンチに腰掛けて、ここでお弁当を食べることにした。早めに食べて、 ツアーが来る前に出立しよう。ここは眺めが良い。雲があって、海と空との境目 がはっきり分かる。 |
第三展望台 | 尾根道を進むと、展望台に出た。左手に視界が開けている。 |
からすばやま 烏場山山頂 |
とうとう山頂だー! 「花嫁さんの石像はどれ?」 のみっふぃ〜の声に、おじ さんが退いたら、足元に小さな像が現れた。像の下が賽銭箱になっている。 「縁結びなんだって。」と言うおばさんの声が・・・。横の立て札には、「年齢を 問わず、縁結び承ります。」と書いてある。商魂逞しいなー。 以前登った伊予ケ岳や千葉県最高峰の愛宕山のレーダーサイトらしき物が 見える。やっぱり、伊予ケ岳は端っこが切り立っていて、カッコいいー! この コース一番のビューポイントだろう。ここからは下りだ。 |
旧烏場山展望台 | この展望台は展望とは名ばかりで、見晴らしは余り良くない。 |
こん ぴ ら 金比羅山 |
見晴台を過ぎた辺りで、2人の背の高い男性の外国人と出会う。花婿コース で登って来たので、ちょっとしんどそう。でも、「こんにちわ!」と挨拶したら、 「こんにちわ!」と流暢な日本語が帰って来た。逆の花婿コースで登るのは、 登りが長く、ちょっと大変そうだ。その先へと下ると、金比羅山の頂上に出た。 ここは海側の方に、視界が開けている。木のベンチに座って一休みし、喉を潤 す。山頂を下ると直ぐに、祠があった。これが名前の謂われらしい。 |
花婿コース入り口 | 金比羅山を下り切ると、「花婿コース入り口」の案内板が立っていた。 |
黒滝 | 滝の音が聞こえて来た。山道が急に木の空中階段へと続いている。天空の ラビリンスのごとく、空に浮いてるような気分で階段を下って行くと、右手に滝 が現れた。落差15mだそうだ。 角柱や円柱の人工的なコンクリートの飛び石を渡って、川に沿って進む。周 囲の自然の風景とは、妙に馴染まず異質だ。誰だー! こんな無粋な飛び石 にしたのは? 更に、川と別れを告げて、また山道へと登る。 |
はなその広場 | バラの花が咲いている広場に出た。広場のトイレの前を通って、アスファルト 道を進めば、あと1.8kmで花嫁街道入り口に出るらしい。みっふぃー達は、橋 を渡り、抱湖園の方へと山道を登る。 |
浜千鳥海岸見晴台 | 暗い山道を進むと、右手がほんのり赤い。緋寒桜だ。こっちの道を選んで正 解だった。分岐に出た。左に下ると抱湖園、右の階段を上がると見晴台らし い。細い丸太階段を見晴台を求めて進むと、眼下に海が広がった。リゾートマ ンションのオレンジ色の屋根がまぶしい。探し求めていた白いドームを発見。 あれが瑞廣温泉だろう。 一分咲きの白い花を付けた寒桜の林がある。抱湖 園らしい。 見晴台の先へと道が下っている。そのまま進むと、民家のような別荘に突き 当り、左右にソテツが現れた。ソテツにはオレンジの実が生っていて甘い香り が漂っている。道を下り切ると、アスファルト道に出た。 |
瑞廣温泉 | 白いドームの建物に引き寄せられる。入り口の張り紙に、「平成14年5月に 閉鎖された。」と書いてある。残念。和田町の町営温泉だったらしいが、いった い中はどんな温泉だったんだろう? |
お花畑 | 第二花園踏切を渡ると、道の左手に菜の花畑が広がっている。 |
町営無料駐車場 | 菜の花畑の先に、ネットで見覚えのある茶色い小さな建物が覗く。町営駐車 場のトイレだった。駐車予定の場所を、最後に発見した。確かに隣には、リゾ ートマンションが建っていた。 |
振り出しに | R128号線に沿って、花の広場公園へと戻る。 2003.1.26 |
参考資料: | |
(1)「花嫁街道ハイキングコースマップ」 | 和田浦歩こう会 |
(2)分県登山ガイド「千葉県の山」 | 山と渓谷社 |
《みっふぃ〜のひとり言》 |
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