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       かま くら ・  えのしま
62. 番外編:鎌倉・江ノ島

秋のOFFには近場を歩きたいー!
で、鎌倉散策を!
ところが、天気予報は雨?
で、水族館に寄ってから、温泉でも行こうかーってことに。
ところが水族館を出たら快晴にー。
おおー、鎌倉を歩けるよー!

イルカwithアシカパフォーマンスのスプラッシュ! イワトビペンギン
アシカ&お兄さん イワトビペンギンの♀
(クチバシが丸いのが♀。
 ♂のクチバシは真っ直ぐ。)

@新江ノ島水族館
2006.10.2撮影

アクセス: 湘南新宿ラインから藤澤駅で小田急線に乗り換え
アプローチ: 小田急線・片瀬江ノ島駅から歩く
ルート: 片瀬江ノ島駅・・・→新江ノ島水族館・・・→江ノ島駅
→(江ノ電)→稲村が浜駅・・・→海菜寺・・・→稲村亭
・・・→長谷寺・・・→かばん屋・・・→鎌倉駅

9:20着 戸塚駅 (湘南新宿ライン) 9:25発
9:35着 藤澤駅 (小田急線) 9:44発
9:53着 片瀬江ノ島駅 『ココから歩き』
10:05着 新江ノ島水族館 入場料2000円 11:50発
12:05着 江ノ島駅 (江ノ電)210円 12:11発
12:?着 稲村が浜駅
海菜寺 魚料理・会席ランチ3500円
稲村亭 焼き豚・614円
15:25着 長谷寺 拝観料・300円
かばん屋 家紋展
鎌倉駅 JR横須賀線・外房線相互乗り入れ 16:48発

戸塚で集合!
 「戸塚で10両目に乗ってください。」とのメールで、まずは戸塚を目指す。途中で携帯メールのやり取りをして、戸塚のホームで会うことに変更。戸塚で下車してホームを見渡すと、ベンチにタンポポさんが座ってました。程なくして、ココの飼い主さんが登場し、三人が集合。そこへ湘南新宿ラインが入線して来たので、慌てて乗り込む。
新江ノ島水族館
 電車を乗り継ぎ、片瀬江ノ島駅へ。歩いて5分ほどのところに、水族館があるはず。ちょっと遠回りしちゃったけれど、目的地に到着。入場券と共に頂いたショープログラムタイムスケジュールを見ると、10:30からイルカwithアシカパフォーマンスのスプラッシュ!がある。それまで、水槽のお魚を眺めながら、海を楽しむ。エイやサメを間近に眺め、ガラスがあるから安心して海中散歩の気分を満喫。
 おおー、お時間です。イルカプールへと急ぐ。イルカとクジラがジャンプしたり、可愛い声を発したり。クジラの声が可愛いのには驚いた。お名前の紹介もあったけれど、すっかり失念。ジャンプの瞬間を撮ろうとシャッターを押すが、遅過ぎて弧を描く姿を撮るのは難しい。
 次は11:00からのペンギンストーリーを見るために移動。平日なのに、子供が多い。芸はペンギンの階段歩き。でも、出来る子は1匹だけの模様。餌の魚を投げて、泳ぐ素早いペンギンを見せてくれる。頭に黄色い羽飾りのあるイワトビペンギンがカッコいい。
 クラゲファンタジーホールで揺らめくクジラに癒しを感じる。
ランチ
 タンポポ様のお嬢様ご推薦の稲村が浜にある”海菜寺”へと向かう。江ノ電の江ノ島駅を探すが、ウン十年前に来た江ノ島とは、すっかり様変わりしてる。干物を焼いていてた磯の臭いもなく、おまんじゅうを売っていた記憶は過去のものとなり、若者好みの湘南リゾートに変身を遂げていた。「記憶では、あっちの方向よ。」とのココの飼い主様の方向へと歩いて行くと、江ノ島駅がありました。「反対のホームはどこから行くんでしょう?」と駅の周りをうろうろ。電車のホームへの行き方で迷っちゃいました。アハ。
 無事に江ノ電に乗って、稲村ガ崎で下車。駅から”海菜寺”を探しながら歩くが道が違うみたい。で、タンポポさんが電話で聞くと、線路脇に緑のノレンがありますと。歩いて行くと、線路の向うに木の門があり、緑の暖簾が掛かっていました。線路を渡って暖簾をくぐると、コンクリートの階段。階段を上りながら周りを眺めると、赤いマンジュシャゲや紫のホトトギス、青い西洋朝顔が目を楽しませてくれる。玄関に到着したけど、まだ階段は続いてる。「お店の入り口は上だよね?」と更にあがると、やはりお店の入り口でした。
 室内には大きな木のテーブルがドーン。座って外を眺めると、デッキには帆布が市松に張ってあり、風ではためき、青空が覗いてる。デッキの向うは湘南の海。青い海、白いテント、青空、素晴らしいシチュエーション。夏なら、デッキで生中をクイッーと行きたいところ。秋なので残念だー。
 タンポポさんがネットでクーポン券をプリントアウトして来てくださったので、お飲み物のサービスがあった。みんなで食前にルビーのグレープフルーツジュースを頂いちゃった。「ビールでもいいのよ。」って言われても、お酒は飲み仲間がいないと淋しいものなんです。
魚料理を注文したら、お刺身、生牡蠣、焼き魚、もずく酢と、ちょこっとずつ多種類のお料理が会席弁当のように載っているから、うれしくなっちゃう。正に、女性客好み。こんな素敵なお店をご紹介くださったお嬢様に感謝です。
稲村亭
 ココの飼い主様が、「いつもデパートで購入している、お気に入りの焼豚をお店で買いたいの。」と仰ったので、道路脇の地図の看板でお店を探す。長谷寺に向かう途中で横切る踏み切りの所らしい。
お店の袋には、”線路端に肉屋さん チンチン ゴトゴト お店がみえなくなりました”って書いてある。電車が来ないか確認して、線路脇のお店のガラス戸を開ける。本当に可愛らしいお店。でも、お店に入るのは、命賭けでございます。お店の中でも、電車が通ると、背中を電車が通過する感じなの。お店の陳列ケースには、炭火焼豚、炭火やきとり、豚みそ漬けのみ。その向うには、ボールの中に豚肉の山。おじさんが調理中でした。おばさんが、こちらの要求する焼き豚をいくつか見繕って出してくれました。「小さくて、脂がないのは?」全て合成着色料、保存料を一切使用していないので、一度に食べ切れる量がいいのです。 戸を開けて電車が来ないか確認し、お外に出て線路を渡り、長谷寺を目指して歩きます。
長谷寺
 狭い舗装道路を、だらだらとお喋りしながら歩く。これがほんに楽しい。黒装束の粋なお兄さんが、人力車で客待ち。もう、長谷寺の入り口でした。中に入ると、ピンクや白のシュウメイ菊が出迎えてくれました。階段を上って行くと、脇に紫の萩の花が咲いている。老年と思しきカップルが写真撮影中。微笑ましいこと。その先に水子地蔵尊がありましたが、以前の全山を埋め尽くすような夥しい数のお地蔵様は無かった。最近は、子授けにも門を広げたみたい。観音堂、阿弥陀堂、大黒堂と、順番にお祈りをした後、見上げると、山の緑が気持ちいい。自然の中で、ホッと出来た。「大黒様は、いい神様なのよ。」とのココの飼い主様の説明。休憩用のベンチから見ると、海にウィンドサーフィンがいくつか浮かんでいる。
 トイレを探すと、階段の下。工事のお兄さんが垣根を乗り越えてやって来たり、なんか、無用心な場所。こういう場所は、釣るんで行くに限る。
鎌倉駅へ
 時間も押して来たので、鎌倉駅を目指す。タンポポさんによると、裏道に素敵な通りがあるらしい。でも、分からないので、メイン道路で行くことにした。道を進むとY字路になった。どっちに行こうか? 通りがかりの方にお聞きして、左の道を進めば鎌倉駅に行くと。お店を覗きながら歩いて行くと、かばん屋さんの店先に、「家紋展」開催中の看板を発見。覗いてみようよって事になった。お店に入って、カバンを眺めながら、「家紋展はどちらでしょう?」と。二階との事で、懐かしい木の黒い階段を上がって行く。なんか、小学校を思い出しちゃった。陳列してあるカバンの壁に、家紋が展示してありました。タコとか、カブトムシを家紋にして、描いてありました。進入禁止のロープの中から、若い女性がやって来て、「アンケートに答えてくれませんか?」と、製作者の方でした。
 道を曲がったら鎌倉駅という角の店先で、タンポポさんが足を止めました。「記念に買って行くの。どれがいい?」って、ギャルソンエプロンを見ています。ベージュの布に、花柄のポケットが付いてます。赤いバラのがいいんじゃない?」って、私たちは意見が一致し、それに決めてご購入。
 道を渡って、ウィンドーショッピングしながら歩いていると、靴屋さんのウィンドーに目が止まっちゃった。茶とベージュのコンビのハイヒールに。で、引き返して、ウィンドー前で靴談義に花を咲かす。
 鎌倉駅に着いたら、一番都合の良い横須賀線・内房線相互乗り入れの電車が、目の前を出て行く。靴屋さんで足を止めたばっかりに、後の祭り。でも、次の電車は、横須賀線・外房線相互乗り入れ。これに乗って、お家に帰れる。ラッキー! 戸塚駅で2人が下車し、1人うつらうつらと夢の世界へと入って行った。

《みっふぃーのひとり言》
 いつものごとく、「私、OFFになりますー。」ってメールしたら、2人が一緒に遊んでくださる事になりました。タンポポさんが色々と案を出して下さって、鎌倉に決まり。馬来田の一面のコスモスとか、ハイキングとか考えて下さいましたが、夏山以来、ちょっとヒザが痛くてー。近場の平地という事で決まったの。ところが、天気は雨模様。ミッフィーがどこか歩きたがっているから、キャンセルは可愛そうという友達心?で、水族館と温泉に行きましょうと。OFFに遊びってなると、どんなに遠くたって、早起きして朝一の電車に乗ったってやって来るのを、ご存知なのです。友達とは、有り難いものです。
 日ごろの心がけが良いからでしょうか、片瀬江ノ島駅に降り立った時には、風は強いものの、雨は降っていなかった。水族館で遊んでいるうちに、快晴で青空になっていました。海菜寺でお食事しながら、温泉と鎌倉散策とどっちにしましょうと。「もちー、歩きたーい!」っていう私の我がままを快く、聞き入れてくださいました。なんと、お優しいお二人でしょう。長年の友情に感謝あるのみです。
 人生という旅もまた、旅は道連れ、世は情けと思う今日この頃でございます。2006.10.22記


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