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《ハイライト》 | ||
↓明神岳@徳沢 ↓常念岳@徳沢 霞沢岳@帝国ホテル付近↓ | ||
撮影 2005.1.1 by Miffy_kun |
アクセス: | 往路: | 新宿駅西口都庁地下駐車場脇→(首都高速)→(中央道)→三鷹TG→八王子TG →談合坂SA→諏訪湖SA→松本IC→(上高地線)→中の湯温泉ゲート前 →中の湯温泉 |
復路: | 中の湯温泉ゲート前→(安房トンネル)→アルプス街道平湯(温泉)→(安房トンネル) →諏訪湖SA→談合坂SA→八王子TG→永福TG→新宿西口スバルビル前 |
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アプローチ: | 中の湯温泉→(宿の送迎マイクロバス)→釜トンネル | |
ルート: | 往路: | 釜トンネル→(上高地街道)→バスターミナル→大正池 →上高地バスターミナル→田代橋→明神館→徳沢園(冬季小屋) |
復路: | →徳沢園(冬季小屋)→明神館→小梨平→河童橋→上高地バスターミナル →帝国ホテル→大正池→釜トンネル→中の湯温泉ゲート前 |
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着時間 | 地点 | 内容 | 発時間 | 経過時間 | 総時間 | 歩程 |
《1日目》 | 2004.12.30 | |||||
都庁地下駐車場 | 10:00 | マイクロバス 6時間 |
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10:05 | <首都高速>不通 | 高井戸出口付近で 車両火災発生 |
11:03 | 約1時間 足止め |
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11:14 | 白いワゴン車(自爆炎上) | |||||
11:17 | 三鷹TG | |||||
11:32 | 八王子TG | |||||
11:54 | 談合坂SA | (昼食) | 12:40 | |||
14:05 | 諏訪湖SA | 14:25 | ||||
14:45 | 松本IC | <中央道>からOUT | ||||
<上高地線> | ||||||
釜トンネル | ||||||
中の湯ゲート | マイクロバス乗り換え | |||||
16:00 | 中の湯温泉旅館 | 宿泊・温泉入浴(夕食) | ||||
《2日目》 | 2004.12.31 | |||||
7:00 | (朝食・弁当・お茶・湯) | |||||
出発 | マイクロバス | 8:07 | ||||
釜トンネル | ストレッチ | 8:30 | 30分(登り) | 歩き 7時間 20分 (含休憩) |
約12km | |
なだれ発生危険箇所 | ||||||
9:00 | 上高地林道 | 30分 | ||||
9:30 | BT | wc | 15分 | |||
9:45 | 大正池ホテル | wc | 10:00 | 1時間 | ||
11:00 | 田代橋 | 30分 | ||||
11:30 | 上高地BT | 猿・wc(弁当・味噌汁・甘酒) | 1時間 | |||
14:00 | 明神館 | wc | 1時間強 | |||
15:50 | 徳沢園・冬期小屋 | (年越し宴会・夕食) | ||||
《3日目》 | 2005.1.1 | |||||
7:15 | 自炊場 | (甘酒) | ||||
7:30 | (朝食) | |||||
8:20 | 外に集合(出発の用意して) | ストレッチ | 歩き 6時間弱 (含休憩) |
約12km | ||
10:05 | 明神館 | wc | ||||
写真(明神岳・常念岳) | ||||||
11:15 | 小梨平 | wc | ||||
11:30 | 河童橋 | |||||
写真(霞沢岳・帝国ホテル) | ||||||
BT | (行動食) | |||||
14:00 | 釜トンネル | 10分 | ||||
14:10 | 中の湯温泉ゲート | マイクロバスに乗車 | 10分 | |||
14:20 | 安房トンネル | |||||
14:30 | アルプス街道平湯 | (昼食・温泉入浴 ソフトクリーム@250円) |
16:00 | 1時間半 | マイクロバス 4時間半 |
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安房トンネル | ||||||
17:40 | 諏訪湖SA | 17:55 | ||||
19:20 | 談合坂SA | (夕食購入) | 19:30 | |||
20:00 | 八王子TG | |||||
永福TG | ||||||
20:30 | 新宿駅西口スバルビル前 |
1日目 | 2004.12.30 |
都庁地下駐車場 | 山小屋で年越しをし新年を迎えよう!というツアーに参加すべく、10:00に 集合。参加者男女8名ずつの計16名+添乗員さん(m:I 君)+山岳ガイド さん(f:F嬢・白馬峰の原リトル・アドベンチャー所属)+運転手さんで 出発ー! 首都高に入ったと思ったら、志村料金所付近で車が自爆炎上。前方に 黒い煙が見える。ジプタみたいなちっちゃな消防車とパトカーが、左右に避 けた一般車両の間を、サイレンを鳴らしながら通過して行った。1時間も 不通。事故現場を通過すると、白いワゴン車が真っ黒に焦げていた。 今日はAccess だけだからいいけど、日帰り登山だったら、1時間もの Lossは登山中止になりかねない。 |
談合坂SA | 正午頃、SAに到着し、掛蕎麦と菓子パンの昼食。夕食が豪華との情報 に、お昼は腹八分にしとこっと。 |
諏訪湖SA | 諏訪湖は白樺と雪景色。大勢の人で混み合っていた。 |
松本IC | 中央道を一路、松本を目指す。松本ICで降りて、上高地線を進む。中の 湯温泉ゲートで、中の湯温泉旅館の送迎車に乗り換える。道端に、ゲート 番のおじ様が一人。一日中、この寒い中に立っているらしい。 |
中の湯温泉旅館 | 情報どおり、豪華な夕食。Asahi Super Dryを飲みながら、飛騨のコンロ で焼いている朴葉味噌を摘む。ちょっと甘めだけど、沢山の野菜が刻み込 んであって美味しい。ツアー仲間は老若男女様々だけど、みんな山好きば かりなので、山談義に花が咲く。今朝、会ったばかりとは思えない雰囲気。 同好の士ってのは、いいね。同じ夢を見られるから。みんな、明日のスノー ハイクを夢見て、目がキラキラ。幾つになっても、こんな目の輝きを持てる なんて、素敵じゃない? お風呂は天然温泉で、露天風呂から山が見える。ここは旅館なので、 お部屋はオートロックだし、快適。温泉は男女別。詳しくは日帰り温泉を 見てね! |
2日目 | 2004.12.31 |
いよいよ、釜トンネルへ | 朝食は7時、旅館のマイクロバスで、釜トンネルまで送ってくれた。8時に ストレッチをした後、8:30いよいよ、旧釜トンネルを歩き出す。新釜トンネ ルも完成しているが、今日は点検のため、旧釜トンネルを通ることになっ た。Oh、Lucky ! 旧釜トンネルを通れるなんて、もう出来無いだろうから。 Head Light & Climbing irons(アイゼン)を用意するように言われていたけど、 釜トンネル入り口の門番さんが「今日は不要。」とおっしゃったので、Goar TexのTrekking だけで歩くことになった。 所々icebahnになっているので、滑らないように慎重に1歩1歩前進。旧 釜トンネルは、最初と最後の部分が雪避けガードの桟になっているので、 外の雪景色が見える。新釜トンネルじゃ、全部トンネルだから、景色が見 えなくって詰まらなそー。トンネルの天上から大きなツララが垂れ下がって いる。これが落ちて来て刺さったんじゃ、サスペンス物じゃー。「?凶器は なんじゃー? ツララが凶器じゃ消えて無くなる。」なんてTVドラマがあった よね。上を見て、ツララが無いトコの下を通過する。 |
アニマル・トレッキング | 釜トンネルを抜けると、そこは真っ白な世界。雪の上に、動物の足跡が 一直線に点々と・・・。狐らしい。別の所では、鹿と思しき足跡も見付けた。 |
雪崩発生危険箇所 | 「雪崩発生危険箇所」の看板がー! ここがネットで見た危険箇所? このために、このツアーはちょっと命がけ。このツアーに2度目の参加という ハイカーによると、3月のツアーで最後尾の方が雪崩に会い、腰まで雪に 埋まったと。自力では出られないので、みんなで雪を掘ったとか。春は雪解 けで、雪崩が起き易いらしい。 最近は雪崩防護柵が作られたので、雪崩は置き難いらしい。以前は雪崩 が起きると、釜トンネルから先には1ヶ月も入れなかったとか。 |
大正池 | 雪をぎゅっぎゅっと踏み締めて進むと、池が見えて来た。大正池だ。「あ の有名な池に残された木々はいずこに?」 「もう、少し先にあるよ。」との 言葉に進んで行くと、確かに池の中に、木が生えている。が、20歳の頃に 見た景色と余りに違うので、失望感が・・・。「大正池は、何れは消滅する よ。」との情報もある。尾瀬の様に、保護する必要が有りそうだ。だけど、 もう、遅きに失するのか? |
田代池・田代橋 | 小さな可愛らしい池に出た。グラサンを外して景色を眺める。モノクロの 墨絵の世界にいた。その先へと進み、木製の橋を渡って梓川の淵を遡る。 |
上高地バスターミナル | 「あ、猿がいるー!」という仲間の声に、木の上をじーっと見ると、猿が枝 の上に座っている。よーく見渡すと、あちこち、猿だらけ。「猿もバスを待っ ているんだ。」とのジョークを軽く受け流す。ここで弁当休憩となった。中の 湯温泉旅館のお弁当はオニギリで、乾燥していて硬い。歯が立たないよ 〜ん! 先にお弁当を食べていたカップルが、「お先に、徳沢園に行きまーす。明 日は蝶に登るのでー。」と言って、ベンチを立った。う〜ん、東京でも雪が 降っているという天候の時に、雪山やる人がいるんだー。ま、こんな季節 に、こんなトコ歩いているのも同類か? 手袋を外してオニギリを食べていたので、出発しようとしたら寒さで手先 が痛い。凍傷? 指の運動をしてから、出発! 歩き出したら、指の感覚 が戻って来た。やれやれ。 |
河童橋 | ここで、橋を渡り、林の中へと入って行く。白銀の世界で、メイン・ロードで はない所を歩けるのは、山岳ガイドさんのお陰。目印の無い真っ白な世界 を個人で歩いたら、迷子になって凍死してしまう。八甲田山死の行軍って 例もあるし。スキー場の喧騒さと違って、グッグッという雪を踏み締める音 だけが聞こえる。スノーハイクは静寂そのもの。生き返るー! |
明神館・穂高奥宮 | 夏場なら、拝観料が必要な奥宮に無料で入った。冬場は誰も管理してい ないらしい。今日は大晦日。スノーハイクの無事と来年の幸運を祈願。 明神池は、正に墨絵の世界。 |
明神岳 | 雪が降り続ける中を、1列になって進んで行く。正に行軍の感有り。「雪崩 発生危険箇所」の立て札が、またもや立っていた。みんな、一声も発っさ ず、雪崩が起きないように静かに歩く。明神岳は裾野だけがぼんやりと見 える。どうか、明日は晴れて、上方の峰を拝ませて下さいませ! 段々雪 深くなって来た。しかし、powder snow だから、ラッセルしても軽い。 |
徳沢園・冬季小屋 | ロッジが見えて来た。もう直ぐ、目標の山小屋に到着だ。雪の中に、青や 黄色の小さなテントが点在している。テントも雪で埋まっている。テントを張 った時から、更に雪が降り積もったのだろう。 テントの先に小屋が見えて来た。トーチャクー! ザックを降ろし、ストレッ チ。荷物と緊張で肩が痛い。 |
年越し | ツアー仲間の一人Mr.Mが、横浜の聘珍樓のお節とお酒を担いで来てい た。重いから、添乗員のI 君にも担いでもらったとか。彼はこのツアー参加 歴3度目とか。 男どもの部屋に全員集合して、酒盛りが始まった。お酒は、ビノ・ビアンカ (カリフォルニア・ワイン)&ビノ・ロッソ(ボルドー・ワイン)&日本酒(岩手 の濁り酒・あさびらけ)&紹興酒&ブランデーを、山用のビニール容器に移 し替えて、ザックで担いで来たとか。ビール(アサヒ・スーパードライ)を差し 入れて下さった方も。 お節を紙皿に開け、各自用に紙皿と割り箸と小さな紙コップまで用意して くれていた。お節の切り分け用に、薄いプレートのまな板と小さな包丁まで 持参しているとは? 好みのお酒を選び、スノーハイクの無事を祈って、乾 杯ー! 昨日会ったばっかりなのに、命がけの雪の行軍を共にして来た 所為か、妙に親近感が沸いて、和気藹々。夕食前に、既に出来上がってし まった。 |
夕食 | 夏場はお隣の本館で旅館をやっている徳沢園も、冬場は閉鎖している。 年末年始だけ、特別に、別館の山小屋を開いてくれている。私たちツアー 以外に、上の方の山を目指しているハイカーが泊まっている。 「ここの夕食はステーキだ。」と行きのバスの中でI 君が言っていたので 期待していたら、ハンバーグとロールキャベツだった。ザック置き場にあっ た冷蔵庫にも「ステーキ肉は古い順に」って紙が張ってあったのにー! それはないよー! でも、美味しかったから、いいけどね。それに、こんな 山小屋で年越し蕎麦(山菜若布蕎麦)まで用意してくれていたんだから、 ありがとねー。ただし、お茶を頂くのには、コップ持参。 |
雪隠? | 階段の脇のガラス戸に、「雪隠」と書いた紙が張ってある。中に入ると 洗面所で、洗面台は全て木で塞がれている。夏場は水が使えるが、冬場 は水が使えない。洗面所の先に男性用トイレが。その先のどん詰まりに、 ボットン??がたった一つあった。これじゃ、明日の朝は、大変だー。 山小屋に来たら水が使えないから、ウエット・ティッシュは必携。洗顔も 歯磨きも手洗いも出来ない。歯磨きには、ガムがいいらしい。ミッフィーは 歯磨きは諦めていたけど、ご親切な方が女性全員にガムを下さったから、 これですっきりした。次回はガムを持参しようっと。外でお茶を使って歯磨 きした人もいたけどね。だって、ぺってするには、外じゃないとダメだから。 こんな不自由さも、山小屋の良さって思っちゃう。今のCity Lifeは快適過ぎ て、人間の能力を退化させているって思わない? |
さぁ、寝ようっと。 | みんな盛り上がろうと、どの布団に寝るかって、ジャンケンに夢中になっ てる。ミッフィーはパーを出して、圧倒的多数のチョキに負けてしまった。 ま、負け組み仲間が、もう一人いたから良かった。1人で1枚の布団なら、 場所はどこだっていいんだけどね。そんなに冷めてちゃ、盛り上がらない か? 今回は、1人で1枚の布団に寝られるから、寝返りが出来る。山小屋で こんなのって初めて。普通は2人で1枚だから、やっと両肩が付く、つま り、上を向いて寝られる程度。で、腕の置き場所に困る。ひどいと3人で 1枚、それも足と頭を交互にして、片肩だけを付けて横を向いて寝るとか。 最後の寝方は、ミッフィーは経験しないで済んでいるから、ラッキーな方 かな? 丹沢の尊仏山荘なんか混んじゃって、男女ごちゃ混ぜだったよ ね。 白馬岳、仙丈ガ岳、北岳、槍ガ岳、登って良かった山の話が目白 押し。 あー、お布団が暖かい。チャンポンしたから酔いが回って、みんなが山談 義をしているというのに、ミッフィーは夢の中。山談義を途中までしか聞けな くって、損しちゃったかな? |
3日目 | 2005.1.1 |
星は? | 夜中に目が覚めちゃったので、外の空を見てみた。けど、星が無い。明 け方、また見ると、たった1つだけだったけど、星が輝いていた。その周り は曇っていたけれど、晴天が期待出来るかも? 晴れないと、山の頂が 見えない。見せてー! こんなにまでして、ここまでやって来たんだから。 神様、お願い。いい子にしてるから、望みを叶えてね! |
甘酒 | 前日の連絡では、7:30朝食との事だったが、山小屋ではチョクチョク目が 覚めてしまう。5:00には起きてしまった。「甘酒があるから、炊事場へー!」 との声が掛かり、7:15に、暖かくって甘ーい甘酒に有り付けました。生き返 るー! みんな、心までHotになっちゃって、お顔がルンルン。 男部屋は8畳に10人寝たって。押入れの下段には、早く寝たいと希望した 背の高い男性が、足を曲げて一人。上段に女性の山岳ガイドのF嬢さん が。「彼女を女性部屋に。」との話も出たけれど、彼女はそんな事はお構い なしって感じだったので、そのままに。ツアー客が多ければ、きっと、2人で 1枚の布団だったんでしょうね。キャンセルしてくれた皆様に、感謝ですー。 |
さぁ、帰ろう! | 「8:20に、出発の用意をして外に集合!」だって。食堂で暖かいお茶を携 帯ポットに入れて貰った。山小屋によっては、別料金を取るトコもあるけど 、ここはタダ。朝食後、ザックを詰め直したり、トレッキング履いたり、スパッ ツ付けたりと、慌しく行動した。山男・山女ばかりだから、こんな行動は非常 に早い。定刻通りに集合し、ストレッチしてから釜トンネル目指して出発! |
明神岳の頂がー | 少し青空が覗いて、やっと、明神岳の白い切り立った頂を拝む事が出来 ました。なのに、デジカメのバッテリー切れ。バッテリーは十分だと高を括っ ていたので、予備バッテリーを持ち合わせていなかった。次回は予備も持 参しようっと。でも、カメラ付き携帯で、ばっちり撮影。良かったー。 |
雪時々晴れ | 行軍していると、お天気は目まぐるしく変化。雪振る中を歩いているかと 思えば、突然に青空が覗く。なんて天気じゃー。青空が見えた時が、シャッ ターチャンス。運良くも、明神岳、常念岳、霞沢岳の白い頂をGet.. 神様、ありがとうございました。ただただ、感謝でございます。 |
帝国ホテル | 復路は急ぐので、脇道には入らずにMain Roadを歩く。往路では通らなか った”帝国ホテル”前を通過。1泊3万円?との情報あり。庶民が利用出来 るのは、Tea Time位かな? |
行動食 | 釜トンネルに入る前に、BTで行動食を立ち食い。昼食が遅くなってしまう ので、3日目の行動食を持参するようにと、言われていた。みんな、どんな 物を持参してるのかと、周りの人が食べている物を見てみると、パンが多 い。ミッフィーは、フルーツ味のカロリーメイト&レーズンクラッカー&チョ コ。カロリーメイトは、歯にくっ付くから好きじゃないんだけど、フルーツ味な ら食べられる。普段はクラッカー&毎日家族が多い。お店に毎日家族が無 かったので、仕方なく、今回はレーズンクラッカーにしちゃった。パサ付くか ら、徳沢園で入れて頂いたお茶を飲む。ザックのsideに入れて置いたペット のレモンティーは、凍っていなかったので飲めた。水だと、雪の中を歩いて いると凍ってしまうそうだ。sport drinkとか、何か溶かし込んである飲み物 は、凍らないらしい。 |
釜トンネル | 釜トンネル前で、雪上ハイクは終ってしまう。釜トンネル前の深い新雪の 中を思いっきり駆け回り、雪との別れを惜しむ。年齢に関係なく、みんな、 新雪に突進する。楽しい〜! 「Head Lampを用意して!」とのF嬢の声を無視して、誰一人用意する気 配がない。トンネル内が真っ暗だって、もう、ヘッチャラ。慣れちゃった。ほ の暗いトンネル内を勘を頼りに前進。遥か向うに、丸い出口が見えた。 あーあ、とうとう、着いちゃったー。 旅館の送迎バスが来る予定だったのに、前日、釜トンネルと中の湯ゲ ート間でスリップ事故があったから、来られないと言う。みんなで、車に 注意しながら、曲がりくねった車道を上がる。これが最後の登り? この 上りが、一番キツかったりしてー。 |
安房トンネル | 中の湯温泉旅館ゲートでマイクロバスに乗り込み、安房トンネルを通って 長野県から岐阜県へ、平湯温泉を目指す。 |
アルプス街道平湯 | 直ぐに、温泉に到着。ビールを飲みながら、遅い昼食を味わった。ゆっく りと温泉に浸かろっかな。でも、ゆっくりと浸かりたい所だけれど、お食事 時間を入れて、全部で1時間半。露天風呂に浸かっていると、何時だか 分からない。そしたら、仲間が防水時計をしていた。出発30分前にお風呂 から上がり、ビールを探す。食事の時には分け合ったので、ちょっと飲み 足りない。でも、お土産を買っていたら、時間が無くなった。 バスに戻ると、女性陣が手にソフトクリームを持っている。「どこで売って るのー? 時間有るかなー? あと、2分?」 バスの中から「私も欲しい。」 との声が・・・。「じゃ、買いに行こう!」「入り口で売ってるわよー。」との事 なので、二人で走る。入り口がice buhn でも、トレッキング履いてるから 大丈夫。売り場を見つけて並んでいると、後からお風呂から出て来た女性 も「私も欲しい。お金貸して。」と。車中、女性陣はみんなソフトクリームを舐 めてご満悦。 |
新宿へ | 諏訪湖SAに立ち寄った後、道路情報を見ていると、八王子付近で事故 渋滞。I 君は次にどこのSAに立ち寄ろうかと悩んでいた。結局、談合坂 SAになった。ここで軽めの夕食をゲットし、車中で食事。疲れて寝ている と、目覚めてみれば渋滞は解消し、バスはどんどん走って行けた。途中の 道路情報では、「トンネル出口雪」との警告があったが、トンネルを抜けて みると、雪は無かった。綺麗に除雪されている。警告は昨日のまま、更新 してなかったらしい。 20:30新宿駅西口スバルビル前に到着。女性陣は全員、車中で連絡先 を交換した。それ程に短時間で結束し、仲良しになれた。山のツアーでは 珍しい事だ。危険と隣り合わせの、雪上ハイクならではのオマケかな? そして、キャンセルが出たために、少人数での山行が、親近感をより強め たのだろう。「旅行会社としては、大赤字ツアー」って、I 君が言ってたっ け。 |
参考資料: | |
1) | 「?旅行社のパンフレット」より引用 |
《みっふぃーのひとり言》 |
雪の上高地を歩こうという計画は、山岳部OGの間で浮上していた。3月のスノーシューハイクを考えてい たのだけれど、みんなの予定が噛み合わず、みんなの予定が付く日に、別のスノーシューハイクを現在思 案中。で、相棒と上高地ルートの「新年を山小屋で迎えよう!」というツアーに参加する事にした。 ネットで調べてみると、釜トンネルを出た所が、「雪崩発生危険箇所」で危険らしい。山岳ガイドさんも随 行してくれるツアーだから、危険性が大であったら決行しないだろうと、安心して参加した。実際に歩いて みると、危険箇所は釜トンネル出口付近ばかりではなく、明神池を過ぎた辺りにも、あの立て札があった。 山岳ガイドのF嬢は、「東京に雪が降る天候だから、危なかったら止めるように先輩から言われて来た。」 と、後で、おっしゃっていらした。冬山に登るような登山ではないけれど、夏ならばルンルンなご気楽気分で 歩ける林道も、雪がいっぱい積もると、冬山と化す。一番怖かったのは、やはり、雪崩の可能性。春の雪 解けのシーズンでは無いから可能性は低いものの、ゼロではない。積もった雪の上に、新雪が沢山乗っ かると、雪崩の可能性は高くなる。今回は、東京でも雪が降っている位だから、降雪量は多い。運命共同 体だから、短時間でツアー仲間の心は急接近。キャンセルが多く、少人数なのが幸いして、和気藹々と、 とても楽しいスノーハイクとなった。雪崩にも遭遇せず、無事生還出来た事を、神様に感謝したい。 Powder Snow の雪道を行軍している時は、気分は最高ー! あの森閑とした中を歩いていると、填まっ てしまう。日頃のストレスなんか、どっかへ吹っ飛んで行っちゃったー。小さいことなんか、グチグチ気にし てなんかいられないよね〜。TensionはHighになって、何が来たって怖くないって気分。これで病み付きに なっちゃうんだよね〜。きっと。 頭空っぽで、真っ白な気持ちで俗世間に戻って来ると、暫くはみんなと調子が合わなくて困るけどね。 2005.1.6記 |
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