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《ハイライト》 | |
イカリソウ@ too ナカバ平 | 富士山 @天上山展望台1075m |
2004.7.17撮影 |
1. 天上山 1104m ↓ | 2. 護国神社脇・登山口 (紫陽花) |
3. 富士山@ナカバ平 | 4. 河口湖&大橋@ナカバ平 |
5. 天上山山頂 | 6. 富士山 with 笠雲 |
7. 久保田一竹美術館・入り口の門 | 8. レトロバス(河口湖循環バス) |
《出会えた花達 2004.7.17》 | |
紫陽花(アジサイ) | 虎の尾(トラノオ) |
ギボシ | ハギ |
ホタルブクロ | カンゾウ |
アクセス: | 往路 | 東京駅→(JR中央線特快)→高尾駅→(JR中央本線)大月 →(富士急行線)→河口湖駅 |
復路 | 河口湖駅→大月→高尾駅→東京駅 | |
アプローチ: | 河口湖駅前より垂直の道を進む。道は湾曲しているが、T字路にぶつかる。 角の右の柱に道標有り。車道を渡り、「天上山へは右折して50mほど進んでから、 左折」して、細道へと入る。 進むと三叉路にぶつかり、道標がある。天上山を目指して左に進むと、右手に 三峰神社が現れる。そこで道は大きく左方向にカーブするが、そのまま道なりに 沿って蛇行した舗装道路を登る。右手に護国神社が現れる。鳥居の右手にある 丸太階段が登山口。 |
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ルート: | 河口湖駅・・→三峰神社・・→護国神社・天上山登山口・・→ナカバ平 ・・→富士見台・・→天上山展望台・・→天上山山頂・・→山道(三つ峠方面へ) ・・→ロープウェイ駅との分岐(右折)・・→車道(左折)・・→(左折)下りの山道 ・・→河口湖畔・・→BS浅川「近くに酒屋あり」(乗車)→[路線バス・甲府行き] →BS郵便局(下車)→[路線バス・大石ペンション行き] →BS久保田一竹記念館(下車)・・→久保田一竹美術館 ・・→日帰り温泉・野天風呂天水・・→BS久保田一竹記念館(乗車) →[レトロバス]→河口湖駅 |
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到着 時間 |
場所 | 備考 | 出発 時間 |
道路 状況 |
区間 時間 |
東京駅 | JR中央線(特快)・高尾行き | 7:22発 | |||
8:18着 | 高尾駅 | JR中央本線(普通) | 8:20発 | ||
8:56着 | 大月駅 | 富士急行(普通) 1110円 | 9:02発 | ||
9:52着 | 河口湖駅 | WC(水洗) | 10:05 | 20分 | |
[ハイク開始] | アスファルト | ||||
三峰神社 | 登り アスファルト |
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10:25 | 天上山・護国神社・入り口 | ストレッチ | 丸太階段登り | 25分 | |
10:50 | ナカバ平 | 太宰治の碑 | 平らな道 | 30分 | |
11:20 | 天上山展望台 1075m | 弁当・休憩40分 WC(水洗) | 12:00発 | 登り | |
12:15 | 天上山山頂 1104m | 小御嶽神社 | 下り →尾根道 |
20分 | |
12:35 | 車道 | 緩い登り アスファルト |
5分 | ||
12:40 | 下りの山道 | 急な下り | 25分 | ||
13:05 | 河口湖を周遊している車道 | ||||
[ハイク終了] | |||||
河口湖湖畔 | 休憩 | ||||
BS浅川 | 路線バス・甲府行き 260円 | 14:25発 | |||
14:25着 | BS郵便局前 | 路線バス・大石ペンション行き 150円 | |||
14:35着 | BS久保田一竹記念館 | ||||
久保田一竹美術館 | 入館料 1300円 | 15:50発 | |||
16:00着 | 日帰り温泉 野天風呂 天水 |
入浴料 800円 (普通は1000円・割引券使用) 食事・かぼちゃのほうとう 1000円 生ビール550円 富士山の水200円 |
17:20発 | ||
BS久保田一竹記念館 | レトロバス(河口湖駅行き最終バス)390円 | 17:31発 | |||
17:50着 | 河口湖駅 | 富士急行・フジサン特急(1110+300)円 | 18:10発 | ||
18:52着 | 大月駅 | JR中央本線・中央線 | 19:02発 | ||
20:43着 | 東京駅 |
全員いるかな? | 大月駅で富士急行9:02発に乗車しようと、話がまとまった。東京駅で中央特快の 1両目に乗車すると、タンポポさんが探しに来てくれた。ココの飼い主様と一緒との事 で、3人が揃った。国分寺駅でオケイ様とT様が乗り込んで5人に。1人は急用で不参 加、残るはあと1名。 大月駅の臨時精算所が大混雑。列に並んで待っていたら、可愛い絵の描いてある 列車に乗り遅れそう。またまた、タンポポ様が探しに来てくれて、改札を走り抜け、乗 車賃は列車内で払えば良いと。駅員さん、早く言ってよー! 大月駅の富士急列車 内で残る1名、リミット様を発見。今回の参加者6名がやっと揃いました。 |
河口湖駅 | 予定通り、河口湖駅に到着。改札で駅員さんのシツコイ勧誘が・・・。「ナチュラルガ イドと歩こう! 神秘・太古の森樹海遊歩道と富岳風穴めぐり 4時間1300円」へのお 誘いを振り切って、スタート。 |
アプローチ | 前回の箱根・塔の岳でも、ここで迷った。今回も阿仁はからんや、左折の細道を通 り越して、ガソリンスタンドで道を聞く。道を戻って、交差点から1個目の小道に入って 進むと、「天上山」の道標がありました。道標どおりに一番左の道へと進む。 |
三峰神社 | 道の右に鳥居があり、上の方に神社が見える。ここから道は左に大きくカーブする。 |
護国神社 | 蛇行したアスファトの坂道を登る。ストレッチ出来る場所を探しながら歩いていると、 左手に、車3〜4台が止められる草原を見付けた。その右手に、護国神社の鳥居が 見えた。鳥居の前で、各自ストレッチ。鳥居の右手にある丸太階段が登山口。 左右に咲き誇る紫陽花を眺めながら、丸太階段を登る。山道の脇には、トラノオ、 イカリソウ、ホタルブクロ、カンゾウ・・・と、紫陽花以外の山野草も迎えてくれる。 |
ナカバ平 | 登り詰めると、広い草原に出た。太宰治の「惚れたが 悪いか」の碑が立っている。 碑の後ろに、雄大な富士が姿を現している。富士の反対側に、河口湖と河口湖大橋 が覗く。ロープウェイで登って来た人達と出会う。 |
富士見台 天上山展望台 |
ウサギと狸がお出迎え。展望台に出たらしい。ここはロープウェイの山上の駅になっ ているので、人が多い。飲み物や食べ物の自販機まであり、トイレはレストランの入 り口かと見紛うほどに綺麗。テーブルやベンチがあるから、雄大な富士を眺めなが ら、お弁当にする。高いトーンの鳴き声がする。物乞いのために、おしゃべりするワ ンちゃんが、鳥居に繋がれていた。 ここから先の道が分からないので、ロープウェイのお兄さんに聞いたが、知らないと 言われた。行ってみて、無理そうなら引き返そうと言うことで、先に進む事にした。小 さな鳥居をくぐって、天上山山頂を目指し、三つ峠方面へと進む。 |
天上山山頂 | 道は合っていたらしい。「天上山」の道標と小さな祠がある。小御嶽神社と言うよう だ。ここまで来る人は余程の物好きらしく、一般客は富士見台で富士山を見たら、引 き返すようだ。祠から先に見える山道は進めないらしく、私がデジカメを撮っている間 に進んだ仲間たちが、引き返して来た。山頂を目指して来た山道に戻り、その先へと 進んだ。 |
分岐 | 下って行くと、分岐に出た。左に行くとロープウェイとの道標があるので、右に行っ てみる事にする。地図によると、その先で車道にぶつかるらしい。進んでみて、車道 が無かったら、この分岐まで引き返すことにして進む。左手の下界に、河口湖の湖 面が見えるので、方角は合っているのだろう。 |
車道 | 尾根道を歩いて行くと、T字路となり車道に出た。今回も、道は合っていたらしい。 車道と直角に、山の上からハイカーが降りて来る。三つ峠からの下山だろう。私た ちは、左折してアスファルト道を登り、左手の下山道を探しながら歩く。道の脇に咲くノ カンゾウのオレンジが、疲れを忘れさせてくれる。 左手に、草薮で隠れたような山道が下っている。よーく見ると、階段になっている。 ここを下ろう。結構急な土の斜面に代わり、足元が滑る。気を引き締めて、下ろう。 下からハイカーが一人、登って来た。と言う事は、下って行けるって事だから、一安 心。ここの登りはかなりキツイだろうに。と思っている間に、登りのハイカーが続々と 現れた。名古屋からのツアーとか。丸太橋でのすれ違いは、待っていたら日が暮れ てしまう。頃合を見計らって、渡らせて貰う。他人事ながら、「昼過ぎからの登りは ちょっと危険だな。」と、心配してしまう。 |
河口湖 | 山道を下り切ると、民家が建ち並んでいる。垣根には、様々な紫陽花が咲いてい る。小さな白い鞠のようなタマアジサイ、紅色のガクアジサイ etc.。とうとう、太い車道 にぶつかり、目の前に河口湖が現れた。左手には、空掘りが,湖まで続いている。立て 看板を見ると、「土石流を流すための災害用」と。バス停を確認して、湖畔で一休み。 |
レトロバスは? | 浅川のバス停でレトロバスを待っても、一向にやって来ない。30分に1本はあるは ずなのに・・・。反対方面へは、1台が通過していったが・・・。電話で問い合わせると、 運行しているとか。やっとやって来た路線バスに乗り込み、「一竹美術館まで行きま すか?」と聞く。「郵便局で降りて、ペンション行きに乗り継ぐように。」と。とても親切 な運転手さんで、無線で連絡を取って下さり、レトロバスのフリーパスも使えるように 計らって下さった。乗り継ぎのバスの運転手さんにも、「私たちを郵便局BSで拾うよう に。」連絡して下さったし。ご親切、ありがとうございました。 |
久保田一竹美術館 | BS久保田一竹記念館で下車して坂道を上がると、数分で左手に厳つい門が現れ た。何年も前から訪れたいと思っていた場所。門は、どっしりとした木製で、彫刻が施 されている。インドのお城の門だったとか・・・。この入り口から、異様な雰囲気が漂っ て来る。一竹ワールドへの序奏。門を潜り抜けると、緑の中に滝が出迎える。柱状 節理を思わせる人工的なコンクリートブロックが、池に数本立っている。 受付を通ると、ミュージアム・ショップと蜻蛉玉のコレクションが出迎える。受付脇の ビデオルームで、一竹の作品紹介ビデオを見る。建物を出ると、不思議な池がある。 石灰岩の白い石段を登り、一つ上の建物へ。ここに、辻が花染めの着物が展示され ている。 靴を脱いで入館すると、絵画のような着物が目に飛び込んで来た。富士山、秋の 紅葉や冬の雪景色。連作の大作がずらりと並んでいる。絞りの針目まで、手に取る ように間近に見ることが出来る。気の遠くなるような絞りと染めの工程を想像すると、 人間業とは思えない。圧巻である。 |
日帰り温泉 野天風呂・天水 |
久保田一竹美術館前の坂道をしばらく登ると、左手に温泉が見える。会長さんが ネットで割引券をprint outして来て下さったので、2割引で入館。お食事処・どんぶり屋 でカボチャ・ホウトウを食べていたら、最終のレトロバスの時間が迫り、慌てて出発。 |
レトロバスに乗れた | 最終のレトロバスに何とか間に合い、乗り込むことが出来ました。BS浅川で80分 も待った挙句にとうとう乗れず、路線バスを乗り継いで美術館まで来たのでした。 帰りで乗れなければ、チャンスを逃すところでした。期待とは裏腹に、外見が楽しい だけで、乗ってしまえば、中は普通のバスでした。 |
フジサン特急 | 河口湖駅で一番早い列車が特急だったので、特急料金300円を余分に支払って 乗車。この電車には、ボディーに怒った顔や笑った顔の富士山の絵が描いてある。 見た目はそれなりに楽しいが、乗ってしまえば、ただの電車。しかし、座席はゆったり としている。大月まで行って、JRに乗り継ごう。 |
電車、 動いてないの? |
大月駅に着いたら、塩山駅での事故で列車が35分遅れていると。ここで、JR特急 に乗り継いで、後はのんびり寝て行こうと思っていたのに・・・。仕方が無いので、動き 出した電車に乗り込む。ところが、来ないと思っていた特急に、途中の駅で通過待ち させられ、隣をビューんと通り越して行かれた。待ってー! そんなのって無いよー! |
東京駅へ | 高尾でJR中央線に乗り換えたら、これで東京駅まで行けると一安心。あの特急で 帰れても、20分位の時間短縮だった。1300円の特急料金を払う価値は無かった か? ここは一先ず、特急料金を使わずに済んだと、思う事にしよう。 |
《みっふぃーのひとり言》 |
ハ!イ!ク!の会、第3弾。今回は参加人数も増えて、7人の予定で決行。当日、1名が急用で不参加と なってしまったのは残念だったけれど、登山慣れしている3名と不慣れな3名の珍道中が実現した。新メンバ ーが二人加わったのは、実に嬉しい。 天上山展望台までは、紫陽花を眺めながら難無くクリアー! 途中の山道では、山野草との出会いもあっ た。そこから先は地図上では山道があるものの、ロープウェイのお兄様に聞いても、道を知らないと言われ た。道を探しながら、分からなくなったら引き返そうという事で、先へ進む事にした。車道にぶつかった時に は、ほっとした。左眼下に河口湖が見えていたので、方角的には進む方向が合っているとは思っていたけれ ど・・・。 山道を下っている時に、名古屋から来たという80名のツアーが登って来たのと鉢合わせ。三連休で道路 が混んでいて到着が遅くなり、登山開始が午後になってしまったのでしょうね。でも、結構急な登りなので、 日暮れ前に下山出来るのかと、心配してしまった。 念願の久保田一竹の辻が花染めと対面し、その針跡から手仕事の凄さに感激した。みっふぃー希望の野 天風呂にも浸かり、日頃のストレスも吹き飛んだ。今回もいい汗流し、美味しいビールを味わえた。ラベンダ ー畑やブルーベリー摘みは、いつかのお楽しみに取って置こう! 共に歳を重ねて来た仲間達との山歩き が今回も叶った事と、この企画を立てて下さった会長のオケイ様に感謝。 2004.7.25記 |
アクセスに利用したのが、JRのとくとく切符「ホリデー・パス」。土・休日に日帰りで行くなら、大人2300 円とお得で、みっふぃーの場合、片道料金より安く往復出来る。木更津から大月・奥多摩・武蔵五日市まで のフリー区間が乗り降り自由なのだ。これは、かなりお薦め。 他にお得な切符としては、「青春18切符」など、時間にゆとりのある方達が利用されていると聞く。ちょっと 調べてみる価値があるかも? 2004.7.27記 |
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