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   きん ぷ さん
59. 金峰山

金峰のオヘソ、五条岩を触ってみない?
大弛峠からなら、日帰りできる!
レベルは登山中級の下

金峰山&五条岩@朝日岳
2006.6.10撮影

1. 朝日峠 2. 金峰山山頂
3. 五条岩 4. 金峰山山頂からの景色   みずがき
       ↓八ヶ岳     ↓瑞牆山
5. ヒメイチゲ 6. キバナ石楠花(シャクナゲ)

アクセス: 往路 新宿西口→(マイクロバス)→勝沼IC→信玄館→(タクシー)→大弛峠
復路 大弛峠→(タクシー)→鼓川温泉→(マイクロバス)→勝沼IC→石川PA→新宿西口
アプローチ: 大弛峠駐車場脇に、登山口がある。
ルート: 大弛峠→朝日峠→朝日岳→鉄山(北側を巻く)→金峰山[往路も同ルートを戻る]

新宿西口都庁地下駐車場 7:00発
勝沼IC
8:40着 信玄館 9:00発
9:57着 大弛峠 (wc・ストレッチ) [登山開始] 10:10発 約2時間半
10:40 朝日峠 (5分休み)
11:10 (5分休み)
11:25着 朝日岳 (5分休み) 11:30発
11:55 鉄山 (北側を巻く)
12:43着 金峰山 (弁当) 13:15発 2時間15分
14:00 鉄山
14:03 ベンチ (右側に花摘み場あり) 14:08
14:25着 朝日峠 14:30発
15:10 朝日峠
15:43着 大弛峠 [登山終了]
16:50着 鼓川温泉 @500 ビール350ml・250円 17:50発
17:25 勝沼IC
19:10着 石川PA wc 19:25発
新宿西口19:50着

どんな仲間?
 都庁地下駐車場でマイクロバスに乗り込む。お隣はどんな方? 後から、女性が乗り込んで来た。う〜ん、ちょっと高齢? 途中、最近行った山の話題で話が盛り上がる。やっぱ、共通の趣味っていいね。直ぐ、友だちになれちゃう。
信玄館(しんげんやかた)
 前回もタクシーに乗り継いだ信玄館でマイクロバスを下り、タクシーに乗り継ぐ。が、タクシーがまだ来ていない。で、ガイドさんがツアコンに当たっている。う〜ん、幸先が悪いなー。この組み合わせは・・・。程なくしてタクシーが揃い、前回同様、女性5人で乗り込む。助手席に1人、後部座席に4人が収まった。これって、道交法違反じゃないの?
大弛峠 2370m
 細い、くねくねしたアスファルトの林道を登る。途中、道路工事中。土日だけが通行可能になっている。プロじゃないと、すれ違いが難しい。タクシーに乗ること1時間、大弛峠に到着。駐車場は、既に満員の様子。
 ストレッチをして、いよいよ登山開始。駐車場脇に登山口があった。樹林帯を登り出す。
朝日峠
 朝なので、まだ、身体が目覚めていない。初め、登りが急なので、身体が重い。緩やかな登りから下ると、広場に出た。峠だ。
朝日岳 2579m
 また、緩やかに登って行くと、石がごろごろしている場所に出た。朝日岳に到着だ。前方に五条岩が見える! おお、あんなに大っきいー!
鉄山
 朝日岳からは急な下り。必死に歩いて行くと、知らない内に鉄山を通り過ぎていた模様。「もう直ぐよ。」の帰路のハイカーの声に、えっもうキンプなのー?って思った。鉄山は北側を巻くから、右ばかり見ていたので、道標を見過ごしたらしい。
金峰山 2595m
 大きな岩を縫って進む。これが楽しい。岩を這う低木に、白っぽい花が咲いている。「キバナ石楠花。高山にしか咲かないのよ。普通の石楠花はどこでも咲くけど。」と、バスの相棒が。かなり花に詳しい。途中でも、「ミツバオウレン、ヒメイチゲ。」と、解説してくれた。小さな広場を通り過ぎると、、岩だらけの山頂に出た。その先へすすむと、大きな五条岩が待っていた。
 360度の大パノラマだ。目の前に、で〜んと瑞牆。その背後に八ヶ岳。富士が霞んでいる。晴れたとは言っても快晴ではないから、目では見えても、カメラでは鮮明でない。遠く、南アルプスの山々の雪が白く見える。五条岩を眺めながら、お弁当。携帯のアンテナが3本立っている。山頂は電波の状態がいい。
 「ろっこんしょうじょう。」の声が聞こえて来た。五条岩に登っている人がいる。鳥居をくぐって、ちょこっと五条岩に登り、大きな一枚岩を素手で触る。とうとう、オヘソに触れたー! キャッホー! 声のする方へ下ると、数十人の修験者が五条岩に向かって、般若心経を唱和している。五条岩にも触ったし、さ、集合場所の山頂へ戻ろう。
 人数確認もなく、歩き始めた。「一人でも置いてっちゃったら、大変だよ。???」って文句言ってたら、広場で人数確認をした。
鉄山 2513m
 「鉄山判らないで過ぎちゃった。」って言ったら、相棒が、「11:55に標識を見たわよ。」と。標識は帰路の右手にあった。
朝日岳 
 朝日岳を越すのが、行きは辛かったっけ。今回のメンツは男女が半々くらいだから、歩くスピードが結構早い。相棒が遅れ気味なので、ガイドさんに「早い。」って言ったら、「遅く来てもいい。」と言って、一人で急いで行ってしまった。先頭が遅れてるのに、何考えてんのよー。う〜ん、今回のガイドは、ツアー客の事は考えてないのー。「年寄りのガイドは、ゆとりが無いから、急ぐのよ。」とは、相棒の意見。
朝日峠
 木々のある峠へ出た。「女性は峠の右に花摘み場。男性は左へ。」と。白いティッシュの花が咲いていた。自然の中に、置き土産は困る。これは持ち帰ってくれないとね。
最後の登り
 峠から最後の一ふん張り。下ると、白いタクシーが見えて来た。
鼓川温泉
 タクシーで温泉へ。駐車場から建物へは階段の登り。ここが、一番キツかった。1時間のゆとり。露天風呂に浸かり、身がほぐれる。今度は、国師行きたいなー。自販機でビールをゲットし、マイクロバスへ。
高速道
 ビールを飲んで、ほろ酔い気分で寝込む。高速は渋滞も無く、スムーズに進んだ。石川PAで休憩。トイレの前は、建物からあふれ出すほどの長蛇の列。こんなの初めて。集合時間に間に合うのかなって、心配しちゃった。
 あっと言う間に、新宿西口へ。「また、どこかのツアーでー!」と声を掛けて、新宿駅へと急ぐ。山から帰って来て、新宿駅西口地下道を歩く時、人混みに自分を突っ込む気分。あー、人間界に帰って来ちゃったんだって感じ。そう、「氷壁」にそんな表現があったよね。正に、その気分だ。

《みっふぃ〜のひとり言》
 山歩きから1ヶ月経つと、ウズウズの虫が動き出す。「お山歩きたいよー!」ってね。決行かは不明だけど、ツアーに申し込んだ。どこから見ても、あのオヘソで金峰だと判る。金峰の五条岩を撫でてみた〜い! 新宿7時発は厳しいが、前日に近場に泊まって参加可能に。
 曇り時々雨?の天気が晴れに変わった。もう、梅雨に入ってしまったのに、久々の楽しい山歩きで、気分はルンルン。神様、ありがとねー!
 この時期なら、石楠花が咲いていると期待した。が、花芽はほとんどない。がっかりしていたら、山頂付近で、高嶺にしか咲かないというキバナ石楠花が咲いていた。薄いクリーム色の小さな可憐な花。ツイテルー!
 瑞牆、甲武信、金峰を制覇。後は国師か? いつか、大弛峠から国師、そして、奥秩父最高峰の北奥千丈に行きたいなー! 2006.6.12記


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