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   きた よこ だけ
RooT-1  33. 北横岳(北八ヶ岳)

《超簡単な登山?入門編》
ピラタス蓼科ロープウェイで坪庭(8合目・2237m)まで行けば、山頂まで標高差243m。
誰でもちょっと足を延ばしたら、2480mに立てる!
蓼科に来たら寄ってみてねー!

《ハイライト》
わたすげ@七つ池     花と蝶@北横岳ヒュッテ   2003.8.25
@北横岳ヒュッテ フシグロセンノウ@坪庭

              北横岳@北横岳ヒュッテ
1. 北横岳ヒュッテ 2. 北横岳南峰
3. 北横岳北峰 4. 七つ池
5. 三ツ岳(縞枯) 6. 三ツ岳・縞枯山荘・縞枯山


アクセス:  中央道・諏訪ICより、ビーナスラインで蓼科湖を経由し、
白樺湖を目指す。途中にあるピラタスロープウェイ入り口で
右折し、ロープウェイPへ。
 山麓駅からピラタスロープウェイに乗って山頂駅で下車。
(7分・片道:大人900円、子供半額)
アプローチ:  @山頂駅を下車すると、そこは坪庭。坪庭は一方通行に成
っているので、右回りに進むと、北横岳への分岐に出る。そこ
が登山口。復路は右回りに進んで、山頂駅へ戻る。
 Aピラタスロープウェイに乗らない場合は、ロープウェイPの
横に坪庭への登山口がある。
ルート:   山頂駅(2237m)→坪庭→坪庭と北横岳との分岐
→北横岳ヒュッテ(2400m)→北横岳南峰山頂(2472.5m)
→北横岳北峰山頂(2480m)→北横岳南峰→北横岳ヒュッテ
→七つ池→北横岳ヒュッテ→坪庭と北横岳との分岐→坪庭
→山頂駅

到着時間: 地点: 備考: 出発時間: 所要時間:(休憩除く)
山麓駅 ピラタスロープウェイ(往復1800円)wc 10:20発 8分
10:28着 山頂駅 wc 13分 75分
坪庭
10:41 坪庭と北横岳との分岐 26分
11:07着 北横岳ヒュッテ 休憩 11:15発 22分
11:29 北横岳南峰山頂 14分
11:31着 北横岳北峰山頂 11:36発 16分 64分
北横岳南峰山頂
11:52 北横岳ヒュッテ 手洗い用の水 2分
七つ池 (七つ池まで片道2分の下り登り) 2分
北横岳ヒュッテ 休憩・おやつ 12:29発 30分
12:59 坪庭と北横岳との分岐 14分
坪庭
13:13着 山頂駅 ピラタスロープウェイ    wc
休憩(コケモモ大福@150円)
13:20発 10分
13:30着 山麓駅 wc

ピラタス蓼科ロープウェイ  下の山麓駅が標高1771m、約7〜8分で山頂駅2237mに行ける。標高差243m
をこんな短時間で登れるなんて、楽じゃー!
坪庭  山頂駅を出ると、そこは坪庭。溶岩台地の上に高山植物が咲く。坪庭探勝路
があって、ぐるっと30〜40分で回れる。道は右回りに一方通行になっている。こ
の坪庭探勝路を進んで、中間地点手前の北横岳分岐に出る。
北横岳ヒュッテ  北横岳分岐からが、いよいよ登りの登山路だ。溶岩の上を歩く。ずうっと登るこ
と25分くらいで山小屋が見えて来る。北横岳ヒュッテだ。小屋の横に、天狗のト
ーテンポールが立っている。雨水を大きなタンクに溜めていた。それを手洗い用
に使わせて貰えるのは、有り難い。
北横岳南峰山頂  北横岳ヒュッテの前を通り越して、先へと登る。案内標識がある、チョットした広場
に出た。。どうも山頂らしいが、ここは南峰で、この先に北峰の山頂があるらしい。
両サイドを木々に囲まれた、平らな細道を進む。
北横岳北峰山頂  出ましたー。「北横岳2480m」の標識が立っている。北横岳で一番高い北峰に、
とうとう出た。曇天のため、折角の山頂からの眺めはグレー一色。登って来た甲斐
が無い。不平たらたらの子供ら。登山の醍醐味を味合わせて上げることが出来なく
て、残念無念。風が強いので、早々に下山する。
再び北横岳ヒュッテへ  山小屋の前で大勢のハイカーが休憩している。我々も、チョットおやつ休憩とす
る。ここから下って2分で、七つ池に出る。
七つ池  ヒュッテの前の道を下ると、ホントに直ぐに七つ池の一つに到着。池の周りには、
ワタスゲが風で揺れていた。もう、秋が始まっているのかな? その先へと進むと、
さっきの池と繋がっていて、ポコポコと泡が水底から次々と浮かんで来る。湧き水
だろう。しばし泡と戯れる我が子を眺める。ここで道は行き止まりだ。
また、坪庭へ  ヒュッテに戻り、元来た山道を下る。途中で北横岳ヒュッテのお姉さんから聞いた、
ゴゼンタチバナ(安達太良山での写真)を見付けたが、花は咲いていなかった。
 下山しながら廻りの山々を眺めると、ボーダー状に木が枯れている。縞枯れだ。
これが起きる理由は分からないらしいが、珍しい景色だ。山小屋が見える。下山者
が、「縞枯山荘だよ!」と言って軽快に下って行った。坪庭分岐に戻り、坪庭を一方
通行で先へと廻って、山頂駅に出た。もう1人の我が子が、指の先にトンボを留まら
せている。やっぱり幾つになっても変わらないねー、君も。
山麓駅へ  山頂駅から10分置きに、ロープウェイが出ている。一気に標高243mを下ってしま
った。ロープウエイから、八ヶ岳の山々が見える。天気が今イチだけど、昨年登った
八ヶ岳最高峰の赤岳がはっきり分かる。あー、あの山頂に立ったんだと、感無量。
ロープウェイを使わずに、山道を下山しても良かったかな?

《みっふぃーのひとり言》
 ロープウェイを利用するので、大変簡単。小さなお子ちゃまでも行ける。しかし、溶岩なので、フットワ
ークの良いスニーカーは必要。また簡単に行けるからと言って、坪庭から安易に山の備品も持たずに
踏み込むのは危険。標高が高いので結構寒いし、山の天気は変わり易いから、レインコート・防寒着・
非常食・飲み水くらいはリュックに入れて必携のこと。
 天気が悪かったら、坪庭廻りだけにして、諦める決心をする勇気も大切だと思うよ。以前に、坪庭か
ら縞枯山荘まで行って引き返したことがあったっけ。雨池まで行く計画だったけど、霧雨で10m先が見
えず、寒さに震えたものね。道を踏み外して迷子にでもなったら、遭難だってありなのが山なんだから。
 今回は、成長した子ども達と家族で歩く事が出来て、みっふぃーは嬉しかった。「なんでこんなのが好
きなんだろ?」と不平たらたらでも、付き合ってくれて、ありがとねー。曇りで山頂からの景色が見えな
かったから、登山の感激を味合わせて上げられなかったね。北横岳ヒュッテのお姉さんが、「道がカー
ブした右手に、まだゴゼンタチバナが咲いている。」と教えてくれた。白い花はもう咲いてなかったけど、
途中の山道でゴゼンタチバナの葉っぱを見付けられた。七つ池の水の冷たさ。湧き水のポコポコした
泡つぶと戯れる、童心に返った我が子。風に揺れるワタスゲ。あー、みっふぃーは自然を満喫したよ! 
子離れの淋しさも、ちょっぴり感じながら。


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