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はりまざか   &   こいしかわしょくぶつえん
92. 番外編:播磨坂&小石川植物園(お花見)

地下鉄丸の内線・茗荷谷駅から歩いて5分
桜の名所
夕暮れの播磨坂
2010.3.31撮影
文京区さくらまつり会場
2010.3.31撮影
小石川植物園
2012.4.7撮影

《播磨坂》
レンギョウ 満開の桜 2012.4.7
《小石川植物園》
小石川植物園入口 タチツボスミレ セリバヒエンソウ
ウラシマソウ 白鷺 太郎稲荷
ベニコブシ 錦鯉 博物館
日本庭園 イカリソウ ニュートンのりんごの木
メンデルのぶどう スミレ:2012.4.7
ニリンソウ:2012.4.7 シャクナゲ:2012.4.7 ツバキ:2012.4.7

アクセス: <地下鉄丸の内線>茗荷谷駅から歩く。
ルート: 茗荷谷駅・・・→タベルネッタ・アグレスト・・・→播磨坂・・・→小石川植物園
・・・→播磨坂・・・→カドー・・・→茗荷谷駅


《みっふぃ〜のひとり言》
 毎年、お花見を友達としている。今年は参加者が多くて、6人で桜を愛でた。「どこに行こうか?」って声掛けに、「小石川植物園に!」と提案された。「では、ランチを探して!」との問い掛けに、植物園近くのイタリアンレストランをネットで見付けてくれた。
 メトロ丸の内線の茗荷谷駅改札に11:10集合。タベルネッタ・アグレストに11:30〜予約を入れて置いた。改札の駅員さんに行き方を聞いて、まずは播磨坂を探す。「1番出口を出たら、道路を渡って右へ2つ目の信号まで行くと左手。」とのこと。桜が満開だから、直ぐに分かった。
 播磨坂の右手に、レストランはある。階段を上がり、ドアーを開いて店内に入ると、席に案内された。赤いテーブルクロスが目を引く。ステキー! 明るくていい雰囲気。桜が良く見える半個室はチャージがいるし、2ヶ月前でないとこの時期は席が予約できないとのこと。奥の席と言われていたけれど、窓の側で少しは桜も見れる席に案内してくれた。サンキュー!!
 料理は、前菜が1枚の白い大皿の上に。
    パンプキン・ポタージュ(デミタスカップに入って) 、
    鶏レバーのテリーヌ(紫キャベツのザワークラウトの上に) 、桜鯛?のカルパッチョ

パスタは、3つの中から選択で、
    ハマグリと菜花のクリームスパゲッティ
    フジッリ・トマトソース(スクリュー型マカロニ)
    ボルチーニ筍の生パスタ・クリームソース(全粒粉の平打ち麺)

主菜は、豚肉の煮たもの か 魚(甘鯛?)のポワレ の選択
    (魚は皮がカリカリに焼いてあって、 ソースは刻んだミニトマトとケッパーが白い皿に点々と。)

デザートは、大皿に、マンゴーシャーベット、チョコレートのテリーヌ、 ラングドシャ
                                       (乙字型。中にはワンコ型に見えるのがあって、可愛かった。)
飲み物は、Tea or Coffee


 このレストランはお薦め。ただし、桜の季節は要予約。
ネットで予約申し込みをしたのだけれど、予約成立や予約確立まで、 とても複雑で参った。 予約の場合は、コースランチのみ。予約しないのなら、もっとリーズナブルなメニューもあったのだけれど、人数が多いし、お花見の季節だし、予約して置いて正解だった。

 播磨坂を下り、右折して、次に左折し、突き当たったら右折して進むと、左手が小石川植物園の入り口。入り口の係員に聞いたら、「入場券は目の前の店で売っている。」と。大人1人330円。入り口でチケットを半分もぎった。入り口の横に、園内のマップが置いてあったので、頂いた。マップを見ながら、右回りに歩くことにした。足元を見ると、スミレの花が春を告げている。枯れ木のメタセコイアが林立してる。道の脇に、黄色い野草が咲いている。札には、”ウラシマソウ”の文字。ウラシマソウはと探すと、地面すれすれに釣り竿を持った姿を見つけた。「こっちにあった。」の私の声に、おじさんがカメラを構えて、割り込んで来た。このおじさん、地面に這いつくばってカメラを構えて動こうとしない。「早くドケー、私が見つけたのにー!」と痺れを切らした。
 先へ進むと、高い木の枝に白鷺が止まっている。どんどん歩いて行くと、お稲荷さんがあった。マップによると”太郎稲荷”。ピンク色のこぶし(ベニコブシ)が咲いていた。花ショウブの手入れをしていたから、GWあたりは菖蒲の見頃かな?。
 園のどん詰まりには、和洋折衷の建物があった。ベランダが橋の欄干のようなのに、とんがり帽子の塔が屋根に載っている。博物館らしい。絵描きサークルが建物の写生中。池のある日本庭園には、錦鯉が泳いでいる。小学生達が半袖で駆け回っている。子供会でもやっているのだろう。
 階段を上がると、林だ。スズカケの実が落ちている。黄色い羽毛の中に、鈴のような硬い実。迷彩色のような木肌のカリンの幹。知らなかったー! カリンの木がこんな模様だったなんて。
 携帯にメールが来た。途中参加の1人から。近くに売店を見つけたので、そこで落ち合うことにした。売店の横には薬園保存園があり、売店のおじさんが、「イカリソウが咲いているよ!」と教えてくれた。ここが大岡越前の伊織さんが育てていた薬草園なんだー。薬草園を一巡りしていたら、売店のベンチに待ち人が到着していた。売店で購入した”イチゴミルク”を1粒、仲間からお裾分けして頂いて、口の中も春になった。売店のおじさんにお願いして、桜の前で「ハイチーズ!」と記念撮影。おじさんは、お店の看板を退かしてくれて、超協力的。さっきのドロップは効果大かも?
 ニュートンのりんごの木と、メンデルのブドウの木を探した。温室に入ろうとしたら、3時半まででとっくに閉まってた。ちょっと、気付くのが遅かったかな? 温室の外には、パンペイユ位の大きな黄色い実が、釣り糸にくっついた様にぶらーんとぶら下がった木があった。近くには、夏みかんの木もあったから、多分、柑橘類。4時半までだから、そろそろ帰ろうかと正門に向かって歩いていたら、係員の女性に、「もう直ぐ閉門ですよ!」と声を掛けられた。
 どこかでお茶でもと、播磨坂の桜のトンネルの中を歩く。人工の小川や彫刻があったんだ。行きは小石川植物園を探していたので、播磨坂遊歩道の最後をパスしちゃったから。カフェを探しながら、とうとうT字路に出ちゃった。近くに、”カドー”というケーキ屋さんを見付けた。中を覗くと、大きなテーブルが空いていた。6人で座れそう。場所取りして、売り場のケースを吟味。「あっー、サバランがあるよ、このお店。」他には、季節限定みたいな桜プリン、ロールケーキが2つくっ付いたみたいなジュドウ、etc.。これは、双子の意味だと、ケースのカードに書いてあった。質問がよくあるんだろうね。プリンは料金を出せば、カップを持ち帰れるそうだ。私は、コーヒーとサバラン。サバランは結構お酒が効いていた。ケーキを頂きながら、5月の「鬼無里・水芭蕉と善光寺参り」ツアーの打ち合わせ。楽しい仲間との語らいで、あっという間に夕方に。
 夕暮れになり、帰り際に播磨坂を見ると、黄昏の中、雪洞に灯りが燈っていた。茗荷谷で東京駅組と池袋組に別れて、5月の再会を約束して解散。2010.4.2記 
 スミレのようなのに、ランのように艶やかな姿の花の名が分からなかった。Mixiの”花の名前が分からない!!”っていうコミュニティーにカキコをしたら、早速、お返事を頂いた。セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)で、キンポウゲ科と教えてくれた。ヒエンソウはデルフィニウムの事と分かった。私はスミレの一群の側にちょこっと咲いていたので、スミレの仲間かと思ってた。キンポウゲは黄色い花ってイメージがあったし、雅かキンポウゲの仲間だったなんてー。
 植物園の表示はどうして漢字でも記入してくれないのかな? カタカナだけだと、分かり難いよね。ま、私もこのHPではカタカナ表示してるけど・・・。2010.4.3記
 今年も桜見に播磨坂にやって来た。六義園の桜をと思っていたけれど、レストランを探すなどのゆとりが無く、「一昨年のでいいのでは!?」との友のメールで決定。今年は天気に恵まれて快晴。青空にピンクの桜が映える。土曜日だから人出もあって、ルンルン。
 全員参加の予定が、1人減り、また1人と、5人になってしまった。友もそれぞれに忙しい。前回のイタリアン・レストラン。オードブルからランク落ちしてた。最後のレジで「4/15で閉店」と分かった。イタリアンも何軒もあるから、維持するのは難しいかもね。播磨坂の桜が見えるいい場所にあって、気に入っていたから残念。ちと淋しい・・・。
 植物園の入口付近に、人が溜まっている。何かとみれば、「道路工事で、園が削られる事への反対署名」。工事は既に始まっている模様。東京のど真ん中の緑、是非、次の世代へも残したいものだ。
 前回、見られなかった温室に入れて、カトレアなどが見られた。コンニャクの花の実物大写真があって、新聞記事のモノクロとは違い、赤紫色で、かなり大きいのには驚いた。公開温室の建て替えのため、Life in Green Project 支援の寄付を募っていた。
 途中参加の1人と、池袋の茶店で待ち合わせ。ボーイさんが田舎の男の子って感じなんだけど、全く商売っけがない。「4人なら椅子があるけど、5人ならムリ。」と。「ちょっとイスだけ、一つくっつけてくれない?」と交渉。もめた挙句に、座った。テーブルを3つ繋げた一団が、運好く腰を上げたところへ、仲間が到着。ツイテター。さっきのボーイさん、「ついてますね!」って、今度は愛想良くテーブルを繋げてくれた。気分を良くしたのに、客が減るばかりだから居座ったら、水を何ども継ぎ足しに来て、無言の帰れコール。帰りのレジで、「ごゆっくりして下さって、ありがとうございました。」って、嫌味言った。「ちょっと、あんた、口説いんだよね!?(心の声)」2012.4.11記 


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