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くるまやま こうげん すのーしゅーはいく      
102. 車山高原スノーシュー・ハイク

霧が峰最高地点の車山山頂は360度のパノラマ
1)リフト利用で白い樹林帯の中へ
スノーシュー入門・初心者歓迎
車山@ビジターセンター駐車場
2011.2.5 撮影

1. 車山山頂 標高1925m 2. 八ヶ岳 @車山の肩
3. 八島が原湿原(白いハート型)      4. ウサギの足跡(アニマル・トレッキング)
5. 美ヶ原(左奥の平らな雪山)
           ↓
6.  蓼科山  北横岳    縞枯れ山・茶臼山
       ↓     ↓       ↓    ↓
7. 車山の肩
  ↓車山気象レーダー(銀色の球体)
    車山山頂
8. 凍った白樺湖

引用資料:
1) Cツアー社のパンフレットより

アクセス: 往路: 新宿駅西口7:20発→<中央道>→双葉SA9:00〜9:20→諏訪IC→車山ビジターセンター10:00
復路: 車山ビジターセンタ15:00ー→白樺湖温泉・すずらんの湯15:10〜16:00→荻野屋16:50〜17:10
→<中央道>→談合坂SA17:30〜17:45→新宿駅西口19:30着
ルート: 車山ビジターセンター→SKY LINER・SKY PANORAMA(リフト2台)・・・→車山山頂(5分)標高1925m
・・・→車山の肩(弁当休憩30分・標高1800m位)・・・→(車山山頂を巻いて、スキーコースの外側へ)
・・・→(急斜面を滑り台2回)・・・→SKY LINER→車山ビジターセンター

《みっふぃ〜のひとり言》
 久々の晴天の山歩き。雪の南アルプスの白峰三山が、中央道からくっきりと見えた。車山山頂での大パノラマが期待できそうだと、心は弾む。しかし、山頂で見回すと、目の前の八が岳は霞んでいるし、アルプスは全く見えない。リフトを2台乗り継ぐので、最後のリフトを降りたら、山頂は目と鼻の先。
 スノーシューを履いて、まずは山頂へ。そこから、車山の肩へとハイキング。雪の中に、動物の足跡。アニマル・トレッキングの始まりだ。足跡をカメラでパチリ。ガイドさんが、「これは犬ですね。」って。エエッー!! その後、ウサギやテンやキツネの足跡と出会った。山頂を下ったと思ったら、緩やかな登り。右手に、白いハート型が見える。「あれは、八ツ島が原湿原です。」と、ガイドさんの説明。子供たちが小さい時に、夏休みに歩いたトコだ。上から見ると、ハート型だったんだ。「その先の平らな白い雪山が、美ヶ原です。」って。美ヶ原高原美術館も、子供たちと行ったトコ。ガリバーの靴が気に入っていたっけ。懐かしい場所が眼下に広がる。目の前の三角形の白い山が蓼科山、その向こうに北横岳、更に縞枯れ山、茶臼山が見える。蓼科山は夏に下から子供たちと登った。将軍平の大きな岩ごろごろは厳しかった。下から来ないで、7合目までバスで来られると知って、帰りは7合目からバスで降りて、駐車場のマイカーに乗り換えたっけ。楽しい思い出が甦る。
 ちょっと、お腹が空いたと思ったら、広い場所に出た。車山の肩に到着したらしい。「ここでお弁当休憩です。」って。真っ白な雪の上にある岩にちょこんと腰を下ろし、遠くの雪山を見ながら、バスで合席したお友達とお弁当。オニギリ2つとおかずの2段弁当。おかずは全部平らげたけど、オニギリは1個が大き過ぎて、1個で満腹。
 帰りは山頂を巻いて、スキーコースの脇を歩く。「この先は見えないよ。」と。でも、ガイドさんはどんどん先へと進んで行く。急斜面が現れた。「お尻で滑り降りてもいいですよ。」と。滑ろうとしゃがんだが、滑らない。で、ストックで雪をかいて、やっと滑り出した。これがスノーシューの楽しいトコ。ガイドさんは分かってて、このルートを案内してくれたらしい。もう1回、急斜面に出た。やはり、お尻で滑り降りた。アハハ、楽しいな〜♪
ウサギの糞があっちこっちに。「ウサギが運動会をしたみたいですね。」って。ダケカンバや落葉したカラマツ、木々があれば小動物は逃げ場が有るので、安心してやって来るらしい。
 「下までは1時間掛かるので、ここからリフトに乗りましょう。」と。「スキー場を横切るので、右の方の滑り降りてくる人を見ながら、注意して渡ってください。」って。???危険だー! スノーボーダーが勢い良く、滑り降りて行く。来ない合間を縫って、リフトの方へと渡る。やれやれ、この時が今日のツアーで一番緊張した瞬間だ。
 4人乗りのスキーリフトに3人で乗る。バーを身体の前に降ろしたら、スノーシューが端っこに挟まった。必死にスノーシューを抜いて、バーを完全に下ろした。つい最近、遊園地で安全バーがしっかり止まっていなくて、投げ出されて亡くなった事故があったばかりだもの。行きのリフトは「4人乗りを3人で乗りますから」と、ガイドさんの説明があったのに、乗る段になって、右脇からスノーボーダーが飛び込んで来て、驚いたのなんのって。右端に乗る予定が、左の方に弾き飛ばされて。リフトは動いているんだから、事故で怪我したら冗談じゃ済まないよ。スノーボーダーもスノーシューツアーの団体にイライラしてたんだろうけど。そう思っていたら、2つ目のリフトに乗っている時に、「今日はスノーシューのツアーの団体さんが来ています。」って、アナウンスがあったっけ。文句言ったスノーボーダーがいたんでしょうね〜。お互いに雪山遊びの仲間ジャン、仲良くやろうよねー!
 帰りは、白樺湖の温泉に寄る。白樺湖池の平ホテルの温泉?って、思ったら、バスは通り過ぎてしまった。白樺湖脇の”すずらんの湯”へ。洗い場は沢山有ったのに、満杯。仕方なく、並んで空くのを待つ。この時間が長かった。露天風呂の隙間から、外の景色が覗き見える。男風呂なら、もっとオープンに見えるのだろうけれど・・・。内風呂はジャグジーだったので、足や腰を当てて筋肉痛を取る。サウナも有ったので、ちょこっと覗いて見た。時間があったらサウナにもっと居たかった。お風呂から出て休憩室に行ったら、友達がここよと手を振ってくれた。「遅かったわね。」って。「洗い場を待ったから。」と。「何か飲んだ?」ジュースのパックを手に持っていた。「ビールは生があるって言ってたけど、時間が無いから缶にしよう。」って言ったら、「あそこに自販機があるわよ。ビールは300円。」って、教えてくれた。で、自販機に行って見ると、キリン。アサヒが無い。仕方ないから、キリンの一番絞りを購入。いつもの如く温泉荷物に入れて来たお摘みを摘みながら、グイグイーっと。ウ・マ・イ!!山歩き、温泉、ビール、いい人生です。アハ〜♪ ほろ酔い気分でバスに乗り込む。
 次は”峠の釜飯”で有名な荻野屋に。行きのバスで注文して置いたから、夕食はバスで釜飯だ。荻野屋で野沢菜漬け(たまり漬け)と生蕎麦を買った。今日来れなかった相棒に、お土産。
 帰りは談合坂SAでトイレ休憩。喉がものすごく渇いたから、缶コーヒーを買った。夏なら、ソフトクリームも食したいところだけれど・・・。そうそう、峠の釜飯は、栗、鶉卵、干し杏は載っていたけれど、なんか違う。何がなくなっちゃったんだろう。だって、筍が多過ぎたしー。
 高速料金が元に戻って高くなった所為かな? 中央道は行きも帰りも渋滞に合わず、予定より早く、新宿駅に到着した。今シーズンも雪遊びが出来た事に、感謝です。2011.2.12記


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