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     つぼにわ     いつつじ     むぎくさ  とうげ
49. 坪庭〜五辻〜麦草峠

ーーー1)新緑の北八ヶ岳原生林を歩くーーー
北八ヶ岳原生林
2005.5.28 撮影

1. 縞枯山@坪庭 (しまがれやま@つぼにわ) 2. @森林浴展望台
3. 出逢の辻(であいのつじ) 4. オトギリ平
5. 大石峠旧跡 6. 北八ヶ岳原生林@大石峠
7. 茶水の池@麦草峠(ちゃみずのいけ@むぎくさとうげ) 8. 麦草ヒュッテ

《アニマル・トレッキング》 @五辻  2005.5.28
狸の足跡 鹿の足跡

《八ヶ岳の草木花》 2005.5.28〜29
唐松の雌花&雄花@オトギリ平
2005.5.28
(赤くて大きいのが雌花、小さいのが雄花で
雌花がやがてマツボックリになる。???)
コナシ(ズミ)の蕾@八ヶ岳高原ロッジ
2005.5.29
(この赤い蕾が咲くと、
やがて真っ白い花になる。???不思議)
ムラサキケマン? スミレ@八ヶ岳高原ロッジ
ミツバツツジ@八ヶ岳高原ロッジ マツの若葉?@八ヶ岳高原ロッジ
《みっふぃーのひとり言》

デジカメの撮影技術がイマイチってか、
焦点の半押しがドヘタで
ゴメンね!
ゼンマイ?@八ヶ岳高原ロッジ
スズラン@野辺山駅
2005.5.29
キンポウゲ@野辺山駅
《みっふぃーのひとり言》
野辺山駅のホームのどこって、ちょっと答えられませ〜ん。
だって、言っちゃったら、イメージ丸つぶれだもん。
でも、行った人は分かっちゃうよね。wwww・・・・

アクセス: 往路  八ヶ岳高原ロッジ→(マイクロバス)→R141
→美し森(大泉村)→原村→A coーop(茅野市)
→ピラタス蓼科ロープウェイ山麓駅
復路  麦草峠P→八千穂高原スキー場→松原湖→灯明の湯→海ノ口牧場
→八ヶ岳高原ロッジ
アプローチ: ピラタス蓼科ロープウェイ山麓駅→ロープウェイ→山頂駅
ルート:  坪庭(1周)→森林浴展望台→五辻→(桜の木下)→出逢の辻→オトギリ平
→大石峠→麦草峠→麦草ヒュッテ

到着
時間
場所・標高 備考 出発
時間
山道
状況
経過
時間
距離
八ヶ岳高原ロッジ (マイクロバス) 8:35発
9:45 茅野市・Aco-op WC 9:50
10:25着 ピラタス蓼科ロープウェー山麓駅 片道 @900   wc 10:40発
10:47着 ピラタス蓼科ロープウェー山頂駅
2233m
ストレッチ    wc 11:00発
[トレッキング開始]
坪庭1周 岩の道 20分
11:17着 分岐「麦草峠4.1km」 11:20発 緩い
下り1時間
2時間
45分
4.1km
11:40着 森林浴展望台 view point(5分休憩) 11:45発
12:00 五辻 2140m 狸・鹿の足跡 緩い下り
30分
12:03着 桜の木の下 (弁当休憩 35分) 12:40発
13:00 出逢いの辻 2100m (→距離600mの登り→) 緩い上り
30分
13:18 オトギリ平 2140m (10分休憩)テーブル・ベンチ ほぼ平ら
20分
13:45 大石峠 2150m 原生林 緩い下り
20分
麦草峠 アスファルト道
14:05着 麦草峠駐車場 P  WC
[トレッキング終了]
麦草ヒュッテ カップアイス@320 14:25発
麦草ヒュッテP ストレッチ〔5分) 14:32発
15:12着 灯明の湯 入浴料@700
生ビール小・お通し付き@400
16:18発 車で
30分
16:50着 八ヶ岳高原ロッジ

ピラタス
蓼科ロープウェイ
 7分間の空中散歩で、山麓駅標高1771mから一気に山頂駅2237mへ。
片道900円は標高差466mも楽出来るのだから、リーズナブル。冬と違って
見下ろす景色が霞むのが残念。
坪庭(つぼにわ)  山頂駅から、縞ガレ現象の縞枯山がくっきりと見える。2)100年の周期で
シラビソ・オオシラビソが帯状に枯れて行くという。そして、その理由は謎の
まま、
神秘のベールに包まれているとか。
 縞枯山を背景に、「ハイ、チーズ」と記念撮影。写真撮影のベスト・ポイン
ト。足慣らし?  溶岩とハイマツ、岩ゴロゴロで歩き難い。「坪庭1周、いら
ないよ。」の声も。坪庭1周約30分を20分で1周してから、いよいよトレッ
キング本番へ。「麦草峠へ4.1km」の看板あり。
森林浴展望台  木道を進むと、下界が開けた。辺りの山々が霞んでる。「あの青いのは
山小屋?」とか言いながら、シャッターを押す。
五辻(いつつじ)  縞枯山と茶臼山の間からの下山道とぶつかった。泥んこのぬかるみに、
動物の足跡が・・・。満丸っこいのを見っけ。タヌキ。そう言えば、狸の足跡
はよたついてるって、スノーシューの時にガイドのY氏に聞いたよね。今回
も同じ、自然解説員のMr.Y。またちょこっと歩くと、足跡がー。今度のは、2
本ヒズメがあるから、鹿。
空想のお花見  「あと5分でお弁当です。」と、Mr.Yから嬉しいお声が掛かりました。「お花
見のつもりだったんですが・・・。」と彼は恐縮してる。蕾が膨らんでて、あと
数日で満開でしょうに・・・。1本の桜の木の下に座り、みんなでお弁当。駅
弁屋さんと約束していて、アクセスの途中でマイクロに積み込んで下さった
んだよね。Mr.Y、ありがとー! お薦めだけあって、ホントに美味しいよ。
この後も歩くからビールじゃ無くってペットのオ茶ケだけど、顧問や仲間と
一緒だからワイワイ楽しめた。なんたって、シチュエーションがいいよね。
大自然の懐に抱かれて、お花見弁当を摘むなんざ、ホントの贅沢じゃ-。
出逢いの辻  桜の木の下を出発して歩く事20分、分岐点へ出た。ここからが今回唯一
の上り。「ここから20分、600mの登りです。」と。「600mって標高?」っ
て分っちゃいるけど、ミッフィーは突っ込んでみました。「標高差600m
じゃ、20分で歩けるはずないでしょ。」と、デコちゃんの名答が。
オトギリ平  ホイホイホイと難無く登ると、枯れた熊笹の原に出た。オトギリ平だ。テー
ブルとベンチがあるので、一休み一休み。顧問の足取りも軽かったので、
ヤレヤレ。こんな事言っちゃ、怒られちゃうかな?
大石峠  大石峠旧跡の立て札を過ぎると、主のようなシラビソの巨木。大きな木に
は、木の精が宿っているような気がする。正に、原生林の真っ只中へと歩
みを進める。生きているって、実感する。ルリビタキのトゥルルルルーという
繁殖期の泣き声が・・・。「鳥は地面から1mくらいの所を飛びます。」と。
残念ながら、美しい青いお姿にはお目に掛かかれなかった。
茶水の池・麦草峠  枯れた木が横たわる、大きな水溜りに出てしまった。茶水の池だ。その
先に、アスファルト道が見える。麦草峠に着いてしまったのだ。もっと歩い
て居たいよー。
麦草ヒュッテ  道路を渡って右手にちょっと進むと、道の左手に駐車場が現れた。「麦草
ヒュッテのアイスクリームはおいしいんだよ。」って言っていたら、「バスは
2時半の出発です。」って。「ワーイ、ヒュッテでアイスクリームが食べられ
るー!」いつもの事ですが、なんでも言ってみるもんです。またもや、ミッフ
ィーの我がままを、Mr.Yは聞き入れてくれちゃった。ありがとねー。
灯明の湯  希望者は、帰りに温泉に立ち寄らせて下さった。以前のスノーシューハイ
クで来たことがあったっけ。今回は冬と違って、露天風呂に無粋なアルミシ
ートがなくて良かった。サウナにも入ってみました。狭いながらも、サウナ好
きにとっては、サウナがあるだけで有りがたい。熱くなった身体で、ポチャン
と源泉の水風呂に浸かる気持ち良さ。これは堪らない。山行の筋肉痛なん
か、吹っ飛んじゃう。
 その上、時間に余裕があったので、顧問と生ビールをご相伴出来たのが
嬉しかった。とは言え、顧問のコップは既に空に近い。「遅いから飲んじゃっ
たよ。」と。ご一緒したツアーのおじ様方お二人と、既に出来上がっていた様
子。「中はいくらかな?」って言ってたら、おじ様のお一人が、「時間が無い
から、小にしたら?」と。生の小でお通し付きで、400円。生中の相場が400
円だから、ちと高い。ま、キュウリの塩もみ付いたから、こんなもんかな? 
しっかし、お山歩いて温泉浸かってから飲むビールはマイウー!
これは、止められませーん。他では飲めないよねー、こんな美味しいビール。

《星空観望会@八ヶ岳高原ロッジ
 5/28(土)、有賀写真企画事務所代表・彗星探索家の有賀哲夫(アルガテツオ)氏による
星空観望が予定された。が、生憎の天候で星が見えず、残念ながらスライド上映となっ
てしまった。デジカメでの星の撮影の仕方も教えてくださった。そして、何に増しても印象
に残っているのは、星の話をしている時の、少年のようにキラキラと輝いている有賀氏の
瞳だ。北斗七星、大熊座&小熊座のお話、etc.と話は尽きず切が無い。久々に夢を見て
いる少年に出会った感がした。こっちまで童心に帰って、星空の夢を見させてもらった。
その上最後に、有賀氏が撮影した星空写真のお土産まで頂戴しちゃった。Thank you !

引用文献:
1) 季刊「自然郷ライフ」2005新:・トレッキング2泊セットプランより
2) HP:ピラタス蓼科ロープウェイ・縞枯れ現象とは
http://www.pilatus.jp/green/gp/tu.htm#tua

《みっふぃーのひとり言》
 今回は、山岳部OGの顧問お礼山行。以前に参加したことがある「八ヶ岳高原ロッ
ジ主催のトレッキング」に決定。八ヶ岳高原に詳しい自然観察指導員のガイド付き
なので、鳥や草木花の説明が楽しみだ。やっと、みんなの長年の望みが叶う事に。
 昨年11月の母校同期会で顧問にお話し、時間を割いて下さる事に。2月の栂池
スノーシューハイクで、具体的に八ヶ岳ロッジのトレッキングと決まり、先輩方の連絡
先を調べることに。3月に同窓会の皆さまのご尽力でそれをゲット。が、先輩方は不
参加との事。顧問のMr.O&後輩Mさん&いつものメンバー4人の総勢6人で決行。
山岳部OBは、お仕事が現役の間は参加は無理なご様子。ま、リタイアーして時間が
出来たら、一緒に遊んで下さることでしょう。
 ロッジとの交渉、切符やレンタカーの手配と、件の”タンポポさん”が大活躍。みっふ
ぃーは影の仕掛け人と化し、ただただ、タンポポさんのご尽力に感謝するのみ。それ
にしても、山岳部OGのブレーンは実に素晴らしい。3日目に”マンズワイン小諸ワイ
ナリー”や北軽のイタリアン・レストラン”パンカーラ”に立ち寄るため、ドライバーを買
って出て下さったオケイさん。この元部長の気配り、情報収集能力には、いつも脱帽。
道案内は、この辺に大変詳しく、カーナビよりも優秀なMさん。そして、おっとりしてる
のに、いつも冷静沈着に物事を判断出来、パンカーラをご紹介下さったデコちゃん。
色々な個性や才能を持った方々が互いに協力し合って、楽しい山歩きが出来たこと
を感謝します。持つべきものは友。友は何ものにも換え難い財産です。
 これを機に、第2弾、第3弾と構想(妄想w)が頭を過ぎる。生きてるって、素晴らしい。
ルリビタキのトゥルルルルーやカッコー、ウグイスのケキョケキョと啼く森を歩き、原生
林の真っ只中で生命の息吹を感じ、自分を取り戻した。木道脇には残雪が・・・。寄り
道して、わざわざ雪を踏み締める、童心に帰った顧問の瞳があった。「先生ったら、ガ
キ大将なんだからー。」声枯れする程おしゃべり好きで至らない部員ですが、その調子
で、いつまでもお付き合い下さいませ〜。                 2005.6.8記


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