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   みょうぎさんせきもん めぐり
19. 妙義山・石門巡り

あの岩峰の上に立ってみたい。
けど、ぞくぞくするー! 危険マークだらけ。
金洞山の石門巡りにしようっと!
これだって、鎖場も楽しめるよ。靴だけはちゃんとね。
惜しむらくは、紅葉にちょっと早かった・・・。

妙義山
    金洞山           白雲山     
             2002.10.27    上信越道より撮影 

          こんどうさん         
          金洞山(1104m)
はくうんさん
白雲山

(中之岳駐車場より撮影) ☆写真をclickしてね!
中腹の「大の字」が見えるよ。
(「道の駅みょうぎ」より撮影)

第一石門
(石門の向こうに金鶏山のトサカが覗く)
第二石門
第四石門(大砲岩が覗く) 第二石門(第四石門より)
大砲岩・ゆるぎ岩(第四石門張り出しより) 大砲岩付近からの眺め
見晴台 見晴台からの眺め(中之岳駐車場方面)
      金洞山(見晴台より)↓@  ↓A ↓@で人が手を振っていた。

↓Aで滑落死亡事故が起きたそうな。
ここも右から左へと一団が行く姿が見られた。
中之岳神社   
(長い石段の上が本殿) (下の神社)
    

登山口へのアクセス: 上信越自動車道・松井田妙義ICで下りる。→下りて直ぐ
T字路を左折し、妙義神社方面へ→妙義神社P
→道の駅みょうぎP→中之岳駐車場P
登山口へのアプローチ: 中之岳駐車場Pより中之岳神社の前を通り過ぎ、来た
道を戻る。徒歩10分で道の左側に「登山口」。

8:30出 松井田妙義IC 10分
8:40着 道の駅みょうぎ P(無料)・WC 8:52発
9:08着 中之岳駐車場 P(無料)・WC 9:30発 16分
[ハイク開始]
9:38 登山口 登り8分
カニのこてしらべ(岩場) 登り
52分
第一石門・金洞はるレリーフ
第二石門(つるべ下り)
10:30着 第四石門(休憩) 四阿ベンチ
ビューポイント
天狗のひょうてい(→大砲岩)
第四石門張り出し(ビューポイント)
第四石門 11:30発 0.6km 220m 10分
中之岳分岐
11:40着 見晴台(弁当) 12:20発 380m 下り
25分
12:45着 中之岳神社
(轟岩) 200m 往復30分
中之岳神社 下り
13:20着 中之岳駐車場 P・WC
[ハイク終了]
中之岳駐車場 13:35発 17分
13:52着 妙義ふれあいプラザ・もみじの湯 16:15発
16:23入 松井田妙義IC 8分

道の駅みょうぎ  妙義山は大き過ぎて全体がカメラに収まらない。上信越自
動車道の車中からシャッターを押したが、電線が入ってしま
った。写真撮影の為に、道の駅に停車した。ここは、物産セ
ンターで地元の新鮮野菜が溢れていた。
中之岳駐車場  目指すベースキャンプ、駐車場に着いた。カメラや三脚を
持ったグループが多い。風が強く、ウインドブレーカーを着、
キャラバンに履き替えて、出発ー!
登山口  車で通過した登山口まで戻り、入り口で「入山届け」を記入
して投函し、山道を登る。
カニのこてしらべ  小さな岩場にやって来た。真新しいピカピカの鎖が目にまぶ
しい。
分岐  右に行くと鎖場の第一石門や第二石門を通らずに第四石門
へ行ける。左の石門へのルートを進む。
第一石門  大きな石の門と出会う。第一石門だ。ここをくぐると、金洞
はる(こんどう)さんのレリーフと群馬県知事の説明文がある。
下ってきた男性が声を掛けて来た。「この老女が金洞山の
所有者で、群馬県に寄付したから、只で登山出来るんだ。
第一石門をくぐって振り返ると、石門の中に金鶏山のトサカが
見える。」と。木の葉が邪魔してトサカがよく写らなかったが、
紅葉したら絵になるだろう。
第二石門  横に鎖が続く。チャラチャラと鎖の音がする。その先に縦に
鎖が下がっている。ここを登って下ると第二石門をくぐり抜け
る事になる。登り切った所は狭く、ザックが引っかかって思う
ように向きを変え難い。しかし、下り用に岩の方に向き変えて
、鎖だけを頼りに恐る恐る下った。これを”つるべくだり”と言
うらしい。第二石門クリアー!タタタタッタター!
 第三石門へは岩に×印が付いていて、進入禁止に成って
いた。自然崩壊してしまったのだろうか? 今くぐっている石
門だって何れは朽ちて崩れ、消えてしまうことだろう。
第四石門  広場に出て、ベンチや四阿があり、その先に本当に大っき
な石門が立ちはだかっている。第四石門だ。石門の中に、大
砲の形をした岩が覗く。大砲岩だ。第四石門は広い4〜5段の
石段を登るだけで、難なくこぐれる。
大砲岩へ  第四石門の石段をくぐり抜け、大砲岩を目指す。鎖を伝って
よじ登ると鉄柵があり、360度の景色が見渡せる。正に、ビュ
ーポイントだ。下界が一望の下に見渡せる。その先を更に鎖
を頼りに下り登りを繰り返すと、「天狗のひょうてい」の看板が
・・・。親子連れが立ち往生している。狭いルートで人1人ずつ
しか進めない。「天狗のひょうてい」の岩の手前に”風の道”
があって、飛ばされそう。その先に、大砲岩があるらしいが、
我々もここで断念した。第四石門からは、大砲岩の上を歩い
ている男性が見えたが・・・。どうしてあんな事出来るんだろ?
初めて怖さを実感した。もう、鎖場イヤー!
第四石門張り出し  鎖場を止めて迂回して第四石門へ出て、その張り出しに向
かった。おー、眺めがいいー! 大砲岩やその隣のユルギ岩
が見える。みっふぃ〜はもうここで十分だよ。
 隣のおじさまが「金洞山は普通の人でも登れるよ。」と言っ
たので、まずは、分岐まで行って考えることにした。
中之岳分岐  「危険! 登山上級ザイル所有者のみ。・・・・・」とかの立て
札があった。中之岳登山を考えていたけれど、この立て札で
恐れをなして山頂踏破を断念した。
見晴台  鉄柵で囲ってある岩に出た。岩の上には祠がある。遙か下
に中之岳駐車場が見える。絶景かな絶景かなー! 景色を
眺めながら、岩に腰掛けて、ここでお弁当にしよう。
 金洞山の山頂で人が手を振っている。「ヤッホー。」と言って
、みっふぃ〜も手を振った。20分くらいしたら、青年が1人隣
に立っていた。「さっき、あそこで手を振ったの僕。」と。「山頂
までの登りは45分、下りは20分。」「山頂は人が5人くらいは
登れる。山頂への直下が垂直の壁で鎖が垂れている。女性
には難しいかな?」とか。「あの右側が滑落死亡事故があっ
たところ。前に行ったことがあるんだ。」とも。その山頂を人の
一団が右から現れて左へと消えていく。山頂を縦走している
一団がいるのだー!
 「お先に。」と言って、あっという間に彼の姿も視界から消え
た。足が速いこと!!!
中之岳神社  岩の石段を下ると神社に出た。中之岳神社の本殿らしい。
岩に張り付くようにお堂が建っている。ここへは駐車場から直
接、長い石段を登って来ることも出来る。二礼二拝一拍手だっ
たっかな? お祈りして先へと進む。神社を回り込んで奥の道
を進むと、轟岩に出られる。先程の青年とすれ違う。もう、轟
岩に行って来たのだろう。やはり、俊足だ。
轟岩  轟岩寸前で、岩の上に2本の鎖が・・・。その手前は、横に
鎖が渡っている。もう、鎖場は勘弁してー。轟岩まで行かずに
断念して神社まで引き返す。
ゴール  中之岳神社の長ーい石段を下ると、下の入り口にも神社が
あった。石段を登れない人用だろう。鳥居をくぐると茶店と社
務所があり、お守りやお土産を購入できる。車道に出ると、目
の前が駐車場だ。
もみじの湯  疲れを癒しに、途中の温泉に立ち寄ろうっと。妙義ふれあい
プラザ・もみじの湯までマイカーで向かう。ここは町立ふるさと
美術館も併設されている。
渋滞?
 渋滞を覚悟して、高速で一路帰宅の道をたどる。上信越道
から関越道へと進む。案の定、藤岡PA付近で渋滞は始まっ
た。更に、本庄児玉IC付近は事故渋滞(9km20分)。今日
は、何故かバイクのツーリング集団が多い。この事故もバイ
クだった。所沢IC手前も渋滞(6km20分)。バイクが車の左右
からやって来ると、鎖場より怖い。やれやれ。

《みっふぃーのひとり言》  夏休みに車から見たあの岩峰に行きたい。あれは、裏妙義だった
らしい。ぞくぞくした。あの時は、高速下りてから右折してしまい、妙義
神社に行けなかった。今回は、カーナビのお陰で、中之岳神社駐車
場に無事辿り着けた。
 こんな山、登れないよねー。でも、ガイドブック(ブルーガイドハイカ
ー「里山・低山ハイキング」)によると、”妙義山”は石門を廻って金洞
山に登れるらしい。よし、このルートを行こう! 注意事項は、岩場の
ためしっかりとした靴を履くことらしい。 石門は中之岳駐車場が出来
て簡単に来られるようになったため、軽装な人が多かったのが気に
掛かった。入山届けが必要なほどの山なのだから、侮ってはいけな
い。同社の「東京付近の山」によると、妙義神社から白雲山の”大の
字”を経て、中間道を歩き、石門を廻って中之岳神社へと抜けるルー
トもあるらしい。これは、妙義神社から第四石門まででも4.2km3時間
位かかるので、時間的に無理。山頂の縦走路はザイルを持った超上
級者向きらしい。至る所に「危険!」の立て札がある山も珍しい。第
三石門は進入禁止だったしー。
 みっふぃ〜は非力を痛感。腕力には自信ないんだよねー。あの鎖
場だけで、翌日、腕の付け根が痛いんだから。岩峰は憧れるけど、
憧れだけでもう十分。やはり、遠くから眺めるだけにしよう。でも、見
晴台からの景色は360度のパノラマ。これが病み付きの元。けど、鎖
場はもういいよ。ご馳走様って感じ。
 紅葉には早過ぎた。紅葉と岩峰、きっと綺麗だろうなー。でも、そ
んな時期は、人混みで前になかなか進めないかも? 今日だって、
結構な人出だったもの。一本の狭い道を人がひしめいているなんて、
なんの為に山に来たんだろう?って気になっちゃうよね。 ま、憧れ
の岩峰の中腹までは来れたんだし、岩のてっぺんでお弁当を食べる
ことも出来たし、滑落しなかったんだから、ハッッピーエンド。 そし
て、楽しい山仲間との出会いもあったし・・・。

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