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  にっこうなんたいさん  ・  なす     (ちゃうす  ・  あさひだけ)
76. 日光男体山・那須(茶臼・朝日岳)

1)モンゴル遊牧民の家「ゲル」に宿泊
栃木の二大百名山とゴヨウツツジの旅
(登山・中の上級)
《ハイライト》 

      ↑           ↑
  山頂避難小屋        祠
ゲル
@モンゴリアン・ビレッジ
2008.6.7撮影
ツバツツジ&朝日岳
@峰の茶屋→峠の茶屋
2008.6.7撮影
男体山山頂
@志津乗越方面
2008.6.8撮影

1日目 《茶臼岳・朝日岳》   2008.6.7(土) 曇り
1. 茶臼岳@那須ロープウェイ山頂駅 2. 噴火口 of 茶臼岳
3. 茶臼岳山頂   標高:1915m 4. 恵比寿岩 of 剣ケ峰巻き道 
   @峰の茶屋→峠の茶屋
5. 朝日岳@峰の茶屋跡 6. 朝日岳山頂   標高:1896m
7. 峰の茶屋跡 8. 峰の茶屋→峠の茶屋
《茶臼岳・朝日岳の花》 
シロイワカガミ@峰の茶屋→峠の茶屋 イワカガミ@朝日岳
ミツバツツジ@峰の茶屋→峠の茶屋 ヤマボウシ@モンゴリアン・ビレッジ
《モンゴリアン・ビレッジ》
1. ゲル(外側) 2. ゲル内側の天井(真ん中)
3. ゲルの中のベッド 4. 遊歩道&ヤマボウシ@モンゴリアン・ビレッジ
2日目 《日光男体山》   2008.6.8(日)  晴れ
1. 残雪@志津乗越→山頂 2. 日光白根山
3. 尾瀬の笠ケ岳   ↓(左にちょこっと覗く) 4. 大真名子     女峰山
   ↓         ↓
5. 男体山山頂
    宝剣↓
6. 大和武尊@男体山山頂


7. 鐘@男体山山頂 8. 二荒山神社奥宮@男体山山頂

9 日光二荒山神社奥宮@男体山山頂 10. 中禅寺湖@男体山山頂    ↓     

.
11. 男体山登山道入口(中禅寺湖側) 12 大黒様@二荒山神社中宮祠
13. 鹿の像@二荒山神社中宮祠 14. 二荒山神社中宮祠&男体山@中禅寺湖側
《日光男体山の花》
クワガタ マイヅルソウ
ミツバツツジ シロヤシオ(ゴヨウツツジ)
ハルリンドウ

アクセス: 往路:那須へ 上野駅公園口→千住新橋IC→<首都高>→><東北道>→上河内PA
→那須IC→<那須ボルケーノ・ウェイ>→那須岳ロープウェイ山麓駅
移動:宿泊地へ 那須・峠の茶屋P→(マイクロバス)→モンゴリアンビレッジ「テンゲル」
移動:那須から日光へ 那須・モンゴリアンビレッジ「テンゲル」→(マイクロバス)→那須IC
宇都宮IC→<日光宇都宮道路>→日光・馬返しP→いろは坂
→中禅寺湖
復路:日光から 二荒山神社→馬返し→「日光和の代温泉」→日光IC→宇都宮IC
→羽生PA→浦和IC→上野駅公園口
那須岳へのアプローチ: 那須岳ロープウェイ山麓駅→(ロープエウェイ)→山頂駅・・・→(歩き始める)
那須岳のルート: 那須岳ロープウェイ山頂駅・・・→茶臼岳山頂・・・→爆裂火口・巻き道・・・→峰の茶屋跡
・・・→剣が峰・巻き道・・・→恵比寿岩・・・→朝日岳分岐・・・→朝日岳・・・→朝日岳分岐
・・・→峰の茶屋跡・・・→峠の茶屋P
男体山へのアプローチ: 光徳牧場→志津乗越し・・・→(歩き始める)
男体山のルート: 志津乗越し・・・→志津小屋・・・→男体山・・・→二荒山神社中宮祠

1日目: 2008.6.7(土)
上野駅公園口 (マイクロバス) 7:30発 3時間
10分
7:50 千住新橋IC
9:20着 上河内(かみかわち)PA 9:35発
10:00 那須IC
10:40着 那須岳ロープウェイ山麓駅 ガイドと合流 4分
11:00着 那須岳ロープウェイ山頂駅 WC  [登山開始] 11:10発 35分 合計
4時間
5分
(含休憩
11:45着 茶臼岳山頂 弁当休憩15分 12:00発 1時間
40分
12:45 峰の茶屋跡
13:40着 朝日岳山頂 13:50発 1時間
25分
14:35 峰の茶屋跡
15:15着 峠の茶屋     {登山終了}  WC 45分
16:00着 モンゴリアンビレッジ「テンゲル」 夕食:18:00〜
馬頭琴演奏:19:15〜
2日目: 2008.6.8(日)
モンゴリアンビレッジ「テンゲル」 起床4:30、朝食5:15〜 6:00発 2時間
6:13 那須IC
6:50 宇都宮IC
7:23 馬返しP ガイドと合流
7:50着 光徳牧場 P WC 8:00発
志津乗越し [登山開始] 8:04発 (56分) 登り
2時間
40分
計5時間
40分
9:00着 2合目 5分休憩 9:05発 (20分)
9:25着 4合目 5分休憩 9:30発 (30分)
10:00着 6合目半 5分休憩 10:05発 (30分)
10:35着 8合目 5分休憩 10:40発 (30分)
11:20着 男体山山頂 弁当休憩40分・集合写真 12:00発 下り
3時間
12:35 瀧尾神社・8合目 5分休憩 12:40発 (35分)
13:00 7合目 5分休憩 13:05発 (20分)
13:37 5合目 5分休憩 13:42発 (32分)
14:20 3合目 5分休憩 14:25発 (38分)
15:00着 二荒山神社・中宮 [登山終了] WC 15:15発 (35分)
馬返し ガイド下車
15:40着 日光和の代(わのしろ)温泉 生中 550円
ソフトクリーム 250円
17:00発 2時間
30分
17:10 日光IC
17:30 宇都宮IC
18:15着 羽生PA ドリップコーヒー・ジャンボカップ
 250円
18:30発
18:55 浦和IC
19:30着 上野駅公園口

茶臼・朝日
 今回のツアー、参加者は男7、女8の15人に、ツアコン男1、ガイド女2、運転手・男1。入梅したので天気が心配だった.。しかし、那須で最後の峠の茶屋付近で小雨に会いはしたももの、男体山では登るに連れて晴れて行った。またまた、晴れ女は付いてるのだー! 茶臼は一般客、中学生や大学生の団体で、ごった返していた。半袖Tシャツ姿にペットボトル1本の大学生の軍団にはいささか驚いた。雨の予報がある時に、余りにも無謀。一般客は茶臼のみが殆どで、峰の茶屋からの下りが蟻んこの列のよう。でも、一番多いのが、下山もロープウェイ。学生や山ツアーは朝日岳まで足を伸ばしている。その先に、三本槍があり、紅葉がきれいとか。秋になったら是非、行って見たい。
 峰の茶屋跡から峠の茶屋への下りでは、多くの花々と出会えた。ピンクのミツバツツジの後ろに構えた朝日岳の雄姿は、今も目に焼き付いている。白いイワカガミ、ピンクのイワカガミも今が盛り。珍しい白のとも出会えた。茶臼も朝日岳も火山だから、岩ゴロゴロの山だ。岩場歩きの練習には持って来いだ。
モンゴリアン・ビレッジ
のテンゲル
 モンゴリアン・ビレッジのテンゲルで、ゲルに泊まったのは面白かった。欠点は、テントだから、遠い話し声も、直ぐ隣にいるように大声で聞こえて来ること。若者たちの夜中まで続いたおしゃべりには参った。ひとつのゲルにベッドが4台も入っていて、中は意外と広かった。レストランと入浴施設もあるので、超快適。
夕食はバーベキューで、ステーキ用那須牛、豚肉、鶏肉と各種野菜の山盛りには驚いたが、焼いているうちに、いつの間にかぺろりと食いらげちゃった。でも、これだけ食べると、さすが、当分、お肉は食べたくない気分。生中に、レモン・ハイも飲んで、いい気分。モンゴル・ウオッカを飲んだ男性方は、キツイって言ってた。かなり強いお酒らしい。食後の馬頭琴生演奏は素敵だった。馬頭琴の澄んだ音色は、レストラン中に響き渡って素晴らしい。奏者の若者はペ・ヨンジュンのようにイケメンやし、言うこと無し。すっかりモンゴルの大草原の中にいる気分大満喫。
 トイレが別棟なので、夜中に一人じゃ怖いなと思ったものの、外に出てみたら、若者たちがまだ起きておしゃべりしていたし、外灯があちこちにあって明るかった。雨が降った後なので、窓のないゲルの中は蒸していた。エアコンに除湿機が設置してあったが、排気がうまくなく行ってなかったので、両方のスイッチを切った方が、涼しくなった。ゲルはテントだから、窓がなく、換気も出来ないんだよね。モンゴルの草原ではないから、電気が来ているので、照明もあって明るかっけど、本当はどんな灯りを使うんでしょうね?
 翌朝は雨が上がり、天気がいい。早立ちなのに、朝食の用意をしてくれたので、ご飯に味噌汁、漬物etc.は有難かった。那須の牛乳の濃厚で美味しいこと。オレンジジュースに、コーヒー、お茶と素敵なブレックファーストだった。山に来て、こんな極上のサービスを受けられるとは、予想もしてなかった。オニギリ弁当を受け取って、バスで移動。日光へ向けて、ドライブ。
日光男体山
 日光の馬返しで今日のガイドさんと合流。昨日の熟女ガイドと違って若いので、男性ツアコンの声のトーンが一気に明るくなった。参加した男性ハイカーたちも、急に元気が出た感じ。 光徳牧場のパーキングでトイレに立ち寄り、マイクロバス1台がやっとの幅の裏男体林道を登って行った。道の脇の枝とぶつかりながら、前進。途中で下りのマイクロバスと出会う。そこはプロのドライバー同士、上手にすれ違った。こんなくねくねの山道で、バックするなど出来ないわー。男体山の裏側の志津乗越しで下車。ここには数台の駐車スペースがあるが、ほぼ満杯。ここから、登山開始。避難小屋の志津小屋を通り越して、山道を登って行く。山道は泥んこでぐちゃぐちゃ、トレッキング・シューズが泥んこになっちゃった。
 1合目ごとに標識があるので、分かり易い。2号で30分位のハイペースで登って行く。流石に中の上級参加者、みんなのペースが合っていて、しかも、早い。ガイドさんの予測通り、6合目辺りから、残雪があった。ストックのゴムキャップを外して、慎重に歩みを進めた。登るに連れて、天気がどんどん良くなって来た。雲の上に、尾瀬の笠ケ岳が覗く。その右に、至仏、ヒウチがあるはずだが、雲の中。雲が切れて来て、とうとう、ヒウチも頭を出した。日光白根、大真名子とその後ろにちょこっと小真名子が覗き、更にその後ろに、コウモリが羽を広げた格好の女峰山が見え出した。山頂から見下ろすと、ドーンと大きな中禅寺湖が眼下にあった。山頂でお弁当を食べ、珍しく、集合写真を撮影した。
 下山は中禅寺湖へと下る。5合目辺りから、シロヤシオやミツバツツジと出会えた。4合目から3合目は林道を通り、また、山道へと入った。1合目に近づくと、セミの鳴き声が聞こえて来た。セミ蛙だと言う人もいたが、セミの抜け殻が見付かり、やはり、セミだと言うことになった。クワガタやマイヅルソウが日向に咲いていた。そろそろゴールの階段の途中で、右のほうに、温泉が噴水のように噴出していた。さっと指をかざすと、かなり熱い。確かに温泉だった。とうとう、社務所に到着。ゴーーール! 社務所で男体山の登山バッジを購入。500円とは、ちと高い。
日光和の代(わのしろ)温泉
 バスに乗り込み、温泉に向かう。登山時間が早かったので、1時間20分もゆっくり出来た。生中をクイーっと楽しみ、それでも時間に余裕があったので、ソフトクリームまで食べられた。
羽生PA
 ビールのお陰で気分良く寝込んだ。PAとの声で目覚め、急いでバスを降りた。お土産を買い、ドリップコーヒーをと見ると、自販機の前に、おじさんが2人も並んでいたので焦った。コーヒーを手にバスに戻ると、私が最後の1人だった。時間的には間に合ったんだけど、みんな待ってたんだ。ごめんね。でも、「あなたのためにドリップしてます。」の言葉に弱いんだよ。
上野に到着
 高速は渋滞もなく、スムーズに車が流れていた。ツルギに行きたいっていうハイカーがいらしたので、ツアコン君がハーネスやカラビナの扱い方をやって見せて下さった。う〜ん、ちょい難しそ。高所恐怖症やカラビナの扱い方も知らずにツアーに参加して来る人がいるので、事前講習に出て、OKの人に参加許可をしているらしい。そんな説明に興味を持って聞いていたら、あっという間に上野駅前だった。

参考:
1) 今回のツアーのキャッチ・コピーより

《みっふぃーのひとり言》
 百名山を2つ踏覇というツアーに参加。夏にアルプスに行きたいって思うから、登山の中の上級だったので、参加することにした。モンゴルのゲルに泊まるっていうのも、面白そうだったし。男体山は、一度は山頂に行ってみたかったし。前回の毛無山は、帰宅後、足の筋肉痛が半端じゃなかったから、今回も心配してた。けど、こんなに2日も歩いたのに、筋肉痛は全く出なかった。うれしいー! これで夏山がやれるー! もう一回、登山中の上級をやってと計画中。
 梅雨に入ったので、天気予報は「曇りから雨」だったけれど、登山中は殆ど雨に会わずに済んだ。男体山では、山頂に行くほど、天気が良くなって行った。幸運に感謝。今回の参加者は、夏山のトレーニング山行の人が多かった。互いに情報交換し、次はどこ行こうって、夢がどんどん広がる。2008.6.18記
 PS:今回の男体山をマイカーでアクセスするとしたら、どうやるのかとガイドさんに尋ねた。2人で互いの車で来てStaratとGoalから出発し、山頂で車のキーを交換するとか。或いは、Goalに車を1台置き、Startへはもう1台の車に2人で便乗して2人で登山する。Goalに下山後、置いておいた車に2人で乗ってStart地点に行き、1人がStarat地点の車に乗り換えて帰るとか。どっちにしても、車が2台いるってことだ。


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