Miffy Site  >  RooT-1 > 嵯峨山


     さ  が  やま
37.  嵯峨山

往路
JR内房線の保田駅より、鋸南町営循環バスで小保田バス停へ。
小保田バス停より、水仙ピークを経て嵯峨山に登る小保田コース
復路
嵯峨山から釜の台へ下り、涸れ沢から山道を登って水仙ピークの登り口に合流し、元来た道へと下る釜の台コース
小保田バス停から鋸南町営循環バスで、JR内房線の保田駅に戻る。

     嵯峨山の前影@下貫澤出合い[駐車場]
      (この山の向こう側が、嵯峨山頂上)

嵯峨山頂上  標高:315.49m 水仙

アクセス:
 my car で、国道127号線を南下し、保田駅へ。保田駅付近の町営駐車場に停める。
往路は、21.保田駅BS前から鋸南町営循環バス青バスに乗って、8.小保田BSで下車。運賃大人@300円(後払い)
 (下貫沢には、7〜8台の車が停められる駐車場と簡易WC1ヶがある。)
復路は、小保田BSで反対車線側でバスを待ち、赤バスに乗って終点・保田駅で下車。
アプローチ:
 青バスを小保田で下車したら、バス停の先を左折する。進むと、川を渡る。そこに嵯峨山の道標あり。川を渡ったら、左折して沢に添って進む。Y字路で道標通り、左の道へと進む。簡易トイレと駐車場が見える。下貫沢出合いだ。ここにも道標有り。駐車場の中を突き進んで行くと、左手に小屋がある。その前を通り、孟宗竹を右手に見て、細い山道へと続く。この辺りは水仙畑や椎茸栽培の黒いネットがある。小屋の前を通ると、その先の細道が登山口だ。
 丸太橋があり、緩やかな細道を進んで行くと、右手に水仙畑が張り出している。左手の急勾配の山道へと進めば、水仙ピーク・嵯峨山へと向かう。
ルート:
小保田BS下貫沢出合い(駐車場)→水仙畑→分岐:道標「→嵯峨山」(右手の急な登りの山道へ)→水仙ピーク(尾根の右下の崖)→石碑(石仏?)→(痩せ尾根)→(下りの山道)→(少しの登り)→嵯峨山頂上→道標「→釜の台へ」(下る)→墓→(下る)→釜の台(民家)→(下りながら左折、左折を繰り返して)→道標「→小保田・山道」(Y字路で左手の山道へと登る。)→嵯峨山との分岐(下りの方へ進む)→水仙畑下貫沢出合い小保田BS

(この地図はイメージです。距離は正しくありません。)

着時刻: 地点: 備考: 発時刻:
9:05着 保田町営駐車場 my car で国道127を南下する。(無料駐車場) 9:15発
9:23着 21.保田駅BS 鋸南町営循環バス・青バス(300円) 9:45発
9:58着 8.小保田BS [登山開始] 10:00発
下貫沢出合い 入り口に、「←嵯峨山」の道標あり。
P・簡易WC、小屋、水仙畑、椎茸栽培
(登山口:小屋の先)
丸太橋 (ここから緩い登りで、入山。)
10:30 水仙畑 張り出し(背景に嵯峨山の前影が
見える。左の山道に戻り、急勾配を登る。)
「→嵯峨山」との分岐 「→嵯峨山」の方へ
(虎ロープに添って、急な山道を登る。)
水仙ピーク (尾根道の右下の崖が水仙群)・痩せ尾根
10:45 石碑 痩せ尾根(石碑を通り過ぎ、尾根道から左手に
下り、また登ると、頂上へ。)
11:00着 嵯峨山頂上 315.49m 樹木に囲まれ、見通し悪し。(写真撮影)
「→釜の台」へと左手に下る。墓あり。
11:20着 釜の台 民家、水仙販売(時価 150円/束)
貸シートあり。水仙畑・梅・蜜柑
(弁当休憩55分)
「左、左へと進め!」とアドバイスが。
12:15発
12:40 「←小保田・山道」への分岐 Y字路(左手の山道へと進む。)
「→嵯峨山」との分岐 虎ロープの下をくぐり、下りの道へ。
水仙畑 (写真撮影:水仙畑)更に下る。
13:00 下貫沢出合い (写真撮影:背景に嵯峨山の前影)
13:30 8.小保田BS              [登山終了]
鋸南町営循環バス・反対車線の赤バス(300円)
13:39発
13:48着 21.保田駅BS WC・駅前広場 (おやつ休憩) 14:05発
14:13着 保田町営駐車場 my car で国道127を北上する。 14:15発
15:00着 君津の湯

保田町営駐車場
 昨年、江月水仙ロードを歩いた時に見付けた無料パーキングに駐車し、登山支度を調えて、JR内房線の保田駅へと向かって歩く。
保田駅
 保田駅前の観光案内所で、小保田へのバスを聞く。「町営循環バスの青バスが、9:45に出る。料金は300円」。と教えてくれた。
保田駅BS
 保田駅のトイレ前に、鋸南町営循環バスのバス停がある。このバスには、保田駅から大崩への青バスと反対方向に走る赤バスがある。だから、行きは青バスに乗り、帰りは赤バスに乗って戻ってくれば良いのだ。水仙のシーズンは終わりなので、乗客は、私達とお爺ちゃまと赤い帽子を被った年配のご婦人だけ。彼女は大崩(尾くずれ)まで行って歩いて下るとか、運転手さんと話していた。バスの料金は最初200円で、バス停が5つ以上から300円だ。乗る時に券を取り、バス代300円を用意しよう。運賃は後払いだ。
小保田BS
 バス停は、21-8=13区間で、あっと言う間に小保田BSに到着。このバス停には、可愛らしい待合所がある。その先に、左手に道がある。ここを左折して進むと、川とぶつかり、橋を渡ると右手に「←嵯峨山」の道標がある。その指示通り、左手に川に沿って歩く。Y字路に出た。そこにも「← ?」の道標があるが、文字が消えていて見えない。たぶん、文字は嵯峨山だろうと考えて、左の道へと進む。ここからは、道はやや緩い登りになっている。
下貫沢出合い
 目の前が開け、水仙畑に出た。道の右脇に、「←嵯峨山」の道標があり、車が数台停まっている。無料駐車場だ。簡易トイレも1つ設置されている。車が7〜8台は駐車出来そうだ。水仙のシーズンも終わりなので、駐車スペースはまだあった。ここまで車で来るべきだったか? 本によると数台しか停められないようだったので、保田駅近くに、置いてきてしまった。
 この駐車場の中を通り抜けると、右手に黒いネットを掛けた椎茸栽培らしき物がある。更に進むと左手に小屋があり、その前を通って細道を進むと、道は木々で覆われた山へと続いている。嵯峨山の登山口だ。緩い山道を進むと、丸太橋が架かっている。それを渡って、更に進む。
水仙畑
 右手に張り出した広い水仙畑が見える。その背には、これから登る嵯峨山が横たわっている。男女2人づつのパーティーと出合い、そのリーダーと思しき男性が、「頂上はあの山の向こうで、見えない。」と教えて下さった。下貫沢出合いの畑は、水仙が刈り取られた後でがっかりしていたら、ここは一面の水仙畑で、甘い香りが漂っている。張り出しから元の山道に戻って登る。ここからは急坂で、道は雨で削られているようだ。雨の日には、濁流が流れるのだろう。登山は晴天か曇天に限ると改めて思った。登り着くと、目の前に虎ロープが張ってあって、通せんぼしている。「→嵯峨山」の道標があるので、右の方に虎ロープに掴まりながら急坂を登る。
尾根・水仙ピーク
 急坂が終わり、突然、尾根に出た。尾根の右下の崖には、水仙が群をなしている。水仙ピークと呼ばれる所らしい。尾根は痩せ尾根で、雨降りの後は、ちょっと滑りそうだ。尾根を歩いていると、石碑(石仏?)が尾根上に建っている。それを通り越して更に尾根道を先へと進むと、道は急に下りとなり左手に曲がっている。その先の山道は登りで、少し登ったら、「三角点」と書いてある黄色い三角形の標識と、「嵯峨山頂上315.49m」の道標が目に入って来た。前方から声が聞こえる。山頂から今来た道を戻るのではなくて、ガイドブックのように、コースは先に進むらしい。
嵯峨山頂上 315.49m
 あっと言う間に、嵯峨山頂上に到着してしまった。三角点のコンクリート柱を足元に見っけ。山頂は木々に囲まれていて、見通しは悪い。その上、風が強く吹いていて、寒い。木々の間から、鋸山が垣間見える。水仙畑で出会ったパーティーが、直ぐ後からやって来た。「どちらに下るのですか?」と聞くと、「釜の台。」との返事。見回すと、頂上の左手に「←釜の台」の道標があった。「ガイドブックには、山道が不鮮明になるので注意して進もう。と書いてあるけれど。」と言ったら、「10年くらい前に歩いたけど、通れるよ。民家に出て、犬が出迎えれくれる。」と。更に、「この先に風が無く、暖かい所が有るから。」と言って、先に降りて行った。この先の道は分かり辛そうなので、私達も直ぐにその後に続いて、釜の台へと下った。 
釜の台
 細い山道を下ると、お墓が現れた。更に下ると、右下に民家の屋根が1軒見えた。辺りは急に開け、水仙畑が広がる。眼前の梅の古木に、花が咲いている。蜜柑の木には、黄色い実が重そうに垂れている。釜の台に出たらしい。 日が射して暖かく、風もない。木陰でアルポット(ジャーとコッフェルがドッキングした物で風が吹いても火が消え難い。最近ゲットした。)で湯を沸かし、カップヌードルとカップ麻婆春雨のフカヒレ味を食べた。麺類は、今回で二度目。相棒が重い道具と水を担いでくれるので、オニギリよりはバージョンアップしたし、ツルツルと喉通りが良くて美味しい。相棒に感謝、感激、雨、霰(あられ)。あんがとね〜! なんか、オママゴトみたいで楽しいよね〜。元清澄山山頂で、カップ麺を食べているお兄さん達を羨ましそうに眺めて以来、念願が叶ったのだ。
 民家のお爺ちゃまが水仙を売っている。「時価だよ。もう、シーズンも終わりだから、1束150円。」と。1束に、水仙が10本は有りそうだ。水仙を買うと、オレンジのビニールシートを無料で貸してくれるらしい。 2束買って戻ろうとしたら、山の上からツアー客がどーっと降りて来た。総勢25名くらい。「毎日のツアーで、東京駅に集合して来た。」とのこと。小保田で見かけたマイクロバスのお客さんだろう。ツアーと一緒に歩くのが嫌で、初めに急ピッチで歩き出して良かった。ここまでは出会わず、静かな山歩きが楽しめたから。彼女たちは、残りの水仙を全部買い占め、ここでお弁当にするらしい。その間に、下山しよう。 「このツアーで去年も来た。」とか。」「それなら、分かっているんだから、水仙の予約をしておけばいいのに。」と言われていた。後から来た一般客は、お土産に水仙が買えなくて残念がるよね。小保田の川の脇にある無人販売所では、1束200円で売っていたしねー。
帰りの道はどれ?
 件の叔父様が「左、左に下って行けば良いんだよ。」と教えて下さったので、Y字路に出くわす度に、左手の道を進んで下った。あのアドバイスがなかったら、道に迷っていたよね。舗装された太い林道が終わり、Y字路に出た。その右手に、「←小保田・山道」とある。登りの山道が左手に続いている。これを選んで、登って行く。すると、さっき通った「←嵯峨山」の道標がある虎ロープの分岐に出た。ロープの下をくぐり、嵯峨山方面ではなく、下へと向かっている山道を下る。ここからは、元来た道を小保田BSまで戻ろう。
 途中の水仙畑や下貫沢で、カメラ付き携帯で写真を撮りながら、帰りのバス時刻に合わせて下山する。行きのバスには、運転席傍にバスの時刻表が置いてあったので、臨時便のも含めて一部貰っておいて良かった。
小保田BS
 1:30PMにバス停に戻った。バスは13:39発だから、余裕のご帰還となった。待合所は片側にしかないので、そのベンチに座って休んでいたら、赤いバスがやって来た。慌てて道を渡り、反対車線の脇で赤バスに乗車。「バスが無い時間だったら歩こう!」と相棒は言っていたけれど、バスに乗れて良かった。やはりバスの乗り口で券を取り、300円を用意した。行きに乗っていた大崩れ(尾くずれ)まで行った女性が既に乗っていた。
 大崩れ(尾くずれ)はどんな所なんだろう。行きのバスで、「大崩で降りて歩いて道を下り、佐久間ダム入り口バス停かお崩入り口バス停に出て、赤バスに乗って保田駅に帰るんですよ。」とか運転手さんが言っていたっけ。来年の課題かな? 先週の笠森は、いつものトレーニングコースだし、久しぶりの初登頂の山登り?で疲れたよー! でも、痩せ尾根はスリルがあって面白かった。
保田駅BS
 午後2時前に保田駅に戻れたので、駅前広場のベンチでオヤツを食べて、しばし休憩した。アッシー君は、これからmy car の運転があるしー。
 保田駅から駐車場まで歩きながら、お店を眺める。にぎり寿司が1500円、美味しそうだ。店からは登山客と思しき連中が集団で出て来た。通りをお客を沢山乗せたマイクロバスがやって来た。ボディーに「魚食普及食堂 食事処 ばんや」と書いてある。そうそう、漁師料理が美味しくて、値段もリーズナブルなお店だとか、どっかで読んだ気がする。保田駅から送迎車が出ているらしい。そこのHPを見ると、ま、歩いても保田駅から15分とか。最近、高濃度炭酸温泉 保田漁協直営”ばんやの湯”が出来たそうで、一度は入ってみたい。次回は、お寿司とかナメロウなんかの網元料理に舌鼓を打ち、温泉に浸かるのもありかなー?
保田町営駐車場
 戻るまで、車が無事かと心配だ。車は、置いた所に鎮座していた。登山支度を解いて、車に乗り込む。国道127を通って、左手に青い海と白い帆柱を眺めながら、みっふぃー御用達の”君津の湯”まで北上。
君津の湯
 予定通り、3時に到着。サウナとジェットバスで登山?の疲れを取ろう!

参考文献: 分県登山ガイド「千葉県の山」 山と渓谷社 1699円+税

《みっふぃーのひとり言》
 水仙畑でデジカメを撮ろうとしたら、ボタンを押したのに音がしない。電池切れー! まさかー? でも、やっぱり電池切れだった。今日は写真は諦めるしか無さそうだ。そう思っていたら、嵯峨山頂上で、出会ったパーティーの女性達が携帯で写真を撮っていた。待てよー、みっふぃーもカメラ付き携帯を持っていたっけ。これだと30万画素だから、画面は小さいし、映像も鮮明ではないけれど、写真が無いよりはマシかな? そんなこんなで、今回は写真も小さいし、数も少なくなってしまってゴメンね!
 今回はアッシー君付きのmy car で来たけれど、JR内房線と町営バスを乗り合わせても来られるんだよ。水仙のオンシーズンの1月初旬か中旬に、是非来てみたいな。それから、最近、アルポットに填っています。みっふぃーは作るのと食べるの専門で、重いので担がないけれど・・・。2004.2.2記
 色々と他のサイトをネットサーフィンしてみた。お風呂については、大崩の先の佐久間小学校近くの老人福祉センターに、”笑楽の湯”があるそうだ。http://www.awa.or.jp/home/kyonankk/ 町外の人でも大人400円、子ども半額で入浴出来る。午前10:00〜午後4:00 , (月)休館。
 他の温泉は、”ばんやの湯”。「魚食普及食堂 食事処 ばんや」に併設されたらしい。高濃度炭酸温泉と謳っているから、天然温泉なのだろう。いつか、”ばんや”http://www.awa.or.jp/home/hota-gk/menu.htmでお食事して、”ばんやの湯”に浸かってみたいな〜。2004.2.5記


Home   TOP

Cooyright (C) 2004 Miffy All Rights Reserved