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   し ぶつ やま  ・  お ぜ が はら
53. 至仏山・尾瀬ヶ原

1)草紅葉燃ゆ 尾瀬ヶ原と 憧れの大パノラマ・至仏山

至仏山&草紅葉@尾瀬ヶ原・上田代
2005.9.30撮影

《1日目 尾瀬ヶ原散策 2005.9.30》
1. 鳩待峠(はとまちとうげ) 2. 尾瀬ヶ原入り口@鳩待峠
《2日目 至仏山登山 2005.10.1》
3. 笠が岳   ↓ 4. 上州武尊・谷川岳 etc.
5. 燧ケ岳 6. 小至仏山
7. 道標 8. 小至仏山頂
9. 至仏山頂 10. 燧ケ岳&尾瀬沼・尾瀬ヶ原@至仏山頂
                  ↓尾瀬沼

《尾瀬ヶ原の草花&実》 2005.9.30撮影
マユミの実 トリカブト
ヒツジグサの葉@上田代 リンドウ@山の鼻
白リンドウ@山の鼻 草紅葉&燧ケ岳@上田代
 尾瀬ヶ原には池塘(ちとう)という池が1500
位あるそうだ。ヒツジ草の紅葉した葉の脇を、
サンショウウオが泳いでいた。
デジカメで撮ったが、写真にすると、水面下
の土と見分けが付かなかった。残念!

 ヒツジ草の名の由来は、未時(午後2時)に
花が咲くからと。しかし、午前11時位から
開花すると、山岳ガイドさんのお話。
午後4時頃までは咲いていると。しかし、
雲っていると、花は開かないとも。
紅葉 from鳩待峠to山の鼻
《小至仏山&至仏山の花々&実》 2005.10.1撮影
ゴゼンタチバナの実 トリカブト
ヒメシャジン キンロバイ
ミヤマリンドウ ツルリンドウの花&実
 至仏山&小至仏山の下方は花崗岩だが、
上方は蛇紋岩。溶けて一般の植物は育た
ないと。
蛇紋岩だけに生き残れる植物が咲くという。
キンロバイウスユキソウetc.

ここと、早池峰(はやちね)にしか咲かない花
だという。
ナナカマドの実

アクセス: 往路 JR津田沼駅→京成津田沼駅→JR松戸駅→三郷西IC
→(外環道・松戸三郷有料道路)→大泉JCT→(関越道)
→三芳PA→赤城高原SA→沼田IC→鳩待峠
復路 鳩待峠→尾瀬高原ホテル(戸倉)→原田農園→沼田IC
→(関越道)→三芳PA→大泉JCT→(外環道・松戸三郷有料道路)
→三郷IC→JR馬橋駅→JR津田沼駅→京成津田沼駅
アプローチ: 1日目 鳩待峠駐車場脇、鳩待休憩所を背にして右手に「尾瀬ヶ原入り口」が
ある。入山届けをポストに入れよう。入り口は右側通行(入場者数を
カウントしている。)
2日目 鳩待峠駐車場脇の「尾瀬ヶ原入り口」の90度左手に「至仏山登山口」
がある。
笠が岳も小至仏山の途中から左手に分岐するので、ここが登山口。
ルート: 1日目 鳩待峠→山の鼻(ビジターセンター)→尾瀬ヶ原(上田代)
→山の鼻→鳩待峠
2日目 鳩待峠→オヤマ沢田代→小至仏山→至仏山→小至仏山巻き道
→オヤマ沢田代→鳩待峠

着時間 地点 備考 発時間 総時間 距離
《1日目 2005.9.30》
JR津田沼駅 6:36 約5時間
京成津田沼駅
8:05 JR松戸駅
8:14 三郷西IC (松戸三郷有料道路)
8:55 三芳PA wc (関越道) 9:10
赤城高原SA wc
沼田IC
11:30 鳩待峠 wc ストレッチ 11:55
山の鼻
牛首手前 (尾瀬ヶ原・上田代) 13:20
山の鼻 ビジターセンター 14:10
15:00 鳩待峠 花豆ジェラート 400円 16:00
16:30 尾瀬高原ホテル 尾瀬・戸倉
《2日目 2005.10.1》
尾瀬高原ホテル (朝食6:00〜) 7:00
鳩待峠 wc ストレッチ 7:40 約3時間 3.4km
オヤマ沢田代 笠が岳への分岐
(花摘み 休憩10分)
1.1km
8:45 小至仏山 (途中5分休憩×2あり)
10:33 至仏山 (弁当休憩27分) 11:00 約2時間
15分
(除弁当休憩)
1.1km
小至仏山 (途中5分休憩×2あり)
オヤマ沢田代 3.4km
13:15 鳩待峠 wc
14:05 尾瀬高原ホテル 温泉入浴 15:00
15:50 原田農園 wc みやげ購入 16:20
17:35 三芳PA wc (関越道) 17:50
18:05 大泉JCT (外環状へ)
19:00 三郷IC
19:10 JR馬橋駅 19:15
20:20 JR津田沼駅

《1日目 尾瀬ヶ原散策 2005.9.30》
とうとう至仏に  2000年に尾瀬に行った時は、平滑の滝と三条の滝に行った。
その時見た燧ケ岳に憧れた。いつか登りたいと。でも、あの年は
やたらと熊騒動があって、ヨッピ吊り橋でも1週間前に熊が出たと、
地元の猟友会がライフルを持って、ビール片手に詰めていたっけ。
それで今まで実現させなかったんだ。
 「至仏はいいよー。至仏は。」との相棒の言葉に載せられた。今
回は適当な燧ケ岳のツアーが、この時期には無かったし。見た目が
女性的でなだらかな山の姿はあまり好みじゃない。岩肌が見える
岩峰に憧れちゃう。でもまずは、至仏だよねって事で。
JR津田沼駅へ  4時起床、4時半に自宅を出た。外は真夜中の如く真っ暗。新聞屋
さんのバイクだけが走っている。怖いから歩道付きの通りへと急ぐ。
そんな太い道なのに、後ろから来たバイクが、私の横でぐるっと回っ
て引き返して来た。そのまま通り過ぎたのでホッとした。絡んで来た
ら、走って目の前の24時間営業のミニストップに飛び込もうと思っ
た。でも、こんなに大きなザックを担いでダッシュはキツイな。ま、女が
一人、こんな暗い早朝に何で歩いてんだと、興味を惹いただけだっ
たんだろうねえ。
 津田沼駅の集合場所に行くと、既に添乗員さんがいた。こちらの名
前を言うから凄いなーって思ったら、ここで乗り込む単独参加の女
性は私だけだったからだと後で分かった。殆どが松戸組だったから。
JR松戸駅  京成津田沼でも2人しか増えず、やっと6人に。松戸駅でどっと乗っ
て来てマイクロバスは満席に。総勢24名のツアーだった。マイクロで無
いと、鳩待峠への道は狭くてすれ違えない。
 私の席のお隣に、やはり単独参加の女性が座った。山仲間は直ぐ
に親しくなれちゃう。いつもの如く、山談義で盛り上がった。彼女はこ
の夏は北岳に行ったと。お花が綺麗だったとも。北岳に行った人は、
みんなそう言うんだよね。私もいつかNO.2には行きたいな。
尾瀬ヶ原散策  途中渋滞も無く、11時半に鳩待峠に到着! ここに4時に集合と言
う事で、それぞれ自由に尾瀬ヶ原散策となった。私は仲良しになった
隣席の女性とご一緒することになった。靴紐締めたり、ストレッチなど
していたら、みんな既に出発していた。一歩先を歩いていた添乗員さ
ん達とも、ご一緒することに。添乗員さんのガイド付きハイキングとな
った。ラッキー! 山の鼻までは木道の階段をどんどん下る。帰りは
これを登って戻らねばー。山の鼻までは、木々に囲まれた道だ。
 山の鼻からは、植物研究見本園(1周40分)と尾瀬ヶ原とに分かれ
る。尾瀬ヶ原への木道を進むと、草が枯れてオレンジ色に色付いて
いる。「ワァー、草紅葉だー!」って歓声をあげたら、「草のモミジとい
うのがあるのかと思っってた。」って声が・・・。
 前方に燧ケ岳、後方に至仏山が聳えている。とうとう、来ちゃったん
だ。何度も夢見た燧ケ岳が、目の前に悠然と鎮座していた。
 池塘には、ヒツジグサの葉が茶色く紅葉している。その中を、「何?
変なのが泳いでる。魚? でも、手足があるよ。だけど、カエル?に
しちゃ胴体が長過ぎ。」「サンショウウオがいるのよ。」と添乗員さんの
声が・・・。「こんなに小さいサンショウウオっているの?」「それが大き
くなるのよ。」と。「えぇーっ!」添乗員さんと同行出来たお陰で、サン
ショウウオに出会えちゃった。
 鳩待峠の集合時間を考えると、山の鼻に2時半には戻らないといけ
ない。上田代の木道を橋を1本渡って、燧ケ岳のビューポイントまで
行って、1時20分に引き返した。
 山の鼻でまだ時間的余裕があったので、植物研究見本園の入り口
のベンチまで行ってみた。青いリンドウを携帯で撮影していた仲間が、
「白いリンドウがある。」と。柵で囲われた中に、白いリンドウが咲い
ていた。珍しいので、私もデジカメをポチッと。
 ビジターセンターに立ち寄った。テンや狐、狸の毛皮が・・・。剥製だ
った。「どうぞ、触って下さい。」と札付きで。テンが柔らかくっていい。
途中で見た赤い実について、自然観察員に聞いてみた。尾瀬ヶ原入
り口にあったピンクの可愛い実は、やはり、マユミだった。もう1つの
赤い実は、オオカメノキだと教えて下さった。 
 鳩待峠で花豆ジェラートを食べる時間が欲しいから、早々と山の鼻を
後にした。ここから木道の登りだ。尾瀬ヶ原散策じゃ、なんか、物足
りない。ちょっと足早に登る。やっと汗ばんで来た。こうでなくっちゃね。
 男性ハイカーが一人、佇んでいる。その目の先を見ると、モミジが
紅葉している。他の木々の紅葉は、あと1週間先かな?って中で、
この1本だけが綺麗に色付いていた。
鳩待峠  予定よりも1時間も早く、鳩待峠に帰還。花豆ジェラートを探す。数人
の先客が列ってる。「いくら?」「400円よ。」可愛いお兄ちゃんが、一
生懸命にジェラートを掬ってくれた。後、残りわずか。あっという間に、
完売。食べることが出来て良かったー。だって、山友がわざわざメー
ルで教えてくれたんだもん。美味しいから食べてねって。
尾瀬高原ホテル  マイクロバスに乗り込んで、今夜のお宿へ向かう。尾瀬高原ホテルは
戸倉にあり、目の前がスキーゲレンデだ。お山のツアーでホテル泊ま
りなんてありー? 部屋割りは、女性の単独参加者4人が、ご一緒に
なった。お部屋は和洋室で、下にベッドが2つとロフトにもベッドが2つ。
 夕食まで時間があるので、温泉に入ることに。 内湯1個だけの小
さなお風呂。でも天然温泉かな? お湯がツルツルしてるから。
 夕食は食べ切れないほどいっぱい並んでる。オヒツのフタを取ると、
プーンと松茸の香りが・・・。松茸ご飯だー! ゴマ豆腐がちと硬いか。
朴葉蒸しの素焼きの鍋が、煮えている。味噌が美味じゃ。
紙に包まれたのは? 鴨と松茸の奉書焼き、一口でペロリー。ヤマモ
モの蜜煮は珍しい。が、周りがざらざらしていて口ざわりがキモイー。
子持ち鮎煮びだし、殆ど卵?ってかー。柔らかくって頭まで全部がぶ
り。ザル豆腐は美味しいけど、全部は食べ切れませ〜ん。ごめんなさ
い。松茸ご飯があるのに、うどんは余分でしょ。これもパスー。オマケ
に、どうしてデザートが白玉ぜんざいなの? 炭水化物のオンパレー
ドは頂けません。ちと、献立に工夫が足りんのー。
 あんまり早く寝たら、直ぐに目覚めてしまう。みんなでTVを見ながら
時間を潰し、9時頃就寝。布団をかけると汗ばみ、剥ぐと手足が寒い。
肌掛け布団くらいが丁度いいんだけど・・・。
 朝食は、バイキング。オカズは和食が主。オカズの種類も多い。近
くの赤城高原は牛乳が美味しい。で、牛乳とコーヒーも飲んだ。世は
満足じゃー。登山のお花摘みを気にしなければ、ジュースも味見した
かったのにー、残念じゃー。
《2日目 至仏山登山 2005.10.1》
鳩待峠  マイクロバスで鳩待峠まで送って頂いた。そこで、地元の山岳ガイドさ
んと、ご対面。「足の弱い方は前へ。」と。ローテーションはしないと。
待ちに待った山道  大清水への道と同じ。丸太で四角く囲った中に、平らに石をはめ込
んである階段が続く。周りは、木々で覆われている樹林帯。山道の
脇には、赤い小さな実を付けた植物がちらほら。あとで、ゴゼンタチ
バナと判明。空気が涼しく、すがすがしい。
オヤマ沢田代  かなり歩いたら、山岳ガイドさんから声が掛かった。「この先の笠が
岳への分岐で花摘みが出来る。」と。ここからが、例の蛇紋岩が始ま
る。「晴れでもツルツルなのに、雨だと滑ってたいへんだった。」とは、
添乗員さんの弁。
青空が  足元の岩ばかりに気を配っていて、ふと空を仰ぐと、青空だ。ツイテ
ルー! 小至仏がくっきりと見える。足元の岩は、みんなが通る所が
ピカピカに黒光りしている。快晴になって良かったー。
小至仏山頂  山頂への右手前に、燧ケ岳や尾瀬ヶ原が見渡せる見晴台がある。
ここで一休みして行こう。このルートは小至仏までが、大変だと後で
分かった。しかし、3点確保で上がる岩場は、実に楽しい。至仏の山
容からは想像も付かないことだった。山も見た目だけで判断しては
いけんのー。
至仏山頂  人が大勢見えるから山頂だろうと思っていたら、その通り。記念撮
影の順番取り。山頂の表示のてっぺんが、周りの山々の配置図にな
っているので、それを見ながら山々を眺めているから、一人だけの
記念撮影は難しい。燧ケ岳が、でっかく目の前にでーんと座っている。
その右手に輝く湖水は、尾瀬沼。尾瀬沼まで山頂から見えることは、
珍しいそうだ。ラッキーだ。眼下に尾瀬ヶ原、「カメの頭のように見え
るのが牛首」とガイドさんの説明。なるほど、上から見ると、正に牛の
首根っ子に見える場所だった。これが牛首の名の由来なんだ。
 小至仏への途中で快晴になったのに、至仏山頂では、残念ながら
少し陰って来た。山頂で神様になったような気分で下界を見下ろし、
オニギリをぱくつく。ミニトマトが美味しい。「次は燧ケ岳に立とう!」
と、心に誓って下山。
蛇紋岩  小至仏山の山頂には登らず、巻いて下山。雲行きが怪しい。復路は
往路と同じ道を足早に下る。復路は遠慮せずに、山岳ガイドさんの
近くの位置をキープ。途中、山岳ガイドさんの花の説明が聞けた。蛇
紋岩は雨で溶けると、植物が育ち難いそうだ。だから、ここと似てい
る早池峰だけに咲く花達があると。例えば、キンロバイやハヤチネ・
ウスユキソウなどがそうだと。
 途中の休憩地点で、山岳ガイドさんに燧ケ岳への一般ルートをお聞
きした。「見晴から登って、長英新道へ降りて来るのがいい。」と。
「山頂から温泉小屋へのルートは荒れていて、閉鎖されている。」と。
「至仏山も山頂から山の鼻へのルートは、最近修復して開通した。」
と。そう言えば、YahooのMapionで尾瀬の地図をprint outしたら、
山の鼻への点線は描いてなかったっけ。」
鳩待峠  下りは早い。あっという間に、鳩待峠に出てしまった。時間的なゆと
りがあったので、お土産を物色。例の如く、至仏山の記念バッジを探し
た。尾瀬のは多種類あったが、至仏山のは1個だけ。これをゲット。
ウロウロしていたら、アタックザックにもなるコンパクトなバッグを見つ
けた。バッグの脇に付いているポケットに、ファスナーで袋がすっぽり
入ってしまう優れもの。お値段も、えっー600円!と目を剥く程のお安
さ。ポケットがバーバリー調だから、パクリ?かもね。でも、仲良しさん
同志で気があって、3人でゲット。帰りのお土産用バッグとして、大活
躍したのでした。今後の山行には、このバッグがお供することになる
んだね。
温泉  昨日お泊りした尾瀬高原ホテルに立ち寄り、入浴。山登りの後のお
風呂は、堪らないー。筋肉痛が一気にとれちゃう。頭の先から足の先
までぴっかピッかになって、目指すは自販機。でも、アサヒ・スーパー
ドライがない。その上、一番絞りは売り切れ。仕方が無く、キリンのラガ
ーをゲット。「一番絞りは売り切れだー!」って独り言を言っていたら、
売店のお兄様が、「あのケースにありますよ。」と。覗くと、アサヒ・スー
パードライもあるじゃないですか。「換えていいですよ。」って。「ありが
とう! じゃ、アサヒ・スーパドライに換えるね。キリン・ラガーはどうした
らいいの?」「ケースに入れてくれればいいですよ。」「おお、天の神様
が見ていて下さったのでしょうか?」
 ホテルのロビーで、持参したおせんべ巻きチーズをお摘みに、カンパ
ーイ! 今回の山行で山友になったY様と、ほろ酔い気分になったの
でございました。
 まだバスの出発には時間があるので、ロビーで車内と車外にザックを
整理し直して、のんびりホテルの玄関を出ると、添乗員さんがお迎え
に。他の方々は既に、バスの中でお待ちでした。まだ、5分あるからと
のんびり構えておりました。酔いも回っていたので、ごめんなさいです。
原田農園  帰りは、行きのバスの中で購入予約した原田農園に立ち寄った。ツ
アーの例で、土産物屋さんとタイアップしている。山のツアーでは珍し
いが、尾瀬は以前も漬物屋さんに立ち寄ったっけ。どこが農園なの?
全くの土産物屋。リンゴをばら売りで購入。ブルーベリーと、カボチャの
種がトッピングしてあるリンゴのマフィンが美味しそうなので購入。 
さあ、帰ろう!  夕食はお昼に食べ残したオニギリ弁当を片付けた。食事よりコーヒ
ーが飲みたいと、SAでコップ入りのをゲットして車内に持ち込んだ。
 バスは三芳PAにだけ立ち寄り、一路千葉を目指す。途中、大泉JC
Tで少し混んではいたものの、後はスムーズに流れていた。JR松戸
駅付近はお祭りで交通規制されているとの情報で、急遽馬橋駅に変
更になった。そして、予定より30分も早く、津田沼に到着した。

参考資料:
1) C.T.のパンフレットより

《みっふぃーのひとり言》
 尾瀬の燧ケ岳に登りたいと、いろいろな旅行社のツアーを調べてみたが、このシーズンで単発
はなかった。千葉の津田沼発で至仏山があるので、相棒の「至仏はいいよ。至仏は。」の言葉に
乗せられて、一先ず、今回は至仏にした。女性的でなだらかな山容は好みじゃないので、2000m
級のお山を歩ければいいや位の乗りだった。が、実際に歩いてみると、ホントに相棒の言う通り、
面白い山だった。実に岩場が楽しい。ワクワクしちゃった。
 前回は雨の尾瀬ヶ原・平滑の滝・三条の滝ハイキングだったので、寒かったし雨は横殴りだっ
た。だから、今回は寒さ対策の服も持参した。長袖のババシャツやスパッツを。でも、今回は晴天
に恵まれ、それらは必要なかった。長袖のTシャツにフリースで十分だった。パンツは冬用の羊毛
のを着用したが。レインの上下はいつでも背負っているので、寒ければそれを着込もうと。あと他
に、羊毛入りのカッターシャツも入れたが、これも出番は無かった。
 水をどのくらい背負おうかと思案したが、500mlのペットボトル2本で十分だった。登り用1本に、
下り用1本。それから、鳩待峠のトイレの横にある水道は飲めるから、ここで水を汲んでもいい。
トイレは1回100円と有料だが、飲み水は無料だ。
 至仏の山頂から、目の前にどーんと聳えている燧ケ岳を見てしまうと、次は絶対燧ケ岳だーと、
燃えて来た。今、お仲間に声を掛けているところ。気心が知れた?十年来の仲間と歩くのも楽しい
し、今回のようにツアーに単独参加して、初対面の山友と歩くのも楽しい。
人生、まだまだこれから。捨てたモンじゃない。2005.10.5記


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