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        たい わん
107. 台湾

宮崎駿アニメ、「千と千尋の神隠し」のモデル、九分(ジョンウン)が見たい。
台湾のランドマーク、台北101(イーリンイー)も。
そして、何より、”鼎泰豊(ディンタイホン)”本店の小龍包(ショウロンポウ)が食べたい!!

”千と千尋の神隠し”
湯婆のモデル
喫茶店
2012.3.24撮影
台北 101

2012.3.24撮影
”鼎泰豊(ディンタイホン)”本店
小龍包(ショウロンポウ)の店
2012.3.23撮影

2012.3.20 「成田空港第2ビル」(チャイナエアライイン.)14:50発
      →「桃園国際空港(トウエン)・台湾」「台北(タイペイ)」17:50着→(バス)→「台中(タイチョン)」
1 CI 017便 : 尾翼の花は梅、台湾の国花

2012.3.21 「台中」→(バス)→宝覚寺→日月潭・文武館→嘉義(チャンイー):飲茶ランチ
     →北回帰標誌(亜熱帯→熱帯)→「台南(タイナン)」→赤嵌樓(チーカンロウ)
     →延平郡王祠(イェンピンジュンワンツー)→高雄(カオシュン)→澄清湖(ツュンチンフー)
     →蓮池潭(リェンチータン)→台湾海鮮料理のディナー→六合二路夜市(リョウホー・アー・ルー・イェシー)
2. 台中のホテルからの風景
  (斜め左手下の交差点:セブン・イレブン)
3. 宝覚寺(パオチュェスー):日本人戦没者の慰霊
巨大な布袋さま@宝覚寺:33m 布袋さま:次の場所を撫でると、
   頭=人間関係良好、耳=福来る、
   お腹=お金が貯まる
ゴエンモク@宝覚寺:(ガイドの説明) 7. 日月潭(リーユエタン):台湾八景の1つ
日月潭(天然湖) 8. 文武館(ウェンウーミャオ)
文=孔子 を祀る 武=關羽・岳飛 を祀る
赤獅子:8m、一対 4つの爪を持つ龍(貴族のもの)
9. 北回帰標誌(亜熱帯→熱帯) 10. 赤嵌樓(チーカンロウ):プロビデンシャ城
    オランダ人により創建、鄭成功が承天府に
@赤嵌樓 11. 桜@延平郡王祠
延平郡王祠(イェンピンジュンワンツー):鄭成功の廟 12. 澄清湖(ツュンチンフー):橋が曲がっているのは、
   キョンシーが直進しか出来ないから。
(人造湖)
13. 蓮池潭(リェンチータン):龍口〜→虎口、悪行消滅 釈迦頭(シャカトウ):果物、食感は洋ナシ、とても甘くて美味しい
14. 六合二路夜市(リョウホー・アールー・イェシー) 蓮霧(レンブ):果物、梨の食感、甘くない皮ごと食す。
釈迦頭:皮と黒い種を残す。
《みっふぃ〜のひとり言》
 昨年、ツアーに申し込んだのに、地震の所為で仕事が入り、行けなくなっちゃった。で、再度の挑戦。台湾は日本との時差1時間、実質4時間のフライトで簡単に行ける。飛行機内で時計を1時間戻した。途中、乱気流に入ったのか、飛行機は時々、揺れた。
 台湾は四国と九州の中間の大きさとか。着くや、いきなり、日本人戦没者の慰霊地に連れて行かれた。台湾の高齢者は、第2次世界の時に、日本語を学ばされた。台湾人の現地ガイドは、治安の良さを強調。布袋尊のお腹を撫でると、お金が溜まるというので、みんな、撫で回した。w 北回帰線を跨いで、記念撮影。亜熱帯から熱帯へ。台北は冬なのに、台南は夏。日本では開花していない桜が、満開。亜熱帯だから、季節が日本より早い。
 蓮池潭(リェンチータン)、龍口から入って虎口に出ると、悪行が消滅するとか。2つの塔に登れるらしいが、集団では危険と判断されてパス。
 ガイドさんの説明通り、日本人の口に合い、釈迦頭は美味しかった。日本には無い果物なので、是非、食したい。食感は洋梨、味は梨より甘かった。蓮霧(レンブ)は、シャリシャリの梨のようで、甘味もなく、さっぱりしている。蓮霧(レンブ)は、相棒が露店で8個40元(130円)で購入。釈迦頭は、六合二路の夜市で、1個100元(330円)で購入。現在のレートは、1元が3.3円。
 夜市は大変な人混みで、食べ物屋の屋台が多く、食当たりを気にして、買う気にはなれなかった。ツアーの在日中国人たちは、「連日、夜市で食べまくり」と言ってたけど。臭豆腐(チャウタウフー)の悪臭が鼻に付いて、なんとも言えない。上海の七宝鎮(チーバオジェン)の悪臭は、これだったんだと分かった。「日本人が納豆を美味しいと思うのと一緒」とのガイドの説明だったけれど、ちょっと、食す気にはなれなかった。納豆と言うよりも、大島のクサヤって感じ。全身が臭豆腐の臭い漬けになった気分で、ホテルに戻って早く洗髪したいって感じになった。臭豆腐には色々な調理方法があるようだけど、揚げ物は臭いがキツイ。ホテルの朝食バイキングに、グルテンというのがあったので食べてみた。ソイミート(大豆のたんぱく質)で、直径3cm位の円盤型薄切り肉。煮込んでしっかりと味が付いていて、これは美味しかった。

2012.3.22 「台南高雄→寿山公演忠烈祠→総合土産物店→「台東」→海のSA
       →郷土料理のランチ→花蓮(ホァリェン)→三仙台(サンセンタイ)→八仙洞(ハッセンホラ)
       →北回帰標誌(熱帯→亜熱帯)→広東料理のディナー
15. ホテルからの風景:ファミr-マート(全家) 16. 愛河(アイガ)@高雄
17. 高雄港 18. 台湾モクゲンジ・果皮(茶)←花の色(ピンク←白)
19. キワタ(木綿) 20. 菱の実(ヒシノミ):塩味の甘栗みたい、4cm
21. 台東の海 22. タコノキ@三仙台
23. 三仙台(サンセンタイ):3人の仙人の痕跡?3つの巨岩 24. 八仙洞(ハセンボラ):洞窟、美味しい水が飲める
25. 北回帰標誌:(熱帯→亜熱帯) 美味しい水@八仙洞
≪みっふぃ〜のひとり言≫
 台中から台南へとバス移動8時間。狭い断崖絶壁の道が多く、桃園からの運転手さんとバスは、花蓮から片道8時間掛けて迎えに来た運転手さんと交換。
 ガイドの説明によると、「高木の街路樹は、花が白からピンク、茶へと色が変化する」と。発音が分かり難く、帰国後にネット検索してタイワンモクゲンジと判明。茶色を花だと主張していたが、果皮だと分かった。この現地ガイドさん、話の時々に、「ア」を入れるので、日本語なんだけれども分かり難い。
 道路脇で売られていた”ヒシノミ”を買って、配ってくれた。ヒシは沼地に咲き、その実を塩茹でして食す。トゲのあるデビルのような実で、甘栗のように殻をむいて食べる。消化促進に利くとか!? 食感は甘栗で、味は塩味だから美味しい。
 道路脇には、赤い電球が灯った“檳榔(ビンロウ)”の店が多い。「ビンロウは、檳榔樹の実で、気分がハイになって目が覚めるとか。屋内禁煙の台湾では、煙草の代用に長距離の運転手などが、ガムのように噛むと。しかし、赤い汁を吐き出すので、公共の場では御法度とも。購買層は男性なので、脚線美の若い女の子が売る」というので探したが、おばちゃんやおじちゃんばかりで、私には見付からなかった。「高給な商売だが、定年が23歳で、仕事を隠したがる。ミニスカートどころか、ビキニの場合もある」というのだが・・・。男性陣は道路脇に目をキョロキョロ。
 台東の海は砂浜が少なく、いきなり深い所が多いそうだ。しかし、見付けた遠浅の海は、色の変化が美しかった。 
 3つの巨岩を、幾つもの太鼓橋で渡れる三仙台。三人の仙人の足跡とか!? 観光地にするために、橋を造った感じがする。八仙洞は旧石器時代の遺跡で、おいしい水が飲め、畳んだ紙コップも用意されている。山の水で2度も食あたりを起こした身としては、飲むのは止めた。水を飲んだ人の感想は、「生温い」と。
 台東は多種類の原住民が多く住んでいて、綺麗なルクスとか。で、花蓮のホテルの従業員に期待は高まった。フロントには、確かに美人がいたし、ドアボーイもイケメンだった。原住民の踊りを見るオプショナル・ツアーもあったが、興味がなかったのでパスした。海岸線をバスで北上するのに疲れていたし。ここはフィリピンプレートとユーラシアプレートがぶつかる場所で、山は大理石、メノウ、翡翠、薔薇石などの宝石の山とか。

2012.323 花蓮→太魯閣峡谷(タイルークゥ)→土産物屋→大理石工場→ワンタン料理のランチ
     →[ローカル列車]→「台北」→故宮博物院(グーゴンボーウーユエン)→茶芸体験・民芸品店
     →鼎泰豊(ディンタイホン)のディナー
26. 花蓮のホテルからの景色 27. 太魯閣峡谷(タイルークゥ)
燕の巣@太魯閣峡谷 中華人民共和国旅行者はヘルメット着用@太魯閣峡谷
28. 花蓮駅 ローカル列車@花蓮
29. 故宮博物院 30. 鼎泰豊(ディンタイホン)
≪みっふぃ〜のひとり言≫
 断崖絶壁の太魯閣峡谷(タイルークゥ)は、バスを降りて歩いた。岸壁には燕の巣があり、燕が飛び交っていた。頭上は、周りの岩で縁取られて、台湾の形(サツマイモ)に青空が覗く。白いヘルメットの一団は、中華人民共和国の観光客だ。彼らは、ガイドの指示に従わず勝手な行動をするから、以前に頭に岩が当たり死亡事故が起きたので、中国人には政府がヘルメット着用を義務付けているとか。
 大理石工場見学は、日本人の社長が案内してくれた。台湾の山は宝石の宝庫らしい。ヒスイ、メノウ、大理石、バラ石・・・。ここなら、本物の宝石が手に入る。翡翠は人造と本物の区別は、付き難いとか。
 台北へは花蓮駅から列車移動なので、ガイドさんは時間に気を遣ってた。列車はバスほどの揺れは無く、2時間20分ぐっすり寝むれた。
 故宮博物院は大勢の中国人観光客で、ごった返していた。翡翠白菜(光緒帝妃の嫁入り道具)、肉形石(豚の角煮そっくり)、オリーブの種を彫った七福神(でも、ガイドブックには乗組員が8人とか? 拡大鏡で見ても、小さ過ぎて数までは分からんわい)を乗せた船、皇帝の帽子掛けを、ガイドに連れられて巡った。墨絵の掛け軸は、集団では入り難いので自由時間に見るようにと。龍の爪が5本のものは、皇帝のものとの説明を受けたが、ここには5本爪の龍がいた。
 茶芸体験で、お土産のドライフルーツの味見。ドライフルーツは一般的なので日本にもあるけれど、リーズナウルで美味しかった”蓮の実の甘納豆”を購入。TVドラマで金城丈志が松田聖子に贈って有名になった”パイナップルケーキ”は、思っていたより重かったので止めた。これは、台湾では土産として一般的ではないとも。
 オプションで、”鼎泰豊(ディンタイホン)”本店のコース料理・送迎付き(3000円)を味わった。店の前は、順番待ちの客がいっぱいで、予約を取っていないと待たされる。中華人民共和国の人が台湾に入国出来るようになって以来、非常に混むようになったとか。新宿高島屋支店で小籠包は食べたことがあるが、本店は皮が薄いし、熱いのが出て来るとの情報。確かに、小籠包は本店が美味しい。小籠包の食べ方は上海の時に教わったから、OK。小皿に酢・醤油・千切り生姜を入れてタレを作り、小籠包の上の部分を箸で摘んでタレに付けてから、チリレンゲに載せて、その上に千切り生姜を少し載せて、チリレンゲごと口へ運ぶ。すると、小籠包の美味しい汁を逃さずに食せる。他に、色々な餃子、春巻、空芯菜の炒め物、炒飯(チャーハン),湯(タン)など出て来たが、小籠包が最高!! 炒飯は新宿店のは炒め方がダメだったが、ここのは中華街のようにパラパラに炒めてあった。最後に、餡の入った小籠包。ビールを飲んでいた男性陣には不評だったが、女性陣には嬉しいデザートだった。トイレに便座清掃担当の従業員が待機していて、毎回拭いているのには驚いた。「トイレが汚い」という苦情が、以前にあったのかもしれない。従業員にパスするのは難しいと、ガイド本に載っていたが、総勢50人位はいそうだ。接客態度、スタイルの基準が高いらしい。テキパキと応対できない店員は、即クビなのかも。ここでも、ウエイトレスの脚線美が問題なのか!?

2012.324 「台北} 九分(ジョウフン)→中正公園→基陸湾(ジーロンワン)→台北市内・民芸店
      →忠烈祠(衛兵交代式)→龍山寺(ロンシャンスー)→台北101
31. 列車@台北バスの車窓から 32. 九分:宮崎駿アニメ”千と千尋の神隠し”のモデル
芋飴作り@九分 @九分
湯婆のモデルの茶芸館@九分 映画館@九分
33. 中正公園 34. 基陸湾(ジーロンワン)@中正公園軍港
35. 忠烈祠(ジョンリエスー) 衛兵交代@忠烈祠
エリート衛兵:身不動、瞬き少ない銃は6kg(ここのは空砲) 36. 龍山寺(ロンシャンスー):パワースポット
@龍山寺 37. 台北101(タイペイ・イーリンイー)
ゆるキャラ@台北101 象山@台北101         ↓
ウインド・ダンパー:タワーの風振対策の球体 サンセット@台北101
≪みっふぃ〜のひとり言≫
 小雨振る中、宮崎駿アニメの”千と千尋の神隠し”のモデルになった町、九分(ジョウフン)見学。分という字には、ニンベンが付くのだが。熱帯から戻り、寒さに震えながらデジカメのシャターを押すと、画像がぶれた。昼頃は観光客で混むというので早く来たから、開店準備中の店ばかり。湯婆のモデルになった家は、銭湯ではなく茶芸館だった。道の途中で見掛けた”餡子入りの草餅”、買わせて欲しかった。衛兵交代に間に合わせたいガイドさんに、押し捲られた。日本人はトイレが近いのか、バス移動が50分を超えると、「ここでトイレに行って置いて」とのガイドさんの脅迫。トイレ巡りの旅だった。w
 基陸湾(ジーロンワン)を見るために連れて行かれた”中正公園”、大きな観音様が海の安全を見守っている。観音様の中には、階段があって登れる。途中、所々に丸窓があり、外が覗ける。わざわざ来ただけの甲斐はある。湾は一見の価値あり。
 1時間に1度の衛兵交代、12時10分のに間に合った。小雨が降っていたので、衛兵の脇には傘を差し掛けた先輩が付き添っていた。衛兵の通り道には茶色い跡が線に残り、どこに遣って来るかが良く分かる。善光寺の女宮様のお通りに似ている。近付き過ぎた観光客が、付き添いに無言で「どけー!」と威喝されてた。衛兵は微動だもせず瞬きも堪えて、まるで人形のよう。
 ここに立てる衛兵は、170cm、70kgで1時間不動でいられる超スタイリッシュなエリートとか。メガネ着用やスタイルがイケテないと、博物館の係員になっているとか。台湾の男性には、1年2ヶ月の衛兵義務があると。自炊、洗濯など自立させられるので、台湾のママたちには好評とか。
 午後は自由行動だったので、モノレール(途中で地下鉄にもなる)で龍山寺(ロンシャンスー)に行った。モノレールのクーポンは買い易いが、改札でクーポンをどう使うか迷った。親切な若者が、パスを充てる部分のクーポンの絵に、ピッタリとクーポンをくっつけると、ジェスチャーで教えてくれた。1日パスなら200元と安い。ここは、日本の浅草のように混んでいた。天神様のように、受験などの祈願に来ているらしい。両手で握った長い線香を7本、頭上に掲げて一礼し、7箇所に次々と刺して行く。聖?という占いの木を2つ投げて、裏表になると神様が叶えて下さるそう。そして、おみくじの棒を引き、番号のおみくじを取る。
 入口付近に貸出用のお経が置いてあったから、それを見ていたら、誰かがヒップを触った。後ろでおじさんが喚いてる。後で見たら、指でつまみ上げたと思われる赤黒いアザが2つ。そして、ショルダーバッグの外側のファスナーが開けられていた。ハンカチとティッシュしか入っていないから、取るのを諦めたのだろう。相棒と一緒だったし、「台湾は置いた荷物は1日中あります」というガイドの言葉で、ちょっと油断してた。でも、人混みだしアジアだから、バッグは頭と片肩を通していたので、引っ張り取られない用心はしていたんだけど、アザは未だに消えない。
 地下鉄を乗り継いで市庁舎駅まで行き、台北101(タワー)の展望台を目指した。台湾人は八を好むので、タワーは8段にデザインされている。展望台のチケット売り場、5Fを探した。今日は風が強くて外には出られないとの説明で、受付嬢は日本語が通じる。ここも、エレベーターを待つ中国人の観光客だらけ。チケットはガイドブックより値上がりして450元になっていたが、展望台に着くと係員がやって来て、「日本語の案内がチケットで借りられます」って。柱に書いてある番号のボタンを押すと、日本語の説明が流れた。ガイドを聴きながら、ぐるっと展望台を1周したので、景色を充実して堪能出来た。101でのサンセットを見ようと、日没まで粘った。その甲斐あって、きれいな夕日を見ることができた。お腹が空いたので、旅行ブックに載っていた101のB1・フードコートに降りてみた。「牛肉麺(ニウロウミェン、グーバーミー)が食べたい」と店を探したら、店は直ぐに見付かったが、テーブルが空いていない。ここも、中国人だらけ。お店の脇にカウンター席が空いていたので、そこにした。牛肉麺は188元(600から700円)とリーズナブルな値段だったし、チンゲンサイと肉は腸などの色々な部分も煮込んで入っていたけど、それなりに美味しかった。フードコートには、日本食の寿司屋があったので値段を見てみたが、1000円位。高層タワーの地下だから、それなりに値段が高いと思っていたが、違ってた。暗くなった夜道を振り返ると、ライティングされた101。駅に戻るのに道を1本間違えて、歩き回った。無事、市庁舎駅を見付け、ホテルに戻れた。地下鉄はソウルや上海より安心だった。寝ている台湾人もいたし。車内で居眠りなんて、ソウルや上海ではありえない。 

2012.3.25 「台北」→林本源園邸(リンペンユエンユエンディー)→孔子廟(コンツーミャオ)→南京東路駅
       ・・・→ホテル→桃園国際空港16:35発→CI106→成田空港第2・20:19着
38. 台北のホテルからの景色 39. 林本源園邸(リンペンユエンユエンディー):
   清代からの大富豪の庭園、@府中駅
書斎前の蓮池@林本源園邸 @林本源園邸
ガジュマル@林本源園邸 @林本源園邸
40. 孔子廟((コンツーミャオ) 尺八演奏のおじさん@孔子廟
孔子廟の中 41. 太極拳@圓山(インシャン)駅

≪みっふぃ〜のひとり言≫
 帰りの飛行機まで、午前中は自由行動。オプションで”奇岩の野柳(ヤリュウ)と石鍋料理”があったが、興味が無いのでパス。ほとんどの人達がこのツアーに参加していた。私達は、ガイドブックに載っていた林本源園邸と孔子廟に行くことにした。
 邸は9時開園なので、時間まで門前で待つ予定で早く出発した。府中駅から邸まで歩いた道沿いには市場があって、朝市の気分を味わえた。日曜日だから、バイクに乗った買い物客で賑わっていた。
 林本源園邸は蓮池がある中国の庭園で、予想通りに素敵だった。季節がもう少し後だったら、蓮が満開だったのだろうに。書斎前の蓮池は、小石川後楽園の池や書斎を思い出した。こんな素敵な場所で読書したいなって。台湾の寺や園邸は無料。寺などは寄進で成り立っているとか。帰りは市場を覗きながら、その雰囲気を味わって駅へ向かった。
 地下鉄を乗り継いで、府中駅から孔子廟のある圓山(インシャン)駅に向かう。孔子廟の付近には、大型観光バスが何台も停車していた。ここの庭で台湾に来て初めて、大勢の日本人観光客と出会った。大学生が先生に引率されて研修旅行に来ていた。学生に混じって、横で先生の説明が聞けた。「台湾の廟には遺骨はなく、位牌が祀ってある」と。綺麗な尺八の音色が流れている。「長崎は今日も雨だった♪」や「北国の春」など日本の曲を吹いている。日本人観光客向けに、CDを販売するのが目的らしい。圓山(インシャン)駅のホームから下を見ると、公園で太極拳をしている1団がいた。台湾では、朝の5時から公園で太極拳をすると聞いたが、やっと目にすることが出来た。
 ホテルを12:40出発なので、12:00にはホテルに帰る計画。ホテルのある南京東路駅からの道すがら、ベーカリーを見つけて昼食用のパンを買った。私の買った三色パンは、晒餡、白餡にクリームらしきもの。餡は日本のと変わりがなかったが、クリームはボソボソだった。途中のコンビニでジュースを買い、ホテルのロビーでランチ。御馳走尽くめで、普通のものが食べたかった。夕食は機内食だし。
 野柳ツアーのバスが、私たち8人をピックアップ。空港への途中、免税店に50分立ち寄る。ガイドは「私はルート計画に口が出せない」と恐縮した様子。ブランド物に用がないツアー客が殆どだから、いつも文句が出るんでしょうね。ぐるぐると2回りしてみたが、時間のつぶし用がない。トイレは紫色で石鹸の香りが強く、流石に免税店のトワレットといった感あり。集合場所で待機していると、棒アイスと焼き芋を抱えてツアー仲間がやって来た。表に出て買って来たそうだ。免税店の中で、棒アイスにパクつく様子に、みんなは唖然。
 やっと桃園空港に到着。トランクを預けた後で、台湾観光局の人に「アンケートに答えて貰えますか?」と声を掛けられた。ツアー仲間の用事が済むまでと思ってOKしたが、時間が掛かった。アンケート後、台湾民族布製のスマホ用ケースをプレゼントされた。ツアー仲間を待たせることになってしまい、「トランクが重量オーバーだったの?」と、心配させてしまった。「アンケート」って説明したら、みんな分かってくれた様子。1週間、行動を共にしたから、お互いの気持ちが通じるようになっていて良かった。
 予定より20分も早く成田に到着。機内食でシーフードを選んだら、ご飯の上にタラのムニエルが載っていた。不思議な和食だったけれど、お粥以外、久々のご飯は嬉しかった。魚だけれど、白でなく赤ワインで帰国の祝杯を上げた。行きの機内では映画”SATC”が見れたし、帰りの機内では、映画”ブラック・スワン”を見出したが、内容が暗いので止めて、明るい”白雪姫”(現代版リメイク)を見ていたら、成田に着いちゃった。飛行機移動も4時間位が楽。

アクセス: 往路: CI 017 (成田→台北・桃園)
復路: CI 106 (台北・桃園→成田)
ルート: 台北→台中→台南→台東→台北

≪みっふぃ〜のひとり言≫
 台湾をぐるっと6日間も掛けて、時計と反対に回った。台東をバスで8時間掛けて北上するのが、一番ハードだった。時間短縮のために、花蓮から台北までは列車移動したのだが。
 台南は果物が美味しいし、熱帯で常夏。ホテルがイマイチで、ここだけドライヤーが無く、朝食が格落ちする点はあったが、住むには良い気候。台湾では花粉症の薬は必要なかったから、杉花粉の季節だけ、避難するには持って来い。結構、日本語が通じる。日本の植民地時代に、日本語を学習させらてたから。対日感情は韓国や中国よりは悪くはないが、日本が植民地として統治し、台湾人を二等国民とした歴史は消せない。いくら、インフラ整備をして台湾に貢献したと言っても、人を差別した歴史は消せない。時間がいくら経っても、差別された側の感情は消せないと感じた。
 韓国や上海よりも、料理が日本人の口に合う。どこの食事も、美味しかった。もう一度、釈迦頭が食べたい!!
 台北だけでは、台湾は都会と思ってしまう。未開発の台東、原住民達が住む地域まで見ないと、台湾は分からない。2012.3.29記


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