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              たか ご やま  ・  いしい  たろう  やま  ・   にほんざる       と    であう   みち
 RooT-1   11
. 高宕山・石射太郎山・ニホンザルと出会う道

関東ふれあいの道  ”ニホンザルと出会う道”
千葉県君津市・清和県民の森

2004.2.22
高宕山 :標高 330m  2002.6.9 石射太郎山(いしいたろうやま)
☆上の写真をclickすると、山頂が現れます。
(山頂から東京湾、丹沢まで見渡せる。
晴れた日には登りたいお山。)
(見た目のカッコ良い岩峰。
 昔、石切場であったとか。)

         八良塚    高宕山
           ↓       ↓
           富士山
             ↓
              石射太郎山
                 ↓
石射太郎山山頂からの眺望 高宕山山頂からの眺望
(☆写真をclickしてね! 富士山が鮮明に)
石射太郎山@石射太郎〜高宕
2010..1.10
紅葉の高宕山       2003.12.7

Caution!
    崖崩れ、注意!

千葉の山は荒れている!
八良塚から監視小屋・怒田沢林道
への途中に、崖崩れしそうな箇所が
見られます。      2002.10.14
山道は、少しは修復されていました。
              2003.1.5
八良塚から監視小屋・怒田沢林道
への途中で、1カ所崖崩れを発見。
               2003.12.7
最近、この山にもツアーが来る所為か、
山のあちこちが手入れされていました。
              2004.2.22
監視所から第3トンネルへの怒田沢
林道が、崖から岩が崩れ落ちていて、
通行禁止になっていた。2004.9.18
八良塚から監視小屋への途中で、丸太を
渡して山道を修復中。岩場の鎖が鉄から
ステンレスに交換されていた。2004.11.20
注意札多し。八良塚の崖、1ケ所崩れが
ひどく、幅10cm残すのみ。2005.9.17
山道の修復 昨年の10月〜11月に掛けて、高宕山〜
八良塚分岐〜八良塚〜怒田沢林道の
修復改良工事が行われたらしい。
丸太階段が手入れされ、安全柵が増設
されていた。2011.1.9

アクセス:     国道410号で大岩へ、大岩で右折し465号で東日笠へ
    東日笠バス停で左の脇道へ左折(V字に道を戻る感じ)
    植畑上郷バス停手前を左へ入る。(「関東ふれあいの道」の
    表示があるが裏側からは字が見えないので見落とし易い。)
    どん詰まりが高宕第一トンネル。(その前に7〜8台分の駐車スペースあり)
アプローチ: 高宕第一トンネル手前右手に登山口の表示あり。
ルート(赤い線): 所要時間 (約5時間、休憩含む。)
    高宕第一トンネル→石射太郎→高宕観音→高宕山→八良塚分岐
   →八良塚→怒田沢林道との分岐→監視所コース入り口→(怒田沢林道)
   →高宕第一トンネル
2010.1.10 撮影


 1.登山口: 高宕第一トンネル手前右側に
  「石射太郎山 0.3km」の表示
 2. 石射太郎山山頂付近よりの眺望
 3. 高宕観音入り口    2004.2.22  4. 高宕観音
 5. 高宕山山頂よりの眺望   (2011.1.9)
             ↓富士山
 6. 八良塚分岐
 《花》 
シモツケソウ(下野草)?: @八良塚
2004.6.05
ホタルブクロ@石射太郎山
2004.6.05
《きのこ》  2004.9.18
きのこ No.1@監視所へ きのこ No.2@監視所へ
@監視所へ  《竜胆@八良塚》  2004.11.20
《2005.9.17》
ミズヒキ@石射太郎〜高宕山 キノコ@八良塚〜監視所
すみれ  2010.1.10 アオキの赤い実  2011.1.9
高宕観音  2004.11.20

check point 所要時間 区間距離 道の様子 距離 attention!
高宕第一トンネル 9:35発 10分
5時間強
(含休憩)
↓0.3km 急な上り 12〜13?
km
9:45 石射太郎山 55分 ↓2.1km 尾根道 ↓0.4km
記念碑
ビューポイント見晴らしA ↓0.2km
ビューポイント見晴らしB
10:40 高宕観音 上り
10:55着 高宕山 11:25発 35分 ↓1.9km 下り+尾根道
12:00着 八良塚分岐(弁当) 12:30発 15分 ↓0.6km 丸太階段上り
12:45 八良塚 1時間
40分
↓?km 下り崖多し
(要注意)
丸太階段の
上り下り
崖崩れの
危険性あり    2002.10.14
怒田沢林道分岐
14:25 監視所コース入り口 15分 ? km 林道
トンネルV
トンネルU
14:40着 高宕第一トンネル

車は駐車出来るかな?  「関東ふれあいの道」をネットで探していたら、高宕山登山の
HPを見付けた。トンネルの手前に車を止めたとあるので、安心し
て出掛けた。しかし、既に6〜7台止まっていて、あまり空きスペ
ースが無い。とにかく端っこに車を止めて、山登りの準備に掛か
る。
登山口はどこ?  高宕第一トンネルの直ぐ右手前に見つかりました。「石射太郎山」
の案内板があり、そこから丸太階段を登る。あまり、人が通った気配
がない。
石射太郎山(いしいたろうやま)  一気に登って10分ほどで、「石射太郎山の伝説」という案内板に
到着。これによると、「この山の名の由来は、昔、台田久保という
大男が、鹿野山から矢を射たため。」だそうだ。左手に山頂への道
が有るらしいが、途中で消えているように見えるので、危ないから
山頂を極めるのは止めた。
 ベンチがあり、見晴らしが良い。切り立った岩の上に出ると、足が
竦むくらい眺望が良い。以前は、ここで、野猿を監視していたとか。
小屋だけは現在も荒れてはいるが、残っている。小屋の前を通り過
ぎて右手の山道へと進む。
 2002.10.14 石射太郎山山頂へ登りました。やはり、左手の細
道を登ると数分で山頂に到着。素晴らしい眺望でした。
高宕観音(たかごかんのん)  尾根道を歩いていると、狛犬と石造りの仁王像が出迎えてくれ
た。その後ろに、長ーい石段が続いている。(photo3)上り詰めると、
岩を背にして、観音堂が現れた。
高宕山(たかごやま)  観音堂を回り込んで岩穴を抜けると、山道に出る。鎖を頼りに
ちょっと味気ないプラスチック製の丸太風のハシゴを登ると、急
に視界が開けた。航空自衛隊のレーダーのある愛宕山、観覧車
やバンジージャンプ台などが見える鹿野山マザー牧場、鋸山、東
京湾、丹沢まで見渡せる。山頂はほんの目の前。「高宕山 330m」
の標識が立っていた。人が2〜3人で満員御礼となるほど、狭い岩。
 山頂のちょっと下の広場(ここも7〜8人で満員御礼)に戻って眺望
を楽しんでいると、高宕山に良く登っているというバンダナを頭に巻
いたおじさまに出会い、双眼鏡をお借りした。目の前にパノラマが
迫る。彼が手にしている地図は、清和県民の森で貰ったそうだ。
 ここまでは案内標識が分かり易かったが、八良塚へはこちら側か
らは道が分かり難い。ショートパスの、高宕山から岩場をロープで
下る道を、教えて頂いた。山頂からハシゴを下りて、右手の道に進
み、ロープを使って、急な山道を下る。左手の道は先ほど来た道だ
が、ここを戻っても、高宕観音堂と八良塚方面との分岐へは戻れ
る。こちらの方は遠回りだが、道は楽だ。
 案内板「下の台バス停へ」となっている方へ進んだ。「八良塚の
自然」の案内板に出会う。八良塚分岐に到着したらしい。
2010.1.10 ロープでのショートパスの道は閉鎖されていた。
八良塚分岐  ベンチがあるし丁度昼時なので、お弁当にした。おにぎりが美味
しい。あー、お茶も旨い。下ると410号の奥畑に出るらしい。その
方面から登山者がやって来て高宕山へと向かって行った。彼らは
「千葉県の山」という本を読んでいた。あの本を捜して、他の山にも
登ろうかな? みっふぃーらは左手の丸太階段を登り、八良塚の方
へと進む。この丸太階段は長く、みっふぃーはバテ気味。
八良塚(はちろうづか)  鳥居と小さな祠があった。たぶん、ここが八良塚だろう。この先を
上り詰めた所に距離の案内標示があり、ここがこのルートの最高峰
で標高342mらしいが、木々に囲まれ見晴らしは良くない。更に先に
林道方面へと進む。
分岐;ここが山の神?  木々が無く日が射す尾根道に出ると、T字路に付き合った。右に降
りると「怒田沢林道」の案内板。そのまま左の尾根道を行く。誰もや
って来ない。道は下りになって楽だが、途中、鎖が横に張ってある
細い崖道があったり、幅40cm位の尾根道だったり、このルートは
スリル満点、ちょっと怖い。途中、”山の神”って案内があったけど、
ここかな? 杉林の山道をどんどん下ると、小川に出た。
監視所コース入り口  丸太の橋を渡り、左手の川に沿って歩きながら、草で消えそうな
人っ子一人やって来ない道を行く。右手の崖から、崖崩れの岩が落
ちていたりして、ちょっと注意が必要だ。川に別れを告げて、道は丸
太階段を登る。杉林の中を下ると、前方左手に小屋が見える。とう
とう、怒田沢林道に出た。
 「監視所コース入り口」の案内板があった。左に行くと、大滝に出る
らしい。時間がないので右へ進み、「高宕第一トンネル」を目指す。
やっと、トンネルだー!  トンネルだと喜んで覗くと、車止めがない。3つ目のトンネルが
目指す高宕第一トンネルだった。通行禁止の車止めを見付けた
時はホットした。                     2002.6.9記

                        《みっふぃーのひとり言》                        
初登頂
       2002.6.9
 日本百名山登山のトレーニングのつもりで、「観音様の道」以外に、
いいトコないかな?とネットで探していて見付けました。
 トレーニングなんて言ってご免なさい。ハシゴあり、鎖場あり、ロープ
使っての岩場ありと、スリルに富んだ楽しいルート。その上、高宕山の
山頂は、見晴らしが素晴らしい。標高が330mなんてと、馬鹿にしてい
てホントにご免なさいって感じ。直ぐが海だから、標高が低くても眺望
がいいんですね。今日はいい山を見付けちゃった。
 例のごとく、帰りは”君津の湯”に浸かり、筋肉痛を吹き飛ばした。 
台風の爪痕 

    注意!

      2002.10.14
  前のコースを歩きました。台風21号の影響か、八良塚から怒田沢林
道への途中に倒木が多い。また、地面にひび割れが数カ所見られ、岩
から木が根ッコごと剥がれそうな気配。崖崩れが起こりそうな気がしま
した。この部分は避けて下さい。大滝コースも、ちょっとヤバイと感じる
トコがあります。
 秋でハイキングに良い季節の為か、家族連れなどハイカーが多い。
高宕山の山頂は2〜3人がやっという狭さなので、入れ替わり立ち替わり
といった状況。今日も眺めは上々。八良塚分岐でおにぎりを食べている
と、奥畑からおじさまが一人やって来た。「穂高に行けなくなっちゃってさ
ー。40から山登りを始めて、」と山談義に話が弾んだ。でも、石射太郎の
途中ですれ違った女性ハイカーのソプラノには、参ったな。高宕観音の
前でモンペ姿のオバちゃまが3人、おやつを食べていた。「お参りしてい
ったら?」と声を掛けられて見ると、お堂の戸が開いている。開くんだー! 
稲刈りも終わり、休閑期になって地元の方が奥の院(高宕山山頂)まで
お参りに来たとか。こんな人との出合いも楽しい。
奥の院まで初詣

      2003.1.5
 お正月に山を歩く人も居ないだろうと思っていたが、予想に反して、色
々な人々と出会った。石射太郎から高宕山まではおじさん1人と。高宕山
山頂から、地元の女性が2人、高齢の男性2人組が下りて来たし、山頂
には、男女のカップルが2組。山頂のお釜の水は、雨乞いのために無く
ならないように気を使っているらしいとか?山頂の祠は雨乞いの神様が
祀られているとか?そんな話も出た。
 今日は、景色が澄んでいる。石射太郎からは、富士山が大きく見え
た。高宕山に着いたら、富士山には雲が掛かり、白いてっぺんしか見え
なくなっていたが、東京湾から天城山や雪景色の丹沢までが見えた。
こんなによく見えたのは、初めて。途中の山道も葉が落ちて、周りの景
色が木々の間から覗けた。倒木は大分片付いていたし、八良塚から監
視小屋までの岩場も鎖の付け根がセメントで固められていた。     
 夏の高宕山        2003.7.19  夏の高宕山を歩いてみました。殆どの道が、木々で覆われているので、
直射日光が当たらず、日陰を歩けるのがいい。冬場は岩が見え過ぎて足
が竦んでしまう道も、夏場は草で覆われているので怖さを感じない。しか
し、八郎塚は岩の階段に苔が付いていて滑りやすいので、下りは特に注
意が必要。
 帰りの林道で、気付かずにを跨いでしまい、後でぞーっとしちゃった。
だって木の枝に見えたんだもん。蛇が出るのが夏場のイヤなとこ。 
 石射太郎山山頂付近には、オレンジ色のヒオウギスイセン(日扇水仙)
が咲き、山道にはシモツケソウ(下野草)と思われる可愛いピンクの花が
咲いていた。
紅葉の高宕山
   2003.12.7
 珍しく晴天。石射太郎山の岩峰と紅葉の対比が美しい。高宕山の山頂
では、目には富士山がくっきりと見えた。八良塚の日当たりの岩場には、
竜胆が咲いていた。風が心地よく、気持ちの良い山歩き日和だったので、
ハイカーが多い。この季節には珍しく、と出会って仕舞った。
 マイクロバスが、トンネル前までやって来た。ツアーを見かけるのは、
この山では初めて。朝日旅行会のツアー(20名位?)だそうだ。帰りに、
ロマンの森で温泉に入るとか。この静かな山も、とうとう人に知られて仕舞
ったのかー? ちょっと残念。
今日はカップルが
多いね!2004.2.22
 2月だと言うのに、ハイカー達と出会う。今の時期、余所のお山は雪で歩け
ないんだけど、千葉は雪が無くて、どこでも歩けるからかな?
ホタルブクロと
出会った!
    2004.6.05
 晴天で風が心地良い。石射太郎山から見た富士山は緑色で、雪がほんの
僅かしか残っていなかった。山頂への山道には、ホタルブクロが咲き、ピン
クのシモツケソウも目を楽しませてくれる。
 高宕山山頂からの眺めは、夏のように霞んでいた。「君津市清和県民の森
」の軽トラックから、おじ様が二人降りて来た。八良塚の山道の草刈をして下
さっていた。彼らのお陰で、気持ち良い山歩きが堪能出来る。謝々。
きのこ 2004.9.18  山の夏は短い。オーシンツクの鳴き声は聞こえるものの、花のシーズンは
きのこのシーズンへと移り変わっていた。
竜胆 2004.11.20  昨日は雨が降ったので、登山口で沢の流れる音がする。いつもと逆コース
に、監視小屋から八良塚、高宕山を経由して、石射太郎山へと歩く。逆に見
る景色は、全く別の山を歩いている気がする。八良塚は山道の修復中で、4
〜5人が作業中だった。「滑るから気をつけて!」と声を掛けられた。岩は苔
むし濡れているので滑る。八良塚の日向で、竜胆と出会えた。
 八良塚分岐で弁当休憩をしているいと、一人のハイカーがやって来た。今
日初めて出会う。いつもは賑やかなこの山も、雨の後は、流石に少ない。
 久々のお天気で、観音堂の戸が開いていたので、観音様を拝めた。
注意の立て札
2005.9.17
 八良塚分岐の手前に、新しい道標が設置されていた。高宕山自然園方面
や三郡山へで、以前は閉鎖されていた山道。途中の崖崩れを修復したのだ
ろう。今度、行ってみよう。以前、自然園から歩いてみたが、崖崩れで進め
なかったから。
 今日はやたらと新しい立て札に出会う。八良塚分岐には、「この先の道は
注意して」とか、「清和県民の森の管轄外」とか。ツアーが増えて、責任問題
でも出たのだろうか? 八良塚を歩いてみたら、「崖注意」とかの立て札が
目に付く。しかし、崖の鎖とか、狭い崖道の丸太とか、良く整備されていた。
1ケ所、崖崩れが修復されていず、幅10cmの部分をそーっと通り越した所が
あった。あれは、直さないと危険だ。迂回路か、丸太を組んでくれると有り難
いんだけどね。八良塚の崖道は、ちょっとぞーっとするけど、面白い。ここは
ツアーは来ないと思うんだけど・・・。ツアーだと人数が多いから、石射太郎
山から高宕山を通って、奥畑に抜けると思う。
 八良塚分岐の地図は下に落ちてた。台風で壊されたのだろうか? これを
直してくれた方が、いいのに・・・。
初詣 2010.1.10
 久しぶりに、高宕の奥の院に初詣。石射太郎からの山道に、スミレが
咲いていた。八郎塚分岐の地図が新調されていたし、山道も手入れされ
ていた。大滝の方へ行く人が多いので、そちらも修理されたのかも?
 今度は大滝を回って見よう! 三郡山(みごおりやま)への山道も案内
板が出来たので、八郎塚分岐から行けそうだ。しかし、三郡は時間的に
ピストンは難しそうなので、充分な計画と2万5千分の1の地図を4枚準備
する必要がある。実現はいつになるかな?
初詣 2011.1.9  沢山のハイカー以外に、アスリート2人組やマウンテンバイク4人組などと
出会った。名の知れた山に成ってしまったかな? 山頂がかなり狭いので、
困ったもんだと・・・。石射太郎山頂は完全に封鎖されていた。高宕山〜八良
塚分岐〜八良塚〜怒田沢林道の丸太階段が修復されたり、安全柵が作
られていた。山道で出会ったアオキの赤い実が彩りを添えていた。高宕山
山頂からうっすらと富士山の白い雪が見えた。

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