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   ごてんやま
25. 御殿山

椿のトンネル!
オッパイのような形の山。
山頂に植えられたシイが乳首のように見えるからとか。
最後の丸太階段は長くてちょっとシンドイけれど、初心者でも登れる。
この季節(3月頃)、”椿のトンネル”目当てにハイカーやカメラマンが訪れる。

《ハイライト》
椿のトンネル  2003.2.22 スミレと椿@椿のトンネルの始まり  2004.4.3
   ↓富山       ↓伊ケが岳          ↓富山
@御殿山山頂 2004.4.3 桜と富山@御殿山山頂 2004.4.3



1. ほうきょうざん
  宝篋山(宝篋山登山口より)
2. 馬頭観音
☆下の写真をclickしてね!
3. 宝篋印塔 4. 見晴台?
5. 鷹取山山頂 6. 御殿山山頂   364m    2003.2.22
7. 御殿山山頂よりの眺め・岩井海岸方面 8. 御殿山山頂よりの眺め・太平洋方面 
      ↓富山        ↓伊予が岳
               ↑安房中央ダム?
9. 御殿山から鷹取山へ 10.  鷹取山から宝篋山へ
      ↓宝篋山     ↓鷹取山      ↓鷹取山 ↓御殿山

          さざんか        
        山茶花  (山道にて)
アオイスミレ(林道にて)

アクセス: R410を館山方面へ南下し、丸山町の川谷BSを探す。
カーナビで”畑集落集会所”を目指す。
川谷BS付近に、「御殿山ハイキング」のマップ案内板あり。
そこで右折し、T字路で右折すると、右手に畑集落集会所が
あり、更に進むとY字路になり右手に「御殿山ハイキング」の
マップ案内板がある。林道の入り口だ。マイカーで林道を上
がるとアスファルト道が終わり、大きな轍が残る砂利道となる。
その辺に駐車スペースを見付けて駐車した。(更に進むと、
またアスファルト道となって、登山口手前に5台位は駐車でき
るスペースがあった。)
アプローチ: 畑集落入り口付近からアスファルトの林道を登り、「山火事注
意!」の大きな白い看板の左手に「宝篋山登山口」の小さな
案内標示あり。上に向かって細い落ち葉の山道が始まる。
ルート: 畑集落入り口付近→宝篋山登山口→馬頭観音
→宝篋印塔→見晴台?→鷹取山→御殿山→鷹取山
→宝篋山登山口→畑集落入り口付近

2003.2.22 2003.7.5 2004.4.3
畑集落入り口付近 9:00発 20分
9:20 宝篋山登山口 「山火事注意の白い看板」 15分 4km
9:28 馬頭観音
9:32 御殿山との分岐@ 左上へ宝篋山、真っ直ぐが御殿山 大日山
9:35着 宝篋印塔 9:40発 45分 10:37 10:31
9:45 御殿山との分岐(前とは別の)A 左へ御殿山、右へ前の分岐
[丸太階段]
10:07 見晴台? ミルクポット  (休憩) 10:13
10:25 鷹取山山頂 25分 11:10 11:00
10:50着 御殿山山頂 祠・三角点  (弁当・休憩) 11:45発 約60分 4km 11:30 12:10 11:30 12:40
12:02 鷹取山 12:25 12:55
12:10 見晴台? 13:05
12:30 宝篋山との分岐A 12:57 13:25
12:35 御殿山との分岐@ 大日山
12:37 馬頭観音
12:43 宝篋山登山口
13:05着 畑集落入り口付近

車をどこに停めようか?  畑集落林道入り口にある掲示板によると、道の脇にスペースを見
付けて駐車するようにとある。車は林道終点まで行けるそうだが、
途中、道がかなりデコボコしていて車のお腹を擦りそうなので、林道
を登って直ぐに駐車した。車から降りて林道を歩いて登りながら見上
げると、オッパイのような形の山が見える。これが御殿山かと思った
が、どうも方向が変だ。後で宝篋山だと分かった。
宝篋山登山口  白いガードレールを見たところ、この先の道はかなりの急勾配で高
度を稼げそうだ。道の左手に「山火事注意!」の大きな白い看板を
発見。その左脇にこぢんまりと「宝篋山登山口」の案内板があり、細
い山道が上に向かっている。要所要所には、途中の木の幹に、道案
内用に紫色の荷造りヒモが結ばれているので助かる。
馬頭観音  山道の左手に石碑を見付けた。馬頭観音と案内板がある。その先
に、馬の頭と見える大きな岩がある。これが馬頭なのかな?
御殿山との分岐  分岐に出た。そのまま真っ直ぐ進むと御殿山、左の道を登ると宝篋
山。左の山道を登る。
宝篋印塔  山頂に石碑を発見。「経本を収めた塔」との説明が近くの木にヒモ
で結わえられている。道案内などが手作りなところが良い。
御殿山との分岐  宝篋山山頂から下ると、T字路に出た。右に行くと元の分岐に戻る
のだろう。御殿山方向の左に進む。
丸太階段  目の前に丸太階段が現れた。その手前右手は見晴らしがよい。
見晴台?  丸太階段でちょっと息が切れたと思った頃に、左手に小高い丘を発
見。登ってみると、どういう訳か、鉄製のミルクポットが置いてある。雨
乞いの為かな? 見晴らしが良いので、チョット一休み。
鷹取山山頂  山頂に倒れ掛けた石碑が立っている。山頂の案内板は無いが、鷹
取山山頂と思われる。木が多くて、見晴らしは良くない。
崖崩れ!!!  鷹取山から急な丸太階段を下ると、左手は崖崩れを修復した模様。
チョット怖い。ネットフェンスで囲んであるから、ま、安心だけど・・・。
フェンス越しに怖々と左手を見ると、待望の富山と伊予が岳があり、
富山の左手に海が見える。岩井海岸だろう。
 丸太階段を下ると、山道の左右に山茶花や椿が植えられている。
が、時期が早過ぎたようで、まだ、蕾ばかりだ。ここが、椿のトンネル
と言われている所らしい。
御殿山山頂  長い丸太階段を2セット登ると、足元にドングリが落ちている。そろそ
ろ、御殿山山頂らしい。四阿が見え、その先に、祠を2つ発見。「御殿
山」と慎ましい表示がある。左手に、富山、伊予が岳、ダムの湖面、
ずっと先に岩井海岸が見渡せる。前方の木の陰に、レーダーサイトの
ある千葉県最高峰愛宕山が見える。右手には、太平洋が見える。大
変見晴らしが良い。ここでお弁当にする。先の方向から、登山客が30
人の団体でどっとやって来て、お汁粉作りを始めた。その方向は、「大
黒様・山田」と案内標示がある。
 山頂手前の丸太階段下には、「塩井戸」への案内標示があった。そ
ちらに下ると、「小野次郎衛門忠明生誕の地公園」があるらしい。帰路
は宝篋山へは寄らずに、元来た道を真っ直ぐ振り出しに戻った。

《みっふぃーの豆知識》 山茶花(さざんか):花びらがバラバラになって散る。
山茶花と椿の違いって?
(みっふぃーの見分け方)
椿(つばき)    :花が一塊りになって散る。だから、昔の武士は「首
           が飛ぶ。」と言って、庭に植えるのを嫌ったとか。
            でも、椿の花が一面に散ってピンクの絨毯のよう
           になると綺麗だよね。子供の頃の天祖神社の境内
           が目に浮かぶ。

《みっふぃーのひとり言》
 ”垂乳根の〜”という言葉が浮かんで来る。確か、母に係る枕詞だったよね。山頂に植えられた椎の木が大木になって、乳首のように見える面白い形の山だ。
 以前に登った富山や伊予が岳を一望出来るというので、楽しみにしていた。期待通り、御殿山山頂の見晴らしは良かった。内房の岩井海岸から外房の太平洋まで見渡せた。HP上では、写真のピクセルを小さくしたので海面が分かり辛いのが残念。やっぱり、目はすごい。
 椿のトンネルを目当てに、カメラマン達がやって来ていたが、「今年は時期がまだ早い。」と言って、直ぐに帰って行った。タイムリーに満開に出会うのは、余程の幸運なのだろう。毎週見に来ないとダメかな? 2003.2.22
 今回は、増間ダムから、大日山・宝篋印塔・鷹取山を経由して、御殿山までのルートを歩いてみました。増間ダム駐車場は、水洗トイレもあるし、飲み水も汲めるし、至れり尽くせり。2人連れのツーリングの方達と出会った。館山の突端の灯台まで行くという。お互いにアウトドアー派。なんか興味を引かれるかな? みっふぃー達は、この駐車場に車を停めて、御殿山への往復を試みた。
 歩き始めて直ぐの日枝神社の脇で、下水掃除をしているおじさん2人と出会った。「御殿山まで。」と言うと、驚いていた。そう、御殿山は、椿の季節に直で登る人が多いんだよね。大日山からわざわざ遠回りして登る人は少ないんだろう。早春と違い、草が覆い茂っていて、鬱蒼とした無人の森へ迷い込んだみたい。でも、これ位歩いて、やっと歩いたという感じになれた。
 お弁当を食べて休んでいると、男女5人の君津のパーティーがやって来た。1ヶ月前から歩き始めたとか? 和気藹々のご近所仲間って感じかな? 頂いたガムのお陰で、みっふぃー、帰りの歩きは元気が出たよ。ありがとう! 前回の椿の季節と違い、ハイカーは少ない。
 大日山・宝篋印塔までは、RooT-1, 26 大日山に更新したのでそちらを見てね! 2003.7.5
 タイムリーな椿のトンネル見たさに、またまた、御殿山まで歩いてしまいました。今回はちょっと時期遅れかな? 満開って言うのはなくて、花のピークをちょっと過ぎた気がする。しかし、御殿山山頂は桜が満開で、桜と富山や伊予ケ岳が絵になる。2004.4.3


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