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   だいにちやま
26. 大日山

増間ダムから入り、「増間七滝遊歩道」を廻って、
大日山周回コースを歩いてみました!
(千葉県安房郡三芳村)

《ハイライト》
       ↓富士山     ↓アルプス ↓富山      ↓丹沢      ↓伊予ケ岳
大日山山頂より撮影     2003.3.9
本物の目には敵いません。肉眼ではアルプスや丹沢の雪が見えたのですが・・・。


2003.3.9
1. 日枝神社 (ひえじんじゃ) 2. 増間ダム (ますまダム)
3. 水垢の滝 (みずこりのたき)   ☆写真をclickしてね! 4. 坊滝 (ぼうたき) 
5. 大日山山頂     6. 大日如来像  (大日山山頂)
7. 御殿山 (大日山山頂より) 8. 天城山 (大日山山頂より)
      ↓鷹取山   ↓御殿山       ↓宝篋山                   ↓天城山(伊豆)
9. 大日山 (下山の途中で)    標高333.3m
 上のうっすらと見えるのが、伊豆の天城山、

その左手に太平洋に伊豆七島が浮かぶ。
     
手前の海が館山湾。


2003.3.9
黄水仙 菜の花
タンポポとオオイヌノフグリ   黄水仙は、下山時の登山口付近に、
 
菜の花とタンポポは、県道沿いに咲いていました。
 
大日山の山頂には、白い水仙が咲いていました。
      2003.7.5
                ヤマ ユリ
                山百合
   オオバ ジャノヒゲ
山野草(大葉蛇の鬚?)

2004.4.3
野草@日枝神社脇の道端 富山@大日山
伊予ケ岳@大日山 鷹取山・御殿山・宝篋山@大日山
”酪農の里”
白牛 酪農の広場
直売店


アクセス: @ R410を館山方面に南下し、川谷バス停で右折して、
  R258へ。 増間ダム入り口(増間七滝・大日山遊歩道
  案内図がある。)の駐車場・WCを 目指す。
              (H15.3.31より使用可)
A R127を館山方面に南下し、内房線・岩井駅を過ぎて
  1本目で左折してR258へ。
B カーナビで「増間ダム」を設定する。
アプローチ:  増間ダム入り口の駐車場から、坂道を上がる。左手に日枝
神社がある。元の坂道に戻って上がると、右手に増間ダム。
更に上がると、右眼下に一つ目の滝、水垢離の滝が見える。
更に、坊滝の上にある太鼓橋を渡ると、丸太階段の登山道が
始まる。
ルート: 増間ダム入り口駐車場→日枝神社→水垢離の滝
→(坊滝と大沢林道との分岐)→坊滝→(県道との分岐)
→大日山→海軍慰霊碑→宝篋印塔→大日山
→(県道との分岐)→R258→増間ダム入り口駐車場


2003.3.9 2003.7.5 2004.4.3
8:45発 増間ダム入り口の駐車場 WC・案内板 5分 100m 3.7km 9:15 9:10
8:50 日枝神社 5分 300m
8:55 増間ダム 25分 9:17
9:20 水垢離の滝 55分 9:40
9:30 (崖崩れ)
9:35 坊滝と大沢林道との分岐 9:45
9:50 坊滝 案内板 30分 340m 540m 9:49 9:55
10:10 大日山へと県道へとの分岐 案内板 200m 10:05 10:05
10:20着 大日山 案内板(標高 333.3m) 10:33発 17分 10:12 10:13 10:20
10:40 海軍慰霊碑 10:30
10:42 宝篋山 (ほうきょうざん)
=宝篋印塔(ほうきょういんとう)
10:37
御殿山
御殿山
12:57
10:31 13:25
10:50 大日山 弁当・休憩30分間 11:20発 40分 200m 1500m 13:15 13:35 13:40
11:25 坊滝へと県道へとの分岐 1300m 13:24 13:48
11:45 (崖崩れ)
12:00 登山口 案内板 13:45 14:10
12:05着 増間ダム入り口の駐車場 5分 13:52 14:15
酪農の里 14:50 15:25


目指すは、  三芳村のHPで増間ダム入り口には、駐車場とトイレがあるとの情報をゲット。
一路、R258沿いの駐車場を探した。”増間七滝・大日山遊歩道案内板”をR258
の右手に発見。更にR258を進むと、右手に遂に小さな真新しいトイレが目に飛び
込んで来た。しかし、駐車場はアスファルトを流したばかりで、囲いがしてあって
使用不可。その脇に車を停めた。
日枝神社 (ひえじんじゃ)  駐車場の側に先ほど見付けたのと同じ”増間七滝・大日山遊歩道案内板”を発
見。川の脇の坂道を上がる。林道の始まりだ。左手に"日枝神社”の案内があ
る。左の道へと上がると、左手に神社が見える。3/1を祭礼したばかりで、神様の
通る門?が竹で作られ短冊が下がっていた。
増間ダム (ますまだむ)  元来た林道に戻ってこの坂道を上がると、右手にダムが見える。
水垢離の滝 (みずこりのたき)  その先に進むと、水の音が聞こえて来た。右手に案内板があり、眼下に滝が見え
る。丸太階段で下りると滝壺に出られる。更に林道を歩くと、道の左手にも小さな滝
が現れた。その先、右手眼下の川の中に、落差の小さな数段の滝が見える。マップ
によると、あと坊滝以外に5つの滝があるらしい。崖崩れで林道がふさがっている。
崩れた岩や木の根っこの上を歩いて乗り越えた。
坊滝 (ぼうたき)  大沢林道との分岐に出た。右手の坊滝へと進む。やはり案内板がある。ここも丸
太階段で下ると、水しぶきが飛んでくる滝壺に出られた。丸太階段を登って元の林
道に戻ると、滝の上に太鼓橋が架かっている。この橋を渡ると、長ーい丸太階段が
どこまでも続いている。
分岐  杉林の中に、案内板が現れた。真っ直ぐ行くと県道へ、左手の丸太階段を登ると
大日山だ。
大日山山頂  丸太階段がなだらかになると、その先は山頂だ。案内板に大日の名前の由来な
どが書かれている。大日如来像を探す。岩の祠の中に鎮座していた。その前に、重
石を載せた白い箱がある。中を覗くと、大日山・御殿山周辺の地図と、記帳用の小さ
なノートがあった。
 山頂の眺望は素晴らしい。風が強い所為か、すっきり見渡せる。雪を戴いた富士
山、その前に双耳峰の富山、その横に伊予ケ岳。更に目を凝らすと、富士山の横
に、真っ白な山の嶺、南アルプスだろう。伊予ケ岳の向こうには、白い雪から岩肌が
覗く嶺、丹沢だろう。富士山の左手を見ると、館山湾の向こうに、霞んで伊豆の天城
山が見える。更に左を見渡すと、太平洋に伊豆七島が点々と浮かんでいる。
海軍慰霊碑  10時半と早い時間に山頂に着いたし、15分で宝篋山に行けると案内してあるの
で、そこまで足を伸すことにした。途中に、海軍の飛行機が墜落したという慰霊碑が
あった。
宝篋山 (ほうきょうざん)
=宝篋印塔(ほうきょういんとう)
 慰霊碑から直ぐに、印塔のある宝篋山山頂に出てしまった。大日山山頂より慰霊
碑に立ち寄っても9分で下って行き、8分で登って戻るという近さだった。このまま時
間的に余裕があれば、鷹取山を経由して、椿のトンネルの御殿山まで行くのも良さ
そうだ。今回は、ここまでにして大日山まで戻る。
大日山  大日山山頂に戻ってお弁当を食べていると、今日の歩きで唯一出会ったハイカー
が1人、宝篋山方面から来て下山路へと足早に通り過ぎて行った。たぶん、御殿山
まで行って、椿を見て来たのだろう。ふと見ると、富士山に雲が掛かって来た。視界
は、あっと言う間に変化する。さっきデジカメを撮っておいて正解だった。 
県道へ  分岐に戻り、県道へと下山する。杉林の山道を下ると、ベンチが一つ。逆コースで
登って来ると、この辺で疲れるのだろう。100mごと位に、またベンチが一つ。その先
の道は、崖崩れで岩が道をふさいでいる。その岩っころの上を歩いて進む。
もう一つの登山口  杉山の山道を進むと、下りの丸太階段が現れた。丸太階段が終わった所に、黄水
仙が風に揺れている。その向こうには、蜜柑が生っている。車で来る時に初めに発
見した”増間七滝・大日山遊歩道案内板”に出た。 こちらから登ると、大日山ま
で1500mだそうだ。県道(R258)を歩いて、車の停めてある駐車場まで戻る。県道
の脇には、菜の花やタンポポが咲いている。黄色が目に鮮やかだ。

千葉県酪農のさと 千葉県安房郡丸山町大井686(千葉県嶺岡乳牛研究所傍)

千葉県酪農のさと HP
http://www.awa.or.jp/home/rakunou-no-sato/index.html

 日本酪農発祥の地。白牛を飼っている。
食堂(ソフトクリーム)や産地の直売店、羊の放牧されている”酪農の広場”
あり。      
白牛  アメリカより輸入・インド産ゼブー種


《みっふぃーのひとり言》
 「どうして、山渓の分県ガイドには、大日山を載せないのだろう。」と、元清澄山山頂でお弁当を食べながら若者達が話しているのを小耳に挟んだ。 大日山? 早速、帰宅してから、ネットで検索しました。ありましたー。千葉日報のHPに、千葉県の山情報があるのですが、その中に、大日山があったのです。でも、登山口の案内や、駐車場の有無、歩き方などは詳しく書かれていません。そこで、更に探すと、三芳村のHPに行き着きました。とうとう、見付けました。アクセス、駐車場・トイレ、ルート、距離や時間が最新の情報で出ていたのです。道幅が狭いので坊滝への車の乗り入れはご遠慮下さいとか。駐車場・トイレについては、平成15年3月31日より共用開始予定とまで出ていました。これには感激しました。大変参考になり、ありがとうございました。
 今回の最高のプレゼントは、大日山山頂からの眺め。いつ見ても、富士山には感激させられる。一度登ったけど、みっふぃーは、登るのは一度でいいや。正に、富士山は、遠くから眺めてこそ美しい山だ。雪化粧した丹沢の美しさ、雪の綿帽子に包まれた南アルプスの嶺、天城山や伊豆七島、こんなに見られるなんて、みっふぃー感激!       2003.3.9
 大日山を経由して、御殿山まで往復した! 増間ダム駐車場から、大日山・宝篋印塔・鷹取山・御殿山まで行って、引き返した。宝篋印塔から先は、RooT-1, 25 御殿山に更新したので、そちらを見て欲しい。
 初夏なのでスモッグが掛かっているのか、今回は富士山は見えなかった。富山、伊予ガ岳は、以前のように眼の前にあった。やはり、大日山山頂からの眺望は素晴らしい。前回の崖崩れの箇所は、そのままで修復されては居なかった。しかし、今回もその上を越えて歩けた。林道も山道も草が覆い茂っていて、余り、人の通った気配がない。しかし、数人のハイカー達とは出会った。梅雨なので水量が多く、今の季節の方が滝は素晴らしい。
 百合の甘い香りに、辺りに目を遣ると、大きな白い山百合が重そうに頭をもたげていた。他の多くの百合はまだ蕾で、これから咲き揃うことだろう。大日山周辺で小さな白い花を付けた大葉蛇の鬚(竜の鬚)?の群生と出会った。RooT-1 21 黒滝・三石山の時に、おけいさんが話していた蛇の鬚(竜の鬚)の可愛い花と、やっと対面が叶った。大日山の山頂も、草が高く茂っていて紫陽花が咲いていた。記憶にある水仙が咲き乱れる山頂とは、趣が異なった。同じ山でも季節が違うと、別の表情を見せてくれる。        2003.7.5 
 またまた、大日山経由御殿山の往復を歩いてしまいました。大日山トップからは、桜と共に富山と伊予ケ岳が見られ、この季節ならではの景色だった。途中の崖崩れの箇所は修復されていた。
 帰りには、前々から行ってみたかった”酪農の里”に立ち寄った。ここでソフトクリームを食べるのが、みっふぃーの願いだった。やっと夢が叶った。ソフトクリームは1個300円で、さすが牧場だけあって味は濃厚で美味しかった。ここで、耳の垂れた変わった牛、白牛と出会った。直売店には、近所の農産物が売られていた。みっふぃーは、菜花と唐辛子を購入した。唐辛子は枝付きで、赤い実がキッチンのインテリアとしても可愛い。   2004.4.3


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