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   にっこう    しらねさん
44. 日光白根山

登山初級者でも行ける!
日本百名山の2578mの山頂

丸沼高原からロープウェーに乗って
最短ルートで登ろう!

日光白根山@展望台in自然散策コース 2004.9.12撮影

1. 日光白根山ロープウェー山頂駅 2000m 2. 白根山@展望台in山頂駅 (逆光)
3. 日光白根山山頂  2578m 4. 五色沼@白根山山頂付近
5. 五色沼 from 白根山 to 弥陀け池 6. ひうちだけ
  燧岳(尾瀬)@展望台in自然散策コース 
             ↓
7. 花@日光白根山ロープウェー山頂駅            《コマクサ》

 山頂駅のロックガーデンには、「コマクサ」
と札があった。岩だらけで、この季節に花は
咲いていなかったが、パンフの写真を見る
と、アフリカケマンの様だ。
 「ここには元々は生えていないコマクサを、
植えたらしい。」という記事に、ネットで遭遇
した。もし、そうだとしたら、自然の植生を人
間の手で変えても良いのだろうか?
ここから、全山にアフリカケマンが広がって行
ったらと想像すると、寒気がして来る。
本当は、どうなのだろうか?

アクセス: 往路  (館山道)→習志野TG→(東関道)→市川TG→(高速湾岸線)→葛西JCT
→(高速中央線)→小菅JCT→(首都高速中央感情王子線)→下板橋
→(高速5号池袋線)→美女木JCT→(外環道)→大泉IC→(関越道)
→新座TG→高坂SA→沼田IC→(R120)
→丸沼高原(日光白根山ロープウェー山麓駅)駐車場
復路  丸沼高原(日光白根山ロープエェー山麓駅)駐車場→(R120)
→白根温泉「薬師の湯」→(R120)→沼田IC→(関越道)→上里SA
→(関越道)→新座TG→大泉IC→(外環道)→三郷JCT→(高速6号三郷線)
→八潮TG→小菅IC→(高速中央環状線)→葛西IC→→(高速湾岸線)
→(東関道)→習志野TG→(館山道)
アプローチ: 往路 日光白根山ロープウェー山麓駅→ロープウェー(片道15分・往復1800円)→山頂駅
復路 山頂駅→日光白根山ロープウェー山麓駅
ルート:  日光白根山ロープウェー山頂駅→展望台→二荒山神社→ゲート
→自然散策路との分岐→七色平との分岐→祠→白根山山頂→(弥陀ケ池方面へ)
→座禅山との分岐(左手のショートパスへ)→T字路(七色平と反対の右へ)
→六地蔵との分岐(左折)→展望台→六地蔵からの道と合流(左へ)→ゲート
→二荒山神社→日光白根山ロープウェー山頂駅

着時刻 場所 備考 発時刻
5:19 習志野TG
7:35 沼田IC
8:30着 日光白根山ロープウェー山麓駅
         標高1400m
wc 売店 「座禅温泉」
8:56発
9:12着 日光白根山ロープウェー山頂駅
         標高2000m
wc 売店  0.1km 3.5km
展望台@山頂駅
二荒山神社 9:20発 0.4km
ゲート
9:30 自然散策路との分岐 0.9km
9:40 七色平との分岐 2.1km
10:35 (5分休憩)
11:30着 白根山山頂 標高2578m (弁当 45分休憩) 12:15発 X km
3.5km
  強
13:25 座禅山との分岐 1.4km
+αkm
14:20着 展望台in自然散策コース (10分休憩) 14:30発 0.7km
二荒山神社 0.1km
14:55着 日光白根山ロープウェー山頂駅 14:58発
15;12着 日光白根山ロープウェー山麓駅 15:36発
15:50着 白根温泉「薬師の湯」 @600円 17:27発
18:17 沼田IC
21:41 習志野TG

丸沼高原へ  カーナビを丸沼高原キャンプ場にセット。関越道を沼田ICで出て
210号線を尾瀬へと向かう。片品村で尾瀬と別れ、210号線を丸沼
高原へと進む。日光白根山ロープウェー山麓駅の駐車場に着いてし
まった。
ロープウェーで
標高を稼ごう!
 山麓駅が標高1400mで、山頂駅が2000m。ゴンドラに乗って15分で
標高600mを稼いでしまった。歩けば、優に2時間は掛かるだろうに。
このお陰で日光白根が日帰り可能になった。往復1800円は惜しくな
い。山麓駅でパンフレットを貰って行こう。地図があるので、便利だ。
日光白根山
ロープウェー
 8人乗りのゴンドラで空中散歩。遠くに尾瀬の至仏山や燧岳が見え
る。久々の週末の上天気。
山頂駅  ここまでは、一般客でもやって来られるので、観光客が多い。展望
台で白根山をバックに記念写真を撮っている。ただし、逆光なので、
カメラに影を作ってフラッシュを焚いた方が良い。
登山口  鳥居を潜ると左手に二荒山神社。その先にあるゲートの扉を開けて、
登山道が始まる。高山植物を守るためか、電気が流れているらしい。
二荒山神社に登山の無事を祈願してから、通り抜けよう!
自然散策コース  自然散策コースを通り、七色平分岐まで進む。なだらかな道が続く。
なないろだいら
七色平分岐
 七色平分岐を過ぎると、登山道は傾斜が厳しくなって来た。いよい
よ登山開始の感がする。「分岐まで引き返して、五色沼から前白根を
通って隠れ湯に行こう。」と夫を説得しているお婆様の大きな声が頭
上から降って来た。「荷物が重いんですよ。」と、私にまで説明して来
た。お爺様は奥白根山が諦めら切れないご様子。
石がごろごろ  樹林帯の中を、水分補給しながら休み休み登る。勾配が急になっ
たので、道の脇に座り込んでいるハイカーもいる。とうとう、森林限界
を通り越し、石ころだらけの所に出た。砂利に足を飲まれながら登っ
て行くと、座って景色を眺めている人々が大勢いる。。地図の眺望良
好地点にやって来たらしい。
山頂かな?  先へと進むと、大きな石の上で、三々五々お弁当を食べている人
々。その先に山頂があるらしい。
白根山山頂  山頂は記念撮影が済んだら、降りて交代。人々が順番を待ってい
る。写真を撮って、少し下った所でお弁当にする。五色沼の湖面の
緑が美しい。この季節、お花が終わってしまったので、ガスの合間に
現れる五色沼に感動する。
み だ が いけ
弥陀ケ池方面へ
 山頂を通り越して、弥陀ケ池方面へと下る。かなりの急勾配だ。登
りのハイカーとのすれ違いと、落石に注意が必要だ。
ビューポイント  下って行くと、三脚を据えて五色沼を狙っているカメラマン。背景の
山々と五色沼を撮影する絶好のポイントらしい。みっふぃ〜もシャッタ
ーを押した。
座禅山との分岐  山麓駅で入手したパンフの地図には、「危険!」と書いてあるショ
ートパスに向かうハイカーがいる。今は行けるらしいので、座禅山
噴火口へは向かわず、このショートパスで六地蔵へと向かう。
展望台in自然散策コース  六地蔵を目指して歩いていたら、相棒が「展望台へ行こう。」と言い
出した。「もう、登りは嫌だな。」と重い足取りで、展望台へと山道を登
る。来て良かったー。この展望台は、日光白根山を見る絶景のポイン
トだった。尾瀬の燧岳を撮っていたら、「早く白根の写真を撮った方が
いいよ。」と相棒に言われて、振り返ってシャッターを押す。見る間に
雲が沸いて来て、白根が隠されて行く。
二荒山神社  ゲートを通って、二荒山神社に戻った。神社の前には、管から水が
流れていた。手を洗ったら、冷たくて気持ちがいい。
ロープウェー  山頂駅からゴンドラに乗って、景色を堪能しながら下る。今日は、
お天気に恵まれて良かった。至仏山や燧岳が、はっきりと見える。
白根温泉
「薬師の湯」
 ネットで検索した通り、日光白根山ロープウェー山麓駅から車で
15分ほどで、210号線沿いに日帰り温泉がある。薬師の湯で汗を
流して、登山の筋肉痛も取り去って帰ろう。
 山麓駅のセンターハウス内にも、日帰り温泉「座禅の湯」があった。
さあ、帰ろう!  関越道の上里SAに立ち寄った時は、この先に渋滞があった。SA
にいる間に、渋滞は先へとずれて行って、渋滞に紛れ込まずに済ん
だのは、ラッキーだった。

参考文献:
1) 昭文社、山と高原地図13 2004「日光」白根山・男体山(1:50000)
2) 山と渓谷社「女性のための百名山」 P86〜87、55日光白根山
3)


《みっふぃーのひとり言》
 日光白根登山を計画してから、3週間が経ってしまった。このところ、週末の天気は
悪い。苦労して登るのだから、山頂での眺望が良い時に登りたい。待ちに待ったその
日が、やって来た。晴れのち曇り。運が良ければ、山頂でのパノラマが期待出来そう
だ。朝4時起きで、5時前に家を出発。お山に行く時だけは、早起きが苦で無くなるか
ら、不思議だよね。
 昨年、日光の山王峠で出会ったおじ様に、「白根はロープウェーで途中まで行ける
から、簡単に登れるよ。」と聞かされて以来、ネットで調べて来た。あの岩肌の山頂に
立つ事が出来て、大満足。何故か、岩峰には魅力を感じてしまう。
 金精道路からやって来たというハイカーと出会ったけれど、そちらのルートじゃ、倍の
時間が掛かるだろう。「山登りをする人が、ロープウェーなんか使っちゃ駄目。」と言う
人もいるけれど、そのお陰で日帰り登山が実現出来るようになった。便利なものは、
使わにゃ損と思うんだけどね。 久々に立つ標高約2600m。やっぱり、高い所が好き。
 6月には薄青いシラネアオイが咲くという。いつの日か、是非、見たいものだ。
                                       2004.9.19記


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