Miffy Site  > RooT-1 > 奥日光・小田代ヶ原・刈込湖・切込湖


          おく  にっこう ,  お  だ  しろ が はら , かり こみ こ  ・  きり こみ こ    
RooT-1   35. 奥日光, 小田代ヶ原, 刈込湖・切込湖

往路: [小田代ヶ原探勝コース+戦場ヶ原自然研究路コース]
唐松燃える小田代ヶ原を歩いて、戦場ヶ原自然研究路と
合流し、湯滝を経由して日光湯元へ(5.3km)   2003.11.1 
復路: [湯元・光徳線歩道]                  2003.11.2
日光湯元から刈込湖・切込湖を経由して光徳牧場へ(7.7km)

                        《ハイライト》
泉門池・男体山@小田代ヶ原    2003.11.1 刈込湖   2003.11.2

1日目  [小田代ヶ原探勝コース+戦場ヶ原自然研究路コース]         2003.11.1
1. 男体山(なんたいさん)@赤沼BS   標高2484m 2.日光白根山(にっこうしらねさん)@赤沼BS 標高2578m
3. 泉門池(いずみやどいけ)@小田代ヶ原 4. 湯滝(ゆたき)
          水が浸み出ている。
               ↓
2日目 [湯元・光徳線歩道コース]                         2003.11.2
5. 源泉 6. 刈込湖(かりこみこ)
於呂倶羅山       太郎山 山王帽子山
標高2020m       2368m↓  ↓2077m
7. 涸沼(かれぬま)・山王帽子山(さんのうぼうしやま) 8. 光徳牧場(こうとくぼくじょう)
帰りのバス停を探すのに慌ただしく、
撮影のチャンスを逃しました。m(' ';)m
お陰様でバスには座れました。

アクセス: 往路:「北千住駅」から東武伊勢崎線・快速に乗って、「東武日光駅」下車。
    東武バス・日光湯元行きに乗車して「赤沼」BS下車。
    低公害車のハイブリットバスで小田代ヶ原展望台BS下車。
復路:「光徳温泉」BS(日光アストリアホテル前)から東武バス・JR日光駅
    行きに乗車して、「東武日光駅」BSで下車。
    「東武日光駅」から東武伊勢崎線・臨時快速・北千住行きに乗車。  
アプローチ: ☆詳しいルートマップはリンクをClickしてね!
往路:小田代ヶ原展望台BSを下車すると、直ぐ目の前に、鉄製フェンスの
   回転ドアがある。それを押して、小田代ヶ原に進入出来る。
復路:休暇村・日光湯元の玄関前の車道を左手に進むと、旅館街の外れ
   に、「←刈込湖・切込湖」の指道標あり。その先が源泉で、更にその先
   が登山口。
ルート: ☆詳しいルートマップはリンクをClickしてね!
往路:小田代ヶ原展望台→泉門池→小田代ヶ原橋→湯滝→滝上
   →湯元・休暇村・日光湯元
復路:湯元・休暇村・日光湯元→あんよの湯→源泉→(車道)→小峠
   →刈込湖→切込湖→涸沼→山王峠→光徳牧場→光徳温泉BS
                                  (光徳ホテル前)

着時間 ポイント 備考 発時間 区間
時間
総時間 区間
距離
総距離
1日目  (2003.11.1)[小田代ヶ原探勝コース+戦場ヶ原自然研究路コース]
東武伊勢崎線・北千住駅 快速・東武日光行き・1320円 7:21発 約3時間
東武伊勢崎線・春日部駅 (メンバーと合流)
10:16着 東武伊勢崎線・東武日光駅
東武日光駅BS BS:駅前ロータリーにあり。
切符売り場:改札出て左手
東武バス・1450円
(いろは坂・渋滞)
10:30発 1時間
 20分
11:50着 赤沼BS 赤沼茶屋・P
低公害バス・赤沼BS 低公害ハイブリットバス・300円
ビジターセンター wc
12:20発 10分
12:30着 小田代ヶ原BS
小田代ヶ原展望台
[ハイキング開始]  ゲート 12:30発 30分
2時間
 50分
(含休憩
2.1km 5.3km
12:45 小田代ヶ原の途中 唐松林(弁当休憩20分) 13:05発
13:20 分岐 ミヤコザサ(くまざさ)
13:35 泉門池・分岐 (休憩5分) 10分 1.7km
泉門池
13:50 小田代橋 湯川に沿って歩く。 25分
14:15 湯滝 (休憩5分・写真撮影)
コンクリート階段の登り
10分 1.5km
14:30着 滝の頭 (休憩5分) 14:35発 45分
湯の湖 (写真撮影)
15:20着 休暇村・日光湯元 [ハイキング休止]
2日目 (2003.11.2)[湯元・光徳線歩道]・・・湯元→刈込湖・切込湖→光徳牧場
休暇村・日光湯元 [ハイキング再開] 9:05発 55分 4時間
 20分
(含休憩
1.4km
9:13 あんよの湯
「刈込湖・切込湖」の指道標
9:16 源泉 この先が登山口、
石畳の階段登り。
7.7km
9:30 車道(R120・金精道路) 車道を横切って山道続く。
少し平ら、それから登り。
10:00着 小峠 標高1672m (休憩5分) 10:05発 35分 1.1km
10:40着 刈込湖 (休憩15分)砂浜 10:55発 10分 2.0km
11:05 切込湖 山道から眼下に見える。 40分
11:45着 涸沼 (休憩15分) ベンチ 12:00発 30分 0.4km
12:20 (眼下に涸沼が見える。)
木段・登り
12:30着 山王峠 標高1739m (休憩10分)
木段・緩やかな下り
12:40発 45分 2.7km
13:25着 光徳牧場 wc(水洗)(休憩分10)  5分
光徳温泉BS
(日光アストリア・ホテル前)
[ハイキング終了]  P・wc
東武バス・JR日光駅行き1550円 (いろは坂・大渋滞)
13:44発
3時間
16:55着 東武日光駅BS BS:駅前ロータリーにあり。
東武伊勢崎線・東武日光駅 臨時快速・北千住行き
改札外の左手にwc・1320円
17:15発
2時間
19:14着 東武伊勢崎線・北千住駅

《みっふぃーの豆知識》 参考資料:
低公害バス: 赤沼から千手ケ浜まで、”わたすげ”号、”のあざみ”号
停留所以外で自由に乗降可。4/26〜11/30運行。
平日:1便/時間、休日:2便/時間、300円/回
てくてく歩きB 日光・戦場ヶ原・奥鬼怒
きままに電車とバスの旅、ブルーガイド
実業之日本社  ¥980 (付録の地図)
2000,Printed

1日目  [小田代ヶ原探勝コース+戦場ヶ原自然研究路コース]      2003.11.1
きたせんじゅ
北千住駅
乗り換えのため、北千住駅構内を歩いていると、「みっふぃーちゃーん」と
お声が掛かりました。メンバーの内の2人が、ベンチに腰掛けているのに
遭遇。たんぽぽさんとデコちゃんを探さなくて済んじゃった。
 ホームに行くと、既にリュックを背負った大勢の人が・・・。浅草駅発なの
で、ま、座れないけどね。1両目に乗り込む。1,2両が東武日光行きで、3
両から後ろが、鬼怒川行き。途中で車両の切り離しがある。
かすかべ
春日部駅
 列車の座席は、やはり空いていない。辛うじてリュックを棚に載せて、立
つ。高校時代の話で盛り上がる。春日部で残りのメンバー、会長のおけい
さんとその愛娘のプランタンちゃんが乗り込み、全員集合。車内はひどい
込みようで、私達の方まで来られない。携帯メールで連絡しながら、「手紙
を回す。」と。紙切れが他人を介して、届きました。ご協力ありがとう。コー
スの選択が書いてあって、@戦場ヶ原コース、A小田代ヶ原コースと。メ
ールで「奥地を歩きたいのでAを希望。」と。結局、小田代ヶ原を歩くこと
に、決定。
 朝から何にも食べていないミッフィーは、お腹が空いたけれど、リュック
が取れない。タンポポちゃんがオニギリを一つくれました。餓死しないで済
んだー! 美味しかったよ、ありがとね! これで元気に歩けるね。後でミ
ッフィーのオニギリを一つお返ししました。
とうぶ にっこう
東武日光駅
 ごちゃごちゃの人混みの中を改札へと急ぎ、バスの切符売り場を探す。
改札を出て、駅舎内の左手前方に、東武バス切符売り場を発見。
 駅前ロータリーでバス停を探すと、長蛇の列。切符を購入するグループ
とバスに並ぶグループに分かれるべきでした。次回はそうしよう。ひとつ、
学習しました。
 バスには乗れたものの、座れなかった。座席の腕に腰掛けて、首を前や
後ろに振り向けながら、車外を見る。朝日新聞一面に載っていた、山一つ
分の五色織りなす紅葉が目の前に・・・。山の上の方は既に落葉していた
が、下の方、中禅寺湖の辺りは、まだ素晴らしい紅葉の真っ最中。いろは
坂は大渋滞だったけれど、これが見られたから、ま、いいか。デジカメで撮
れなかったのが、心残りだけれど。。
あかぬま
赤沼BS
「小田代ヶ原へは、赤沼で下車すると、低公害ハイブリットバスで小田代
ヶ原展望台まで入り込める。」と地図に書いてあるのを、会長さんが調べて
いた。ここには、一般車両の駐車場や茶屋がある。会長さんが茶屋で買っ
て来た「野菜の揚げせんべい」は美味しいし、面白かった。ここからは、
男体山や日光白根山が手に取れる程に、近くにある。  (Photo 1,2)
 バスを乗り換え、小田代ヶ原BSで下車。バス停前にある茶色い鉄製ネッ
トの回転ドアが入り口だ。ホテルのドアの様に押しながら進むと、そこは薄
茶色の枯れ野原の世界。途中のバス内でアナウンスがあったように、縁
が白くなった緑のクマザサ(ミヤコザサ)が、辺り一面に。その周囲に、唐
松林の燃えるようなオレンジ色がそびえ立つ。唐松の落ち葉の香りの中を
行く。今日は晴天で全てがクリアーな世界だ。
お弁当  道端でお弁当にしているグループがいる。私達もミヤコザサの上にシー
トを敷いて、オニギリにパク付く。唐松の香りを嗅ぎながら、このロケーショ
ン、どんなお弁当だって美味しいよ! これがホントの贅沢?ってもんだ。
ビューポイント  前面は一面のクマザサ。右手に高木のオレンジ燃ゆる唐松林、左手に
低木の白樺林、後ろに雄大に構える男体山、その上に何処までも続く青く
澄んだ空。最高の撮影ポイントだったと、通り過ぎてから思った。そう言え
ば、三脚にカメラを据えたおじさんが居たっけ。後戻りすると置いて行かれ
ちゃうから、戻るのを断念。でも、後からタンポポさんに、あの写真が欲し
いと言われて、後悔。後の祭りだった。荷物を担いでいて戻るのって、決
心が要るんだよね。いつか、あの風景を絵に描きたいな。心の中の記憶
を頼りに。
いずみやどいけ
泉門池
izumiyado pond? そう読むんだー! 湖面、っていうかイケメン? ちゃうち
ゃう、池面って言葉があるのかなー? 池の端っこから、コンコンと水が浸み
出している。高校の時、現国の教科書に出ていた佐藤春夫の「西班牙(スペ
イン)犬の家」を、何故か思い出した。そんな不思議さがあったんだよね。スペ
イン犬って、どんな犬? あのロン毛で、目が毛で隠れた犬。勝手なイメージ
だけが記憶に残っている。ここから見る唐松林の向こうの男体山もイケテル
ー!(Photo 3)
ゆかわ
湯川
 小田代橋を渡り、湯川に沿って歩く。デコイのようなマガモが、ツガイでしき
りに頭を水の中に突っ込み、エサを食べている。頭を出した時にデジカメを押
したが、シャッターチャンスが無い。美しい雄の緑の頭が撮れなかった。
       
ゆ たき
湯滝
 ゴーゴーと水音がする。湯滝にぶち当たった。真ん中に岩がある滝。小学
校の修学旅行での記憶が蘇る。観光客が多く、人を入れずに滝だけ撮るの
に一苦労。茶店で山女を串に刺して焼いている。1本500円だったか700円
だったか? どっちにしても、高ーい!!! (Photo4)
 滝の右側にあるコンクリート階段を登る。今日のルートでは初めての登り?
結構、汗をかいた。”湯の頭”で一休み一休み。一休さーん! なんじゃ、そ
りゃ? マイナーな人にしか通じない。ゴメン!
ゆ の こ
湯ノ湖
 湖に出ましたー! マイカーで来る観光客の多いこと。小田代ヶ原はひっそ
りと静かに散策出来たのに、湯滝に出てからは、人人人。兎島の方へ左回り
に歩き始めて、「休暇村は湯ノ湖の左側じゃなかった?」との声で後戻りし
て、右回りに歩き出した。どっち回りで歩いても、余り時間に差はないと後で
分かった。
 橋で外国の観光客から「写真撮らせて下さい。」と言われて、ギョッ。「写真
撮って下さい。」の間違いと直ぐに気が付いて良かった。日光は、外国からの
観光客が非常に多い。京都と日光は日本観光の目玉か? 
 ツツツツツーと可愛い鳥の声がする。体長が5〜6cm位の小さなセミ?と思
えるくらいの鳥が、木々を飛び交っている。鳥博士?のタンポポさんがメンバ
ーに居るので、解説があって楽しい。でも、何の鳥かは、博士?にも不明。
休暇村・日光湯元  湖の脇の道を歩いていると、左手に建物が現れた。「前に泊まったことがあ
る。」というプランタンちゃんが、「これだ。」と言う。玄関はどこ? 建物の前に
回って、玄関らしき所へと階段を上がると、フロントは2階にあった。
 温泉は乳白色の天然硫黄泉で、お肌がツルツルに。脱衣所の洗面台に
は、日本酒から造られたというお酒の臭いのする化粧水があった。
 お部屋は畳で、お布団が6枚敷ける。ちなみに、1人1泊13500円。
日光湯波御膳:休暇村・日光湯元のお食事》
記憶違いがあったらゴメンね!
銀河高原・小麦ビールはオプションです。
お献立には付いていません。
「金山寺味噌の味がするー!」とタンポポさんは言ってました。
チョット甘い、不思議な味のビールでした。
宿泊代+1000円で「日光湯波御膳」になります。美味しいよ!
1日前までなら、奥日光きのこ料理が賞味出来たのにー!!!
でも、湯波御膳にだって、薄切りの松茸が2枚は付いていました。
2日目   [湯元・光徳線歩道]      2003.11.2
休暇村の朝食  朝食はバイキングで、和食と洋食の両方あり。ミッフィーは洋食から何品か
をゲット。ジャージー牛乳の美味しかったこと。やはり、日光は牧場があるか
らか。ヨーグルトも酸味が利いていて、「やっぱこれだね!」。でも、カボチャ
サラダは、日光の一駅手前。(タンポポさんから、お聞きしました。意味不明
の方は、路線図で調べてみてね!)八ヶ岳ロッジのカボチャサラダは、お代
りする程に美味だったのに。食べる前の期待を裏切られた感じ。
 他のお料理はミッフィーの口にあったし、モーニング・カフェが飲めれば、ミ
ッフィーはご機嫌なのだ。
あんよの湯   玄関前で軽くストレッチをしてから、休暇村を後にして、いよいよハイキン
グに出発だー! またまた、今日も快晴。ツイテルー! 登山道を探しながら
歩いていると、右手に「あんよの湯」が現れた。無料で足湯が出来る。最近、
こういう足湯があちこちにあるらしい。
げんせん
源泉
 「あんよの湯」のちょっと先に目を遣ると、「←刈込湖・切込湖」の指導標が、
目に飛び込んで来た。引かれるようにそちらに進むと、人で賑わっている。
「源泉」だった。(Photo5) 「源泉」の右手に、「湯元。光徳線歩道」の案内板
が立っていた。この道の先が、登山口だ。山道を上がる。観光地をマイカー
で訪ねる観光客が多いし、山道を登って来る人はあまり居ないので、静かな
山歩きが楽しめる。
車道  15分程登ると、アスファルト道に出た。これを横断して、山道は続く。このル
ートも、指導標がしっかり有るので安心だ。
ことうげ
小峠 標高1672m
 眼下に蓼ノ湖(たでのこ)を見下ろしながら、石畳の階段を登る。会長のオケイ
さんが、地図を見ながら、周囲の湖や山々の名前を教えてくれる。急な石段
を登ると、小峠らしい。ちょっとキツカッタかな?
かりこめ こ・ きりこみこ
刈込湖・切込湖
 直ぐそこの眼下に、湖が現れた。刈込湖だ。辺りは苔むしていて、ミッフィー
は福井のお寺を思い出した。砂浜を歩いて湖まで下りて、水面を見渡すと、ポ
コポコと無数の水の輪が・・・。何? 湧水? 遠目の利くタンポポさんが「魚
みたい。」と。で、目を凝らすと、確かに黒い長い影が水の輪の下に見える。
少しすると、2つの大きな動きが、1つになった。スイミー?なんだ。
 水はピーンとガラスのように張りつ詰めた。その向こうに、「於呂倶羅山、太
郎山、山王帽子山。」と、オケイさんが教えてくれる。(Photo6)
 水に手を浸けてみる。「冷たーい!」ミッフィーのその声を合図に、みんな一
斉に湖に手を浸けた。「誰かがするの、待ってたの。」と。水は青い。「この水
、何が混じって居るんだろうね?」とデコちゃんが水の付いた指をなめてみた。
 また、山道に戻り、先へと進む。左手の眼下に、細い水路が見える。切込湖
だ。切込湖は上から眺めるだけで、湖まで下りることは出来ない。
かれぬま
涸沼
 山道を歩いて行くと、左手の眼下に、枯れ草の野原が広がった。涸沼だ。
ベンチがあり、一休み。ここは高山植物の宝庫で、夏なら花々が咲くらしい
が、今は一面の枯れ野原。ミヤコザサで埋め尽くされている。その向こうに、
山王帽子山が見える。(Photo7)
さんのうとうげ
山王峠
 ここからは覚悟していたように、くねくねの登りの丸太階段が続く。息が切
れた頃、車道に出た。ここでは車道は渡らずに、車道に沿う細道を進み、車
道とオサラバして木々の中を行くと、「山王峠」に出た。
 埼玉から来たと言うおじさまが、「この辺の山は、だいたい登った。」とおっし
ゃるので、色々と情報が聴けた。「日光白根は、最近、ロープウエイが出来た
ので、登り易くなった。」とか。「男体山は直答でかなりキツイ。」とか。「中禅
寺湖の近くに尾根づたいの歩きやすいルートがあり、最後に湖に下りて、イタ
リア大使公邸?に寄る。」とか。次回は、この最後のルートを歩いてみようか
?という気になった。
こうとくぼくじょう
光徳牧場
 針葉樹林、唐松林、楢林を抜けて、落ち葉を踏みしめ軽やかに下る。唐松
林は、香りがいい。「♪♪♪楢、栗、櫟、柏木や〜 雑木林に身を置きて〜」
と遠い昔の校歌が頭に過ぎる。落ち葉を拾いながら、「杉と檜の違いは? 
ツガとモミの違いは?」などと、おしゃべりしていると、あっと言う間に牧場に
出た。
 まずは、バス停を探す。オケイさんが、「バス停はホテルの前にある。」と言
うので、日光アストリアホテルを探した。バス停の時刻表を見ていると、バス
が来た。次は湯元行きのバスだと思っていたのに、日光行き? ここでバス
の時刻を確認してから、お弁当にしようと言っていたのにー。随分と前のバス
が遅れて到着したと言うので、慌ててバスに乗り込む。今度は座れたー。
けれど、ミッフィーが楽しみにしていた牧場のソフトクリームは、食べられな
かった。(;~_~;)
お弁当  バスの中で、お弁当にした。休暇村で頼んだオニギリ弁当2箱を、5人で分
け合って食べた。1箱にオニギリ3個と唐揚げ2個、しば漬けが付いて、いくら
だったっけ? 600円位だったかな? ミッフィーのは、お醤油飯のオニギリだ
った。芯の具は無かったけれど、空きっ腹には美味しかった。
 タンポポさんが、モモの缶詰を分けてくれました。これは、ジューシー、水っ
ぽい物が欲しかったんだよね。水菓子という理由がよーく分かりました。もう、
喉はカラカラ。
 バスの運転手さんがトイレ休憩を取って下さった時に、プランタンちゃんが
アイスクリームを買って来て下さいました。ミッフィーがソフトクリームを余りに
も、残念がっていたからかな? ありがとう! みんなで回して食べたアイス
の味は、忘れないよ! そして、高校生の頃、部活の後に回し飲みした”緑
色の粉末を溶いたサイダー”を思い出しちゃった。
臨時
快速北千住行き
 いろは坂はすごい渋滞で、3時間かかってやっと東武日光駅に着きました。
途中で降りて歩いた方が早いかとも考えたけれど、駅に着いたら臨時の北
千住行きが出ると言うので、一安心。ラッキー!
 けれど、またまた、大慌てで電車に乗り込んだので、お茶が買えなかった。
しかし、救世主現る!!! タンポポさんが、お茶のペットを手にしていました。
座れないけど場所は確保してくれたので、リュックに座って、みんなで回し飲
みしながら、喉の渇きは救われましたー。
 おしゃべりしている間に春日部に着き、2人が下車しました。残る3人で北千
住まで行き、そこで解散し家路へと急ぎました。

参考文献:
山と高原地図・日光 昭文社
てくてく歩きB 日光・戦場ヶ原・奥鬼怒きままに電車とバスの旅 ブルーガイド・実業之日本社
るるぶ情報版・関東Q栃木’01〜’02 JTB
るるぶ情報版・全国21・るるぶ休暇村であそぼう JTB

《みっふぃーのひとり言》
 ”第二回ハ!イ!ク!の会”ということで参加を募り、決行。今回は、元山岳部のメンバー
{会長のオケイさんとその愛娘(Printemps・プランタン)ちゃん・タンポポさん・デコちゃん・ミ
ッフィー}だけの参加となりました。{プランタンちゃん・デコちゃん(箱根・塔ノ岳報告ではH
子さんと表記していたけれど)は、ミッフィーが勝手にハンドルネームを作っちゃいました。
気に入らなかったらメールしてね!}
 前回は日帰りだったけれど、今回は1泊のお泊まり。俳句を詠むココの飼い主さんが不
参加なので、結局、俳句は詠まず仕舞い。帰宅後、一句。
”身を燃やし 碧天焦がす 唐松や by Miffy”・・・季語が無い?
”香しや 落ち葉毛せん 踏みしめし by Miffy”・・・落ち葉は季語になるでしょうか?

 唐松林を歩きながら、北原白秋が頭を過ぎった。中2の国語の授業で、女性声楽家が
文部省唱歌のように歌ったテープを、先生が流したっけ。
”♪♪♪唐松の〜 林を出でて〜 唐松を しみじみと見き 唐松は〜 淋しかりけり
旅行くは 淋しかりけり〜” 二番は”楽しかりけり”だったかな?
デコちゃんが言うように、作者の心境が表現されていて、それが林を通り抜けることによっ
て、変化して行ったんだよね? メロディーと共に、思わず口ずさんでいた。やっぱり、白秋
はすごい!
 ついでに、中3の時の音楽の時間に、 President Kenedyの”Let’s Us Begin”と
いう大統領演説を歌にしたのを聞いたことまで、思い出しちゃった。あの先生はMr.M
だった。
”♪♪♪Together Together 〜 〜,Let's us begin〜!”だったよね?
 またまた、ついでに、数学のゲジゲジ(眉毛)の授業まで蘇って来ちゃった。あれは、
”♪♪♪元利合計が〜りがり〜 元金親で子は利息 P元金の Rは利率 Nを期間とする
ならば〜” 単利と複利の計算式だったよね。リズムを付けて暗記すると、忘れないんだ
ね! でも、今回のメンバーは、高校の時の仲間だから、この話は通じないかー。

 楽しい珍道中も2回目を迎えました。学生時代の気心が知れた仲間との山行?いやいや
ハイキングは、心の底から楽しい! 皆様、ホントにありがとう! これからも宜しくね!
会長さんが、「次回は雪山を歩きたい。」って。 春になったら、他のメンバーも参加可能な
日帰りハイクも、決行しましょうね! 大所帯で賑やかに歩きましょう!    2003.11.3 


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