Miffy Site > RooT-1 > 奥日光・小田代ヶ原・刈込湖・切込湖
往路: | [小田代ヶ原探勝コース+戦場ヶ原自然研究路コース] 唐松燃える小田代ヶ原を歩いて、戦場ヶ原自然研究路と 合流し、湯滝を経由して日光湯元へ(5.3km) 2003.11.1 |
復路: | [湯元・光徳線歩道] 2003.11.2 日光湯元から刈込湖・切込湖を経由して光徳牧場へ(7.7km) |
《ハイライト》 | |
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泉門池・男体山@小田代ヶ原 2003.11.1 | 刈込湖 2003.11.2 |
1日目 [小田代ヶ原探勝コース+戦場ヶ原自然研究路コース] 2003.11.1 | |
1. 男体山(なんたいさん)@赤沼BS 標高2484m | 2.日光白根山(にっこうしらねさん)@赤沼BS 標高2578m |
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3. 泉門池(いずみやどいけ)@小田代ヶ原 | 4. 湯滝(ゆたき) |
水が浸み出ている。 ↓ ![]() |
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2日目 [湯元・光徳線歩道コース] 2003.11.2 | |
5. 源泉 | 6. 刈込湖(かりこみこ) |
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於呂倶羅山 太郎山 山王帽子山 ↓標高2020m 2368m↓ ↓2077m ![]() |
7. 涸沼(かれぬま)・山王帽子山(さんのうぼうしやま) | 8. 光徳牧場(こうとくぼくじょう) |
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帰りのバス停を探すのに慌ただしく、 撮影のチャンスを逃しました。m(' ';)m お陰様でバスには座れました。 |
アクセス: | 往路:「北千住駅」から東武伊勢崎線・快速に乗って、「東武日光駅」下車。 東武バス・日光湯元行きに乗車して「赤沼」BS下車。 低公害車のハイブリットバスで小田代ヶ原展望台BS下車。 復路:「光徳温泉」BS(日光アストリアホテル前)から東武バス・JR日光駅 行きに乗車して、「東武日光駅」BSで下車。 「東武日光駅」から東武伊勢崎線・臨時快速・北千住行きに乗車。 |
アプローチ: | ☆詳しいルートマップはリンクをClickしてね! 往路:小田代ヶ原展望台BSを下車すると、直ぐ目の前に、鉄製フェンスの 回転ドアがある。それを押して、小田代ヶ原に進入出来る。 復路:休暇村・日光湯元の玄関前の車道を左手に進むと、旅館街の外れ に、「←刈込湖・切込湖」の指道標あり。その先が源泉で、更にその先 が登山口。 |
ルート: | ☆詳しいルートマップはリンクをClickしてね! 往路:小田代ヶ原展望台→泉門池→小田代ヶ原橋→湯滝→滝上 →湯元・休暇村・日光湯元 復路:湯元・休暇村・日光湯元→あんよの湯→源泉→(車道)→小峠 →刈込湖→切込湖→涸沼→山王峠→光徳牧場→光徳温泉BS (光徳ホテル前) |
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着時間 | ポイント | 備考 | 発時間 | 区間 時間 |
総時間 | 区間 距離 |
総距離 |
1日目 (2003.11.1)[小田代ヶ原探勝コース+戦場ヶ原自然研究路コース] | |||||||
東武伊勢崎線・北千住駅 | 快速・東武日光行き・1320円 | 7:21発 | 約3時間 | ||||
東武伊勢崎線・春日部駅 | (メンバーと合流) | ||||||
10:16着 | 東武伊勢崎線・東武日光駅 | ||||||
東武日光駅BS | BS:駅前ロータリーにあり。 切符売り場:改札出て左手 東武バス・1450円 (いろは坂・渋滞) |
10:30発 | 1時間 20分 |
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11:50着 | 赤沼BS | 赤沼茶屋・P | |||||
低公害バス・赤沼BS | 低公害ハイブリットバス・300円 ビジターセンター wc |
12:20発 | 10分 | ||||
12:30着 | 小田代ヶ原BS 小田代ヶ原展望台 |
[ハイキング開始] ゲート | 12:30発 | 30分 |
2時間 50分 (含休憩 |
2.1km | 5.3km |
12:45 | 小田代ヶ原の途中 | 唐松林(弁当休憩20分) | 13:05発 | ||||
13:20 | 分岐 | ミヤコザサ(くまざさ) | |||||
13:35 | 泉門池・分岐 | (休憩5分) | 10分 | 1.7km | |||
泉門池 | |||||||
13:50 | 小田代橋 | 湯川に沿って歩く。 | 25分 | ||||
14:15 | 湯滝 | (休憩5分・写真撮影) コンクリート階段の登り |
10分 | 1.5km | |||
14:30着 | 滝の頭 | (休憩5分) | 14:35発 | 45分 | |||
湯の湖 | (写真撮影) | ||||||
15:20着 | 休暇村・日光湯元 | [ハイキング休止] | |||||
2日目 (2003.11.2)[湯元・光徳線歩道]・・・湯元→刈込湖・切込湖→光徳牧場 | |||||||
休暇村・日光湯元 | [ハイキング再開] | 9:05発 | 55分 | 4時間 20分 (含休憩 |
1.4km | ||
9:13 | あんよの湯 | ||||||
「刈込湖・切込湖」の指道標 | |||||||
9:16 | 源泉 | この先が登山口、 石畳の階段登り。 |
7.7km | ||||
9:30 | 車道(R120・金精道路) | 車道を横切って山道続く。 少し平ら、それから登り。 |
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10:00着 | 小峠 標高1672m | (休憩5分) | 10:05発 | 35分 | 1.1km | ||
10:40着 | 刈込湖 | (休憩15分)砂浜 | 10:55発 | 10分 | 2.0km | ||
11:05 | 切込湖 | 山道から眼下に見える。 | 40分 | ||||
11:45着 | 涸沼 | (休憩15分) ベンチ | 12:00発 | 30分 | 0.4km | ||
12:20 | (眼下に涸沼が見える。) 木段・登り |
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12:30着 | 山王峠 標高1739m | (休憩10分) 木段・緩やかな下り |
12:40発 | 45分 | 2.7km | ||
13:25着 | 光徳牧場 | wc(水洗)(休憩分10) | 5分 | ||||
光徳温泉BS (日光アストリア・ホテル前) |
[ハイキング終了] P・wc 東武バス・JR日光駅行き1550円 (いろは坂・大渋滞) |
13:44発 | 約 3時間 |
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16:55着 | 東武日光駅BS | BS:駅前ロータリーにあり。 | |||||
東武伊勢崎線・東武日光駅 | 臨時快速・北千住行き 改札外の左手にwc・1320円 |
17:15発 | 約 2時間 |
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19:14着 | 東武伊勢崎線・北千住駅 |
《みっふぃーの豆知識》 | 参考資料: | |
低公害バス: | 赤沼から千手ケ浜まで、”わたすげ”号、”のあざみ”号 停留所以外で自由に乗降可。4/26〜11/30運行。 平日:1便/時間、休日:2便/時間、300円/回 |
てくてく歩きB 日光・戦場ヶ原・奥鬼怒 きままに電車とバスの旅、ブルーガイド 実業之日本社 ¥980 (付録の地図) 2000,Printed |
1日目 [小田代ヶ原探勝コース+戦場ヶ原自然研究路コース] 2003.11.1 | ||||
きたせんじゅ 北千住駅 |
乗り換えのため、北千住駅構内を歩いていると、「みっふぃーちゃーん」と お声が掛かりました。メンバーの内の2人が、ベンチに腰掛けているのに 遭遇。たんぽぽさんとデコちゃんを探さなくて済んじゃった。 ホームに行くと、既にリュックを背負った大勢の人が・・・。浅草駅発なの で、ま、座れないけどね。1両目に乗り込む。1,2両が東武日光行きで、3 両から後ろが、鬼怒川行き。途中で車両の切り離しがある。 |
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かすかべ 春日部駅 |
列車の座席は、やはり空いていない。辛うじてリュックを棚に載せて、立 つ。高校時代の話で盛り上がる。春日部で残りのメンバー、会長のおけい さんとその愛娘のプランタンちゃんが乗り込み、全員集合。車内はひどい 込みようで、私達の方まで来られない。携帯メールで連絡しながら、「手紙 を回す。」と。紙切れが他人を介して、届きました。ご協力ありがとう。コー スの選択が書いてあって、@戦場ヶ原コース、A小田代ヶ原コースと。メ ールで「奥地を歩きたいのでAを希望。」と。結局、小田代ヶ原を歩くこと に、決定。 朝から何にも食べていないミッフィーは、お腹が空いたけれど、リュック が取れない。タンポポちゃんがオニギリを一つくれました。餓死しないで済 んだー! 美味しかったよ、ありがとね! これで元気に歩けるね。後でミ ッフィーのオニギリを一つお返ししました。 |
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とうぶ にっこう 東武日光駅 |
ごちゃごちゃの人混みの中を改札へと急ぎ、バスの切符売り場を探す。 改札を出て、駅舎内の左手前方に、東武バス切符売り場を発見。 駅前ロータリーでバス停を探すと、長蛇の列。切符を購入するグループ とバスに並ぶグループに分かれるべきでした。次回はそうしよう。ひとつ、 学習しました。 バスには乗れたものの、座れなかった。座席の腕に腰掛けて、首を前や 後ろに振り向けながら、車外を見る。朝日新聞一面に載っていた、山一つ 分の五色織りなす紅葉が目の前に・・・。山の上の方は既に落葉していた が、下の方、中禅寺湖の辺りは、まだ素晴らしい紅葉の真っ最中。いろは 坂は大渋滞だったけれど、これが見られたから、ま、いいか。デジカメで撮 れなかったのが、心残りだけれど。。 |
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あかぬま 赤沼BS |
「小田代ヶ原へは、赤沼で下車すると、低公害ハイブリットバスで小田代 ヶ原展望台まで入り込める。」と地図に書いてあるのを、会長さんが調べて いた。ここには、一般車両の駐車場や茶屋がある。会長さんが茶屋で買っ て来た「野菜の揚げせんべい」は美味しいし、面白かった。ここからは、 男体山や日光白根山が手に取れる程に、近くにある。 (Photo 1,2) バスを乗り換え、小田代ヶ原BSで下車。バス停前にある茶色い鉄製ネッ トの回転ドアが入り口だ。ホテルのドアの様に押しながら進むと、そこは薄 茶色の枯れ野原の世界。途中のバス内でアナウンスがあったように、縁 が白くなった緑のクマザサ(ミヤコザサ)が、辺り一面に。その周囲に、唐 松林の燃えるようなオレンジ色がそびえ立つ。唐松の落ち葉の香りの中を 行く。今日は晴天で全てがクリアーな世界だ。 |
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お弁当 | 道端でお弁当にしているグループがいる。私達もミヤコザサの上にシー トを敷いて、オニギリにパク付く。唐松の香りを嗅ぎながら、このロケーショ ン、どんなお弁当だって美味しいよ! これがホントの贅沢?ってもんだ。 |
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ビューポイント | 前面は一面のクマザサ。右手に高木のオレンジ燃ゆる唐松林、左手に 低木の白樺林、後ろに雄大に構える男体山、その上に何処までも続く青く 澄んだ空。最高の撮影ポイントだったと、通り過ぎてから思った。そう言え ば、三脚にカメラを据えたおじさんが居たっけ。後戻りすると置いて行かれ ちゃうから、戻るのを断念。でも、後からタンポポさんに、あの写真が欲し いと言われて、後悔。後の祭りだった。荷物を担いでいて戻るのって、決 心が要るんだよね。いつか、あの風景を絵に描きたいな。心の中の記憶 を頼りに。 |
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いずみやどいけ 泉門池 |
izumiyado pond? そう読むんだー! 湖面、っていうかイケメン? ちゃうち ゃう、池面って言葉があるのかなー? 池の端っこから、コンコンと水が浸み 出している。高校の時、現国の教科書に出ていた佐藤春夫の「西班牙(スペ イン)犬の家」を、何故か思い出した。そんな不思議さがあったんだよね。スペ イン犬って、どんな犬? あのロン毛で、目が毛で隠れた犬。勝手なイメージ だけが記憶に残っている。ここから見る唐松林の向こうの男体山もイケテル ー!(Photo 3) |
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ゆかわ 湯川 |
小田代橋を渡り、湯川に沿って歩く。デコイのようなマガモが、ツガイでしき りに頭を水の中に突っ込み、エサを食べている。頭を出した時にデジカメを押 したが、シャッターチャンスが無い。美しい雄の緑の頭が撮れなかった。 ![]() |
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ゆ たき 湯滝 |
ゴーゴーと水音がする。湯滝にぶち当たった。真ん中に岩がある滝。小学 校の修学旅行での記憶が蘇る。観光客が多く、人を入れずに滝だけ撮るの に一苦労。茶店で山女を串に刺して焼いている。1本500円だったか700円 だったか? どっちにしても、高ーい!!! (Photo4) 滝の右側にあるコンクリート階段を登る。今日のルートでは初めての登り? 結構、汗をかいた。”湯の頭”で一休み一休み。一休さーん! なんじゃ、そ りゃ? マイナーな人にしか通じない。ゴメン! |
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ゆ の こ 湯ノ湖 |
湖に出ましたー! マイカーで来る観光客の多いこと。小田代ヶ原はひっそ りと静かに散策出来たのに、湯滝に出てからは、人人人。兎島の方へ左回り に歩き始めて、「休暇村は湯ノ湖の左側じゃなかった?」との声で後戻りし て、右回りに歩き出した。どっち回りで歩いても、余り時間に差はないと後で 分かった。 橋で外国の観光客から「写真撮らせて下さい。」と言われて、ギョッ。「写真 撮って下さい。」の間違いと直ぐに気が付いて良かった。日光は、外国からの 観光客が非常に多い。京都と日光は日本観光の目玉か? |
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鳥 | ツツツツツーと可愛い鳥の声がする。体長が5〜6cm位の小さなセミ?と思 えるくらいの鳥が、木々を飛び交っている。鳥博士?のタンポポさんがメンバ ーに居るので、解説があって楽しい。でも、何の鳥かは、博士?にも不明。 |
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休暇村・日光湯元 | 湖の脇の道を歩いていると、左手に建物が現れた。「前に泊まったことがあ る。」というプランタンちゃんが、「これだ。」と言う。玄関はどこ? 建物の前に 回って、玄関らしき所へと階段を上がると、フロントは2階にあった。 温泉は乳白色の天然硫黄泉で、お肌がツルツルに。脱衣所の洗面台に は、日本酒から造られたというお酒の臭いのする化粧水があった。 お部屋は畳で、お布団が6枚敷ける。ちなみに、1人1泊13500円。 |
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2日目 [湯元・光徳線歩道] 2003.11.2 | ||||
休暇村の朝食 | 朝食はバイキングで、和食と洋食の両方あり。ミッフィーは洋食から何品か をゲット。ジャージー牛乳の美味しかったこと。やはり、日光は牧場があるか らか。ヨーグルトも酸味が利いていて、「やっぱこれだね!」。でも、カボチャ サラダは、日光の一駅手前。(タンポポさんから、お聞きしました。意味不明 の方は、路線図で調べてみてね!)八ヶ岳ロッジのカボチャサラダは、お代 りする程に美味だったのに。食べる前の期待を裏切られた感じ。 他のお料理はミッフィーの口にあったし、モーニング・カフェが飲めれば、ミ ッフィーはご機嫌なのだ。 |
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あんよの湯 | 玄関前で軽くストレッチをしてから、休暇村を後にして、いよいよハイキン グに出発だー! またまた、今日も快晴。ツイテルー! 登山道を探しながら 歩いていると、右手に「あんよの湯」が現れた。無料で足湯が出来る。最近、 こういう足湯があちこちにあるらしい。 |
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げんせん 源泉 |
「あんよの湯」のちょっと先に目を遣ると、「←刈込湖・切込湖」の指導標が、 目に飛び込んで来た。引かれるようにそちらに進むと、人で賑わっている。 「源泉」だった。(Photo5) 「源泉」の右手に、「湯元。光徳線歩道」の案内板 が立っていた。この道の先が、登山口だ。山道を上がる。観光地をマイカー で訪ねる観光客が多いし、山道を登って来る人はあまり居ないので、静かな 山歩きが楽しめる。 |
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車道 | 15分程登ると、アスファルト道に出た。これを横断して、山道は続く。このル ートも、指導標がしっかり有るので安心だ。 |
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ことうげ 小峠 標高1672m |
眼下に蓼ノ湖(たでのこ)を見下ろしながら、石畳の階段を登る。会長のオケイ さんが、地図を見ながら、周囲の湖や山々の名前を教えてくれる。急な石段 を登ると、小峠らしい。ちょっとキツカッタかな? |
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かりこめ こ・ きりこみこ 刈込湖・切込湖 |
直ぐそこの眼下に、湖が現れた。刈込湖だ。辺りは苔むしていて、ミッフィー は福井のお寺を思い出した。砂浜を歩いて湖まで下りて、水面を見渡すと、ポ コポコと無数の水の輪が・・・。何? 湧水? 遠目の利くタンポポさんが「魚 みたい。」と。で、目を凝らすと、確かに黒い長い影が水の輪の下に見える。 少しすると、2つの大きな動きが、1つになった。スイミー?なんだ。 水はピーンとガラスのように張りつ詰めた。その向こうに、「於呂倶羅山、太 郎山、山王帽子山。」と、オケイさんが教えてくれる。(Photo6) 水に手を浸けてみる。「冷たーい!」ミッフィーのその声を合図に、みんな一 斉に湖に手を浸けた。「誰かがするの、待ってたの。」と。水は青い。「この水 、何が混じって居るんだろうね?」とデコちゃんが水の付いた指をなめてみた。 また、山道に戻り、先へと進む。左手の眼下に、細い水路が見える。切込湖 だ。切込湖は上から眺めるだけで、湖まで下りることは出来ない。 |
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かれぬま 涸沼 |
山道を歩いて行くと、左手の眼下に、枯れ草の野原が広がった。涸沼だ。 ベンチがあり、一休み。ここは高山植物の宝庫で、夏なら花々が咲くらしい が、今は一面の枯れ野原。ミヤコザサで埋め尽くされている。その向こうに、 山王帽子山が見える。(Photo7) |
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さんのうとうげ 山王峠 |
ここからは覚悟していたように、くねくねの登りの丸太階段が続く。息が切 れた頃、車道に出た。ここでは車道は渡らずに、車道に沿う細道を進み、車 道とオサラバして木々の中を行くと、「山王峠」に出た。 埼玉から来たと言うおじさまが、「この辺の山は、だいたい登った。」とおっし ゃるので、色々と情報が聴けた。「日光白根は、最近、ロープウエイが出来た ので、登り易くなった。」とか。「男体山は直答でかなりキツイ。」とか。「中禅 寺湖の近くに尾根づたいの歩きやすいルートがあり、最後に湖に下りて、イタ リア大使公邸?に寄る。」とか。次回は、この最後のルートを歩いてみようか ?という気になった。 |
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こうとくぼくじょう 光徳牧場 |
針葉樹林、唐松林、楢林を抜けて、落ち葉を踏みしめ軽やかに下る。唐松 林は、香りがいい。「♪♪♪楢、栗、櫟、柏木や〜 雑木林に身を置きて〜」 と遠い昔の校歌が頭に過ぎる。落ち葉を拾いながら、「杉と檜の違いは? ツガとモミの違いは?」などと、おしゃべりしていると、あっと言う間に牧場に 出た。 まずは、バス停を探す。オケイさんが、「バス停はホテルの前にある。」と言 うので、日光アストリアホテルを探した。バス停の時刻表を見ていると、バス が来た。次は湯元行きのバスだと思っていたのに、日光行き? ここでバス の時刻を確認してから、お弁当にしようと言っていたのにー。随分と前のバス が遅れて到着したと言うので、慌ててバスに乗り込む。今度は座れたー。 けれど、ミッフィーが楽しみにしていた牧場のソフトクリームは、食べられな かった。(;~_~;) |
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お弁当 | バスの中で、お弁当にした。休暇村で頼んだオニギリ弁当2箱を、5人で分 け合って食べた。1箱にオニギリ3個と唐揚げ2個、しば漬けが付いて、いくら だったっけ? 600円位だったかな? ミッフィーのは、お醤油飯のオニギリだ った。芯の具は無かったけれど、空きっ腹には美味しかった。 タンポポさんが、モモの缶詰を分けてくれました。これは、ジューシー、水っ ぽい物が欲しかったんだよね。水菓子という理由がよーく分かりました。もう、 喉はカラカラ。 バスの運転手さんがトイレ休憩を取って下さった時に、プランタンちゃんが アイスクリームを買って来て下さいました。ミッフィーがソフトクリームを余りに も、残念がっていたからかな? ありがとう! みんなで回して食べたアイス の味は、忘れないよ! そして、高校生の頃、部活の後に回し飲みした”緑 色の粉末を溶いたサイダー”を思い出しちゃった。 |
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臨時 快速北千住行き |
いろは坂はすごい渋滞で、3時間かかってやっと東武日光駅に着きました。 途中で降りて歩いた方が早いかとも考えたけれど、駅に着いたら臨時の北 千住行きが出ると言うので、一安心。ラッキー! けれど、またまた、大慌てで電車に乗り込んだので、お茶が買えなかった。 しかし、救世主現る!!! タンポポさんが、お茶のペットを手にしていました。 座れないけど場所は確保してくれたので、リュックに座って、みんなで回し飲 みしながら、喉の渇きは救われましたー。 おしゃべりしている間に春日部に着き、2人が下車しました。残る3人で北千 住まで行き、そこで解散し家路へと急ぎました。 |
参考文献: | |
山と高原地図・日光 | 昭文社 |
てくてく歩きB 日光・戦場ヶ原・奥鬼怒きままに電車とバスの旅 | ブルーガイド・実業之日本社 |
るるぶ情報版・関東Q栃木’01〜’02 | JTB |
るるぶ情報版・全国21・るるぶ休暇村であそぼう | JTB |
《みっふぃーのひとり言》 |
”第二回ハ!イ!ク!の会”ということで参加を募り、決行。今回は、元山岳部のメンバー {会長のオケイさんとその愛娘(Printemps・プランタン)ちゃん・タンポポさん・デコちゃん・ミ ッフィー}だけの参加となりました。{プランタンちゃん・デコちゃん(箱根・塔ノ岳報告ではH 子さんと表記していたけれど)は、ミッフィーが勝手にハンドルネームを作っちゃいました。 気に入らなかったらメールしてね!} 前回は日帰りだったけれど、今回は1泊のお泊まり。俳句を詠むココの飼い主さんが不 参加なので、結局、俳句は詠まず仕舞い。帰宅後、一句。 ”身を燃やし 碧天焦がす 唐松や by Miffy”・・・季語が無い? ”香しや 落ち葉毛せん 踏みしめし by Miffy”・・・落ち葉は季語になるでしょうか? 唐松林を歩きながら、北原白秋が頭を過ぎった。中2の国語の授業で、女性声楽家が 文部省唱歌のように歌ったテープを、先生が流したっけ。 ”♪♪♪唐松の〜 林を出でて〜 唐松を しみじみと見き 唐松は〜 淋しかりけり 旅行くは 淋しかりけり〜” 二番は”楽しかりけり”だったかな? デコちゃんが言うように、作者の心境が表現されていて、それが林を通り抜けることによっ て、変化して行ったんだよね? メロディーと共に、思わず口ずさんでいた。やっぱり、白秋 はすごい! ついでに、中3の時の音楽の時間に、 President Kenedyの”Let’s Us Begin”と いう大統領演説を歌にしたのを聞いたことまで、思い出しちゃった。あの先生はMr.M だった。 ”♪♪♪Together Together 〜 〜,Let's us begin〜!”だったよね? またまた、ついでに、数学のゲジゲジ(眉毛)の授業まで蘇って来ちゃった。あれは、 ”♪♪♪元利合計が〜りがり〜 元金親で子は利息 P元金の Rは利率 Nを期間とする ならば〜” 単利と複利の計算式だったよね。リズムを付けて暗記すると、忘れないんだ ね! でも、今回のメンバーは、高校の時の仲間だから、この話は通じないかー。 楽しい珍道中も2回目を迎えました。学生時代の気心が知れた仲間との山行?いやいや ハイキングは、心の底から楽しい! 皆様、ホントにありがとう! これからも宜しくね! 会長さんが、「次回は雪山を歩きたい。」って。 春になったら、他のメンバーも参加可能な 日帰りハイクも、決行しましょうね! 大所帯で賑やかに歩きましょう! 2003.11.3 |
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