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    86.  三ツ峠 vol.2

夏山のトレーニングとして、関東近場の山
登山口(標高1230m)から楽に山頂(1785m)へ
天上山を通って河口湖への下りが健脚向き

天上山@河口湖駅への道路 2009.7.5 撮影

《三ツ峠の花たち》 2009.7.5 撮影
アセビ?@登山口付近 黄花オダマキ to 三ツ峠
紅のオダマキ to 三ツ峠 アヤメ@三ツ峠山頂付近
青い花・マメ科?@木無山付近 キスゲ@木無山付近
シモツケソウ@木無山付近 あじさいの小径@カチカチ山
紫陽花とラベンダー@河口湖 ワンコ@四季楽園

三つ峠山頂 三つ峠・御巣鷹山・木無山分岐
(四季楽園、この左手に公衆トイレ)
カチカチ山へと母の白滝の分岐
(木無山)
天上山山頂
河口湖@天上山 富士山@河口湖駅付近


ルートなど RooT−1 No.43 三ツ峠 参照のこと
今回; 復路: 河口湖駅16:49発→大月駅19:04発特急あずさ30号→千葉駅20:50着
登山time: 三ツ峠登山口BS・・・→三つ峠(開運山)山頂(1時間45分)
下山time : 三つ峠(開運山)・・・→天上山・・・→河口湖(2時間50分)
河口湖・・・(歩き30分)・・・→温泉寺夢殿・・・(歩き25分:ゆっくり写真撮影しながら)・・・→河口湖駅

情報1:大月駅乗換え・suica使用
     富士急の切符購入方法
 suicaをJR大月駅の改札口に改札内側からタッチし、
4か5番線の富士急河口湖行きに乗車。富士急の切符は
電車内の車掌さんから購入。
 suica タッチし忘れた方は、富士急内の車掌さんから
suica証明書をもらえる。
情報2:三ツ峠登山口へのバス料金 土日のみ運行の”天下茶屋行き” 料金はsuica,pasmo使用可
本数が少ないので、要注意。
情報3:バス運行  7/18〜のシーズン中、土日、平日のバス運行が違うので、
事前に調べた方がよい。
情報4:登山バッジ 四季楽園で販売中。500円

《みっふぃ〜のひとり言》
 富士山の見えるベストポイントなのに、今回も曇っていて見えない。9時までは見えたとか。相変わらず、屏風岩にはロッククライマーが張り付いていた。前回は山頂で小雨が降り始め、四季楽園のベンチまで戻ってのお弁当だったが、今回は富士は見えないものの、開運山山頂でオニギリを食べられた。山頂で静かな一時を期待したのに、アンテナ立てて無線をしているオジジの声がやかましく、早々に退却。ウー許せん!迷惑ジジーめー!
 かと思えば、三つ峠駅から達磨石経由で普通4時間掛かるところを、3時間でやって来たスゴイ健脚オジサンとも会った。このオジ様には下山の木無山付近で抜かれたが、天上山への林道で荷物整理をしているのを見かけた。天上山への下りで、また追い抜かれた時に話しかけて来た。「どこから登ったの? 9時40分河口湖駅発のバスに乗るつもりが早過ぎたので、手前の三ツ峠駅で降りて歩くことにした。」とか。「日野に住んでる。」とか。「お気を付けてー!」の声と共に、素早く姿は視界から消え、走るように下って行った。
 ”四季楽園”の名物ワンコとも再会したし、今日はいろんな人に声を掛けられた。自宅から駅までに、杖を突いたシルバー・レディーに「どちらの山に行くんですか?」と。「三つ峠」って答えると、「行ってらっしゃい。」と。千葉駅ホームのベンチで特急あずさ3号を待っていたら、またまた、シルバー・レディーに声を掛けられた。「どちらの山に?」と。「脳梗塞を起こしてから山は行ってないけれど、写真を撮る息子と二人でいっぱい山に行った。」と。「今日は、山梨の”花の美術館”に行くんです。」と。「片手が不自由だったけれど、甘えずに動かしたから、今は両手が使えるようになった。」と。そう、健康で行けるうちに、お山を歩いておこうっと再確認。天上山ロープウエイへの近くで、背の高い外国の男性1人とすれ違う。、天上山山頂を目指しているようだが、1人って変だな?って思っていたら、登山口に仲間らしき外国人男性2人と女性1人。「レイ!」と呼ぶ声がした。「He is going..」って指差したら、山道を入って行った。確かに、草茫々で先が見えない山道に入り込むのは、勇気がいるよね。
 ロープウエイ駅付近は観光客で溢れていた。望遠鏡を覗いている人もいるけれど、富士山は全身雲の中に姿を隠している。仲間との天上山ハイキングでは、最高の富士山がここで見えたのに・・・。
 あじさいの小径を足早に下り、護国神社の車道に出た。ベンチでタバコを吸っているオジちゃんが「河口湖はそっち。」と指差してくれた。右方向に進んでちょっと行くと、左手に河口湖への下り階段を見付けたので降りる。最後はかなり急。そうだ、前回もココを降りたんだ。降り切ると車道。車道をちょこっと右へ進むと左手が河口湖畔。湖畔を時計回りに左手に進む。無料パーキングの横に、公衆トイレまである。道路脇にはアジサイとラベンダーが今を盛りと咲き誇っている。車道がY字路のところで、左へ進むと、信号の右手が温泉寺夢殿だ。前回はこの温泉を探すのにウロウロして時間が掛かってしまった。
 ネットで割引券(http://tensui-kawaguchiko.com/waribiki.html)をプリントアウトして来たので、入湯料金1000円が800円になった。前回入湯料金1200円が値下げして1000円になっていた。温泉が沢山出来て、価格競争があったのかな? 運悪しー! 脱衣場はツアー客のオバちゃん達でごった返してる。洗い場には、順番待ちが数人。夢殿で並ぶなんてー、興冷めじゃー! 待つこと、数分、やっと洗えた。その間に、なんかオバちゃん達はソソクサと入浴し、あっという間に消えた。これでゆっくり温泉三昧。ジャグジーに一人浸かって山登りの身体をほぐし、露天風呂に行くと若い女の子が数名。トルマリン風呂にも浸かり、サウナを探す。1階のエステサウナが使用禁止だったから、2階の展望サウナに行くと、誰もいない。一人で外や、露天風呂や内風呂を見ながらサウナ。でも、こっちからお外が見えるってことは、向こうのビルからだってこっちが見えるよね? 慌てて、タオルで身体を隠す。ま、ヤマンバの身体見たってしょうがないけどー。
 風呂上りに、フロントで聞いた。「ビールはどこ?}と。「目の前の水のケースに浸かってるのと、自販機にも」と。「生ビールはないの?」「生ビールもありますよ。」と。「いくら?」「生ビールは700円です。」と。高いから缶ビールにした。アサヒ・スーパードライ、やったね! 休憩所には、風呂上りの大学生集団がいたので、しばしヒューマン・ウウォッチング。一組のパーソナル・チェアーに一人の女の子が座ってた。そこへメガネのお兄ちゃんが対面に腰掛けて話し掛けた。どうも、女子学生が大幅に少ない。畳には疲れ切った男子が数人仰向けに寝込んでる。他のチェアーに腰掛けた女子に、畳の端に腰掛けた数人の男子が話し掛けている。こりゃ、倍率高いねー。理系かな?
 フロントに、あの、ソフトクリームのオブジェが。これ見ると、食べたくなっちゃうんだよね。「ソフトクリーム、いくら?」ってフロントで聞くと、「300円です。」って。安いー(心の声)!牛乳ソフトを1個買って、相棒と舐めた。素朴な味で美味しい。アイスなめたら酔いが醒めちゃうかと心配だったけど、食べて良かった。だって、きっと後悔するモンね。
  前回は帰りに大橋の方に歩いて道を間違えたのに気づいて引き返し、駅まで駆けたっけ。今回は道の方向は分かっているし、時間的余裕もあったので、のんびりと写真を撮りながら河口湖駅まで歩いた。途中で自転車を押しながら歩いて来たオバちゃんに声を掛けられた。「富士山登って来たの?」って。「三つ峠」「駅に行くなら、こっちの方が近いよ。」と脇道を教えてくれた。
 予定の富士急に乗り、大月へ。帰りは1日に1本の特急あずさ30号千葉行きに乗れそうだ。大月で特急あずさの指定券を聞くと、「売り切れ。自由席の特急券なら、4・5番線のホームで買えます。」と指差してくれた。ホームで特急券を買い、自由席の並ぶ場所を探すが、分からない。丁度そこに通りかかった車掌さんに聞く。ホームの向こう端を指差して、「自由席は東京寄りの3・4・5号車」と教えてくれた。急ぎ足で反対の端に行って、”特急あずさ4号車自由席”の列に並んだ。前から二人目。さー、座席ゲットー!と気合が入る。電車に乗り込んだら、すごく空席が少ない。でも、2番目だったから、坐れた。夕食代わりに、非常食のクラッカーを食べて寝ようっと。山歩きは一日が長い。スヤスヤ〜  2009.7.6記


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