Miffy Site > RooT-1 > 三つ峠山
《ハイライト》 | |
レンゲショウマ(蓮華升麻) | マツムシソウ(松虫草) |
@三つ峠登山口〜(金ガ窪沢)〜開運山 | @木無山 2004.8.7撮影 |
1. 三つ峠山(開運山) 標高1785m | 2. 三つ峠山(開運山) |
3. 三つ峠・屏風岩 | 4. 木無山 標高1732m |
5. 天上山への分岐 | 6.. 霜山 標高1309.7m |
《出会えた花達》 | |
ソバナ | ホタルブクロ(蛍袋) |
コオニユリ(小鬼百合) | 《みっふぃーの疑問》 |
「ツリガネニンジンとソバナ」 葉が輪生なのがツリガネニンジン 葉が互生で花柱が飛び出ないのがソバナ だから、これはソバナかな? 花嫁街道で出会ったのはツリガネニンジン 「鬼百合と車百合の違い」 花はどちらもオレンジ色で反り返っていて 濃い斑点がある。花からは判別し難い。 葉の付き方の違いかな? そこでネットで調べてみたら、 「クルマユリは、葉が車輪のように付き」 HP”四季の山野草”より http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_128.htm 小鬼百合は、 ”MAEDA & ARAKAWA HP”より http://www.bekkoame.ne.jp/~maheda/gif/kooniyuri960803.htm |
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シモツケソウ | ウスユキソウ |
チダケサシ? | クサレダマ? |
フシグロセンノウ(節黒仙翁) | カイフウロ(甲斐風露) |
アクセス: | 往路: | 千葉駅→(特急あずさ3号)→大月駅→(富士急行)→河口湖駅 →(富士急バス・天下茶屋行き)→三つ峠登山口BS |
復路: | 河口湖駅→(富士急行)→大月駅→(特急かいじ122号)→新宿駅 →(中央線快速)→東京駅→(京葉線)→蘇我駅 |
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アプローチ: | 三つ峠登山口BS→(林道)→県営無料駐車場 | |
ルート: | 県営無料駐車場→金ガ窪沢→開運山→四季楽園→木無山→霜山→天上山 →護国神社→河口湖畔→日帰り温泉・温泉寺夢殿→河口湖駅 |
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到着 時間 |
場所 | メモ | 出発 時間 |
状況 | 経過 時間 |
距離 |
千葉駅 | 特急あずさ3号 特急券1300円 得々切符・ホリデーパス 2300円 |
6:38発 | ||||
8:31着 | 大月駅 | 富士急行(JR相互乗り入れ) 1110円 | 8:34発 | |||
9:26着 | 河口湖駅 | 富士急ハイキングバス・天下茶屋行き 710円 | 9:40発 | 30分 | ||
10:10着 | 三つ峠登山口BS | (ストレッチ) | 10:20発 | 林道登り | 1時間 45分 |
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[登山開始] | ||||||
県営無料駐車場 | P・WC(水洗) | 山道登り | ||||
四季楽園 | 15分 | |||||
12:05着 | 開運山・山頂 | (三つ峠山) | 下り | 10分 | ||
12:15着 | 四季楽園(山荘) | (弁当休憩) テーブル・ベンチ(100円@1人) WC(水洗・屋外) |
13:00発 | |||
13:15 | 木無山 | |||||
天上山への分岐 | 2時間 10分 |
6.5km | ||||
14:37 | 霜山 | |||||
15:25 | 天上山 | <あじさいハイキングコース> | 登り 下り |
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16:05 | 河口湖畔 | |||||
[登山終了] | ||||||
16:40着 | 温泉寺・夢殿 | 日帰り温泉 1200円@1人(割引券200円引き) |
18:40発 | |||
河口湖駅 | 富士急行・普通 | 19:14発 | ||||
20:08着 | 大月駅 | 特急かいじ122号 特急券900円 | 20:37発 | |||
21:39着 | 新宿駅 | 中央線・快速 | 21:50発 | |||
22:05着 | 東京駅 | 京葉線・普通 | 22:12発 | |||
23:21着 | 蘇我駅 |
河口湖駅へ | 千葉から大月まで行ける「特急あずさ3号」に乗車。早朝起きだったので、 リクライニング・シートでゆっくり仮眠出来た。大月駅で相互乗り入れしてい たので、5番線でJRに乗車。アナウンスを注意すべきだ。駅員さんが、「階 段を登って5番線へ。」と教えてくれた。前回の天上山の時には、富士急の 改札を通って、絵の付いた賑やかな電車に乗ったので、違っていて慌てた。 |
バス乗り場はどこ? | 河口湖駅で、「天下茶屋行き」のハイキングバス乗り場を探す。改札を出 て直ぐ目の前の「2番乗り場」だった。左手のバス切符売り場で、乗車券を 購入。その脇には、トイレがある。 |
三つ峠登山口BS 標高:1240m |
バスに乗ること30分、目指すバス停に到着。下車後、ストレッチをしてから 登山開始。「三つ峠」と書いてある道標を見付け、アスファルト道を登る。道なり に進むと、「県営駐車場」に到着。 |
県営無料駐車場 | 無料駐車場には、既に多くの車が止まっている。ここまでは、一般の乗用 車も通れるアスファルト道になっている。左手の駐車場の中に入ると、トイレ があった。トイレの先から、登山道が始まっている。ここをランドクルーザーが 一気に上って行ったが、壊れたコンクリート道なので、その先にも駐車場が あるものの、四駆でないと通れない道だ。 |
川と出会う | 所々が壊れたコンクリート道を登って行くと、小さなダムから水が滝のよう に落ちている。そこで、道は右手に折れる。蛇行した道を登ると、ショートパ スの脇道があるが、初めての山なので正道で行くことにする。きっと、この 脇道で行けば、80分で頂上に着くのだろう。後でハイカーに聞くと、この脇 道にレンゲショウマがいっぱい咲いているらしい。 |
何撮ってるの? | 山道の脇でカメラを構えている。何?と聞いたら、薄紫の花が咲いている。 この先で、ぽつぽつと見掛けるようになった。レンゲショウマだろう。 三脚を設置して、本格的に崖を狙っているカメラマン。ガードレール越しに崖 を覗くと、この花が群生している。やはり、レンゲショウマだと言う。とうとう、 憧れの花と出会えたのだ! |
三つ峠山荘 | 山小屋に出た。登山バッジを探す。500円でゲット。更に登ると、広場に出 た。ベンチでお弁当を食べている。ここが山頂? 例の石を探すが無い。その 先に、山荘・四季楽園が見える。白い大型犬が吠えてお出迎え。通り越して、 階段を登ること、15分。開運山の山頂だ。 |
かいうんざん 開運山 標高:1785m |
「三つ峠」と書いた石があるから、頂上だ。生憎の曇天で、見えるはずの 富士山は霧の中。雷が鳴っている。富士山の一番のビューポイントなのに、 記念写真を写して、直ぐに引き返す。落雷は怖い。 |
白い大型犬のいる 四季楽園 |
四季楽園のベンチでお弁当。大勢のハイカーが食事の真っ最中。雨が降 り出した。木の下のベンチに移動して、慌てて食事を済ます。「ベンチ使用量 一人当たり100円」と書いた料金箱が設置してある。セコイナー。 山荘の脇には、トイレがある。水洗で綺麗なのだが、婦人用の出入り口の ドアーが中から開き難い。ノブを右に回して必死で押したら、やっと開いた。 こんな所で閉じ込められたらヤダー! 一瞬、焦った。 雨が止み、少し見通しが良くなって来て、屏風岩にロッククライマーの姿が 見える。隣に立っていたハイカーが、「あそこの岩の割れ目が、***だ。」 とか、パートナーに教えている。ウリナリでマッターホルン登頂部が練習して いたのが、この屏風岩らしい。あれは廃部になったようだが、こんな垂直の壁 をよくも登る気になるもんだ。 この四季楽園から、表登山ルートで八十八大師や達磨岩を経て、三つ峠駅 へと向かう道が始まる。今回は、木無山から霜山を経て天上山へと、府戸尾根 を下って河口湖畔へ出る。 |
木無山 標高:1732m | 「カチカチ山ロープウェイへ」の道標を頼りに、木無山に向かう。三つ峠登山 口に引き返すハイカーばかりで、このル−トを行くのは私たちだけ。 歩き始めると直ぐに、マツムシソウが現れた。この山は、マツムシソウの メッカらしい。山頂付近に「木無山」と書いたプレートが建っているが、ロープ で囲ってあって、山頂と思しき所へは入れない。「高山植物保護のため、入 るべからず。」と看板が付いている。きっと、山頂はマツムシソウだらけの草原 なのだろう。沢山の高山植物に、ここで出会える。 |
天上山への分岐 | 細い山道を通り抜けると、分岐に出た。ここで、母の白滝と天上山とに分か れる。左の道、天上山へ6.5km2時間10分を進む。道は更に細くなり、草が 覆い被さって足元の道が見え難い。小雨が振り出し、足元が滑る。左右が 尾根だし、所々崩れているし、道は手入れされていない。雨で地盤もしっかり していないので、用心しながら一歩一歩前進。雨が木々で遮られ、レインコー トは必要ない。 |
霜山 標高:1309.7m | 「霜山」の道標に到着。道標から少し上が山頂のようだが、見晴らしが良い 訳ではないし、雨だからパスして下る。 |
研究者? | 人だー! カップルを発見。大学生と思しき男の子がメジャーで植物のサイ ズを測り、女の子が記録している。このルートで初めて、人間と出会う。 |
てんじょうざん 車道・天上山 |
前回、天上山を歩いた時に通った車道に、とうとう出た。ここに出たかった。 車道を渡り、天上山へと尾根道を歩く。「ロープウェイへ」の道標に来た。前は 左の急斜面から、天上山を下って来た。今回は、ロープウェイへと進むことに した。随分と歩いたが、ロープウェイの駅に出ない。山道は登りになり、見渡す と、記憶にある天上山山頂の祠がある。この先の道を下り、天上山展望台へ と向かう。 |
天上山展望台から 河口湖畔へ |
展望台に到着したが、雨のため、ロープウェイは動いていないし、人っ子一 人いない。あの雄大な富士山も見えない。「紫陽花ハイキングコース」を下る。 太宰の碑があるナカバ平も、私たちだけ。更に丸太階段を下り、護国神社 に出た。前回、河口湖駅から来た道の先へと進んでみる。少し行くと、左手 に崖を降りる階段が見える。「河口湖畔へ7分」の道標があるので、この急階 段を恐る恐る降りる。崖に沿って折れ曲がった階段の行く手に、湖が見えた。 右手の建物のガラス戸越しに小母さんが見えたので、日帰り温泉・温泉寺 夢殿への歩き方を聞く。マップをくれて、「歩いて15分位。駅までは、温泉から 歩いて20分。お風呂に入って綺麗になったら、タクシーで行ったら。」と。 |
日帰り温泉 温泉寺・夢殿 |
湖畔を周遊する道を探し、富士レークホテル、交番とポイントを通過。交番 で左折し、交差点の手前に、夢殿を見付けた。ネットで見付けて割引券を コピーして来たので、一人200円ずつ安くなった。 展望サウナや数種の露天風呂を徘徊し、温泉を堪能した後のビールは最高 だった。雨は本降りになっていた。レンコート上下を着込んで、河口湖駅を目 指す。フロントで道を聞いたのに、間違えて右に進み、河口湖大橋に出てしま った。慌てて引き返し、相棒の言う道を走る。17:14発の電車に乗れるでしょ うか? ほろ酔い気分で良かったのに・・・。 |
河口湖駅 | 間に合ったー! 駅で切符を買って、電車に乗り込む。電車はこの時間は 1時間に2本しかないから、乗り損ねたら30分も待つところだった。 |
大月駅 | 特急のホームには人が少ない。電車が雨で遅れているので、先に出る「高 尾行き」に殆どの人が乗った。迷った末、新宿までなら特急の方が早いだろう と、甲斐路122号に乗ることにした。特急料金900円の価値があったかは疑 わしいが、リクライニング・シートで寛げた。 |
新宿駅 | 特急を降りたホームから中央線に出るのに迂回させられて、随分遠回りだっ た。しかし、階段を下りていたら中央線が来たので、直ぐに乗れた。ラッキー! |
東京駅 | 東京駅で駆ける様に、京葉線へと急ぐ。これがまた遠いんだ。歩く歩道も じれったい。デズニーランド帰りの客達が溢れていて、歩き難い。リュックを背 負いながら、エスカレーターを駆け下りた。まだ、電車は入線していない。 座れたー! 終点まで居眠りして行こうっと。 |
《みっふぃーの豆知識》 | ||
植物の葉の付き方: ネットで調べてみました。 HP ”このきなんのき用語解説”より引用させて戴きました。 http://www.ne.jp/asahi/blue/woods/words.html |
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対生 | たいせい | 枝に2枚の葉が対になってつくこと。 |
互生 | ごせい | 枝の両側に1枚ずつ葉が交互につくこと。 |
束生 | そくせい | 枝の先端から複数の葉が束になって生えること。 |
輪生 | りんせい | 枝の1カ所から3枚以上の葉が輪を描くようにつくこと。 |
《みっふぃーのひとり言》 |
天上山ハイクで見掛けたハイカーの道を辿りたいと、三つ峠登山を思いついた。会長さん がおっしゃるには、三つ峠は裏から登るのだと。ネットで調べたら、河口湖駅からバスで 三つ峠登山口に行き、そこが登山口だそうだ。表登山ルートは三つ峠駅から4時間掛かる らしいが、裏ルートなら1時間20分。バスで標高1240mまで行けちゃうので、楽チン。三つ 峠山の最高峰、開運山からは府戸尾根で天上山まで下ることにした。 三つ峠山までの登り道で、レンゲショウマに会えるらしい。木無山は花の宝庫で、マツム シソウのメッカ。沢山の高山植物との出会いが期待出来そう。 生憎の曇天で、富士は拝めそうにない。三つ峠は富士見の最高ポイントなのに・・・。 屏風岩では、ロッククライマーが天気を気にしながら壁を上り下りしていた。こんな天気に 物好きなと思いながら眺めていたが、雨の中を歩き回っているハイカーも物好きか? 府戸尾根を歩く人は無く、みんな三つ峠登山口のマイカーに戻って行ってしまった。 淋しい山歩きとなってしまったが、小雨降る中、静かな山歩きを楽しめた。高山植物も独り 占め? 憧れのレンゲショウマにもやっと会えたし、いつかまた、花達に会いに来たいな。 2004.8.9記 |
多くの花々に出会った後、その名をネットで調べても、中々ヒットしない。山野草、高山 植物にも、ますますハマッテしまう。当分、山歩きは止められないワイ。今日も朝から、花の 名調べで始まった。暢気なみっふぃーの夏休み。 2004.8.11記 |
次回は、屏風岩・八十八大師・達磨岩の表尾根を歩いてみたい。帰りに立ち寄る温泉は、 三つ峠グリーンセンター(http://www.fujigoko.co.jp/nishikatsura/green/ )内に、 「ふれあい館」というのがあるらしい。今日は、地図をやっとUP出来た。 2004.8.12記 |
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