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もときよすみやま
RooT−1     24. 元清澄山 (No.1 金山ダムより)

金山ダムより、
関東ふれあいの道「モミ・ツガの道」を
片道5.5km×2=往復11km歩いて、
元清澄山に登りました。
UP DOWN の 丸太階段の連続!
山道に白い鳥の羽?と思いきや、天然の風車、風媒花がふんわり。


《ハイライト》
綿毛:風媒花@モミ・ツガの道
2003.2.15
椿@モミ・ツガの道
2004.2.15
紅葉@モミツガの道
2004.12.19

登山口へのアクセス:
R24で鴨川有料道路から、三叉路を左側の「金山ダム方面へ」と進む。「金山ダム入り口」の白い看板が道の左手にある。そこが日東バス「金山ダム入り口BS」。一つ先の「清水橋BS」道路脇に駐車スペースを見付けた。
登山口へのアプローチ:
「金山ダム入り口」バス停からアスファルト道を登ると、分岐に「金山城趾」の石碑を発見。右のトンネルをくぐると、分岐に出る。右の2つ目のトンネルをくぐる。目の前に赤い橋が現れ、左手に四阿がある。金山ダムだ。赤い橋を渡り右へと進むと、白い橋に出る。白い橋を渡り、右に進むと、その先に山道が始まる。
登山ルート:
金山ダムBS→石碑:金山城趾→(トンネル)→(トンネル)→赤い橋(金山ダム)
→白い橋(金山橋)→指導標「元清澄山へ」→元清澄山登山口→(右折・丸太階段登り)→ベンチ(VP)→見晴台→黒塚番所跡→(右折・丸太階段登り)→鎖場(5mの岩登り)→(岩の上がVP)→元清澄山山頂(祠・三角点)→(今来た道を戻る)→金山ダムBS
BS: bus stop  (バス停)
VP: viewpoint (ビューポイント)

1. 金山ダムと赤い吊り橋(四阿より) 2003.2.15 2. 金山橋(白い橋) 2004.2.15
3. 金山ダム@ベンチ  2004.2.15 4. 黒塚番所跡 2004.2.15
5. 海@鎖場 2004.12.19
                  ↓島   
6. 石碑「みつ石」 2004.2.15
7. 元清澄山山頂 344m 2003.2.15 8. 元清澄山山頂の祠 2003.2.15

2004.12.19 撮影
水仙@清水橋 スミレ@清水橋
ナナカマドの実@モミツガの道 《アニマル・トレッキング》
2004.2.15
キョン(中国の鹿)の足跡@白い橋 

2003.2.15 2004.2.15 2004.12.19
着時間 地点 備考 発時間 区間距離 区間距離 総距離 着時間 発時間 区間時間 総時間
道の駅・ふれあいパーク君津 WC 8:45 8:00着
鴨川有料道路 200円 8:06
清水橋BS 10:15 8:53 5分 2時間
 30分
8:10着
8:25発
10:20 金山ダム入り口BS 看板「金山ダム入口」 0.7km 4.2km 5.5km 8:58 7分
10:30 金山ダム 四阿 0.7km 9:05 9:08 15分
赤い吊り橋
10:43 金山橋 白い橋 2.8km 9:15 9:20
10.45 指導標:元清澄山へ 9:18
元清澄山・登山口 丸太階段が始まる 9:20 10分
10:57 ベンチ (休憩)ビューポイント
金山ダムが見える
11:07 9:30 9:35 70分
11:17 左手に見晴らし台 9:45
12:10 黒塚番所跡 1.3km 1.3km 10:40 15分
鎖場 10:55 30分
12:55 元清澄山山頂 (弁当) 13:30 5.5km 11:23 12:15 25分 2時間
 32分
11:00着
11:50発
(弁当)
鎖場の上 ビューポイント(海が見える。) 12:40 15分
14:10 黒塚番所跡 綿毛 12:55 70分
15:05 ベンチ (休憩) 14:03 20分 13:40着
13:45発
15:13 指導標:元清澄山へ 14:23 17分
15:37 金山ダム入り口BS 14:40 7分
15:45 清水橋BS 14:47 14:53 14:25着
14:30発
道の駅・ふれあいパーク君津 WC 15:00
鴨川有料道路
TG
200円 14:35
房総
スカイラインTG
410円 14:50

2003.2.15記
車をどこに停めようか?
 金山ダムの四阿の前に2〜3台は駐車可能。余程早く行かないと、釣りの先客で満車。また、「金山ダム入り口」の看板から先は道が細く車のすれ違いが難しいので、下のバス道路脇にスペースを見付けて停めた。
金山ダム入り口バス停
 道路脇に白い看板「金山ダム入口」を発見。ここからアスファルト道を登る。
石碑:金山城趾
 トンネルを発見。道は分岐していて、真ん中に「金山城趾」と彫った石碑が立っている。その右のトンネルへと進む。
2つ目のトンネル
 またまた、トンネルを発見。左が工事中で進入禁止となっている。トンネルの中を進むと、目の前に赤い橋が現れた。
金山ダム
 トンネルを抜けた左側に四阿がある。赤い橋は吊り橋で、そこを渡ってから、右の方へ進む。
金山橋
 しばらく砂利道を歩くと、白い橋が現れた。これを渡り、右手へと進む。右側眼下に金山ダムがあり、釣り人が1人、二人。
山道の始まり
 砂利道の先に、細い登りの山道が始まっている。登山道だ。道にはまだ、車の轍が残っている。軽くらいしか通れそうもない。
指導標:ホントの登山口
 道の右脇に、「元清澄山へ」の標識を見付けた。いよいよ、元清澄山の登山口だ。丸太階段が続いている。それを登って行く。
ベンチ
 丸太階段の連続で疲れた頃に、左手にベンチが一つ。左手の眼下に金山ダムが見える。ビューポイントだ。今日のダムは水位が低く、路肩が露出している。
見晴台?
 ルートの左に、小高い丘がある。登ってみると、木々が無い部分があり、周りが少し見渡せる。しかし、先ほどのベンチのような見晴らしではないので、わざわざ寄り道するほどの事は無かった。元のルートに戻って、尾根道を進む。
黒塚番所跡
 やっと、「黒塚番所跡」の標識を発見。分岐だ。左は、「ロングハイキングコース」、右の「元清澄山」を進む。
丸太階段の連続
 味気ないコンクリート製の丸太階段を登ったり下りたりの繰り返し。突然、男性の話し声が聞こえる。「ワー!」と言った歓声まで。右手の下がゴルフ場で、カートやプレイするゴルファーの姿が眼下に。
鎖場
 尾根道を進むと、岩場に鎖が下がっている。高さ5メートル位か。ま、鎖無しでも登れそうだが、軍手をはめて鎖に捕まり、岩と木の根を見ながら足場を確保して登る。簡単だ。
元清澄山山頂
 0.1kmごとに丁寧すぎるほど、案内標識がある。山頂まであと0.7kmまで来た。崖崩れが修復されている。長い丸太階段を2セット越えると、元清澄山山頂。テーブルとベンチが一組あり、祠が祀られている。山頂の周りは木々で覆われていて、見晴らしは良くない。
元来た道を振り出しに
 山頂でお弁当を食べて、元来た道を金山ダム入り口BSまで戻ろう。
ベンチ
 時間短縮のため、尾根道を急ピッチで進んだので疲れた。見晴らしの良いベンチで小休止。
喉が渇いたー!
 汗をかなりかいたので、やたらと喉が渇いた。山頂で全ての飲み物を飲み切ってしまったので、金山ダム入り口BS脇で自販機を発見し、コーラを一口飲んだ時には生き返った。

《みっふぃーのひとり言》
 三週間ぶりに歩いた。笠森観音の遊歩道以上のアップダウン。珍しく脹ら脛が痛い。冬は余り汗をかかないのに、今日は髪の毛から汗が滴り落ちる程に、汗をかいてしまった。ホットコーヒーと熱い緑茶をすっかり飲み干してしまった。これからのシーズンは、ペットボトルのスポーツドリンクを持参しなきゃ。千葉の山、どうせ300m位だと侮っていたのが間違いだった。健脚向きの山だった。
 山頂では先客がコッフェルで湯を沸かして、ラーメンをすすり、コーヒーをドリップしてた。やっぱ、コッフェル、いいなー!みっふぃーもそろそろ買おっかな。 それから、この山には、トイレが無い。R24沿いの道の駅「ふれあいパークきみつ」にWCがあるので、そこに立ち寄ってから行くことをお薦めしちゃう。
 山頂で男性が2人、三石山方面からやって来た。コッフェルのハイカーが声を掛けているのが耳に入る。「三石山に出て久留里に行きたかったけど、崖崩れで進めないので戻って来た。」と。山と渓谷社の分県登山ガイド『千葉県の山』によると、元清澄山山頂から先へは、三石山方面と清澄寺方面とに進めることになっている。どうも直ぐ先に崖崩れがあって、三石山との中間地点の地蔵峠なんて行けないらしい。今回もこの本を参考にしながら歩いたので大変役に立ったけど、資料が古くて崖崩れがあったりして進めない場合もある。内容の見直しを検討してね。
 今回一番印象に残ったのは、"綿毛”。綿毛って言うと、タンポポのを思い出すけど、山道の途中で見付けたのは、鳥の羽?って思うほどに、大きくて真っ白でピカピカ光ってフワフワしてた。手のひらに載せてフーッと息を吹きかけると、羽子板の羽みたいにクルクルと回転しながら飛んで行った。毛の長さが3cm位あったから、何の種だったのかな? ネットで調べたら、見かけは”トウワタ”の綿毛に近かったけど、ホントに何の綿毛だったのかなー? 周りを見回して探したけど、2つしか見つからなかった。また、珍しい物に出会っちゃった。2003.2.15
白い橋を渡ったら、道の泥濘(ぬかるみ)に、二本爪の動物の足跡を見付けた。動物園から逃げ出して野生化したと言われている中国の鹿、キョンだろう。
 一年ぶりの元清澄。どういう訳か、偶然にも昨年と同じ月・同じ日になってしまった。登山口で相棒が竹の杖を2本、見付けた。1本をみっふぃー用に頂いた。ただ、杖だけでなく、ゴミも置いて行った人がいるので、登山マナーを疑う。こういう低山には、自然を愛するナチュラリストばかりが来る訳ではないのだろう。残念なことだ。
 登山口からわずか10分の登りで、尾根上に出る。千葉県の山は300m級だから、普通は、ここだけ頑張れば良いのだ。ベンチからの眺め、今日の金山湖は水位が多く、青く澄んで美しい。右手にさっき通った白い金山橋が見える。まさに、ビューポイントだ。 これからが、丸太階段のアップ・ダウンの始まりだ。
 黒塚番所跡の左への山道は、”鍋石方面”との立て札があるが、「途中に私有地があるので通れない。」と書いてある。右への”元清澄山方面”を目指そう。
 腐葉土の柔らかい尾根道を歩いていると、眼下にゴルフ場が一望出来、カートやプレイヤーの姿が散見される。これに続く、丸太階段のアップ・ダウンを繰り返していると、鎖場に到着した。竹の杖を置いて軍手をはめ、両手で金属の鎖をしっかり握って、岩場を登る。岩の上で右方を眺めると、海が見え、島が一つ浮かんでいる。ここもビューポイントだ。前回は鎖場にばかり気が行っていたので、ビューポイントには気付かなかった。
 山頂に着くと同時に、向こうの清澄(黒門)方面からの登山者が、カップルでやって来た。みっふぃーの後からも、一人のハイカーがやって来た。まだ寒いのに、山好きは歩いていた。山頂のベンチで、件のalpotで湯を沸かし、カップ麺とカップ汁粉で昼食。ポットで持参したホットコーヒーと緑茶も美味しい。このところ、この昼食が山の楽しみだ。食べ物には、他にどんなバリエーションがあるかな?
 帰りの山道で、追い付いて来たさっきのハイカーが、四角い石の写真を撮っている。良く見ると石碑で、「みつ石」の文字が見える。「この道は、昔、君津と三石の通り道だったんですよ。」との説明をしてくれた。この石碑には、気付かなかったなー。
 足早に通り過ぎたハイカーを追って、私達も足早に下山を急いだ。つもりが、相棒が途中の山道で、またも、風媒花を見付けたり、山道に椿の赤い花びらを見付けて、咲いている椿を探したりしていたら遅くなっちゃった。綿毛はクルクルと回って、木々の間を飛んで行った。デジカメで撮ろうとしたけれど、間に合わなかった。その後は、ひたすらベンチを目指した。ベンチで金山湖を眺めながら、伊予柑を食べて一休み。その後も、早足で車まで急いだ。今日も楽しい山歩きだった。いい汗掻いて、心が洗われた気分! ルンルン。 2004.2.15
金山ダムは放水してしまったので釣り人は居ず、誰とも出会わない。元清澄山頂で、たった一人男性ハイカーが黒門側からやって来て、直ぐに引き返して行ってしまった。テーブルの上にアルポットを置いて湯を沸かし、緑のタヌキとCup Noodle を食した後、カップ汁粉に舌鼓。山頂は風が強くて寒いので、Hot Coffee などの暖かいものが嬉しい。こんなお食事でも自然の中で頂くと、至福の時を得た気がする。往路は久々の丸太の登りの連続で足取りが重い。山頂かと思ったら、その先にまだ山が見えてメゲタ。復路は丸太階段でも下りが多いので、ルンルン気分。最後のベンチから金山ダムを見下ろすと、水は一筋になっていて周りの崖が露出していて、痛々しい。
 アクセスの道路で、マイカーの前を、猿が一匹横切って行った。山歩き中も、今日は猿のきょう声を何度か聞いた。曇りの所為だろう。アプローチの道端には、スミレや水仙が咲き、12月なのに既に春の訪れを感じた。モミツガの道には、椿もちらほら。ナナカマドの赤い実も見〜付けた〜! 2004.12.19


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