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                            たかごやま
                  16. 高宕山・お茶立て場・白い崖のテラス

高宕山 315m 白い崖のテラス
      ↑
赤いのが、高宕観音の屋根
                ↑
          真ん中の山が高宕山
(白い崖のテラスの手前で、モミの木手前のビューポイントにて撮影 2002.8.10)         
非推薦コース
「白い崖のテラスを見よう! 高宕山自然動物園側から高宕山の岩峰を見てみたい!」
白い崖のテラスまでは、なんとか行けましたが、登山道の整備が悪く、登山経験者と同伴
でないと、道に迷いやすい。崖崩れがひどく、このルートでは進めず、郡界尾根手前で引き
返しました。


登山口へのアクセス:  R410より植畑上郷でR88へ、
「高宕山自然動物園」の案内標示(道の左手)で、左折。
高宕山自然動物園の駐車場に駐車。
登山口よりのアプローチ:  高宕山自然動物園P→野鳥の森→堰(溜め池)→水場
→宇籐木分岐→二俣分岐→白い崖のテラス→お茶立て場
→崖崩れ→引き返す
登山ルート:


高宕山自然動物園P 10:25発
10:30着 野鳥の森 P・WC 10:35発
集落 (Y字路・左へ)
10:45 高宕山登山口 「高宕山」案内板(左折)
堰(溜め池)
水場 (右へ)
石柱「天然記念物」 (左手にあり)
石柱「文化財保護委員会」 (右手にあり)
ビューポイント・モミの木 (左手で一望出来る。)
宇籐木分岐 「高宕山」案内板
どうだん山の会(左へ)
二俣分岐 (右へ)
白い崖のテラス
お茶立て場 「水源かん養保安林」
千葉営林署の白い看板
三叉路(左へ)
13:10着 [弁当] 13:20発
崖崩れ(岩場) この先が郡界尾根のはず
(道が途絶え、引き返す)
高宕山自然動物園P 16:05着
竹藪でボールペンを落としたために、コースタイムを詳しく記録出来なかった。


車をどこに止めようか?
Pからどう行くの?
 高宕山自然動物園Pにマイカーを駐車した。高宕山自然動
物園入り口の方へ石段を登ってみたが、橋が見つからない。
おばあさんが歩いて来たので高宕山を聞くと、「手前に戻って
橋の右の道を行く。」と教えて下さった。さっき、車で通った橋
だ。ちなみに動物園の入場料は、大人300円、子ども100円
だった。 参考書、山渓の「千葉県の山」の文章だけが、手が
かり。
野鳥の森  次のポイント「野鳥の森」は、まず、駐車場を発見した。車は
ここまで来て停めるべきだった。Y字路の左側に案内板があ
った。左の道を進むと、「野鳥の森入り口」が右手にある。
 親子ずれに出会い、高宕山への登山口を聞いた。「崖崩れ
があって行けないから、三島湖から行った方がいいですよ。」
とのこと。それでも、親切に登山口を教えて下さった。先に、
堰があり、そこが登山口。」と。野鳥の森の横道を進むと、集
落が現れた。またも、Y字路だ。右は民家の駐車場に行き着
いたので、戻って左の道を進む。
水道のブロック・堰  道の左手の田圃の中に、1m四方のブロック囲いをした物が
見つかった。「高宕山」の案内板が足元にある。左折して、畦
道を進むと、右手に溜め池が見えた。溜め池の左脇の道が
登山口だ。 
水場  少し歩くと、足元が落ち葉と泥で深くぬかるんでいて、突き当
りの岩から水がしみ出ている。水場らしい。しかし、飲めるの
かな? その左手に、笹の葉を敷き詰めた太い道が見える。
でも、これが迷子の元だった。右手の岩場を登って行くルート
が正解。つまり、ここでは、右の方へ進むべきだった。ここで
左の太い道を進んだために、道は突然無くなり、竹藪で迷子
になった。腕に擦り傷が何本も出来るし、ボールペンは落とす
し、散々な目に遭った。この道は、山里の人がタケノコ取りに
使う道らしい。後で戻れるように、枝を折りながら目印を残し
て竹藪を分け入り、登山道を探した。ここで随分と時間をロス
してしまった。
登山道発見!  竹藪に分け入りながら、やっとちゃんとした登山道に出た。
上りの方へ進む。道が分岐になる時は、目印に木の枝を数
本折り曲げた。これは、帰りの下山に役立った。まるで、ヘン
ゼルとグレーテルになった気分。ギャングエイジの頃、神社の
藪や野原で遊んだ経験が今になって役立つとは? 人間、な
んでもしておくもんだねー。
道は合っているのかな?  間違ったルートでは?と心配しながら、歩いて行く。最近、誰
も通った様子が無く、蜘蛛の巣だらけ。枝で綿飴のように蜘
蛛の巣を巻き取りながら進む。
石柱  「天然記念物」と刻んである高さ50cm程の石柱を道の脇に
発見し、ルートが正しいことが確認できてやっと一安心。その
まま進むと、「文化財保護委員会」の石柱も発見。
モミの木  道の左側に視界が開けた。ふと右手を見ると、案の定、大き
なモミの木がそびえている。ビューポイントだ。高宕観音の赤
い屋根が見える。その右手に、高宕山の岩峰が・・・。
とうとう、山頂の下の岩肌を見ることが出来た。
宇籐木分岐  分岐に出た。どうだん山の会の「高宕山」案内板があり、矢
印が左を指している。今来た道は細いので、帰りに道に迷わ
ないように、そちら側の木の枝を折って目印を付けた。
二俣分岐  また、分岐に出た。本の通り、右へ進む。
白い崖のテラス  白い大きな岩に出会う。本日のハイライト、白い崖のテラス
らしい。岩を廻り込んで進む。
お茶立て場  左手に千葉営林署の白い大きな看板が目に止まる。お茶
立て場らしい。道は三叉路で、案内板がある。今来た道は
「三郡山」となっていた。もう一方は、「ロマンの森」、左の「高
宕山」へ進む。
お弁当だー!  歩くこと2時間半、一回も休憩を取ってない。歩きながら水
分補給はして来たが、やはり疲れた。お腹も空いた。尾根道
だから、足2本が通れる位の細い道ばかりなので、日陰で腰
掛けられるスペースを見付けて、お弁当にした。
崖崩れ この先、木が横倒しになっていたり、ちょっと崖が壊れていた
りしている。でも、何とか迂回して進んで行く。しかし、とうと
う、大きな岩の下が崩れていて、迂回出来そうもない。その
3〜4メートル先には、道が続いているのにー!
 たぶん、このちょっと先が郡界尾根だろう。命には代えられ
ないので、諦めて引き返す事にした。登山口を教えて下さっ
たおじさんが言っていたのが、ここの崖崩れだったのでしょう
ヘンゼルは安心!  下山は木を折った目印があるので、安心してスムーズに帰
路を選べた。上りで迷子になった竹藪に入ることもなく、登山
道で水場に出た。ここまで来れば、堰(溜め池)もあと少しだ。
左手に堰の青い水面が見えた。
高宕山自然動物園P 振り出しに戻れた。


《みっふぃーのひとり言》  今回のルートは、最近、人っ子一人通った事がないようだ
った。初めて高宕山に登った時に出会った”バンダナおじさ
ん”が教えて下さったルートで、「人はあまり通らないよ。」と
は聞いていたんだけど、本当にその通り、標高が低いのに
深山に入り込んだ気分を味わえた。
 崖崩れも親子ずれのおじさんに聞いていたので、そこまで
行って戻って来ればいいと考えていた。 いつもの側からと
は違った高宕山の岩峰を目にすることが出来れば上出来。
それは叶った。高宕山は、やはり、岩峰だった。
 山道は木が多く日陰の中を歩くし、風も吹いて心地よく、暑
い夏の日中なのに快適。それに、尾根道だから起伏もなく、
楽。ただし、このルートは高宕山までの距離が長いので、同
じルートを行って戻るのはお薦め出来ない。特に、崖崩れが
あって通り抜け出来ないので、止めた方が良いと言いたい。
 このルートは、案内板が少な過ぎる。迷子になるのも当た
り前。崖崩れのことも考えると、登山道が整備される可能性
は無いだろう。将来、通行禁止になる可能性の方が多いの
かも?だから、非推薦ルートとした。
 しかし、「白い崖のテラス」を見たいという方は、このルート
以外ないのかも?逆コースからは、崖崩れのため来られな
いから。みっふぃーは、ネーミングに惹かれて憧れた白いテ
ラスの前を歩くことが出来てうれしい! しっかし、やっぱこ
こまで遠いーなー!それに、いろいろと怖かったー!もう、
二度と行かないよ!このルートは。高宕山は、奥畑から入る
のがポピュラーで、一番楽に登れるのだろう。みっふぃーは、
RooT-1の11.で紹介した石射太郎のルートを推薦したい。

参考ページ RooT-1-11.高宕山RooT-1-13.高宕・大滝コース

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